宿泊記 Hotel Marques De Pombalとリスボンのお勧めレストラン“Rubro Avenida”

インターコンチネンタルが非常に残念な感じだったので、リスボンでの2日目はホテルを引っ越すことに。

やっぱりクリロナホテルに行くべきか!?どちらかといえばメッシ派だけど…

宿泊日前日にCR7の予約を取ろうとしましたが、ハイシーズンという季節条件も重なって空室無し。やっぱポルトガルでのクリロナブランドは絶大ですわ。

まぁ明日の朝には空港に行くんだし、もうここはホテルの質を落としてでも空港へのアクセスを最優先で行こう。ということで、空港バスの乗り場まで徒歩数分、メトロのMarques De Pombal駅前にあるHotel Marques De Pombalに泊まることにしました。

Hotel Marques De Pombal


一応は4つ星ということで、一階にはエレベーターのボタンを代わりに押してくれるだけみたいな無駄な人員までかけている。いや、もしかしたらコンシェルジュ的な役割とかも兼ねてるのかもしれないけど、自分が見た時はエレベーターのボタンを押すだけのエレベーターボーイだった。重そうな荷物を複数抱えた白人が来ても荷物を持とうともせず、ひたすら笑顔でボタンプッシュという簡単なお仕事です。もしかしたらアンドロイドだったのかもな。

ひだり みぎ
スタンダードダブルの部屋も意外とまとも。セーフティーボックスや無料のインスタントコーヒー・ティーバッグなんかも置かれてる。いや、まぁ無料とは書かれてなかったけど、たぶん無料でしょう。



水回りも全然悪くない。ただ、ペットボトルの無料水が無いんですよね。おっ、エビアンじゃん!と思ったらスキンケア用スプレーだし。

仕方なく水を求めて町をぶらぶら。


ホテルがあるのは町のド中心を貫くリベルラーデ大通り沿いですが、緑豊かだし石畳が整備されていたりで優雅な雰囲気。


おっ、なんかパステルグリーンのオシャレな建物を発見。なんかの現代美術館かな?と思ったらまさかのホリデイインエクスプレスでした。


インターコンチネンタルよりお高いホリデイインエクスプレスw これもう見た目的にも価格的にもインディゴでしょw バジェット系のホリデイインエクスプレスからオシャレ系ハイブランドのインディゴという夢の成り上がりリブランドを目指して欲しい。

そんな高級ホリデイインエクスプレスを過ぎたところでコンビニ発見。
ひだり みぎ
ワイン安っ。1リットル1ユーロ以下とかで詰め替え用パックみたいなのも売ってるし。葡萄ジュースより安いですやんw

Rubro Avenida


コンビニで水やらなんやらも調達できたことだし、お次はホテル近くにあったコスパの良いバル“Rubro Avenida”へ。


(コンビニと比べて相対的に)ワイン高っ。でもせっかくなので良いのを飲む。というか飲まされる。「No Wine, Only Water Please. Evian? No No No No NOOO, just a glass of tap water is fine, thank you(ワインは要らないんで水だけで。エビアン?いやいや、水道水で十分)」とかゴリゴリと主張して水道水だけで済ませた隣の白人老夫婦のようにワインバー的なところのディナーで水道水ごり押しできる図々しさ鋼のメンタル持ってないですからねw

ひだり みぎ
料理も美味っ。お勧めのなんちゃらスープは普通として、イカ墨の海鮮パエリアは海鮮汁が詰まった香ばしさもあって絶品だった。

こりゃあ会計が怖い!と恐る恐るチェックのお願いをすると…なんとトータル19.25ユーロ。安っ。しかも、お通し的なパンやらオリーブオイルの料金も乗った上でのこの金額。オリーブオイルのお金取るんかい!しかもパンより高くて1ユーロ!!勿体ないからオリーブオイル飲んだるか!?って突っ込みたかったけど、この金額なら全然あり。満足度の高いレストランでした。

【Rubro Avenida】

所在地:R. Rodrigues Sampaio 33 35, 1150-278 Lisboa,
公式サイト:www.restauranterubro.com
電話:+351 21 314 4656

ホテルの朝食

ひだり みぎ
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翌日はホテルの朝食も付いてたんですが、昨日の夜に散々食べ散らかしたので重い物は食べられず。


