搭乗記 中国南方航空 A350 ビジネスクラス &北京大興の最新CZラウンジ

北京からの移動は北方からのフライトですが南方航空で。北京大興空港の最新CZラウンジと最新鋭機A350-900でのフライトを満喫してきたいと思います。

頑張って取得したCZゴールドステータスも2月までで、これが南方金会員としてのラストフライト。
え?南方ゴールド取ってどうだったかですって?マイルが少し貯まりやすいだけで特に意味なし笑 エコで飛んでラウンジ使うくらいしか価値ないし、それだったら修行してゴールドになるよりも、毎回ビジネスクラスで飛んだ方が良いと思います。国内線ビジチケット安いので。


色々と取り組んではいるみたいだけど、全体的に見ると、やっぱりスカイチームを抜けてから迷走気味っすね。Covid-19で色々と大変というのもあるのでしょうが。

北京大興空港

新年早々、朝食を食べながらのカジュアルミーティングを消化してから空港へ。新年早々といっても、中国だと1月2日が普通に平日なんで仕方ありません。

まだまだ新しい北京大興空港。北京首都空港と比べて市内からだいぶ離れてて不便な場所にありますが、A350に乗りたい一心で遠出してきましたw 大興発なら小型船へのシップチェンジとなる可能性も低そうですし。


メインの出発フロアは4階ですが、中国東方航空と南方航空の二大巨頭は3階にビジネスクラス専用のチェックインカウンターと保安検査場を構えているそうです。

ひだり みぎ
エコレーンもガラガラでしたが、せっかくなので3階へ。利用客ゼロに対してスタッフ8-9名配員の人海戦術が中国的。


搭乗券を入手した後は、そのままの流れで専用保安検査場に進み…


CZラウンジへ。完璧な動線。やればできるやん!

中国南方航空ラウンジ@北京大興空港

ひだり みぎ
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南方航空、というか中国系キャリアにしては凄い攻めたデザインのCZラウンジ。スタイリッシュな設計が、大興空港の曲線美に上手くマッチしています。


ライブキッチンでの注文もQRコードから事前予約制と、意識高いw

ひだり みぎ
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即席麺が康師傅じゃないあたりもプレミアム感があって素晴らしいw ライブキッチンでも麺料理作ってもらえるのにw

フライト 中国南方航空 A350


直前の機材変更やフライトの間引きで大型機からショボショA320へのダウングレードとなることも多い南方航空ですが、今回は予定通りA350で飛ばしてくれるようです。

ひだり みぎ
Recaro社のシート(CL6710)が1-2-1スタッガードの配列で並ぶ。南方航空のコーポレートカラーを意識したのか、青のレザーシートが映えますね。ウッドパネルとレザーの相性も◎。

強いて問題点を挙げるとすれば、通路に面した座席はプライベート感が低いので選ばない方が賢明です。

何かの間違いかと思ってメーカーサイトに載ってた同シート図番(CL6710)のサンプル画像も確認してみましたが、やっぱ通路との距離が近いし隔たりも少ない。通路向きに寝た場合に顔が通行人の股間くらいの高さに位置してしまうあたりも痛いっすねw


できればビジネスクラスのC、D、G、Hは避けたいですね。


一方、足回りのスペースはA380のフルフラットシートより広々とした印象となっています。

ひだり みぎ
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天津工場製のA350もローンチされたみたいですが、これは実績と信頼のフランス・トゥールーズ工場製。安全の栞が上下逆さまにセットされていますが、中国ではそんなディティールを気にしてはいけませんw


ひだり みぎ
方向性がブレブレではあるものの、定時出発率については中国系キャリアの中では屈指の高さを誇る南方航空。この日も安定の定時発で北京脱出です。


川の水も凍り切る極寒の北国ともこれでおさらば!再見!


