タイ国際航空 B777-300(77R) ビジネスクラス搭乗記 バンコク⇒香港

この日はタイ国際航空便にてバンコクから香港へと移動。エバー航空のギランギランしたクラブみたいなラウンジを満喫し倒してから出発ゲートへと向かう。


ゲートの案内を見て気付いたのだが、今回乗るTG628便は香港を経由して韓国まで行くらしい。香港以遠にも飛ぶとは知らなかったんで、間違ってソウル行きの便を取ってしまったかと一瞬焦ったわ。確かにバンコク⇒香港便にしては韓国人の割合が多いっちゃ多い。というか大半が韓国人。ビジネスマンだけではなく旅行者とみられるラフな格好をした韓国人の若者も結構いるが、タイのTシャツとかに何気なく描かれた旭日旗風の柄を見て韓国人排除政策だ!!とヒステリックに騒ぎたてるような輩がいなくて助かった。

ひだり みぎ
搭乗はゲートからバスで。沖止め機材への搭乗は間近で飛行機を拝めて良い面もあるけれど、くっそ暑かったり雨降ったりする日はほんと勘弁して頂きたい。優先搭乗をビジネスクラスの特典として謳っている以上、せめてホームのバンコクから出発する時くらいはビジネスクラス専用のバスを出してくれないものかね。優先搭乗ってバスへの優先搭乗のことを指してる訳じゃないんだろうから。


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機内に乗り込んでみると、中距離フライト用B777-300のがっかりシートが待っていた。座席も草臥れてるし、配列も2-3-2でシート幅はプレエコ並み。これでもまぁ空いてて隣席がいなければ全然オーケーなんですけどね。この日は韓国行きということもあってかコリアンビジネスマンと白人様でド満席ときた。

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足元のスペースは広々し過ぎというくらい広々してるけど。こんなに離れてちゃ逆にシートポケットに手が届かなくて不便じゃないか?ダルシムみたいに手が自由自在に伸びれば良いんだろうけど。



ワシの窓側席は広すぎず狭すぎず、ちょうど良い感じに足元スペースにゆとりがある。

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ただ、ちょうどシート横には窓が無いので、窓の外の景色を見る為にはちょっと前に身を乗り出す必要が。B773の16列目の窓側席、要注意です。

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紫の世界。色使いは好きなんですけどね。やっぱり数世代前の機材となると座席の快適性という面ではちょっと…

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ド満席の為に客室乗務員さんの対応にも余裕がなく…慌ただしくサーブされたヴーヴ・クリコをパパパッと飲み干して間もなく離陸。

食事も凄く慌ただしかった。パパパッと配膳されて、じっくりと味わう間もなくパパパッと食べパパパッと回収されていった。

メインはまたしても失敗。ラウンジでカレーを食べたのでタイカレーの選択肢を避けてしまったのだが、やっぱりTG利用時は大人しくタイ料理を選ぶのが唯一の正解だな。


デザートは竜眼入りのカラフル寒天。こいつはツルっと食べれて美味かった。


なんかあまり印象に残らないフライトだったな。とりあえずTGのB773(77R)はハズレ機材ということで。

やっぱり香港⇔バンコクの移動はエミレーツがナンバーワンっすわ。


タイ国際航空 B777-300ER ビジネスクラス搭乗記 香港⇒バンコク

この日は珍しくスターアライアンス系の航空会社を利用、タイ国際航空にて香港からバンコクへと移動する。

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香港国際空港第2ターミナルのタイ国際航空チェックインカウンター、なんかやけに賑わってるなーと思ったら、テレビキャスター風の人が撮影してた。もしかしたらただの名もないユーチューバーかもしれないけど、ビジネスクラス用のチェックインカウンターを占拠した状態で撮り直しまくってて、とりあえず自分にとっちゃ邪魔でしかなかった。 カメラマンとか撮影に集中し過ぎで周りが一切見えてなくて、他の人の足を踏んだり荷物を蹴飛ばしても気が付かないんすよねw ちょっ、お前、踏んでる踏んでるって言ったら漸く足元の私の鞄の存在に気付くけど、ちらっと見ただけで謝りもせずに撮影に戻るという。一流のスポーツ選手は極限まで集中力を高めた際に、競技に没頭して他の思考や感情の一切を忘れてしまうほどの所謂“ゾーン”という神の領域に入ることがあるというが、このカメラマンも“ゾーン”に入ってたんだと思う。周囲の雑音や雑念に心乱されることなく一心不乱にただただ被写体一点に集中して撮影を続けるカメラマンゾーン。きっと、渾身の作品が出来上がったことでしょう。