乙女か!ってくらい軽い朝食を済ませて空港へと向かいます。

【Hotel Marques De Pombal】

所在地:Av. da Liberdade 243, 1250-143 Lisboa
公式サイト:www.hotel-marquesdepombal.pt
電話:+351 21 319 7900

宿泊記 ポルト国際空港のエアポートホテル OPO Hotel Porto Aeroporto

バルセロナからのTAPポルトガル航空便が遅れてポルト到着が深夜2時過ぎになったので、急遽ポルト市内にあるインターコンチネンタルの予約をキャンセルし、OPO HOTELというエアポートホテルに泊まることに。Agoda経由の当日予約で一泊朝食付き7,000円弱。


空港からホテルへの移動時間は徒歩5分程。電話したら最終のシャトルバスは01:10空港発とのことだったので、仕方なくとぼとぼ歩いてホテルへと向かう。こんな時間帯だけど車はボチボチ走ってるし、街灯もあるので危険な感じは殆どありません。


空港を出てひたすら右側に突き進み、幹線道路を渡って左に折れたあたりからホテルの標識が見えてくる。標識が見たら矢印の指し示す方向に従って右折、細くて暗い小道の奥に光輝くOPOホテルの文字が見えてくる。


OPOホテル?APAホテル?OPO Hotelの文字を見てアパの女社長の顔が思い浮かんでくるくらい、心身ともに疲弊しきってる。

ひだり みぎ
ホテルのフロントに到着したのは深夜3時前。え!?空港から歩いて来たんすか!?って驚かれたけど、シャトルバスも無いし、タクシー乗るには近すぎるし、他にどういう移動手段があるというんですか…

部屋:ダブルスタンダード

ひだり みぎ

最安値のスタンダードルームなのにやたらと広々した部屋で、寝るだけで泊まるには勿体ないと思えるくらいに快適です。


部屋が広いわりにデスクだけ小さくて狭苦しい感じだが、まぁここでは寝るだけだし。

ひだり みぎ
クローゼットの中はシンプルで、金庫とハンガーがあるのみ。部屋自体のクオリティは悪くないですが、アメニティ類の準備は必要最低限のみのミニマムレベル。



バスアメニティもシャンプー兼ボディーウォッシュ、ボディミルク、石鹸、シャワーキャップのみ。ボディミルクなんか置くくらいならデンタルキットを用意してほしいところ。

朝食

翌朝は現地時間09:30(日本時間17:30)にむくりと起床。24時間寝ずに移動というパワープレイ的時差ボケ対策により初日から体内時計の調整はばっちり、元気モリモリで朝食会場へと向かいます。
ひだり みぎ

エアポートホテルらしく、朝食は早朝4時から。フルーツとペイストリーなどの軽食中心です。


あとはなんといってもエッグタルトですよね。マカオの専門店レベルに美味しくて、ついつい朝から3つも食べてしまいました。ホットミールは安っぽいソーセージとハムに作り置きのスクランブルエッグしかありませんでしたが、エッグタルトが美味しかったので満足!口に入れた瞬間トロッサクッすから!

ホテル⇒空港 シャトルバス


ホテル⇔空港間のシャトルバスの時刻表はこちらの案内の通り。ホテルからの始発は朝4時で、空港からの最終は深夜1時。

利用される方は、念の為にホテル公式サイトで最新情報を確認された方が良いかと思います。
https://www.opohotel.com/en/services/shuttle-aeroporto

シャトルバスの運行時間外に空港を利用することになったとしても最悪歩ける距離にありますし、早朝便利用時の前泊利用や深夜ポルト着後の睡眠場所確保目的での宿泊にはお勧めできるホテルです。

空港⇒ポルト市内

ポルトの空港から市内への移動手段はメトロ、シャトルバス、タクシーの3パターン。

メトロ
運行時間:06:00前後~翌01:00前後
運賃:1.95ユーロ(+発券料金0.5ユーロ)
運行頻度:20-30分に1本
時刻表:
https://www.aeroportoporto.pt/en/opo/access-parking/getting-to-and-from-the-airport/public-transportation

シャトルバス
運行時間:06:00前後~翌01:00前後
運賃:2.8ユーロ
運行頻度:1時間に1本
時刻表、バス停のマップ:https://www.getbus.eu/en/porto-airport-porto/

