搭乗記 ベトナム航空 A321ビジネスクラス ホーチミン⇒香港

ホーチミンから香港へ。久しぶりにベトナム航空を利用します。


いつも通り人が少ないスカイプライオリティレーン。利用者が少なすぎるからか、ビジネスクラスのチェックインカウンターにはスタッフすらいなかったw トイレ休憩とか朝飯休憩でスタッフが出払ってるとか?

チェックインカウンター前で、「僕いますよー。待ってますよー!」アピールしても誰にも気づかれず…5分ほど待ってようやくVN職員がやってきてチェックインの対応にあたってくれました。
まぁ百歩譲って待つのは良いけれど、クーラーの効きが超絶弱いのがきつかった。熱が籠って、外より暑いんじゃね!?くらいのレベルでホテル出発前にシャワー浴びた甲斐が早速なくなってしまうw

本日の機材はA321の16C/162Yで、座席は2Aですとの説明を受ける。エアバスの機材ごとのシートマップ、これ良いな。


搭乗券にはきっちり南方航空の会員番号も載っている。
なんだかんだでいまだにCZのスカイチームエリートプラスの効力が残っているし、マイルもベトナム航空便搭乗2日後にCZアカウントに加算されてきました。スカイチームへの泣きの残留パターン、無いかなぁ。無いよなぁ…。

イミグレではワイの前に並んでいた小太りな中国人がVND500,000札を小汚い出入国管理職員に握らせてる姿を目撃。恵比須顔で袖の下を受け取った小汚いオイリーフェイスな職員、ワイのパスポートチェックの際にも上機嫌でルンルンと鼻歌を口ずさんでてくそ笑った。臨時収入が嬉しかったんだろうが、感情を表に出しすぎぃぃぃw

今回は時間が無かったのでラウンジはスルーでゲートへと直行。駐機場ではスカイチーム塗装のA321が待ちかまえておりました。恰好良い!


鼻先だけオリジナルカラーw


特別塗装機とはいえ、もちろん機内は通常機の仕様通り。お上品なアオザイマダムがプライスレスな笑顔で迎え入れてくれました。結構なご年齢でもあんなタイトなアオザイを着れるのは凄いわ。

ひだり みぎ
機内食のメニューのセンスもレトロなタッチでセンスが良い。非効率で態度の悪い小役人みたいなベトナムの空港職員は超絶嫌いだが、ベトナム航空は頑張ってる感が伝わってきて意外と好き。


ただ、メニューがセンス良くても肝心の機内食の中身はなぁ…フランスパンにガーリックソースを薄~く塗り込んだだけの愛情の無いガーリックトーストはイケてない。ほぼ生で硬っい輪切りのニンジンも餌感が強すぎてフェットゥチーネには合わんかった。残念!


香港国際空港での降機後は、ホーチミンの空港でかいた汗を流してさっぱりすべく、香港空港の無料シャワーを使ってみることに。


待ち時間なしで入れるやんけ!と思ったら何かが違う…そう、タオルとかは用意されてないんです。


タオルやらなんやらは自販機で買ってくださいね、と。そういうことだった。


白ブリーフも売ってます。タオルよりだいぶ安いからタオル替わりにブリーフを使うのもありかも、いや、やっぱりないわw

ベトナム航空 A350XWBビジネスクラス搭乗記 国内線ロータスラウンジ

毒霧まみれのハノイを脱出してホーチミンへと生還を果たす時がやってきた。ベトナム航空も私の無事の帰還を祝福してくれてか、私が乗る便の機材が直前の機材変更によりA320からエアバス社の最新鋭旅客機であるA350になったようだw

A350は中長距離用の機材。たかだか二時間程度のベトナム国内線で搭乗の機会を頂けるのは非常にありがたく、喜びとベトナム航空への感謝を胸にハノイノイバイ空港へと移動するw

代打の代打でやっぱりB738!みたいな直前の機材再変更だけは無いようにと祈りながら空港に入ると…激混みのベトナム航空国内線チェックインカウンターに辟易。カウンターが足りないのかスタッフが非効率なのか、その両方なのか分からんが、なんとかならんもんかねこれは。


