マレーシア航空 B737-800 ビジネスクラス搭乗記 シンガポール⇒クアラルンプール⇒香港

シンガポールから香港への戻りもマレーシア航空を利用してクアラルンプール経由で。

往路の搭乗記はこちら。


地味にありがたいプレミアチェックインカウンターからスムーズに出国。



この日は大衆ラウンジに行く気が起きなかったので、ガーデンで蝶や鯉と戯れる。



こちらは何かと思ったら懐かしのガリ版。


TWGでのお茶の調達も忘れずに。

ひだり みぎ
ひだり みぎ
香ばしい匂いに包まれながら選り取り見取りの茶を見ているだけでテンションが上がる。


暑い夏本番に向け、アイスで飲んでも美味しいフルーティーな緑茶と紅茶を一つずつ購入。

ひだり みぎ
すると、ミリオネアチャレンジのクーポンをもらえたので億万長者への運試しに挑戦。まぁでもそうそう簡単に当たるわけもなく…残念賞を手に搭乗ゲートへ。10月末までやってるらしいので、誰かワイの仇を取ってミリオネアになってきて下さい。

マレーシア航空 シンガポール⇒クアラルンプール

機材は往路と同じくB737-800だけど、革張りではなくクッションシートタイプの旧型が来た。



見るからにくたびれきったシート。評価できるのは頭の部分のモフモフしたクッション性くらいのもの。

ひだり みぎ
しかも窓が閉まらない。眩しくてスマホのモニターが見えなかったのでセーフティーインフォーメーションのしおりをぶっ差して遮光していたら、離陸前にエンジニアみたいなオッサンが呼ばれて調査開始。単純にシェイドを引き出すつまみの部分が物理的に壊れてるだけの話かと思うのだが…。結局、3分程の診断後に、こりゃダメだね!と諦めの笑顔で去っていったエンジニア。そりゃそうだよ、部品の修理か交換が必要って言ったじゃんか始めの始めから。


気を取り直してウェルカムドリンクのオレンジジュースを一杯。まぁ窓の壊れた旧型シートといってもシンガポールからクアラルンプール間は一時間程度のフライトなんで、特に大きな問題は無い。ただ、ビジネスクラス最後列が空いているとのことだったので、乗客全員の搭乗が終わったタイミングで後ろの席に移動させられることに。

これが狂と出て、エコノミークラス最前列に座っているお子様が離陸直後から泣き叫び始めてしまった。どうしたんだ?やっぱりお子様も古い座席に不満なのか?w 暫く泣き続け、それでも周りの人間が子をあやすような気配を見せず、客室乗務員も放置プレー。エコノミークラスとビジネスクラスの仕切りは薄い壁一枚なので、鳴き声が耳のすぐ後ろからダイレクトで入ってくるのできつかった。

簡素な食事ながらも機内食が配膳されたら泣き止んだが、下膳されたら直ぐにまた泣き始めたw こういう時に全くの放置プレーというのもちょっと薄情な気がするな、MHクルー。子供も可哀想に、誰か構ってやりなさいな。

クアラルンプール国際空港 MHゴールデンラウンジリージョナル

クアラルンプールでは1時間の乗継時間があったので、マレーシア航空のゴールデンラウンジリージョナルで時間を潰してから香港行きの便にトランジット。

マレーシア航空 クアラルンプール⇒香港


ハローアゲイン旧型シート。ウェルカムドリンクはクアラルンプール発ということでピンクグァバジュースのオプションが増えた。


中距離便なのでサテーも出るし…

機内食も充実。

一体どんな料理かも分からずAyam Percikなるマレー料理をメインに選んだところ、客室乗務員に「マジっすか?それ行っちゃう?あなたマレー人じゃないですよね?マジっすか?ファイナルアンサー?行っちゃう?」的な感じで選択の変更を促されビビったけど、やってきたのは香ばしく炙った鶏とココナッツミルクとカレーベースの特製ソース。マレーシア北部のケランタン州の伝統料理らしい。付け合わせの漬物とイタ飯との相性も抜群で、普通に美味かった。やっぱりクアラルンプール発便はマレー料理選ぶに限るわ。


胃袋も満足の、あっという間のシンガポール滞在だった。

マレーシア航空 B737-800ビジネスクラス 香港⇒クアラルンプール⇒シンガポール

この日は香港からシンガポールへと移動。マレーシア航空ビジネスクラス(Zクラス)がプロモ価格で随分と安くオファーされていたので、直行便ではなくクアラルンプール経由で移動することに。キャセイの直行便エコノミーVクラスより安かったくらいだったんでw