タクシー
運賃:約30ユーロ
ウーバーも使えます

今回はメトロを利用しました。

ポルト市街の中心・トリンダーデ駅まで約30分。OPOホテルからインターコンチネンタルまでドアドアで1時間かからなかったす。

【OPO Hotel Port Aeroport】

公式サイト:https://www.opohotel.com/en
所在地:R. de Hotel De Pedras Rubras 99, 4470-573 Moreira, ポルトガル
電話:+351 22 073 2400

宿泊記 テヘランでの滞在先 Ferdowsi International Grand Hotel

イランに来るにあたって一番困ったこと、それは宿泊先の確保。
イランにはエアポートホテルのノボテルとイビス以外に大手外資ホテルは展開していないだけでなく、アゴダ等の予約サイトでもイランの宿は殆ど取り扱ってないですからね。
テヘラン到着後に自分の足で周ってホテルを探すなんてバックパッカーばりの曲芸もあったけど、ホテルの予約なしだとそもそも入国すらできない可能性すらありますし…。

困った困った。
もうね、仕方なく適当にローカルサイトをあたりまくりまして。
口コミとかも殆どなくどんなホテルかも良く分かりませんが、適当にヒットしたFerdowsi International Grand Hotelを予約してみました。ホテルの公式サイトでの直予約で、サイト内で予約したら速攻で予約確認のメールが飛んでくるなど、中々の対応。InternationalとかGrandって付いてますし、国際的でそれなりのホテルなんでしょう。

レートは、Twin VIP With Free Breakfastという空港でのピックアップ付きプランで一泊込々US$60でした。
空港からの移動は渋滞無しで1時間程。地下鉄駅も近いし、ゴレスターン宮殿・バザール・考古学博物館といったテヘラン市内の見所も徒歩圏内に集まっていて観光にはうってつけの便利な立地にあります。


自称四つ星ホテルだけあって、思いのほか立派なホテルで一安心。エントランス前の道路は保安検査をパスした車輛しか入れないようになっていたりと、セキュリティ面もばっちりで安心して泊まれますし。

ひだり みぎ
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ローカルサイトでペルシャ風ホテルと紹介されてことが決め手の一つとなってここを予約したんだけど、頭に想い描いてたペルシャの感じとはちょっと違いましたかね。チャラいドアマンの風貌も含めてモダンペルシャな感じが凄いです。


廊下も凄いド派手なテイストで、ハウスキーパーの御婆さんも魔女みたいな感じでしたw

部屋:Double VIP With Free Breakfast


ひだり みぎ
部屋も真っ赤でラブホみたいなデザインだったらどうしようw なんて心配をよそに、室内は普通に落ち着いた雰囲気で、ところどころ控えめなペルシャ文化要素が盛り込まれてて異国情緒ある感じです。

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wifiのユーザーネームとパスワードも異国情緒ありすぎて読解不能。Englishを選択してUsernameとかは英語になったのに、肝心のところがペルシャ文字になったままというねw


壁には傾城傾国のペルシャ美女の絵が飾られているのですが、これがまた見れば見るほど吸い込まれていきそうというか。単に写実的だけでなく、妙に奥行きがあって立体的なんですよね。夜になってこいつら動き出すとか、絵画の中の世界に引きずりこまれるんじゃね?ってくらい少し気味が悪い作品でした。



ペットボトルの水、金庫、ハンガー、スリッパなどなど、必要な物は粗方揃ってるかな。

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ウェルカムフルーツとスイーツは食べてなくてもデイリーで追加されていくという気前の良さw

水回りも清潔で良いじゃないですかー。流石はグランドにインターナショナルなホテル!
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ただ、インターナショナルと言ってもやっぱりアメニティ類はイランの国産品オンリー。

朝食


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朝食は見た目も味もエキゾチックなペルシャ料理中心。

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窯も完備してて、焼き立てのナーンを用意してもらえます。

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焼けたぜーっていって陽気なにっこりナーン配給おじさんが焼き立てナーンをホイってテーブルに置いてくれるんだけど、分量が明らかにファミリー用。


スープにナーン、ソーセージにナーン、チーズにナーン、ジャムにナーン。誰とでも合わせられるし単独でも良い味出す。やばいナーン万能選手すぎるやで。
パリっとカリっとした仕上がりだったら肉やら茄子やらチーズやらを載せクリスピーピザのようにして食べたり、モチモチ感強めだったらクリームやデーツと合わせてクレープにしてみたりと、その日の状態によっても使い分けられますし。最強の主食じゃないですかナーン選手!