自分も撮影現場の直ぐ隣にいてスタンバってたんだけどなぁ。ただのおっさんである私には出演オファーが来るはずもなく、航空券を手にして直ぐイミグレへ。すると、途中でヒジャブババアに人気の両替商を発見。

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重慶マンションでも見つからなかったのに…オマーンレアルを取り扱う両替商が香港にもあったのな。基本的には現地で両替した方がレートは良さそうだが、ネパールやフィジー、イスラエル、ヨルダン、モロッコ、ブルネイ、モーリシャス、チェコ、スウェーデンといった国々のマイナー通貨も両替可能ということで驚いた。

タイ国際空港 ビジネスクラスラウンジ

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今回は特に土産も用意する必要もなかったので、制限エリアに入るなりカラフルなTGラウンジへと直行する。赤、青、緑、黄色のチェアはバンコクのタクシーでも表現しているのだろうか、カラフル過ぎていつもちょっと戸惑ってしまう。

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ミールはサラダからカレーやラープといったタイ料理まで幅広く供される。朝食タイムは卵料理にベーコンやソーセージといった平凡な内容だったかと思うが、ランチの時間帯は飛行機に乗る前からタイ気分にさせてくれるような料理を揃えてくれている。


自分が辛さに弱いということもあるけれど、ラープもカレーも結構ガチで辛め。発汗作用が良すぎて汗だくになってしまう。

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ドリンクも充実。不健康にもドイツの黒ビールで失った体内の水分を補給⇒トイレ⇒ビールの不健全自堕落サイクルを繰り返す。土曜日なんで、昼間っから飲むことに対する背徳感はありません。


ノンアルコールのドリンクもそれなりに充実していて、リンゴ・オレンジジュース、茶、コーヒー、コーラー、スプライト、炭酸水、豆乳等々が置かれているが、辛いものにはやっぱりビール。ついついグビグビいっちゃいます。


〆はマンゴーとココナッツのアイス。熱を帯びた体を一気に冷やしてからゲートへと向かいます。

フライト:タイ国際航空 香港⇒バンコク ビジネスクラス


久しぶりのタイ国際航空、機材はB777-300ERとなった。前回と同様にライフラットシートのB777-300かと思っていたので搭乗前からテンションアップ。


前回の香港⇒バンコク移動ではB777-300だった。


TG公式ウェブサイトから拝借したB773ERのこちらがB777-300ERのシートマップ。長距離の移動にも耐え得るよう、1-2-1配列のスタッガードタイプになっている。


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窓側席が埋まっていたので、真ん中通路側のD席を指定。シート自体は草臥れた感じが否めないが、シート幅は20インチ、シートピッチは87インチと広々。短足の自分には無用の長物だが、ピッチは最新機体のA380やA350より広いんすね。

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こちらは真ん中席E・Fのカップルシート。これまた随分と座席間の距離が近い。


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同じ真ん中でも、D・G席は隣席との距離が十分に確保されている。ソロ利用ならE・F席は全力で避けましょう。

自分のシートに着席すると、既におもてなしが始まっていたようで、日本語の新聞がプリセットされていた。そして、「こんにちはー」とたどたどしくも日本語で声をかけてくれる客室乗務員さんがやってきたのだが、彼女が着こなす金の艶やかな民族衣装が眩いくらいにえらく輝いてみえる。やっぱりたまーに日系以外の航空会社を利用すると全てが新鮮に感じられるというか。良いもんすね。

TGのコーポレートカラーに合わせた爽やかなカクテルを頂いてから離陸。シート自体は古いとはいえ、腐ってもビジネスクラス。隣を気にせずゆったりとできるのはありがたい。

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離陸後、水平飛行になるなり直ぐにスナックとドリンクサービスが開始される。シャンパンはヴーヴ クリコとカナール デュシェーヌのロゼの2種類だった。


メインのミールは「タイ料理:Chicken in Yellow Curry」「西洋料理:Braised Pork and Mushroom」「中華料理:Braised Chicken in Black Bean Sauce」の三択で、西洋料理を選択。ちょっと濃くてしつこすぎる味付けで残念ハズレ賞だった。中華にするべきだったか。