ひだり みぎ
クアラルンプールでの乗継時間は国際線のMCT(最低乗継時間)ぎりぎりのジャスト1時間ということで、香港⇒クアラルンプール便が遅れないことを祈りながら空港にてチェックイン。


香港国際空港では久しぶりにキャセイのWINGで腹ごしらえ。以前は月に何度も利用していた香港国際空港。最近ではめっきり利用機会が減ってしまったので、ここぞとばかりにメインのクリスピーチキンをがっつかせて頂いた。

胃袋を満たし、搭乗ゲートを確認するとまさかの200番台で、2016年2月にオープンした比較的新しい搭乗棟・ミッドコンコースへと移動する羽目に。ミッドコンコースは不便な離れ孤島にある為、香港エクスプレスやバニラエア、ジェットスター、ピーチなどのLCCのみが利用してるのかと思っていたが…流石はマレーシア航空である。
ひだり みぎ

搭乗開始時刻から5分程遅れてゲートに着くと、出発が20分程の遅延になるようで搭乗は始まっていなかった。

香港⇒クアラルンプール

機材は以前に乗った時と同じB737-800。



結局、搭乗開始は15分遅れ。乗継時間がタイトになってしまった為に客室乗務員に相談すると、ちょうどこの便がクアラルンプールに着いた足でシンガポールまで飛ぶ計画になっているので心配無用とのこと。客室乗務員さんもシンガポールまでお供してくれることになるらしいw


ということで安心して着席。乗継便に間に合わないのかと思ってこのシートばりに青ざめたわ。まぁ乗継便に間に合わなかったところでシンガポール行きの次便に振り替えてもらえるとは思うけど。

それにしても懐かしいな、マレーシア航空は。実に二年ぶりの搭乗である。

モニターもレトロで別の意味で懐かしい。


かろうじて電源は完備。

機内食はアペタイザーのサテー後にガーデンサラダとピーナッツバターケーキとメインが配膳される。メインは「Chicken Rendang」「Wok-Fried Seafood」「Farfalle Pomodoro」の三択で、既に腹ごしらえを済ませていたことから軽めのFarfalle Pomodoro(マトソースのファルファーレ)を選択した。
ひだり みぎ
久しぶりのマレーサテー。楽しみにしていたのだが、残念ながら妙に肉が硬くなっていた。メインは軽めだと思ったらかなりのボリューム。胃袋の容量的には食べれないことはなかったが、これだけの量のパスタだとどうしても途中で飽きてしまう。

ドリンクリスト。
ひだり みぎ
シャンパンはコルドンブルー。この他、ソフトドリンクもそれなりに充実。


マレーシアらしく白コーヒーやミロ、テータリックも用意されているのが特徴的。また、クアラルンプール発便ではピンクグァバジュースなんてのも振る舞われる。

ひだり みぎ

機内販売ではマレーシア王室御用達のピューターブランドであるロイヤルセランゴールとウォルトディズニーとのタイアップ企画として、スターウォーズの限定商品が販売されていた。錫合金ならではの重厚感と精巧な造形美で胸アツになる逸品揃いなのだが、けっこう値が張るのな。

ひだり みぎ
フライトは特にトラブルも無く順調に飛行。窓を開けるとやけに低空飛行をしていたようで、ベトナムの海岸線を見下ろしながら南下する。


南シナ海に抜け、マレー半島上空に差し掛かると景色は一気に東南アジアらしくなり、高密度に群生するアブラヤシを見下ろしながらクアラルンプール国際空港へとランディング。


降機時にはきちんと座席クラス間のブロックもあり、JALのようにエコノミークラスから雪崩のように降機を急ぐ乗客が流れ込んでくることはない。

クアラルンプール⇒シンガポール

クアラルンプールからも同じ機体での移動となるが、一旦降機してから乗り直し…

ハローアゲイン!ということで同じ客室乗務員のお出迎えを受ける。同じ客室乗務員二連発とか、なんとなく気恥ずかしいな。


クアラルンプール-シンガポール間の飛行時間は1時間。短距離便なので機内食はメニューも無く、軽食のパッサパササンドイッチとソフトドリンクのみ。お世辞にも美味しいものではなかったというか、オブラートに包まず申し上げると不味かった。小学校の給食レベル。

