搭乗記 エミレーツの地中海横断フライト マルタ→キプロス

みんな大好き以遠権フライト!本日はエミレーツの地中海横断便でマルタ島からキプロス島へと移動します。

キプロスまでは意外と遠くて1,050マイル。羽田→沖縄より距離があるこの地中海横断区間ですが、なぜかエミレーツがデイリーで飛ばしてくれています。キプロス・マルタそれぞれ単体でドバイと結んでも需要が不十分なんでセットにしてるんだろうけど、夏の観光ハイシーズンならまだしも、オフシーズンまでデイリーで飛ばすのは男気溢れすぎ。 富裕層の租税回避マン御用達ルートで意外と儲かるみたいな裏ネタがあるのだろうか。

案の定フライトはガラガラのようで、2日前のwebチェックイン時に座席指定されていたのは僅か5席のみという状況でした。フライトがキャンセルにならないか本当に冷や冷やしましたよ。

マルタ島の大地に堂々と駐機するエミレーツ航空B777-300ER。マルタ島からの乗客は若手ビジネスマン風の男30人そこらといったところですが、キプロスで多くの乗客を拾えるのでしょうか。

F無し2クラス運用のB773ERで400人超を詰め込める大型機ですが、1列に1人も座ってないくらいの搭乗率でエコフラットし放題。初めてEKエコに乗りましたが、席の傾斜角だけでいったらCXのリージョPYより倒れたかもってくらいでしたし、普通に良かったですね。

試しに後方のコンパートメントも覗いてみたけどスッカスカの空気輸送状態。貨物需要もそこまであると思えんし、本当にこんなんデイリーで飛ばして大丈夫なんだろうか…

機内誌を見たら他にも以遠権でマレ⇔コロンボなんかも飛ばしてるみたいなんで、UAEの人たちってビーチリゾート大好きだったりするんかね。

機内食はゲロ不味い手抜きメニューでしたが、まぁこの搭乗率で飛んでくれただけ有難いと思いましょう。

通常のEKビジネスクラスより乗客一人当たりに付くキャビンアテンダントの数が多かったんじゃね?ってくらいの贅沢なフライト、ありがとうございました!

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