各ホテルのポイント価値について(SPG,IHG,Hyatt,Accor,Hilton)

IHGのポイント価値に関してお問い合わせ頂いたので、これを機会に自分なりに各ホテルチェーンのポイント価値を円換算してみた。
初めに申し上げておきますと、ポイント価値なんて使い方等によっていくらでも変わってしまうんで、1ポイントが幾らに値するかという問いの解は一つではありません。なもんで参考になるか分からんし異論反論あるかもしれませんが、小生が考えるポイント価値は以下の通り。

チェーン名1ポイントの価値
SPG2.3-2.4円
IHG0.6円
Hyatt1.7-1.8円
アコー2.5円
ヒルトン0.4-0.5円

IHGで極稀に開催されるBuyポイント100%増量キャンペーンの相場がUS$575(≒65,000円)で10万ポイント=ポイント価値0.65円なので、まぁIHGは0.6円程度というのは妥当なラインではあるのかな。SPGはエアロプラン経由での東南アジア格安旅行の道が潰えてしまったので自分の中での価値は暴落してしまったが、それでもポイントあたり2.3円~2.4円くらいのバリューはあるかと。消費1ドル当たりに獲得できるポイント数をベースにプロモ頻度・特典内容・ポイントの使い勝手などを勘案し、出来る限り主観を除いて数字を出してみたつもりではある。

こんなこと考えてどうなるのか?
一つのチェーンだけを利用する一途な方はポイント価値を気にせずにガンガン泊まり倒せばいいと思うが、複数のチェーンを使い分ける小生のような浮気性な人間はそれぞれのポイント価値に対する自分なりの尺度を持っていても無駄にはならないと思う。複数のチェーンのプロモ期間が重なった場合に自分なりの合理性をもって優先順位を決定できるようになりますので。

例えば、1月-4月のプロモでSPGとIHGのどちらを優先的に攻めていくか考えた場合。
IHG:15泊で37,000ポイントが貰えるターゲットプロモ。

自分なりの尺度に基づき円換算すると、15泊で22,200円分のボーナスポイントが獲得できる計算になる。1泊当たり1,480円のポイント還元になるイメージか。他の方のターゲットプロモの内容に比べれば見劣りするが、ホリデイイン系列等、ローバジェット系ホテルが多く一泊の宿泊費が低めのIHGなら悪くはない数字かな。

SPG:15泊で2,500スターポイント+25泊で7,500スターポイントが付与される計算なので、25泊した場合は10,000ポイント、即ち23,000円相当のポイントが頂ける。

これに加えてSPGではダブルポイント等のボーナスもあり、算盤を弾いてみると上記の10,000ポイントを含めて25泊で合計24,000前後のボーナスポイントが獲得できそう。これは57,600円に相当するボーナスで、一泊当たり2,304円相当のポイントが還元されるということになる。

今年はIHGのロイヤルアンバサダーを目指してみたかったけど、こうしてみるとプロモ的にはやっぱりSPGの方が魅力的で気持ちがそっちに靡いてしまいそう…なんて金額ベースでの比較ができるようになりますからね。

まぁ、上記のポイント価値はあくまで小生の感覚的なもので他の方の参考になるかは分かりませんが。お問い合わせに対する回答になっておらず申し訳ないですが、逆に自分も皆様の缶がるポイント価値を推してもらいたいというのが率直なところであります。纏まりの無い記事となりすみません。

迷えるSPG難民のメシア!ハイアットのステータスマッチ

超絶アテンドウィークを乗り切ったばかりの社畜です。

激務を終え、個人アカウントのメールを確認したところ、各ホテルチェーンからのDMやらなんやらがたーんと寄せられてるじゃないですか。
こんなタイミングでSPGがアメックスの入会キャンペーンを展開してるのには盛大に笑かしてもらいましたが、他に有益な情報がありそうなのでメールを一個一個捌いていく…
すると、珍しくハイアットに関する情報を発見。

どうやらマリオットとSPG合併を受けての上顧客争奪戦が早くも激化しているようで、ハイアットがツイッター上でステータスマッチを受付けだしました、と。2017年2月迄有効のステータスが得られるようで、通常は25滞在または50泊が必要な最上級のダイアモンドもばら撒いてる模様。手を打つのが、ハイアット!