結局、クアラルンプールからの出発も遅れたので、シンガポール到着は1時間遅れとなった。

なんだかんだ経由便は疲れるけど、この景色を見ると「ヒャッハー!シンガポール!」と気分が盛り上がり元気になる。

クアラルンプール国際空港 マレーシア航空 ゴールデンラウンジリージョナル

この日はクアラルンプールから他都市への移動日。

クアラルンプール国際空港はサテライト、リージョナル、ドメスティックとターミナルが分かれており、マレーシア航空はそれぞれのターミナルでゴールデンラウンジを運営してる。規模的にはサテライトのラウンジが一番大きくファーストクラスラウンジもあるのだが、この日は改装休業中だった為、先に改装を終えリニューアルオープンしたリージョナルターミナルのラウンジに潜入してみることに。
*サテライトターミナルのゴールデンラウンジのオープンは遅れに遅れに遅れに遅れたが、2018年3月1月に漸くオープンした。
ひだり みぎ
【Malaysia Airline Golden Lounge Regional】
[table id=140 /]
最新情報はコチラ:マレーシア航空公式ホームページ

ひだり みぎ
改装を終え以前より清潔な感じになったのと、USBポートが付いている席が増えた。ただ、座席が詰め込まれているので込み合うとフードコートのようにガヤガヤしてしまうのがちょっと…。一応はラウンジのスペースを仕切って作ったファーストクラス専用スペースも設けられているのだが、対象客は真正ファーストクラス旅客とMHエンリッチの上級会員のみで、ワンワールドエメラルドステータスだと入れないときた。リージョナルターミナルからファーストクラス付き機材なんて殆ど飛んでないだろうに…

また、以前にあったスパルームが男女別の仮眠室へ、ビジネスセンターがバースペースへ、バーカウンターがカフェカウンターへとそれぞれ変更になっている。

バースペースは照明が落とされていて大人の雰囲気。アルコールはフードコーナーには置かれていないので、ビールなりスパークリングワインなりアルコールが必要であればこちらでバーテンダーにオーダーする形式となっている。おおっぴらにアルコールを扱わないのはムスリムへの配慮からだろうか。


空いてる時には良いラウンジなんですけどね。マレー要素たっぷりで。

ミール

ミールもマレー系料理を中心に充実しているし。
ひだり みぎ
ひだり みぎ
サラダ、スイーツ、フルーツといったところから、ガッツリとしたホットミールまで。リージョナルラウンジとしてはまぁまぁ贅沢な内容になっている。


デトックスウォーターもやけに充実しているし。

ひだり みぎ
週ごとに変わる4種類のラクサやワンタンメンが供されるヌードルバーもある。マレーシアのラクサも日本のラーメンのように地域ごとに味付けや具材が異なるらしく、この日のジョホール州のラクサも非常に特徴的だった。先ず麺がスパゲティでしたからねw で、ただでさえ辛いカレースープにサンバルという唐辛子ベースの辛味調味料を投下。シンガポールでよく出るココナッツ風味が強くクリーミーでマイルドなラクサとはちょっと違うピリ辛ラクサだった。


こちらは別の日に頼んだパスタ。麺の種類とソース(ミートソースorカルボナーラ)を選択することができた。

シャワー



シャワーはトイレにあるパターン。トイレの入口にいるスタッフにシャワーを使いたい旨申し伝えると、バスタオル、バスアメニティ、ドライヤーといったシャワーキットが手に入る。もちろんバスタオルとドライヤーは要返却だけど。

所感

旗艦ラウンジであるサテライトターミナル側のゴールデンラウンジに比べれば規模が小さく時間帯によっては込み合うが、中距離・リージョナル用としてはまぁまぁ気合が入ったラウンジかと。

マレーシア航空 B737-800搭乗記 クアラルンプール-香港 MH0432

ギリギリまでマレーシア航空の本丸ラウンジの本気サービスを堪能し、最後の最後に香港行きの機体へと乗り込んでいく。


ここ1週間で3度目の馬航B737-800。


あっちゃー。搭乗してみると、ボロッボロの革シートを装備したご老体だった。革張りシートは新しいと高級感があるけれど、ヨレッヨレ・ボロッボロだと醜いことこの上なし。

頂いたウェルカムドリンクを速攻で一気飲みする芸を披露すると同時にドアクローズ。アップグレードオークションや当日のアップセルで売り捌いたのか、この日のC席は激埋まり。赤ちゃん連れも二名もいて、耳栓無しでは厳しいフライトとなる予感。

定刻通りにKULを発ったMH0432便はタイランド湾を抜け、インドシナ半島を北上する。フライトマップにわざわざメッカへの距離と方向が表示されるのがイスラム圏のキャリアならでは。日没の時間になったら隣のオバQさんがメッカに向かって祈りだしたりするのだろうか。