チェックアウト

支払いは米ドルでの現金支払いが良いでしょう。アメリカ資本のビザやマスターカードも8%の手数料を上乗せすれば使えるとホームページ上では謳われてますが、私が泊まった時はダメでした。経済制裁が続いているうちは無理でしょうね。

もっとネタ的なトラブルやイベントがあるかなーと思ってたんですが、意外にといったら失礼ですが普通に泊まれてしまいました。次にまたテヘランに来ることがあったら間違いなくまたここに泊まると思います。

【Ferdowsi International Grand Hotel Tehran】

所在地:Tehran, No.20, Kooshk e Mesri street, Beginning of Ferdowsi Ave., North of Imam، Khomeini square،
電話:+98 21 6672 7026
公式サイト:http://www.ferdowsihotel.com/en

クラブフロア宿泊記 ジュメイラエミレーツタワーズホテル ドバイ

ドバイでの宿は、ドバイベースのジュメイラグループが誇る主要ホテルの一つ・ジュメイラエミレーツタワーホテル(Jumeirah Emirates Towers)。

ジュメイラグループはドバイを本拠地とし、中国上海、ロンドン、フランクフルト、ローマ、イスタンブールなどなど、世界の主要都市にハイエンドなホテルを展開するホテルチェーン。各ホテルチェーンの高級ブランドが集まるドバイでの宿の選択は非常に迷いましたが、せっかくのドバイなので、ドバイを本拠地とする“中東のシャングリラ”ことジュメイラに泊まってみることにしました。


ちな、ジュメイラホテルの展開先一覧はこんな感じ。広州にも新規開業してたんすね。ウルトララグジュアリー路線でシャングリラやリッツカールトンよりも高いレートが設定されてて驚いた。
出典:https://www.jumeirah.com/en/

ドバイにも多くのジュメイラホテルがありますが、今回は観光の拠点として立地的に一番よさそうなジュメイラエミレーツタワーズを選択。
ひだり みぎ
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エンパイア・ステート・ビルみたいなのがあったり凱旋門風の建物があったり…周囲は近未来的なハイパービルディングだらけで、ザ・ドバイ的な景色が広がります。

そんな高層ビル群の中でもランドマーク的存在とされる三角形の形をした高層のツインタワーがエミレーツタワーズ。“タワーズ”というだけあって、オフィス棟とホテル棟のツインタワー仕様で天高く聳え立ってます。
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カクカクしたシャープな感じがくっそクールなエミレーツタワーズのホテル棟。完成当時はホテル専用の建物として世界で3番目の高さだったらしく、その事実はオーナーの誇りでもあったらしい。3番目でも凄いんですが、蓮舫氏や電産の永守会長に知られたら1番以外意味はないとかケチョンケチョンにこき下ろされそう。


ホテルの公式サイトにはこのような画像がアップされていましたが、遠近法を巧みに使って、あたかも世界一高い建造物であるブルジュ・ハリファより高いかのように見せつけてるのがちょい笑いますw


ただ、高さでこそブルジュハリファを下回っていますが、足元の高級感はブルジュハリファ同様。ホテルの車寄せには、高級車がバンバン乗り付けてきてました。MTRの最寄り駅(エミレーツタワーズ駅)まで徒歩5分程度ですが、灼熱の太陽が照り付ける中を汗だくで歩いて来るワイみたいな庶民は他にはいないようです。


ロビーも10階までの吹き抜けになっていて開放的で広々。
また、建物の造りもそうですが、正装のアラブ人大家族やパリッとしたスーツを着こなすエグゼクティブな雰囲気の白人ビジネスマンといった周囲の宿泊客も、ホテルの高級な雰囲気作りに一役買ってます。なんでこんなくっそ暑いのにスリーピースのスーツなんだ!ジーンズにシャツというラフな格好のワイ、のっけから場違い感がやばくて泣きそうです。