http://twitter.com/HyattConcierge/status/667431140815450112/photo/1

goldpassport@hyatt.comに滞在記録等を送ることになるので、ツイッターのアカウントがなくてもハイアットゴールドパスポートのメールアドレスに直メールすりゃOKかと。
ハイアットへの滞在記録が無いSPGプラチナ⇒Hyattダイアモンドへのマッチ成功体験も報告されているので、かなーりガバガバなマッチ条件になっていて、迷えるSPG難民を思いっきり取り囲みに来てる。

【ハイアットダイアモンドの特典】
・ポイント加算選択した場合、30%のボーナスポイントが加算。
・客室アップグレード
・コンチネンタルブレックファスト、ラウンジアクセス
・年4回までスイートルームへアップグレード
・滞在毎にポイントからアメニティーのプレゼント
・到着48時間前まで客室保証
・16:00までレイトチェックアウト
・ユナイテッドクラブの無料パス11を年に2枚
・ゲスト オブ オナー

ダイアモンドの特典はかなり充実してるみたいだけど、自分の行動範囲では余りハイアットにお世話になることもないしなぁ。
マリオットは大嫌いだけど来年以降も引き続きSPGのホテル中心に泊まっていく予定なので、今回はステータスマッチに申し込まない方向で。

SPG以外の上級会員にも門戸は開かれているみたいなので、ハイアットに興味のある方はこの機会をお見逃しなく!

上級ステータスの特典比較~マリオット,IHG,ヒルトン,ハイアット,SPG,アコー,シャングリラ~

ホテルの修行僧にとって修行先を決定するのは一大重要事。ホテルチェーンとの相性や修行難易度、ポイント還元率、上級会員の特典内容といったファクターを総合的に勘案して慎重に検討を重ねた上で修行先を選択する方が殆どだろう。

私の場合は、自分の生活圏であるアジアに強く、ライフタイム資格のハードルも低く、“チャラお洒落”のWホテル、成熟したサービスのウェスティンにシェラトン、ラグジュアリーなセントレジス、ポップで安めのアロフトなど、多様なブランドが揃ったSPGをプライマリーにもってきたが、SPGの上級会員に解脱することで得られる特典も大きな決定打の一つとなった。そう、ホテル修行の苦行に耐え抜き上級カーストへと解脱した場合、只管打坐や断食、水行、護摩行などといった精神修行よりも実質的なベネフィットを得ることができるのだ。特典狙いの修行なんて卑しすぎなんて声も聞こえてきそうだが、せっかく沢山ホテルに泊まるんだから、少しでも快適な滞在を楽しみたいじゃないですか。

【上級会員向け特典の一部】
・ホテルでのVIP対応
・ボーナスポイント
・ウェルカムギフト
・アーリーチェックインとレイトチェックアウト
・部屋のアップグレード
・ラウンジアクセス
・朝食無料

等々。これらの特典内容は千差万別各チェーンごとに異なるので、一つ一つの会員プログラム内容を精査し、自分の好みに合致したホテルチェーンを探す必要がある。「え?せっかく最上級ステータスになってのに、ラウンジに入れないんかい!」なんてことにならぬよう、しっかりと事前に各ホテルの特典を確認してから修行の道に飛び込んでください。

ここではマリオット、IHG、ヒルトン、ハイアット、SPG、アコー、シャングリラの特典一覧表を纏めておきました。2015年9月現在の内容です。
【各ホテルチェーンの特典一覧表(どうでもよさそうな特典は一部割愛)】