デザートもゲロ甘いアメリカンスタイル。

香港-バンコク間の距離は1,727マイルであり、飛行時間にすると2時間余り。食べてちょっと寝てればあっという間にバンコク到着です。金曜夜発の便もあるし、香港からなら週末弾丸旅行なんかもやろうと思えば余裕でできちゃいますね。

タイ国際航空 B747-400 ビジネスクラスアッパーデッキ 搭乗記

TG404でシンガポールからバンコクに飛び、ジャンボF席の余韻に浸る間もなくすぐさま香港行きのTG606へとお乗継。


ちょこっとだけ乗継便の搭乗開始まで時間があったので、ゲート近くのロイヤルシルクラウンジに寄ってみることに。

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スタイリッシュなデザインのラウンジで、ホットミールもそこそこ充実していたが、ここではフルーツとパイナップルジュースだけパパッと頂いてゲートへと向かう。


機材は予定通りのジャンボということだけあって、ゲートは搭乗を待つ乗客の皆様方でびっしり。そして、何故だか長蛇の行列を成す沢山の車椅子に乗られた方々。軽く20人はいたんじゃないかな。

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先ずは車椅子に乗られた方々が続々と機内へと進み、C席・上級会員の優先搭乗が開始されたのは搭乗開始時刻から15分後。機内へと入り、エコノミークラス席の前に設けられた階段で魅惑の二階部分へと上がる。どうやら今回はビーサン・短パン姿のラフなアジア人も多くお乗りになっているようだ。



アッパーデッキは全席ビジネスクラス、2-2のアブレストで合計26席という構成。ワクワクドキドキのロフト感とでもいうか、やっぱり総二階建てのA380とは異なる魅力がある。



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渋味のあるパープルのシートは往路でお世話になったA330-300と同一タイプで、シートピッチは152~157cm・幅=51cm・リクライニング角=167°。ちょいと古めのライフラットだけど、日中の短距離便では十分すぎるスペックだ。


これは往路のA330では無かったな。アッパーデッキの窓際には大きな収納スペースがあり、座ったままでも荷物の出し入れができ便利。シートポケットはマチがなく大き目の物は収納できませんからね。

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メインデッキがエコノミークラスの搭乗で慌ただしい最中、ウェルカムドリンクとしてモクテルとシャンパンを頂き我がシートへと着席。やっぱりC席オンリーで狭-い空間のアッパーデッキの雰囲気が好き。


その後はおしぼり・新聞・機内食メニューが順に提供され、定刻通りに離陸した。


そして、水平飛行になるなり慌ただしく配給されるガーリックブレッドと前菜のItalian Smoked Speck with Melon・Marinated Norwegian Salmon Rose。Speckという食材は初めて聞いたのでCAに訊いてみたのだが、どうも生ハムの一種なんだと。ちょいピリ辛、締まった食感で癖になりそう。


メインはあらかじめ選択していたStir-fried Chicken, Garlic Sauce with Celery。見た目はアレだけど、ガーリックの効かせ方が絶妙でお酒がススム君。


メインを食べ終え50分程経ってだろうか、海南島を過ぎ胃袋が休憩モードになったたあたりで漸くフルーツがやってきた。


そして、またまた間隔があいてからMango Passion Fruit Gateau with Fruit MirrorとCappucinoが運ばれてきた。忙しない中でもCAの方の対応はニコニコと丁寧だったけど、今回はちょっとアッパーデッキにかける人員割り当て数を間違えたんじゃないかな。最後なんてデザートとコーヒを楽しむ時間が殆どなかったし。

特にサービスを堪能したという感じでも無かったし、久しぶりのジャンボのアッパーなのにフライト時間が短すぎたな…。手頃な値段で乗れるとはいえ、やっぱりロングでも乗ってみたくなっちゃうわなー。

そして…。ジャンボには珍しく空港では沖止めを喰らってしまう。バスが来るまで待ちに待たされ、外に出た瞬間『暑っ!』。夜なのにこんなに熱いのけぇと思いつつバスに乗ったら今度は度は『寒っ!』。あぁ、香港に帰ってきたなぁと思わせられました。

タイ国際航空B747-400 ファーストクラス解放 搭乗記

さて、いよいよお待ちかねのB747-400の1Aに乗れる時がやってきた。しかも、SIN-BKKが1Aで、乗継便のBKK-HKGがアッパーC席というジャンボ二連発。B747なんてキャセイが引退間際のジャンボの老体に鞭打って羽田―香港で飛ばしてた時以来だから、ちょうど一年ぶりくらいになるだろうか。普通、旅行の終わりというのは悲しいものなんだけど、今回に関してはカジノでの勝負を終えたあたりから「早く帰路に就きたい」とか思い始めちゃってましたw。ジャンボ二連発はそれほど胸アツなんです。