ロビーに掛けられた首長一族のドヤ顔コレクションからしても高級感たっぷりですし。

フロントの順番待ちの列が消化されたタイミングを見計らってチェックイン。対応は上品なハイエンドフィリピン人の女性でした。ちょっと失礼ですが、こんなに優雅で気品ある貴婦人みたいなフィリピン人がいるのか!と驚きましたが、オーストラリア育ちだと聞いて妙に納得。フロントからラウンジやレストランのスタッフまで、育ちの良さが振る舞いに滲み出るようなお上品な従業員ばかりです。

そんな良い人フィリピン人担当者様のエスコートを受けクラブフロアへ。階層が上がるにつれドバイの町が眼前に広がっていく演出も素晴らしく、部屋に入る前からテンションが上がります。

部屋:クラブジュニアスイート

ひだり みぎ
ドアを開け部屋へと足を踏み入れた瞬間に窓のドレープが連動して開き、荒涼としたアラブの大地に立ち並ぶ高層ビル群に圧倒される。テレビにも「Welcome Mrs. ポンズ!」と名前が映し出されますし、ここら辺の演出は流石。ワイおっさん、ミセスではないっすけどね。


ダイナミックなシェイク・ザイード・ロードビュー。


足元の駅に吸い込まれるMTRも銀河鉄道999で見たような世界でSF映画のよう。


クラウンプラザを発見。ちょい古そうな感じですが、IHG系列のクラウンプラザとマリオット系列のフォーポイントは立地だけは素晴らしいっすね。


シェイクザイードロード沿いに建つ高層ビル群のすぐ奥が未開の砂漠というギャップも面白いっす。ほんと、砂漠の中に切り開いた未来都市感が半端ない。


ベッドのリネンもツヤツヤで、寝心地も良かったっす。

ひだり みぎ
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ラウンジが直ぐ近くにあるので不要っちゃ不要ですが、飲み物もコンプの紅茶、インスタントコーヒー、ネスプレッソから有料のアルコールまできっちり揃ってました。結局、ホテルでも飲めなかったのは中東の中でもクウェートだけだったな。クウェートだけはガチ。



水回りもスタイル的には古いけど、よくメンテされてます。あと、タオルとバスマットが大きくてもっふもふだったのが印象的でした。


各種アメニティーは大きな筒の中に収納されてますが、この筒のサイズの割には中に入っているのが「シャワーキャップ1個」とか、ちょっと笑えました。


ドライヤーもプロ仕様。ヘアアイロンまでデフォで用意されてるホテルは初めてなんじゃないかな。

クラブラウンジ


クラブラウンジは42階。ジュメイラグループでも最上級のゴールド会員にはラウンジが付くみたいですが、そもそも上級会員自体が少ないのか、ラウンジの利用者は朝も夜も数えるほどでした。さすが中東のシャングリラ。

営業時間: 07:00-23:00
Breakfast:07:00-11:00
Afternoon Tea:14:00-16:00
Happy Hour:18:00-20:00

アフタヌーンティー:
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タクシーを走らせ閉幕ギリギリに間に合わせたアフターヌーンティー。利用者はワイ以外におらず、ホットミールは手付かずの状態でした。

イブニングカクテル:

カクテルアワーも買い物を途中で切り上げ何とか時間内に戻り切った。ラウンジイベントの度に観光の最中でも途中で切り上げホテルに戻らないといけなくなるので、クラブルームの予約は本当に良くないw

ひだり みぎ
ただ、カクテルアワーに間に合わる為に慌てて戻ってくる必要があったかというと微妙。ワイ以外の利用者は紳士淑女オンリーで、ラウンジ内の雰囲気はしっとりとしてて良かったです。

朝食


朝食はロビーフロアのMundo Restaurantで。ゲロ混みにつき10分待ち。


充実の中東スイーツ。デーツが憎っき“G”に見えて一瞬ギョッとした。流石にこの日はデーツは食べれませんでしたね、ええ。


生絞りフルーツジュースの具材の豊富さは称賛に値する。


ホットミールは少なめですが、まぁ及第点っすかね。Bマイナス。

無料シャトルバス


朝食後はホテルの無料シャトルバスで世界最大のショッピングモール・ドバイモールとモール直結のブルジュハリファへ。また、ジュメイラグループ所有のプライベートビーチとワイルドワディ・ウォーターパークへも無料バスが運行していて、且つ、ホテル宿泊者は入場料も無料になるのだと。