機内食はfish or beef or porkの三択から青椒肉絲の魚版、魚香肉絲を選択。
事前注文用のサイトには魚なんて載ってなかったんですけどねw 事前に機内食不要を選択して500マイルもらった上でも机上で機内食選ばせてもらえるんじゃね?ってくらいのガバガバシステムのようです。
まぁいつものように、プログラム完成してからローンチすんじゃなく、完成度7割くらいで導入してみて運用しながら改善していくパターンですかね。

ひだり みぎ
極寒の北京から、冬でも暖かい南の大都市へ。


空港内の売店に売ってるのが白い恋人ならぬ雪之恋人w あぁ、南に戻ってきたなと実感しましたw

搭乗記 中国南方航空 ビジネスクラス 最古B738 ホーチミン⇒広州

南方航空便でホーチミンから広州へ。
なんか空港全体が滅茶苦茶混んでて、出国検査と保安検査がディズニーランドのアトラクション待ちみたいになってました。人口密度高いし、空港内暑いし、ホーチミンの空港はほんと良いところありません。イミグレ担当官の対応も非効率&高圧的ですっごいガサツだし。


スカイプライオリティが使えるので出国検査の優先レーンを使えるのがせめてもの救い。JALとか非スカチーメンバーだとビジネスクラス乗っても出国検査の優先レーン通らせてもらえないですからね。

ベトナム航空 ロータスラウンジ


ひだり みぎ
この時はまだ南方航空が正式にスカイチームから脱退していなかったので、指定ラウンジは同じくスカチーに所属をしているベトナム航空のロータスラウンジ。アオザイ美女(のパネル)がロータスを持って歓迎してくれます。シンチャオ!

ひだり みぎ
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なんかベトナムって3-4つ星ホテルの朝食と空港のラウンジ飯の内容が殆ど同じ気がする。ベトナム系の中流ホテルに泊まっても、大体こんな感じの朝飯です。

ひだり みぎ
定番どころの銘柄に混ざってParisiennes X.O.なる謎のブランデーが。Napoleonとか書いちゃってそれらしいパッケージなんだけど、聞いたことないぞw ウォッカも良く見たらVodka Hanoiだしw ベトナムでウォッカとか、共産圏繋がりでロシアから入ってきたんすかね?

フライト

結局、全く美味しくないブランデーをちょびっと試しのみしただけでボーディング。ウォッカハノイは怖くて口にできませんでした。


気になる機材はB737-800(738)の2クラスタイプ。新型機をバンバン投入し続けてる南方航空には珍しい古めかしい機材で、かなーりガタが来てました。ある意味、化石のようで貴重な存在ともいえるでしょうが、ヒンジがイカれてテーブルが平らにならないとかほんと勘弁してほしいw

「これ、ドリンク置けなくない?」ってちょっと意地悪にフレンドリーなトーンで聞いてみたら、真顔で「端の方は傾斜が小さいので大丈夫だし、食事中はプレート置くので大丈夫。実用上には一切支障なし(ドヤァ」って返されましたからねw なんかすっごい中国っぽいやり取りに懐かしさを覚えました。

ひだり みぎ
確かにプレート置いたら大丈夫でした!

使えればいい!機能すればいい!という考えが支配的な国ですから仕方ないですよね。

住居も住めれば良いというノリで詰め込んで建ててしまいます。土地は腐るほどある大陸なのに、この住宅密度w

ひだり みぎ
あー2か月ぶりの中国やっぱ面白いわーと思って降機。真功夫の達人がイメチェンして妙にシュッとしててビックリしましたw

搭乗記 EDOパック追加! 中国南方航空 ビジネスクラス 新型A321NEO

広州からホーチミンへ。南方航空で飛んできます。


本当は2019年2月末を以て南方航空のゴールドステータスが失効してたのに、3か月延長オファーが入りまして。その間に少しでもセクター数を稼いでおかないと…


まだまだ真新しい広州白雲空港の第二ターミナルでチェックイン。


南方航空のビジネスクラスのチェックインカウンターはターミナルの一番端っこの列。ここから第一ターミナルの時みたいに専用保安検査→ラウンジという導線で流れるようにラウンジ入りできるのかと思いきや、C席専用保安検査場はありませんでした。
せっかく端っこまで来たのに、ターミナルの中央にある一般保安検査場に戻りなおしてから検査を受けるという無駄な動きで5分ほどロス。


でも、ステータスがちゃんとゴールドのままだったので許します。謎のステータス延長オファー、ありがとうございます。

ビジネスクラスラウンジ(明珠休憩室)