ホーチミン行き便利用者専用のカウンターを設けたりといった工夫はされているものの、こちらも大混雑。カウンターの数は十分にあるようなので、やっぱり原因はスタッフの作業性の悪さだな。一部の人間だけを例に挙げて一般化するような主張はしたくないが、やっぱりベトナムってマイペースな人が多すぎる気がする。特に男は超南国気質でゆったりおっとりし過ぎたのが多い。国際線のイミグレとかでも長蛇の列ができているのにダラダラとやってる係員が多すぎるので、もっとテキパキやらんかい!と思わされる時もあるし。


長蛇の列を作ってディズニーランド気取りかよーと思って優先カウンターに行くと、スカイプライオリティカウンターはこんな日でもガラ空きだった。こりゃあベトナム航空はステータス無しの丸腰でエコノミーは乗れんわ。スカイプライオリティ様様っす。

国内線ラウンジ Lotus Lounge(ロータスラウンジ)


保安検査を抜け、改装されて新しくなったロータスラウンジへ。以前の国内線ラウンジはクーラーが壊れてサウナのようになったりと、ラウンジの外の方が寧ろ快適といった代物だったんだが。新しくなった立派なエントランスを見る限り、こちらはそんな問題はなく快適に過ごすことができそうだ。

内部は国際線のロータスラウンジの倍以上はあろうかという規模でくっそ広く、くっそ混んでいる。
ひだり みぎ
ひだり みぎ

ひだり みぎ
ミールは以前とあまり変わり映えしない内容で、カップ麺を取り出しただけの手抜きヌードルサービスも健在。この他にフルーツやサラダ、各種パンも用意されていて種類の多さだけは国際線ラウンジ以上に立派なんだけど、食欲を掻き立ててくれるようなものではない。

フライト:ハノイ⇒ホーチミン

VNも行き当たりばったりな機材繰りをしてるようで、直前の機材変更で運よく図らずもA350に乗ることができた。たかだか2時間のフライトだけど、やっぱりナローボディー機は出来るのであれば御免被りたいっすからね。助かったわ。

最新テクノロジーばかりが注目されるA350だが、競合機材であるB787に比べて横幅もワイドに作られていて、ゆったりとしたシート配置ができるようにもなっているのだと。客室幅が最大でB787に比べて12.7cm広いとのことだが…確かに言われてみたらワイドなような、そうでもないような…

主なA350の特徴:
A330をベースに最新の技術を投入した次世代機体
B787と同じロールスロイス社製新世代エンジンの搭載
A380に使用された新素材を適用。軽量で薄型の胴体で燃費と客室幅を改善


ゆったりとしたシート配置ができるようになっている分、プレエコとエコノミークラスは3-3-3の9席配置。シートマップを見る限り全然ゆったりしてなそうw
画像はベトナム航空ホームページから:https://www.vietnamairlines.com/vn/ja/plan-book/our-fleets/airbus-a350/cabin-a350-popup
確かVNのプレエコって2-3-2配列っすからね…

実際に機内へと乗り込んでみると、中央部の天井の収納や中央2席の間の仕切りがなく、すっきりとした作りであることに気付く。天井も高くて窓も大きいので、凄く明るくて開放的な印象を受けた。


ビジネスクラスのシート配列はリバース・ヘリンボーン型で、シートは勿論フルフラット仕様。渋味のある黄枯茶色のシートカバーにはベトナム航空のトレードマークであるゴールデンロータスがあしらわれている。同じA350でもスタイリッシュなフィンエアーの機内とは随分と印象の異なるデザインだ。



我がシートは2K。シートピッチ=106.7cm、幅53.3cmとスペースは十分。

ひだり みぎ
通路側にはペットボトルフォルダー、マガジンラック、読書灯が設置されていて、通路側肘掛け上にはリクライニングボタンと機内エンタメ用コントローラーが埋め込まれている。コンセントとUSBポートももちろん完備。


国内線の為にアメニティポーチは無いが、ヘッドフォンはノイズキャンセリング風のものが用意されている。


ひだり みぎ
モニターも綺麗だし、日本語にも対応。国内線でもフルに機内エンタメを楽しめる。

ひだり みぎ
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機内エンタメは香ばしいローカルムービー満載で、たかだか二時間のフライトでは楽しみ尽くすことが出来ず。ドイモイ政策で民間の映画製作会社が許可された流れから、ここにきてベトナム国産映画が空前の盛り上がりを見せてるらしい。