もう駐機場から放つ存在感が違います。セクシーすぎる。

恵体を活かした安定飛行がウリのジャンボさん。やっぱりいつ見ても良いよなぁ(恍惚)。あの大きく丸っぽい機体形状に精神安定剤的な効果があるのか、眺めているだけでなんだか安心してくるんだ。


さぁいざ搭乗開始。二階建てなもんで、機内への運命の分かれ道はアッパーデッキとメインデッキに分岐してる。

F席のCクラス開放という幸運を掴んだ自分はメインデッキへ。搭乗するなり3名のCAに合掌ポーズで歓迎されてから囲まれて、そのまま搭乗口左手のAコンへと護送されるかのようにアテンドされたw。

前方に行くほど狭くなっていくこの構造。最前列席のこの先っぽ感が堪らんのじゃよ。コックピットよりも機体の前方にあるくらいで、パイロットビューに近い景色が楽しめますからね。


他の機材では味わえない独特の雰囲気をムンムン醸し出すA744のAコン。


今回はファーストクラスの座席数9に対し、乗客は皆さんC席からの解放組であろう6名のみ。どういう訳だか皆様「おふくよか」という点で共通しているようだ。贅肉は富の象徴とか言われる通り、皆様恐らくは相当の資産家様なのであろう。

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こちらがTGジャンボのファーストクラスシート。やはりここでも徹底的にコーポレートカラーに拘っているようだ。パープルとイエローだけで座席が彩られていて、落ち着いた渋味のある高級感を漂わせている。


ジャケット用のミニクローゼットも座席に完備。

シートスペックはピッチが200-203cm・幅53cmと幅に関してはC席の51cmと大差ないんだけど、なんでか数字以上に広く感じられる。
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もしかしたら、座席ファブリックが横柄なので、ボーダー柄は太って見えるみたいな視覚トリックが働いてるのかもしれないな。脳の錯覚に訴えかけるとは流石w

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今回のような飛行時間2時間半の単距離フライトには無用の長物となってしまうが、もちろんリクライニング角度は180°。フルフラットです。


スクリーンも23インチと巨大。モニター周りが非常にすっきりしてるので、余計に大きく感じるのかもしれん。


2メートルのピッチだけあって座席スペースは窓4個分で、窓際には機内エンタメやリクライニング・照明のコントローラー、木目調デスク・収納スペース兼機内誌収納スペースがズラリと一列に並んでる。これだけ各機能が窓際に集約していると、いつも「アレどこ置いたっけ?」とかなったり忘れ物したりするボケた自分でも物の管理で失敗することなし。

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収納スペースの中もこだわりの紫色w。内部にコンセントの差込口があり、収納中でも内部で充電可能。

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そんなこんなで滅多に味わえないFの贅沢な空間を観察していると、微笑みのオッサンがノイズキャンセリング機能付きのヘッドフォンと特製モクテルを持ってやってきた。なんでよりによってオッサンなんだ…すっごいオカマっぽい口調に表情だぞ…なんてことは口が裂けても言ってはいけません。

ウェルカムドリンクを飲み干し程なくすると、大きな機体がずんぐりと動き出した。時計を見ると12:25、定刻通りの出発だ。
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重い体をゆっさゆっさと揺らしてタキシングすること10分弱、力強くチャンギ シンガポール国際空港を飛び出した。


ものの10分程で巡航高度に達し、予めお願いしていたビールとナッツがやってきた。なんでも、この日はもともとC席予約が6名のみとのこと。きめ細かいサービスができますよーとうっとりとした笑顔でオッサンクルーが教えてくれた。事実、このオッサンは常にAコンをウロウロと巡回して回り、何かあったら直ぐに乗客のもとに駆け付け跪いていた。執事みたいな男である。

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今回はバンコクでの滞在期間をもうけなかった分、ここでは迷わずタイ風海老カレーを選択した。スパイシーなカレーにはシャンパンよりビールが合うだろうということで、ご当地シンハービールももう一丁追加。


食後はコーヒーで〆。いかにテーブルが大きいか良くお分かりでしょうw。

コーヒーも飲み干し、機内探索を開始する。
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Bコン・メインデッキのビジネスクラスは2×2のアブレスト。