今回から自動ゲートを使えるようになったのでサクッと出国検査を終え、南方航空専用ラウンジへ。休憩室と書くとショボそうなので、貴賓室とかにしてもらいたい。

ひだり みぎ
休憩室の中はビジネスクラスの乗客用スペースと南方航空のシルバー・ゴールド会員+スカイチームエリート会員用スペースに分かれてます。

ひだり みぎ
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ホットミールの内容は、どちらのラウンジも似たようなもんでした。

ひだり みぎ

鉄板焼きのハンバーグやヌードルステーションも。鉄板焼きコーナーはビジネスクラスの乗客用ラウンジ限定です。

結構ガッツリ食べれますね。紅焼牛肉面と味付け卵が美味しかったです。

フライト


この日のフライトはいつものA321ですが、今回はA321の中でも新型NEO版の当たりくじを引いたようです。CZは金満キャリアなんで、A320NeoとA321Neoを合計150機とか発注してましたからね。そろそろAirbus新型機の運用が一気に増えていくのかなーというところ。

機内はどうなっているのか。入ってみてびっくりしました。


エコノミーの方はエコフラットし放題でガラガラの状態なのに、ビジネスクラスは1列のみでキッツキツという罠…。A320NEO・A321NEO・B738Maxといった新型機だけでなく、旧型A320・B737シリーズのC席も続々と1列仕様になっていってるみたいっす。あー、そういう方針なのね、CZも。


A321Neoはビジネスクラス=4席、エコノミー=191席というシート構成。プレミアムエコノミーが積まれたコンフィグもありますが、そちらもビジネスクラスは1列4席仕様でした。ビジネスクラスのピッチだけで言うと、従来の43インチから55インチに広がっているみたいです。ただ、やっぱり1列しかないのでスペースが狭くて閉塞感は感じてしまうと思います。
参照:https://global.csair.com/JP/JP/fly-service/fleet/cabin-layout/airbus-a32n


機内食は牛・豚・海鮮の三択で牛を選択。従来と同様ワンプレートで運ばれてきますが、怪しい日式お菓子のジャンルを確立した偉大なる先駆者的存在であるEDOパック(ヘルシーな魚脂使用)も追加されましたw ロングセラーだけあって、怪しいだけでなく微妙にまた美味しいんですよねw


食後の口直しには王老吉の飴まで配られてサービスが改善…。って、王老吉がこんなお洒落なパッケージでキメてやがる!王老吉と正宗椰樹牌椰子汁だけはレトロでダサいパッケージを貫かないとダメだろ!EDOパックもあの怪しげなパッケージのままだから良いんだよ!


と王老吉に喝を入れたところで雨季のサイゴンへとアプローチ。なんか川が氾濫気味なのか、竜が大地を這ってるみたいなベトナムらしい神秘的な光景を見ることができました。

中国南方航空マイレージクラブ スカイパールクラブのゴールドって修行する価値あるの?

どうも!南方航空飛行協会会長のポンズですw

2017年に飛行協会会長と称されるまでに飛びまくり得た南方会員金資格。お情けでステータスの有効期限を延命頂いたこともあり、結局2020年2月末まで3年半も維持することができました。


会員カードやバゲージタグだけ見ると上品で格好良さげな南航明珠倶楽部ですが、実際のところどうなのか。

需要有るか疑問ですが、南方航空ゴールドになってみての所感やステータス修行について書き綴ってみようと思います。
大雑把に、「南方航空マイレージクラブのステータスの基礎知識」「修行ルートや費用概算」「ゴールドになってみての所感」といった流れで書かせてもらいます。

先ずは、そもそも南方航空のマイレージクラブって会員基準どうなってるの?何、ゴールド会員って?って?ゴールドゴールド言ってるけど、ぶっちゃけ凄くないんじゃね?ってところからおさらい。

南方航空 スカイパールクラブの会員基準


参照:https://skypearl.csair.com/en/about/member2.html
青:平会員
銀:20セクター or 40,000km(=24,855マイル)
金:40セクター or 80,000km(=49,710マイル)

そう、マイルじゃなくてkm表示なんす。80,000!!って見るとキツそうですが、マイル換算すると大してハードルは高くないと思います。

ちな、マイルとセクターの加算率はこんな感じ。

ざっくりとしたイメージ、ビジネスクラス10搭乗で銀、20搭乗で金という感じっすね。ビジネスクラスといっても後述の通り中国国内線では1万円以下の激安修行区間もあるので、財政的ダメージはでかくありません。