そして、ジョジョの実写化をベトナム航空の機内エンタメで知る私。スタンドバトルが如何に描写されてるか気にはなるけれど、時間を割いて観たいとは思わなんだ。


その代わりにグッドモーニングベトナムならぬ「ハロー・ベトナム」というアメリカに移住した二人の男の故郷に対する懐旧の記憶を描いた映画を見ていると、窓の外に綺麗な夕焼けが。異国の地でこんな風景を見ながらこんなテーマの映画を鑑賞してしまうと、なんともいえない望郷の念に駆られるね。来週帰るんだけどw

そして夕焼けを眺めながらの機内食タイム。優雅な食事には程遠いっすがね、一応はディナータイムということでメインは3種類から選ぶことができる。ドリンクは赤ワイン・白ワイン・ビール・各種ジュース・ミルク・水・コーラや7UP等の炭酸系・コーヒー・茶というラインナップ。

「Stir-fried Chicken with Ginger, Steamed Rice」「Braised Pork Vietnamese Style, Steamed Rice」「Linguine with Seafood Sauce」の三択。ポークを選んだら骨ばっかだった。


食後にベトナムコーヒーを飲みながら映画のクライマックスをドキドキしながら楽しんでいると、ちょうど良い場面で着陸態勢のアナウンスが流れて現実に引き戻される。映画が一本見れるか見れないかという所要時間のフライトなので、長めの映画を選んだらクライマックスが見れずにもどかしいまま降機することになるので要注意。


夜景の美しいホーチミンへとランディング。


また会おうベトナム航空A350。願わくば次回は長距離国際線で。


空港外のこの喧騒を前に、ホーチミンに戻ってきたことを実感。やっぱり勢いあるホーチミンは良いっすわ。

ベトナム航空 A321ビジネスクラス搭乗記 ホーチミン⇒ハノイ

この日はホーチミンからハノイへと移動。


わいわいがやがやローカル感の強いホーチミン国内線ターミナルを利用するのは何年ぶりになるだろうか。ベトナムの方は全家族をあげてお見送り・お出迎えに来ちゃったりするので、相変わらずテーマパークとか動物園の中かのような凄い人口密度である。


黄色いアオザイのベトナム航空スタッフも久しぶり。これはこれで爽やかで良いんだけど、昔のエンジ色の方がベトナムらしくて好きだったかな。

チェックインのデスクではきちんと搭乗券に中国南方航空の会員番号が印字されているかを確認する。

また加算漏れで事後登録しないといけないのかなーと思ってたけど、フライト三日後にマイル加算の連絡が南方航空から来た。CクラスSGN⇒HANの片道で1,845マイル。5-6年前までは南方航空以外で飛んだ場合のマイル加算がされたりされなかったり、されたとしても間違ってたり遅れたりと問題が無い方が珍しいくらいだったので、そのころと比べれば南方航空も見違えるほど進歩したわ。

国内線 Lotus Lounge(ロータスラウンジ)

ひだり みぎ
国内線ラウンジも野暮ったさが無くなって快適になったものだ。


ビールはサイゴンスペシャルと333。ソフトドリンクも国際線ラウンジとほぼ変わらぬラインナップが揃えられている。

ひだり みぎ
ひだり みぎ

ひだり みぎ
ミールは粥にパン、フルーツ、サラダ、点心、チャーハン、ヌードル等々、こちらも国際線とあまり変わり映えしない内容。美味い不味いは別として。

トイレには歯ブラシや髭剃りまで置かれていて、頑張ろうとしている気持ちは伝わってくる。歯磨きはともかく、国内線ラウンジのトイレで髭剃りとかどんなシチュエーションだよと思うが。


機内食は朝食仕様でしょぼいだろうし、ハノイに着いてからはろくに昼飯を食う時間も無いことが予想されていたので、不味いなどと言わずに思いっきり腹ごしらえ。フォーの具材入れ放題が地味に嬉しく、ここぞとばかりに肉とネギをがっさり入れたった。