マリオット
・無料WIFI
・5泊目無料
・モバイルチェックイン
シルバー       (10泊)・平の全特典
・優先レイトチェックアウト(2時間迄)
・週末割引
・基本ポイントに20%のボーナスポイント
・ギフトショップ割引
ゴールド       (50泊)・シルバーの全特典
・無料市内通話/FAX
・客室UG
・ハーツNo.1クラブ ゴールド会員無料
・基本ポイントに25%のボーナスポイント
・ラウンジへのアクセス / 無料朝食の保証
プラチナ       (75泊)・ゴールドの全特典
・基本ポイントに50%のボーナスポイント
・マイレージプラス(ユナイテッド航空)のプレミア資格
・(プラチナアライバルギフト(アメニティギフトかボーナスポイント)
・48時間前までの客室保証
ポイント有効期限12か月間利用実績が無い場合に失効。
ブランドゲイロード・ホテル、ザ・リッツ・カールトン、JWマリオット、エディション・ホテルズ、オートグラフ コレクション、ルネッサンス・ホテル、ACホテル、マリオット・ホテル&リゾート、コートヤード、フェアフィールド・イン & スイート、スプリングヒル・スイート、レジデンス・イン、タウンプレース・スイート、マリオット・エグゼクティブ・アパートメント、マリオット・バケーションクラブ
IHG
・平日の新聞サービス
・無料インターネット
・最長午後2時までのレイトチェックアウト
ゴールド       (10泊)or(10,000P)・平の全特典
・プライオリティチェックイン
・基本ポイントに10%のボーナスポイント
プラチナ       (40泊)or (40,000P)・ゴールドの全特典
・エリート繰越宿泊
・客室アップグレード
・72時間前までの客室保証
・基本ポイントに50%のボーナスポイント
スパイヤ       (75泊)or (75,000P)・プラチナの全特典
・年一回、25,000Pのボーナスポイント付与
・ご友人やご家族に1年分のプラチナエリート会員資格をプレゼント
・基本ポイントに100%のボーナスポイント
アンバサダー   (US$200)          インタコでのみ  有効・客室アップグレード保証
・ウェルカムフルーツ、ウェルカムギフト
・午後4時までのレイトチェックアウト
・2名宿泊でシングルルームの料金
・アンバサダー専用のチェックインエリア
・インスタントチェックアウト
・水の補充やら新聞やら有料テレビ映画(1滞在につき1本)無料
・IHGリワードクラブのゴールドステータス
・ウィークエンド無料宿泊券1枚
ポイント有効期限12か月間利用実績が無い場合に失効。
ブランドInterContinental、Crowne Plaza、Hotel Indigo、Holiday Inn、Holiday Inn Express、Holiday Inn Resorts、Holiday Inn Club Vacations、Staybridge Suites、Candlewood Suites
ヒルトン
ブルー・レイトチェックアウト
・エクスプレスチェックアウト、デジタルチェックイン
・WIFI無料
・配偶者の宿泊費無料
シルバー(4滞在)or(10泊)・全ブルー特典
・15%のボーナスポイント
・滞在中、ホテル内のヘルスクラブを無料で利用
・より少ないポイントで無料宿泊を利用
・5連泊で5泊目無料
・1滞在につき無料のボトルウォーター2本
ゴールド(20滞在)or(40泊)or(75,000P)・全シルバー特典
・ホテルにより異なるVIP特典(ボーナスP、ネット接続、朝食など)
・25%のボーナスポイント
・ウォルドーフ・アストリア、コンラッド、キュリオ・コレクションbyヒルトン、ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ、ダブルツリーbyヒルトンでは空室状況に応じてアップグレード
ダイヤモンド(30滞在)or(60泊)or (120,000P)・全ゴールド特典
・50%のボーナスポイント
・ラウンジの利用(一部のホテル)
・会員+1名まで無料でコンチネンタルブレックファースト
・48時間前までの部屋確保保証
・ボーナスポイント
・ダイヤモンドメンバー専用デスク
ポイント有効期限12か月間利用実績が無い場合に失効。
ブランドヒルトン、コンラッド・ホテルズ&リゾーツ、ダブルツリー、エンバシー・スイーツ・ホテルズ、ハンプトン、ヒルトン・ガーデン・イン、ヒルトン・グランド・バケーション、ホームウッド・スイーツ・バイ・ヒルトン、ウォルドーフ・アストリア・コレクション、ホーム2スイーツ・バイ・ヒルトン
ハイアット
プラチナ   (5滞在)   or       (15泊)・15%のボーナスポイント
・プリッファードルームへのアップグレード
・無料のプレミアムインターネットアクセス(一部の施設)