南方航空 スカイパールクラブ上級会員の特典

ハードルが高くない分、会員特典もショボいんでしょ?そう考えのモニターの向こうのあなた…正解です!特典内容はちょい弱いっす。

加算マイルのボーナス、マイルの有効期限免除、優先チェックイン、ラウンジなどなど。最低限必要な特典は一通り揃っているんですが、総合力は低い。
正直、規約上の特典だけみると、わざわざゴールドを目指したい!という意欲に駆られるようなほどでもないっすね。

隠れステータス!?

は!?最上級のゴールドでもこんなショボいんか!というそこのあなたに朗報。
上記の南方航空公式サイトの紹介には載ってないんですが、実はゴールドの上に隠れステータス(?)があるみたいなんです。その名も、ゴールドPro。2019年に導入されました。

参照:https://skypearl.csair.com/en/newsletter/2019/0220.html
達成条件はゴールドの倍で、80セクターor160,000km。且つ、50%以上のフライトがビジネスクラス/ファーストクラス。

隠れステータスの特典内容

ただ、達成条件はゴールドの倍でも特典内容はゴールドの倍じゃありません。寧ろあんま変わらない。

1.Finest access to hotline through 400895539
2.Quick effective qualification of nominee(s)
3.Exclusive premier service provided by Premium Customer Service Manager
4.Check-in counter for First/Business class with two companions
5.First/Business security channel at designated airports(check Note 1)
6.Access to lounge with two companions who take China Southern Airline flights on the same day(the second companion can only enter lounges at designated airports,check Note 2)
7.Access to shuttle bus service with two companions,only provided Gold Pro members fly with First/Business class and departure at designated airports,check Note 2)

まぁこれだけ公表されてるんで、隠れステータスってわけでもないか。

ステータス修行の聖地ルート

JALにもANAでのステータス修行を行う人がいるように、南方航空にも修行僧と呼ばれる方たちがいますし、聖地と呼ばれるルートがあります。例えば、ちょっと前まで有名だったのが徐州ー連雲港という超マイナー区間。

いやいや、どこ?って方が殆どですよねw こんな区間、他のローカル零細キャリアに任せとけよってところにも南方航空が顔出してたりするので、ルート検索が面白いという魅力はありますね、南方航空。

飛行距離はたかだか100マイル、中国版のJL伊丹-但馬ルートみたいな。


徐州観音空港⇒連雲港白塔埠空港が2セクター加算のCクラスで580元(≒8,700円)。これで20回飛べば、めでたく南方航空ゴールド達成です。航空券の実費だけで考えると174,000円でゴールドになれるということですね。
昔は安いベトナム航空のC席×4区間を5発券したりといった手法もあったのですが、南方航空がスカイチームを脱退した今、鬼安ドメフライトを探してセクターを稼ぐ正攻法しか修行の道は残されてないかと思います。

他にも、ウルムチ-カラマイとかアツいっすねw
なんたって中国国内の就航都市マップは南方航空だけでこんなにカオスなんで、ルートを見つけるという点は滅茶苦茶面白いし、ハマる人はハマると思います。南方航空=広州ハブとイメージされてる方も多いかと思いますが、広州以外にも重慶・北京・ウルムチを広州に準ずる地域本社的な扱いのハブ空港にして、更に上海・瀋陽・厦門・長春・深圳・武漢・鄭州・大連を準ハブ空港として使ってるので、言ったら中国全土に幅広いネットワークを持ってるんです。南方航空だから南方だけって感じがしますが。

誰も知らないようなルート探して、実際に旅行まで行ってきて。その結果、ステータスが付いてくる。面白い大人の遊びじゃないっすか。

南方航空ゴールドステータスを持ってみての所感

結論から言うと、かなり微妙。先ず、シルバーでもラウンジに入れるし、マイルボーナスもシルバーと15%しか変わらない。公式サイトの特典紹介に書かれてるゴールド会員専用のExclusive Giftsってのも一度も来ず。