機体の右半分がギャレーに割かれているので、このような変則形状となっている。


そうこうするうちに、降下開始のアナウンスが流れ、執事にエスコートされ着席する。あっという間すぎるわーー。


もっと飛んでていいっすよ~って時に限って早く着いてしまうもので、定刻より10分早くバンコク スワンナプーム国際空港に到着した。本当にあっという間の空の旅だった。

長距離路線を優雅且つ力強く飛んでるイメージのあるジャンボだけど、意外にもバンコク-香港やバンコク-シンガポールの単距離路線でお安く手軽に乗れたりするんです。特にF設定の無い路線でB747やA380が来たらファーストクラス席の解放されるといったことも高確率で発生します。機材繰りのタイミング次第だし、直前の機材変更のリスクもありますが、格安料金でF席を試してみたい方、SIN-BKKやBKK-HKGの単距離路線を試してみてください。

TG409 タイ国際航空B777-300 ビジネスクラス搭乗記 バンコク-シンガポール

香港からのTG601が遅れた為に残念ながらラウンジに立ち寄る時間が無く、巨大なスワンナプーム空港をダッシュして乗継便の搭乗ゲートへと直行する。ラウンジと飛行機で食べ過ぎて胃がタップタップしてるけど、この食後のスプリントで胃袋を少しは消化できたかな。乗継便のTG409でもガッツリ食べさせてもらいますよ!

さて、ゲートに着くと、息つく間もなく優先搭乗者用のマイクロバスに詰め込まれる。沖止めかぁ。タラップ上るのもキツイような胃袋の状態なんですが。

強烈な存在感を放つ駐機中のA380を後目にA330へと御搭乗。


乗継で同じ航空会社の同じ機材二連発だと飽きてくるな…。色んな意味でもうお腹一杯だ。

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さっきは気付かなかったけど座席間に仕切りがあり、隣の乗客の視線を遮断することができるようになっている。いきなり隔たりを作るのも何だか気まずいっちゃ気まずいんだけど、「これ、仕切り出しちゃいますね?」と緩く隣人の合意を取り付けて仕切りをオン。

機内のビジネスクラススペースであるAコンは9割方埋まり、ほぼ搭乗が完了した模様。ということで、サワディカーっとやんわり笑顔のCAさんがドリンクを持ってやってきた。全盛期のダンプ松本を彷彿とさせる丸っこい輪郭とタイ人女性には珍しいゴッツイ肩幅の彼女、笑顔愛くるしくドリンクを勧められたけど、ここはやんわりとドリンクオファーを謝絶し、プッシュバックまで来たる機内食に備えて胃袋を休ませることにw
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機内で40-50分程まったりと休んだだろうか…。残念ながらこの便も定刻を遅れての出発となった。タイ国際航空の絶対的エースであるA380やカラフルでトロピカルなペインティングが施されたバンコクエアウェイズに見送られながらタキシングし、17時42分に漸く離陸。まぁこれ程の遅延なら許容範囲。これなら今宵の宿であるメリディアンサントーサ近くのカジノを攻める時間が取れそうだ。


シンガポールまでは2時間20分の短い空の旅。離陸後15分ほどしてシートベルト着用のサインが消え、一斉に機内食サービスが始まった。この日は白人ビジネスマンを中心に殆どの座席が埋まっており、CAの方々は大忙し。短距離で時間が限られているということもあり、ダンプ松本似の彼女も焦っているかのような慌ただしい対応となっていた。

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先ずはカートによるドリンクの配給。驚異の消化能力を誇る胃袋はこの時点ですっかり回復していたので、敢えて腹溜まりするビールを選択。

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機内食は前菜からデザートまでワンプレートで。一番カロリーが低そうな海老とホタテのテルミドールを選択したんだが、これがまた美味いのなんのって。クリームソースとチーズが素材にうまく絡み、絶妙の加減でオーブンで焼かれてる。やっぱりTGの海老料理は当たりが多い気がするんだよな。メニューにShrimpとあったらどんな料理であってもShrimp物を選択してしまう。


食後はリクライニング全開にして仮眠をば。

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離陸体制に入るので~とのアナウンスで目覚め、外に目をやるともう真っ暗。結局、定刻から40分遅れの20:35にシンガポールチャンギ国際空港に到着した。週末セントーサの大人一人旅、思いっきり楽しませてもらいます!