・到着72時間前までの部屋確保保証
・上級会員専用カウンターで、スピーディーなチェックイン
・午後2時までのレイトチェックアウト
ダイヤモンド  (25滞在)         or         (50泊)・全プラチナ特典
・30%のボーナスポイント
・到着時に利用できる最も良い客室を用意(スイートを除く)
・無料のコンチネンタル ブレックファスト
・ラウンジアクセス
・適用客室料金での滞在時、年4回までスイートへアップグレード
・チェックイン時にボーナスポイントまたはウェルカムアメニティ
・到着48時間までの部屋確保保証
・午後4時までのレイトチェックアウト
・ユナイテッドクラブの1回無料パスを年に2枚
ポイント有効期限12か月間利用実績が無い場合に失効。
ブランドAndaz、Grand Hyatt、Hyatt Centric、Hyatt Hotels、Hyatt House、Hyatt Place、Hyatt Regency、ハイアット レジデンス クラブ、Hyatt Zilara、Hyatt Ziva、Park Hyatt
SPG
・WIFI無料
・レストランで割引
・Uber利用でポイント獲得
ゴールド    (10滞在)         or         (25泊)・平の全特典
・50%のボーナスポイント
・午後4時までのレートチェックアウト
・エンハンスルームなどへのアップグレード
・チェックイン時にウェルカムギフト(ボーナスP、高速ネット、ドリンク何れか1つ)
・デルタ航空とエミレーツ利用でもポイント獲得
プラチナ           (25滞在)                   or          (50泊)・ゴールドの全特典
・チェックイン時にウェルカムギフト(ボーナスP、朝食、アメニティ何れか1つ)
・ラウンジアクセス
・プレミアムインターネットアクセス
・CI時に空室の中で最も良い部屋へのアップグレード(スタンダードスイート含む)
・到着前72時間前までの現地時間午後3時まで、部屋確保保証
50泊・スイートへのUG券10枚、US$25のUber利用権4枚などのギフトを1つ
75泊・ポイント加算率が100%アップ
・Your24の利用
100泊・SPGアンバサダーサービス
ポイント有効期限12か月間利用実績が無い場合に失効。
ブランドセントレジス、ラグジュアリーコレクション、W、ウェスティン、ル・メリディアン、トリビュートポートフォリオ、シェラトン、アロフト、エレメント、フォーポイント・バイ・シェラトン
アコー
クラシック・プライオリティデスク
・プライベートセールスへの先行アクセス
・宿泊料金の5%分のポイント加算
・カスタマーサポート
シルバー    (10泊)      or     (2,500P)・クラシックの全特典
・無料インターネット
・ウェルカムドリンク
・宿泊料金の6%分のポイント加算
・レイトチェックアウト
ゴールド       (30泊)      or       (10,000P)・シルバーの全特典
・アーリーチェックイン
・チェックイン3日前までの部屋確保保証
・VIP待遇
・宿泊料金の7%分のポイント加算
・アップグレード
プラチナ    (60泊)or(25,000P)・宿泊料金の8.5%のポイント加算
・ラウンジアクセス
ポイント有効期限12か月間利用実績が無い場合に失効。
ブランドソフィテル、プルマン、Mギャラリー、グランドメルキュール、ノボテル、スイートノボテル、メルキュール、イビス、イビススタイルズ、オールシーズンズ
シャングリラ
ゴールド(平)・市内無料通話
・ウェイティングリストの優先登録
・ウェルカムフルーツ
・事前登録による簡単チェックイン
・現地通貨のキャッシングサービス
・パーソナルサービス(ベッド、枕タイプなど)
ジェイド      (10滞在)     or          (20泊)・ゴールドの全特典
・72時間前までの部屋確保保証
・次のルームカテゴリーへのプライオリティルームアップグレード
・16時までのレイトチェックアウト、11時からのアーリーチェックイン
・ウェルカムアメニティを3つ
・同室者のご宿泊と朝食
・25%のボーナスポイント
・カフェレストランでの朝食
ダイヤモンド   (25滞在)     or          (50泊)・ジェイドの全特典
・50%のボーナスポイント
・ラウンジチェックイン/ルームチェックイン
・8時からのアーリーチェックインと18時までのレイトチェックアウト
・ラウンジアクセス
・ウェルカムアメニティを3つ(赤または白ワインを含む)
・リゾート施設の利用
ポイント有効期限ポイントの有効期限はポイント発生から3暦年目の年末
ブランドシャングリ・ラ ホテル、リゾート、トレーダース ホテル、ケリー ホテル、ホテル ジェン