空港や機上の扱いについても、特にシルバーとゴールドで変化ないっすね。エコノミークラスにも5-6回ほどは乗ったかと思いますが、インボラも一切無し。安かろう悪かろうじゃないですが、ハードルが低いだけあって特別凄い特典や厚遇を受けれるってわけではありませんでした。
南方航空の利用の殆どが社用で、ラウンジでも機上でも気分的に楽しめなかったっていうこともあるのでしょうが、ほんと、これだけ3年半で乗って、「THE BEST FLIGHT!」みたいな抜きんでた経験というのも一切無かったですし。
なんか、今までの反動で従業員の作業を急いで標準化しようとしてるのか、どっかのタイミングでグランドスタッフもフライトアテンダントも変にロボットのようになっていった印象なんすよ。国際的大企業として成長していきたいみたいな意識が凄く強く感じられるし、色んな意味で過渡期を迎えているのでしょうが、昔のCZを知ってる身としたら、なんか最近の南方航空にはしっくりこなかったというのもあるかもしれません。

まぁ今後どうなるか分からないですけどね。ワンワールドに加盟するのか、はたまた独自の航空連合をぶち上げてきたりするのか。今後の展開が楽しみではあるのですが、修行の楽しみでいったら東方航空の方が上なんじゃ…と浮気心も出てきてます。

そんな感じ。ここまで紹介しといてまさかの結論ですが、まぁ南方金会員に過度の期待は禁物ということでw 旅行を楽しみながら第二義的にステータスを追っていくというのならまだしも、ステータスだけを追い求めて修行する価値はありません。

中国南方航空の最新情報とプロモについて(2019年4月時点)

どうも、中国南方航空飛行協会会長のポンズですw

今日は、会長として中国南方航空のPRを兼ね、南方航空の最新情報とプロモ情報を幾つかお届けしたいと思います。スカイチーム脱退による搭乗率悪化に歯止めをかけるといった狙いがあるのか、とにかくバラマキ系のプロモが凄いんですよ。特に美味しいのは南方航空とIHGのコラボプロモ。IHGに泊まるとIHGのポイントと南方航空のマイルが両取りできちゃったり。結構ウマウマなオファーもあるんですよ。

あ、そうそう。最初にお断りをしておきますが、ワイは別に中国南方航空の回し者という訳ではありませんのでねw

最新情報

先ず、南方航空ニュースから。ニュースといっても取り上げる必要すらないくらい些細なことですが、微信のCZアプリで過去3年間に渡る各会員の“通信簿”が見られるようになりました。はい、どうでも良いですかね。
南方航空通信簿:


2017年は全会員の上位0.2%に入る飛びっぷりが讃えられ、「クレイジー旅行家」「飛行協会会長」などと評して頂くことができましたw


ただ、誉れ高き飛行協会会長の座は剥奪され、僅か一年でモブ会員へと降格。いつも航空券を検索するだけして発券しないからか、デイドリーマーと揶揄されるまでになってしまいましたw
皆様はどういった評価をされていますかね。会長になったからといって何がわるというわけではないですが、フライトの思い出が評価として残るのは嬉しいですよね。え?そんな機能どうでも良いって?

機内食の事前指定:
自己満的なサービスの通信簿に比べると、お役立ち度的にはこっちの方がまだ高いでしょうか、機内食の事前指定サービス。南方航空国際線の便を予約したところ、なんか中国の携帯電話に机上美食(機内食)の選択を促すショートメッセージが送られてきましてね。前まではこんなサービスなかったのに。

会員情報に登録してる携帯電話にショートメッセージが送られてくる仕様のようです。
南方航空って近距離路線だとメニューが用意されてなくて、ビジネスクラスでもCAが「牛or鶏or海鮮」と口頭で聞いて回るレベルだから、事前に内容を吟味の上で機内食を決定できて便理になったのではないでしょうか。

ひだり みぎ
ビジネスクラスのメインは広東料理×2とイタリアン×1の3択。パネマジなんでしょうが、写真だと普通に美味そうなので迷ってしまいましたが、ここは健康そうな広東式ベジタリアンメニューの秘制鼎湖上素をオーダーしてみることに。当日に写真通りに美しい料理が来るか、楽しみです。

ひだり みぎ
また、メイン3種だけでなく、ベジタリアンや特殊主教系の特別メニューも用意されています。印度教餐はカレーじゃないみたいだけど、特殊なヒンドゥーミールかな。これであなたがインド人でも安心して南方航空に乗れますね。