流石に一人ウォーターパークは自重しましたが。一人ウォーターパークは、一人ディズニーよりキツいっすよ。一人モルディブを満喫してきた自分でも一人ウォーターパークは無理でした。

所感

礼儀正しく洗練された従業員と高層フロアからのダイナミックな眺めは素晴らしかったですし、ドバイモールへのバスも非常に重宝しました。

ラウンジは思っていた程ではなかったので、最安値との値差1万円強だったら敢えてクラブルームにする必要もなかったかな、と。部屋代を抑えて外での食費に充てた方が良かったかなーと思ったり思わなかったり。

【Jumeirah Emirates Towers Hotel Dubai】
公式サイト:https://www.jumeirah.com/en/hotels-resorts/dubai/jumeirah-emirates-towers/
所在地:PO Box 72127, Dubai, United Arab Emirates

宿泊記 ロボットによるおもてなし 変なホテル東京羽田

この日は羽田での定宿としているJALシティが本館ウェストウィングともに満室だったこともあり、2018年10月3日にオープンしたばかりの変なホテル東京羽田を試してみることに。

無人のフロントに置かれたロボットがチェックイン業務を、掃除もロボットが、ベルサービスもまでもロボットが…!ホテル経営に人間は要りませんどやぁあ!ってことで一時期話題になってましたからね、変なホテル。本当に変なホテルなのか、わが目で確かめてきました。

シャトルバス 羽田空港→変なホテル


ホテルへの移動は羽田空港から出てる変なホテルの無料送迎バスで。ここでも最新テクノロジー満載なホテルならではの自動運転車でドヤっ!…ということはなく、普通のおっさんが普通に運転業務にあたられておりました。まぁめっちゃリアルなおっさんヒューマノイドという可能性も否めはしませんが、すっごい暑そうに汗をかかれていたので、多分、生身の人間かと思われます。

シャトルバスの運行時間や乗り場などについては、変なホテル東京羽田の公式サイトをご確認下さい。
変なホテル東京羽田シャトルバスサービス:


羽田空港の第1ターミナルからはバスで15分。産業道路を東に折れると、閑静な住宅街の一角に変なホテル東京羽田が現れました。周囲の環境に配慮してか表立っては変な感じは見られず、極々一般的な宿泊施設という第一印象。ぜんぜん変じゃない!むしろ普通!

ロビーフロア


ただ、中に一歩入るとやっぱりコンセプトが強烈で、エントランスからジュラシックパークみたいな非現実的な世界が演出されている。

ひだり みぎ
徹底した省力化が図られており、生身の人間スタッフが排されたロビー。ロボットがスタッフとして働く世界初のホテルとして、ギネスブックにも登録されているそうだ。どやぁ!

タクシーの手配はロビーに置かれたタブレットで、ランドリーはコインランドリーで、両替は12種類の外貨に対応した両替機で…滞在中の自分の世話は自分でしなさいねというスタイル。

変だぞ?変なドリンクは変なことにアウトオブサービスだと!?マシーンには自己治癒能力はありませんからね。


ひだり みぎ
フロントデスクには迫力満点の恐竜ロボットと女性型ヒューマノイドが従業員として常駐していますが、チェックインの作業はレセプションデスク上に置かれたタブレットを使って宿泊客自身がやるような仕組み。従業員とのインタラクティブなやり取りは一切発生しないので、チェックインからチェックアウトまで一言も発せぬまま滞在が終わるなんてことも。

チェックイン

完全自動のチェックインは初めてで若干戸惑いましたが、早速やってみる。
タブレットをタッチし、「話すか書く」を選択。「話す」を選択すると、「お名前を名乗ってください」ときた。

これはちょい恥ずかしい…と思いつつもボソッと…
「ポンズ…」



もう一度、お願いします。



!?恥ずかしさを押し殺し、ちょっとだけ大きな声で…
「ポンズ!」



これでも認識してもらえず、仕方なく「書く」を選択し直して名前を入力すると、あっさり画面に予約内容の詳細が表示されてきた。
機械に向かって一人で名乗るのって微妙に恥ずかしいですし、頑張って声を絞りだしても認識されない場合もあるので、ここでは「書く」を選択すべきかもしれませんw