アメリカのホテル系クレジットカードの気前の良さよ

海外旅行や出張でホテル滞在機会は多いんで、ポイントを効率的に貯めたいし、あわよくばホテルの上級会員の座にも上り詰めたい。でも、ホテルの上級会員を継続していくほどの宿泊数は稼げない…という状況でピッタリなのが、ホテルチェーンとクレカ会社が提携して発行してる上級ステータス付帯のクレジットカード。カードを持っているだけで宿泊数に関係無く上級ステータスが付帯したり、ポイント加算率でオマケがついたりする優れものだ。

現在、大手グローバルホテルとの提携クレカで日本で発行されているのは、三井住友のヒルトンHオナーズVISAとアメックスのSPG飴のみ。ハイアットやIHG、マリオット等の大手どころはアメリカのチェース銀行(Chase Bank)が中々の内容のクレジットカードを出している。やっぱりクレカ乱発・超消費社会のアメリカは顧客争奪戦が激しいのか、かなーり気前の良いウェルカムギフトなんかで客を釣っているようだ。特にハイアット。初年度無料、次年度以降US$75のクレカのウェルカムギフトが無料宿泊券2枚(カテゴリー制限なし)とか、もう本当にマーマミーヤ。ちょっと見ていくうちに各ホテルのクレカ情報が気になったので、日本のホテル系クレカ情報と合わせて纏めてみた。

先ずは日本で発行されているホテル提携クレカをサクッとおさらい。

●ヒルトンHオナーズVISAカードは全3種類。
・ヒルトンHオナーズVISAカード クラシック:年会費3,195円(税込)
⇒シルバーVIPステータス付帯
⇒入会特典=1,000Hオナーズ・ボーナスポイント

・ヒルトンHオナーズVISAカード ゴールドカード:年会費13,950円(税込)
⇒ゴールドVIPステータス付帯
⇒入会特典=2,000Hオナーズ・ボーナスポイント
⇒更新特典=1,000Hオナーズ・ボーナスポイント

・ヒルトンHオナーズVISAカード プラチナカード:年会費66,500円(税込)
⇒ゴールドVIPステータス付帯
⇒1年間に10滞在または20泊または年間120万円のクレカ利用で最上級のダイアモンドに昇格
⇒入会特典=3,000Hオナーズ・ボーナスポイント
⇒更新特典=1,000Hオナーズ・ボーナスポイント


●SPGアメックスは1種類のみ。
・SPGアメックス:年会費33,480円(税込)
⇒SPGゴールド自動付帯
⇒プラチナ修行用として、2滞在、5泊分の宿泊実績。
⇒契約時・更新時にホテル一泊無料券(カテゴリー6までのホテル限定)
カテ6まで限定と言っても、1200超あるSPGプロパティーの中で最上級のカテ7に属するホテルは僅か36なので、殆どのホテルで使用可能。日本では翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都 が一泊5万円程、セントレジス大阪やウェスティン大阪、ウェスティン東京でも一泊35,000円程するので、無料券だけでも十分に元が取れてしまう。

さて、ここからはチェース銀行と各ホテルチェーンの提携クレカの紹介。

ハイアット Chase Hyatt Visa Signature
hyatt visa
公式サイトこちら(英語ページ)

【主な特徴】
・年会費:初年度無料、次年度以降US$75。
・サインアップボーナス:最初の3か月でUS$1,000分の支払に利用した場合、2泊分の無料宿泊特典(カテゴリー制限無し)。
・プラチナステータスの自動付与。
・毎年の契約更新時、カテ1~4の無料宿泊特典。
・為替手数料無し。
・ダイヤモンド修行用の宿泊実績:US$20,000/年の支払いに利用した場合、2滞在、5泊分の宿泊実績。US$40,000の場合、更に追加で3滞在、5泊分の宿泊実績。

【ポイント加算】
・ポイント:ハイアットで3倍。レンタカー、レストラン、航空チケットは2倍。その他1倍。
・試算:ハイアットでUS$10,000利用の場合30,000P、これにプラチナ会員としてのポイント(US$1で5P)も加味され、合計80,000P。

【ポイント利用】

カテゴリースタンダードクラブ
150007000
2800012000
31200017000
41500021000
52000027000
62500033000
73000039000

サインアップボーナスの特典はカテ制限無しなので、パークハイアット東京等の最高級ホテルでも利用可能。これで初年度無料、次年度以降US$75(≒9,000円)とか、今すぐにでも契約したい。


マリオット Chase Marriott Rewards Premier Credit Card
marriott_premier_card
公式サイトこちら(英語ページ)

【主な特徴】
・年会費:US$85。
・サインアップボーナス:最初の3か月でUS$3,000分の支払に利用した場合、80,000ポイント。
・15泊の滞在実績。⇒自動的にシルバーステータス確定。
・US$3,000につき、1泊の宿泊実績。
・毎年の契約更新時、カテ1~5の無料特典券。
・為替手数料無し。