フライト:ホーチミン⇒ハノイ ビジネスクラス

ひだり みぎ
スカイプライオリティレーンは安定の空き具合。一般レーンに形成された長蛇の列を尻目に駐機場行きのバスへと乗り込んでいく。


バスもビジネスクラス専用の物が用意されているのだが、いつもの通りエコノミークラス用のバスが先に出発する。別にオーバヘッドコンパートメントのスペース争奪戦に巻き込まれる訳でもないので後から搭乗する分には一向に構わないのだが、くっそ暑い中のに炎天下に放り出され、エコノミークラスの乗客が搭乗を終えるまで延々とタラップの下で待たされるパターンは止めて頂きたい。


知ってた。やっぱりビジネスクラスの搭乗が後回しにされ汗かきながら待たされるパターン。しかも、乗ったら乗ったで遅延案内が入ってギンギンに冷やされた機内で凍えながら出発待ちというね。焼入れ焼戻し加工で加熱・急冷される鋼の気分を味わわせてもらったわ。

ひだり みぎ
更に、機材が国内線でのお約束機材のA321に変更になっている。今日のフライトはベトナム航空ご自慢の最新鋭機体A350の予定でさ、だから敢えてこの便に乗れるスケジューリングで日程組んだのに。駐機場に古いA321が停まってるのが見えた時はだいぶ悲しかった。



フルフラットの最新シートの筈が、まさかのレトロシートへと変更に。


まぁどうせパソコンとにらめっこしてるだけなんで良いですけどね。朝食仕様のあっさりとした機内食を食べ、後はコーヒーを頂きながら午後に使う資料のレビューに専念。電話がかかってこない状況で集中できるのがありがたい。いっそこのこと午後も機内モードにしときたいくらいだわ。


ホーチミンから2時間、青空冴えわたる爽やかなホーチミンから大気汚染の靄とどんより雲に覆われたハノイの町へランディング。観光で来る分には楽しめるけど、仕事だと飛行機を降り立つ前から陰鬱な気分にさせられる町。それがハノイ。

プロモ情報

あ、そうそう。最後に機内誌で紹介されてたプロモ情報をのっけておきます。

・ベトナムとイギリス/フランス/ドイツ/ロシアの往復をJまたはCクラスで飛べば一発でロータスマイルズのゴールド会員(スカイチームエリート)に。
・ベトナムと日本/韓国の往復をJまたはCクラスで飛べばチタン会員に。
・ロータスマイルズのチタン会員で、ベトナムと日本/韓国をJまたはCクラスで飛べばゴールド会員に。
・ベトナムとオーストラリアの往復をWまたはZクラスで飛べばチタン会員に。

2018年12月31日まで。ビジネスクラスでもJまたはC限定というのがちょっとな。得られるステータスも最上級のプラチナム(スカイチームエリートプラス)じゃなくゴールド止まりだし。

参考までに、ホーチミン⇔ロンドンのビジネスクラス往復最安値はDで173,810円、プロモの対象となるCで241,410だった。

これならベトナム航空と三井住友カードが提携して出してるベトナムエアラインズカードを作った方が良いか。

ゴールドカード持ってるだけでゴールドステータス扱いになるので。

参考リンク:https://enews-vietnamairlines.com/enewsletter-jp-smcc-jun-2018/

フエ⇒ハノイ ベトナム航空ビジネスクラス搭乗記 フエの世界遺産巡り9

あっという間のフエでの二泊三日の小旅行を終え、帰路へと就く時間がやってきた。先ずはフエからハノイに飛び、そこから成田行きの深夜便に乗り継いで日本へと帰還する。


フエ市街地からタクシーで15分(運賃200,000ドン強)、2013年に改装されたばかりのフバイ国際空港(HUI)に到着した。綺麗だけど小さっ。

ひだり みぎ
当記事執筆時点での就航航空会社はベトナム航空以外だとべトジェットとジェットスターパシフィックの2社のみで、それも国内線オンリー。

空港に早く着き過ぎて暫く待たされたけど、出発時刻の2時間半前になって漸く搭乗手続きが開始される。


今年になり南方航空修行を始めたので、マイルはCZ付け。VNのCクラスは2セクターと130%のマイルが付与される筈なのに、なんとまぁ搭乗から3ヵ月経っても加算されず。南方航空の手強いカスタマーセンターと長期戦を戦って、搭乗後5か月弱かかってやっとこさ搭乗クレジットが付与された。CZ、自社便だと国内線で翌日、国際線だと2-3日で漏れずに加算されるんですけどね。CZの他社便でのマイル登録は要注意。