事前決済だったからか。名前をインプットしただけでルームーキーと部屋番号が書かれた領収書が発行されてきた。

名前の言い直しがあったけど、ルームキーが出てくるまで2分とかからなかったんじゃないかな。普通に名前をタイプするだけだったら1分もかからないのでは?超絶スピードチェックインです。
ひだり みぎ
さくっとチェックインを終え、ルームカードキーをセンサーにかざして客室フロアへ。廊下ではロボットが歩いていて挨拶してきたり、ルンバが走り回っていたりすることもありませし、全然「変」な感じはありません。ただ、やっぱりここまで人間を一人も見かけていないのはよくよく考えると凄い。というか奇妙な感じ。

部屋:スタンダードセミダブル

今回は23:30チェックイン、06:30チェックアウトと寝るだけだったので、最安値のスタンダードセミダブルルームを予約。一泊7,000円ほどでした。

出典:https://www.hennnahotel.com/haneda/rooms/#roomtype1
広さ:12.32㎡
ベッドタイプ:ベッド1台
ベッドサイズ:幅140cm×長さ195cm

客室は全200室で、テレビの代わりにプロジェクターが用いられたシアタールームや、ふとんの中の温度がコントロールできる世界初のふとんコンディショナーを導入したレイコップふとコン「快眠」ルーム、ロボットクリーニングマシーン“LG Styler”が部屋内に置かれたLGスタイラールームなどなど、奇抜なコンセプトルームもあるみたい。

ふーん、確かに変なコンセプトだな…と思いながらホテル情報を漁っていたら、衝撃の事実が発覚。

変なホテルの「変」は「変化」の変で、ニーズに応じて変わり続けていくというコンセプトに由来するものだった。StrangeやWeirdじゃなく、Changing!

ひだり みぎ
確かに、部屋に入って納得。安っぽい富士山の絵がベッドサイドにある以外は全然「変」ではないし、色々と面白い試みが詰まった小部屋という感じ。


特に、狭い部屋を最大限広く見せようとするアイディアが詰まっていて、小物なんかはすべてテレビ周りの壁面収納でまとめられている。


椅子が壁にめりこむように収納される仕組みは初めて見た。折り畳みの椅子を壁に掛けるモクシーばりの工夫。

ひだり みぎ
デスクまでもがまさかの収納式。かなーり窮屈ではあるけれど、ラップトップを広げて作業するくらいの大きさはあるし、いコンセントもあるので充電もできるのだけど…最低限デスクとしては機能するかな、くらいの代物。怒りに任せて机をドン!なんてやっちゃったらアウトなので、沸点の低い方は要注意。

ひだり みぎ
コップやリモコンなどの小物もテレビ周りのスペースに収納されています。


tabiiという備え付けのタブレットでは、ホテル館内の案内や地元のグルメ・観光情報、動画コンテンツなどが楽しめるほか、テレビや照明、エアコンのコントローラーも兼ねています。


ひだり みぎ
バスルームも一般的なビジネスホテルと同様のユニットバス仕様。部屋面積が限られててもバスタブが用意されている日本のホテルはほんと素晴らしい。歯ブラシ、カミソリ、綿棒、コットンパフブラシなどアメニティも十分に取り揃えられています。

チェックアウト

チェックアウトは機会にルームキーのカードを差し込んみ返却するだけで、ほんの数秒で手続きが終わってしまった。超エクスプレスチェックアウト。

遂にホテル内で生身の人間に会うことなく滞在を終えてしまった…

所感

結局、ホテル内では生身の人間に合わず終いで、発した言葉はチェックインのタブレット端末に発した我が名前のみ。

誰とも話をせず、だれにも気を使わず静かに過ごしたい人にはさっぱりして良いかもですね。周辺のホテルと比べても比較的リーズナブルな価格帯で泊まれますし、寝るだけなら全然アリだと思います。

無人ホテル、味気ない感じはするけどこれから増えていくのかなぁ。

【変なホテル東京 羽田】

所在地:日本、〒144-0033 東京都大田区東糀谷2丁目11-18
公式サイト:https://www.hennnahotel.com/haneda/
電話番号:+81 50-5894-3783