ふむ。ほんとどうでも良い情報で申し訳なくなってきたところで、そろそろプロモ情報のご紹介に移りたいと思います。ここでは一個一個のプロモの詳細には踏み込んでいきませんが、南方航空も「ガンガン攻めろよ」とばかりに攻勢をしかけてきているということだけでも知ってもらえれば、元南方航空飛行協会会長としては望外の喜びであります。

繰り返しになりますが、私は南方航空の回し者ではありませんw

プロモ情報

スカイチームから脱退したことも関係しているのでしょうか、2019年に入ってからバラマキ系のプロモが増えた印象です。マイルをばら撒いたりステータスをばら撒いたり他業種とタイアップもしてみたりと、盛大な花火大会といった感じ。基本的には微信やショートメッセージでプロモの案内が入ってきますので、微信で南方航空をフォローしておいた方が良いかと思います。

マイルボーナス:

マイル系のプロモはこちら。4-6月搭乗分のフライトでマイル加算率がアップというプロモ内容。金会員が有償ファーストクラスで飛んだら飛行マイル×450%もマイルが貰えちゃいます。

参考例として挙げられているのは6869マイル。
-広州-厦門の片道がエコノミークラス特典航空券で飛べます(1回)
-広州-三亜がビジネスクラスにアップグレードできます(1.7回)
-南方航空のラウンジに入れます(2.3回)
1.7回アップグレードできるとか、2.3回ラウンジに入れるとかw

IHGとのコラボプロモーション:

個人的に一番うれしいプロモはこちらのIHGとのコラボでオファーされている双重奖賞プロモ。2019年8月31日宿泊分の予約まで、IHG系列のホテルでの宿泊でIHGリワードポイントと南方航空マイルが両取りできるというプロモ。

インターコンチネンタル・キンプトン・クラウンプラザ・ホリデイイン・ホリデイインエクスプレス・インディゴなどのブランドへの宿泊で、1米ドルの支払いにつき3マイルと5リワードポイントが獲得できる。

ステイブリッジ・Evenホテルへの宿泊で、1米ドルの支払いにつき1マイルと3リワードポイントが獲得できる。

最初は胡散臭いなと思ったのですが、IHGの中国カスタマーサービスに問い合わせてプロモがオフィシャルで開催されていることが確認できました。

まぁ興味のある方は調べてみてくださいな。

ステータスチャレンジ:

ここからはショートメッセージで送られてきたターゲットプロモ。会員に人参を与えて飛行機に乗らせようとしているらしく、南方航空からのプロモメッセージがスパム攻撃かのような勢いで入ってくるようになりましたw

誉れ高き金会員の座から失脚した私に対するお情けの敗者復活オファー。2019年4月から6月末まで無条件で金会員として復権し、同期間中に6発のCZフライトに乗れば2020年2月末まで銀会員、12発ぶっこめば金会員になれるという敗者復活ファーストトラック的なプロモ。中国に住んでないと中々使いずらいんですが…


いきなりショートメッセージが送られてきたのでスパムかと思ったのですが、電子版会員カードにもプロモ内容が反映されててゴールドカードが復活してました。有効期限は2020年2月29日までと書かれていますが、2019年6月末までに規定の回数を乗れなければ金会員のステータスは消滅してしまうことになります。


このファーストトラック、何が凄いって、こんな安いフライトでも12発乗っちゃえば金会員にしてもらえるらしいんです。今すぐにでも新疆ウイグル自治区にいってウルムチとカラマイを6往復してきたい。

上海-広州路線限定キャンペーン:

こちらもいきなりショートメッセージが送られてきた上海-広州路線限定プロモ。4-6月の間、上海-広州路線便に3搭乗すれば2,000ボーナスマイルが、その後、搭乗毎に1,000マイル付与されるという内容。たぶん、前に上海-広州をビジネスクラスでバンバン飛んでた為にターゲットプロモが入ってきたのだと思われる。

これらのプロモは登録するだけならタダですからね。登録後に乗らなくたって罰金が取られるわけじゃないし。とりあえず携帯電話の番号を登録しておいたら良いかと思います。

外航のステータス修行だって面白いんですからね!