コンパクトな空港だし空いているので搭乗券を手にしてからは早い。ただ、エレベーターが無いのがね…

土産物を詰めた重たいスーツケースを持って階段を上り下り…。少しは御爺さんの腰を労わってほしい。

ひだり みぎ
出発フロアはこじんまりと綺麗に纏まっていて、お店も土産物屋を中心にそれなりに有る。ただ、空港自体とにかく小さいので、町で顔見知りになった他の観光客と「あー、あなたも今日お帰りなんですねー」なんて会話をすることになりかねん。フエの町もフエの空港もとにかく小さい小さい。

ひだり みぎ

どんなもんかと土産屋を覗いてみると、ホーチミンの空港では売ってないようなこ洒落た陶器なんかも売っていた。冷やかし程度で値段を聞いたら店員の胸三寸で価格が決まるのかよってくらい思いっきり値下げしてくれたので、茶器セットを購入することに。また荷物が増えたけど、フエらしい中越折衷的なデザインの茶器が安く買えて満足なり。

ひだり みぎ
土産物を手にして今度は意気揚々とベトナム航空のビジネスクラスラウンジへ。田舎の国内線ラウンジなんで待合室レベルだけど…。


堪らないジャンク感…。


冷蔵庫にはチェやフルーツも。

ひだり みぎ
携帯弄りで忙しいスタッフを呼びつけてオーダーすることもできる。


メニューに麺料理があったのでてっきりヌードルバーでもあるのかと思ったら、普通にカップヌードルが来たw

いやー、ほんと早く空港に着いちゃった自分を呪いたいね。2時間もの時間を何もないラウンジでカップラーメン食べたりカップラーメン食べたりカップラーメン食べたりしながら無為に過ごす羽目になった。

そして搭乗開始と思ったらカップラーメンで重くなった胃にこの仕打ち!さっきせっかく階段上ったのに今度は下りるのかよ!バリアフリーなんて糞くらえ、ジジイの腰絶対殺すマン空港許すべからず。

ひだり みぎ
地上階まで下りてエコノミーバスでボーディング。ビジネスクラス専用バスなんて気の利いたものはありません。せっかく一番に階段を降りた自分orz


夜空にも良く映えるベトナム航空機A321に御搭乗。

ひだり みぎ
お座席はこちら。2-2が4列で計16席のビジネスクラスだったのだが、何故かこの日はA・C列側が私一人に対して通路を挟んだ向こう側のD・G側は4人と賑やかそう。


ウェルカムドリンクと冷えっ冷えのおしぼりサービスを受けてから即プッシュバック。小さな空港で渋滞もないのでテイクオフまでも早い早い。


飛行機に乗り込んでからあっという間にテイクオフ。さらばフエ。


1時間程度のドメスティックフライトでも餌が出た。空港職員のやる気ないおばちゃんがおしゃべりしながら作ったであろうサンドイッチとヨーグルト程度だけど。


あーやっぱりフエ二泊は短かったかな。是非ホイアンと抱き合わせでまた旅程を組んで来たいですね!ということでフエの旅行記はこれにて完。お付き合いありがとうございました。



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【2017年フエ旅行記】











ベトナム航空のエコノミークラスでハノイへと移動

ハノイ出張は久しぶりのベトナム航空。2時間程度のフライトなのでエコノミーでも苦にならないが、ハノイの新国際線ターミナルのラウンジを試してみたいので、復路のみビジネスで移動することに。

ベトナム航空では出発24時間前からウェブチェックインと座席指定ができるようになっている。
*一部び空港ではオンラインチェックインが導入されておらず、日本では羽田発・成田発便のみ可。
*スペシャルディールのチケットクラスN, R, T, AとスーパーディールのチケットクラスU, E, Pは事前座席指定不可。
【VNのウェブチェックイン対応空港】
•プサン (PUS)
•ダナン (DAD)
•ハノイ (HAN)
•ホーチミン (SGN)
•クアラルンプール (KUL)
•プノンペン (PNH)
•シェムリアップ (REP)
•ソウル・インチョン空港 (ICN)
•ビエンチャン (VTE)
•シンガポール (SIN)
•東京・成田空港 (NRT)
•東京・羽田空港(HND)
•ジャカルタ (CGK)
•バンコク(BKK)
•台北(TPE)
•フランクフルト(FRA)
•北京(PEK)
•香港(HKG)
•上海 (SHA)