【ポイント加算】
・ポイント:マリオットで5倍。レンタカー、レストラン、航空チケットは2倍。その他1倍。
・試算:マリオットでUS$10,000利用の場合50,000P、これにシルバー会員としてのポイント(US$1で12P)も加味され、合計170,000P。

【ポイント利用】

ホテルカテゴリーホテルリワードポイントセーバー リワード
17,5006,000
210,0007,500
315,00010,000
420,00015,000
525,00020,000
630,00025,000
735,00030,000
840,00035,000
945,00040,000

特典宿泊付きで年会費US$100以下なんだからそれだけでお得だし、ウェルカムギフトも80,000ポイントで太っ腹。ただ、マリオットって良さげなホテルでカテゴリー上昇が続いてるので、特典宿泊にカテゴリー制限が求められてるのが非常に残念。IHGやハイアット程の魅力は感じられないか。


IHG  IHG® Rewards Club Select Credit Card

公式サイトこちら(英語ページ)

【主な特徴】
・年会費:初年度無料、次年度以降US$49。
・サインアップボーナス:最初の3か月でUS$1,000分の支払に利用した場合、60,000P。
・無料宿泊特典利用時、10%のポイントバック(上限100,000Pまで)。
・毎年の契約更新時、1泊分の無料特典券(カテゴリー制限なし)。
・為替手数料無し。
・プラチナステータス付与。

【ポイント加算】
・ポイント:IHGで5倍。ガソリン、グロセリー、レストランは2倍。その他1倍。
・試算:IHGでUS$10,000利用の場合50,000P、これにプラチナ会員としてのポイント(US$1で15P)も加味され、合計200,000P。

【ポイント利用】

ホテルカテゴリーリワード必要ポイント
110,000
215,000
320,000
425,000
530,000
635,000
740,000
845,000
950,000

特典宿泊時のポイント10%キャッシュバック+カテ制限無しの特典宿泊券、プラチナステータスが付いて年会費6,000円程度とか…

銀行業務の一環でクレカ発行されているので空港ラウンジ利用やコンシェルジュサービスなどの付帯サービスには乏しいことを差し引いても、年会費に対するベネフィットが充実し過ぎ。ホテルに頻繁に宿泊する者にとっては喉から手が出る程に欲しいカードである。

ハイアットゴールドパスポートの最新プロモ【Sweet Dreams… Sweet Rewards】

おっ、HYATT ゴールドパスポートの新プロモーションの案内が届いてるではないか。
ここ最近のハイアットゴールド・パスポートのプロモーションは手が込んでいるというか、完全にターゲットオファー化していて、会員のハイアット利用状況に応じてプロモの種類を変えたりしてるんで、案内を読むのがささやかな楽しみになっている。貧乏性なもんで、結構こういった馬にニンジン的なプロモに直ぐ引っかかっちゃうもので。

LoyaltyLobby.comに拠ると、今回のプロモは「オファーなし」という残念なケースを含め、全5種に分類されるよう。

①オファー無し
②1泊3,000Pt
③10泊20,000Pt
④5泊5,000Pt/10泊+10,000Pt/15泊+15,000Pt/20泊+20,000Pt
⑤15泊+30,000Pt/20泊+15,000Pt/25泊+20,000Pt

⑤は14泊までボーナスゼロとか、辛すぎだろ。完全にコアカスタマー向け。

私は③または④の何れか一つよいう内容のオファーになっていた。

StayEarnTotal Points Earned
5 Nights+ 5,000 Points= 5,000
10 Nights+ 10,000 Points= 15,000
15 Nights+ 15,000 Points= 30,000
20 Nights+ 20,000 Points= 50,000

6月1日から9月30日までの実質4か月間に20泊で50000ポイントか。10泊だけなら②の方が稼ぎが良いけれど、15泊以上なら③の方がお得ですよ、と。悩ませてくれるわい(笑)

【無料宿泊の必要ポイント数】

20泊の宿泊でグランドハイアット深センや広州のクラブルーム3泊無料か。SPGのシェラトンキャンペーンは15泊で3泊だからな。SPGはプラチナに解脱してるんでアワード宿泊でもラウンジ使えるし、週末の連泊なら週末キャンペーンとの合わせ技でダブルポイントも付与される。こりゃ今年の夏はSPGかな。

*キャンペーンの登録が開始されてないのか、現時点ではサインアップできない状態になっています。