成都での一泊目は高速鉄道成都南駅からのアクセスが良いJWマリオット成都（成都茂業JW万豪酒店／JW Marriott Chengdu Hotel）に泊まることに。成都にはルネッサンス・マリオット・リッツカールトンと他にも3か所のマリオット系列ホテルがあって迷ったけど、最終的には成都南駅からのアクセスと、同僚からのレコメンドが決め手となりJWマリオットを選定した。リッツカールトンはプラチナ会員でもラウンジアクセスが付かないのがなあ。
地下鉄1号線・2号線が乗り入れる天府広場駅が最寄り駅。D出口から出て、左右両脇に立ち並ぶ高層ビルに挟まれた東御街を400メートルほど真っ直ぐ東へと進むと、左手にこれまた高い建物のJWマリオット成都が見えてくる。
東御街の突当り左手に建つ立派な高層ビル。ヤクザもんみたいなブラックスーツをパリッと着こなした強面ポーターが無線で何やら話しながらキビキビと動いてる。「〇〇様が今から出るからタクシーを用意して」みたいな指示をフロントから受けているようだったが、組織の上席から暗殺指令を受け動いているようにしか見えなかった。
強いて言うなら習近平似の不愛想で厳ついポーターに護衛されながら入館する。
ゴールデンでエレガントなグランドフロアには小さなカフェとコンシェルジェくらいしかなく、チェックインは8階のロビーフロアにエレベーターで上がる必要がある。この辺、入館する際に教えてくれても良いと思うのだが…
8階のロビーフロアも上品なゴールドを基調としたゴージャスな内装。2016年末に開業したばっかりのおニューなホテルなもんで、右も左も上も下もピッカピカだ。スタッフも新人揃いで不慣れではあるんだけど、不慣れな柄にも頑張ろうとする姿勢は見えて好印象。
ゴールデンなエレベーターで19階のマイルームへ。
部屋：エグゼクティブルーム
モダンエレガントなテイストで纏まった快適な部屋。エグゼクティブルームは造り自体はデラックスルームと同じだが、エグゼルーム宿泊客は28階のエグゼクティブラウンジで朝食やらイブニングカクテルやらといったサービスを享受することができる。
ミニバーの価格は、ハイネケン330mlが45元、コーラやセブンアップが28元。エグゼクティブルームに泊まる場合、これらの飲み物をラウンジで心行くまで飲み倒すことが出来る。勿論、マリオットプラチナの皆様は最安値部屋の予約でもラウンジアクセスが付いてきます。
ウェルカムフルーツはキウィ・リュウガン・グレープなんかも用意されていてバラエティが豊富。リンゴだけを3個も用意してくれる工夫のないどこぞやのホテルは見習ってほしいところ。
水周りもピッカピカ。引き戸を開ければ寝室と浴室が一体化するスタイルは最新のマリオットンのトレンドなんだろう。
エグゼクティブラウンジ
夜は28階のエグゼクティブラウンジへ。これまたウッディでお洒落な空間だわ。
プラチナ特典・エグゼクティブルーム特典
ラウンジでのチェックイン・チェックアウト
1滞在につき2pcsのアイロンサービス
ラウンジのミーティングルームの利用が2時間まで無料
10階のプールとフィットネスの利用が無料
ラウンジでのソフトドリンク・スナックサービス：終日
ラウンジでの朝食：06:00-10:30
ラウンジでのアフタヌーンティ：15:00-17:00
ラウンジでのオードブル：17:30-19:30
ラウンジでのカクテルアワー：17:30-21:30
イブニングカクテル
簡単な揚げ物やジャンクフードだけでなく、野菜系も多くバランスのとれた内容のホットミール。容器が空になったら直ぐに補充が入るし、ゆっくり落ち着いた雰囲気で食事を楽しむことができる。
流石は成都のホテル、饅頭がパンダw。
もちろん、御当地の辛～い四川料理も用意されている。イブニングカクテルで郷土料理を出してくれるラウンジってポイント高いわ。
ヌードルバーでは四川臊子面と紅焼牛肉面という二種類の本格麺料理も用意されている。臊子面は陝西省を旅行した時にも見かけたけれど、黒酢と唐辛子粉をガンガン入れたドス黒赤いスープが人を寄せ付けないただモノならぬ雰囲気を醸し出してたので敬遠した。そのことをラウンジのシェフに伝えたところ、四川の臊子面は胡麻風味を効かせてるのでもう少しマイルドですよと説明を受けたけど…イマイチ挑戦する気になれず、無難に紅焼牛肉面をお願いした。
いやー、面は想像してたより本格的だったし、大満足の内容。
ドリンクも充実してたし、ここのカクテルアワーはお勧めできる。SPG系列のホテルと違って21:30までお酒が供されてるので、外で観光してからでも間に合いますし。
周辺環境
成都のど真ん中・天府広場まで僅か400メートル。徒歩圏内に成都博物館・繁華街の春熙路・多数のショッピングモールがあり便利。地下鉄だけでなく、主要路線のバス停も徒歩で数分の距離にあり、観光の拠点にも適してる。この日はちょうど労働節だったことから、「熱烈慶祝“五一”国際労働節」労働者同志諸君、労働祭万歳と毛沢東氏の像がいつもにも増して輝いているように見えた。
朝食
朝食はラウンジではなくロビーフロアの朝食会場で。ミール一種類一種類の水準も高く、フレッシュジュースの種類も多し。
プール
プールとジムは今回は靴も水着も用意してなかったので利用せず。
中国内需市場の需要を取り込むべくホテルラッシュの続く中国大陸。中には世界水準での五つ星ホテルには到底届かない自称五つ星なんてホテルもあるけれど、ここJWマリオット成都は流石にJWだけあって快適な滞在を楽しめた。ラウンジの夕食がイケてるのでマリオットプラチナ会員にもお勧めだし、成都の見所をパパッと見て回るにも便利な立地なんで、日中は出ずっぱりで市内観光したいけど、宿泊先の質も妥協したくない！という方にも良いでしょう。
【JWマリオット成都／成都茂業JW万豪酒店】
Booking.com
ウェブサイト：http://www.marriott.com/hotels/travel/ctumj-jw-marriott-hotel-chengdu/
住所：成都綿江区東御街19号
電話：+86 181 6001 3516
マリオットカテゴリー：3
Booking.com
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