ウェブチェックインを済ませていたので、当日の発券手続きはサクサクっとスムーズに。アサインされたゲートが60番台だったので、マルコダイヤパワーでBRIDGEに突撃する。ベトナム航空利用なのにラウンジだけ使わせてもらって申し訳ない。

肩身を狭くしながらもモヒートを一杯頂き、ゲートへと向かう。ハート形のミントの葉を付け合せてくれたフィリピンのおばちゃんバーテンダー、ありがとうw

ラウンジを出てゲートへ向かうと、ゲートチェンジ発覚。それも、よりによって504という…ゲート501-510は北サテライトコンコースという“陸の孤島”にある為、メインターミナルの4階から連絡トラムに乗って向かう必要がある。60番台から500番台、それもトラムでの移動が必要な504とか…。アルコールが入った体にムチ打って全力ダッシュ。

いつものゲート500番台にいつものA321、そしていつもの遅延。ダッシュして香港空港の端から端までを横断した甲斐無く、ゲート前で待機を余儀なくされる。

ベトナム航空のA321は東南アジア、香港、中国及びベトナム国内の主要路線で幅広く使用されている中・単距離用フリートだが、なんとまぁベトナム航空は日本発着便でもコイツを飛ばしているようだ。A330のようにヘッドレストも無くパーソナルモニターやコンセントも無いA321で日本⇔ベトナムのフライトはかなりシンドイかと。

こちらは公式サイトから拝借したA321のシートマップ。C/Yの2クラスで、単通路型。Cは2+2=4、Yは3+3=6という座席配列になっている。非常口席は184席仕様だと15列と28列、178席仕様だと14列と27列にあり、その後ろの16Dと29D(184席仕様)、15Dと28D(178席仕様)は足元が広くなっているが、残念ながら事前座席指定をする時はブロックされていた。

さて、汗も乾いた頃にようやく搭乗開始となるも、一部の乗客が変更前のゲートから向かっている途中とのことで、無情にも更にディレイとなるという悲報がアナウンスされる。汗だくになってまで全力ダッシュした自分、涙目。

搭乗率は80%程度といったところか。仕入れ業務の帰りなのか、大量に物資を抱え込んだベトナム人ばかりでオーバーヘッドコンパートメントに空きが無く、貴重品以外はしぶしぶ機体後方に荷物を置くことに。


シートピッチ。LCCのA32よりは座席数が若干少ないが、お世辞にも「ゆったり」とは言えない。ただ、エコノミーにしては厚手でしっかりしたシートになっていて、座り心地は決して悪くない。


もちろんパーソナルモニターなんて気の利いたエンターテイメントシステムもなく、巡航高度に達して水平飛行になった時にギュイーンってモニターが降りてくる。当然ながらチャンネルの変更は不可で、英語字幕付きのチープな中華ドラマが機内一斉放映されている。

モニターが降りて暫くすると、素っ気ない態度のCA(男)によりドリンクと不織布のおしぼりが配給され、続いて直ぐに機内食がやってくる。メインはビーフかポークで、サラダにフルーツ、パンが付いてくるフル規格仕様。一品一品が質素で料理らしい料理はメインくらいしかないが、2時間のフライトにしては十分すぎる内容だ。更に食後にはコーヒー・お茶のサービスもある。

しかし、私が頼んだ甘辛ソース和えのポークは甘ったるすぎて、残念ながら完食できず。しかも、ポークと名乗ってる割にはポークは小さな塊が幾つか申し訳程度に入っているだけという。ベトナム航空のエコ飯は結構好きだったんだけど、今回は思いっきり外してしまった。


食後は睡魔にやられ、気付いたら紅河デルタの中心まで飛んでいたようで、窓の外には零細農家による自家消費用の水田が一面に広がっている。


定刻から40分程遅れてノイバイ空港の新国際線ターミナルに到着。早くホテルに移動してまったりしたい!