この日は乱気流の関係でシートベルトサインが中々消えず、インドシナ半島に達する頃にようやく機内食のサーブが始まった。

機内食メニュー
アペタイザーチキン・ラムのサテー
チキンの胸肉サラダ
メインチキンヌードルのガーリックソース和え
ノルウェー産照り焼きサーモン
ラムとマッシュルームのシチュー
デザートフレッシュフルーツ
チーズケーキ

本日のお品書き。ロンドン・パリ・アムステルダム・シドニー・パース・メルボルン・アデレード・オークランド(ニュージーランド)・イスタンブール・インチョン・北京・上海・成田・大阪路線だとシェフ・オン・コールサービスが使えるのだが、KUL-HKG路線は残念ながら対象外。


テーブルクロスが敷かれ、先陣切って出てきたのはマレーシア航空名物のサテー。アペタイザーどころの量じゃなく、これだけでビール片手に腹いっぱい食えてしまうほどのボリュームだ。その上、インドネシアのジョコ大統領を黒くしたようなマレー人中年CAがお替わりは如何かとマメに飲み物やパンを持って回ってくる。食のボリュームに関しては本当に圧巻だ。


サテーで胃の容量の半分がもって行かれたところ、間髪入れずに前菜とデザートが運ばれてくる。


そして、お待ちかねのメイン。ナイフとフォークでチキンと格闘し、なんとか汗かきながらメインのプレートを平らげた。本当、腹一杯で苦しい…。そんな私にジョコ大統領が一言、「サテーのお替わりは如何?」。強烈だわー。

ひだり みぎ
赤ちゃんも寝入って無き止んだし、食後は窓の外を眺めてまったり。


マレーシア航空はボロ機材もありCAも洗練されている訳じゃないけれど、田舎臭さの残るMHクルーによるサービスも慣れれば悪くないもんだし、何よりドンドン食べさせ飲ませてというノリが大食漢には嬉しいところ。サテーは在庫が切れるまでお替わりし放題、クルーも「食え食え」のノリで接してくれるし。赤提灯で一杯やるような感覚で飲んで食べて楽しめるマレーシア航空、意外とアリだと思います。

クアラルンプール国際空港のマレーシア航空ゴールデンラウンジ

KULでのトランジット時間を潰す為に三井アウトレットパークKLIAまで足を運んだものの、ショッピング欲が刺激されるような目ぼしい物がなく…。結局KLIAに戻ってラウンジ詣ですることに。クアラルンプールのゴールデンラウンジはマレーシア航空の本家本丸ですからね。やっぱり本拠地ラウンジって期待しちゃうんで、ボーディングまでの50分でパパッとラウンジを見て回ろう。

ここクアラルンプール国際空港のマレーシア航空ラウンジだが、国際線で飛ぶ場合はサテライトとメインターミナルの2箇所のラウンジを利用することができる。

・サテライト(サテライトビル)
・リージョナル(メインターミナルビル)
・ドメスティック(国内線)

いかにもメインターミナルの方が本気ラウンジっぽい感じがするが、規模が大きく立派なのは国際線の大型機や長距離線が離発着するサテライトターミナルの方。この他、ワンワールドのラウンジ入室資格がありマレーシア航空に拘らないのであれば、キャセイラウンジやプラザプレミアムラウンジなんかも利用可能。

先ずは出国検査を済ませた先にあるメインターミナルビルのリージョナルラウンジへ。

メインフロアからエスカレーターで上階へ…。こちらのラウンジはファーストクラス・ビジネスクラス共用ラウンジとなっていて、規模も小さめ。まぁ自分でリージョって言っちゃってるくらいですからね。リージョ相応の規模となっている。


エスカレーターを上りきったらいきなり目の前が受付で、厳つい顔つきの男性スタッフが厳めしい表情で迎えてくれる。こういう受付業務は若い華のある女性に任せた方が印象が良くなるんだけどなぁ。


内部は優雅にも池なんか設けちゃったりして、スタイリッシュで上品な設計になっている。リージョだなんて馬鹿にしちゃったけど、入った感じは結構立派で好印象。

ひだり みぎ
メインのシーティングエリアは大きな窓に面していて日当たりが良く、メリディアンのロビーを広くしたようなアーティスティックな空間になっている。

ひだり みぎ
餌はフルーツからオードブル・野菜系、ガッツリ系、デザートと一通り揃っており、品数は多くないものの、フードファイターなラウンジ利用者の方々でもまぁ満足できる内容だろう。

ひだり みぎ
ガッツリ系メニューも多し。味は知らん。

ひだり みぎ
専属スタッフが配員された有人ヌードルステーションやバーカウンター、シャワー、有料スパなんかもあったりと、ラウンジ規模の割には充実したサービス内容となっている。昔あったハーゲンダッツが無造作に放り込まれてたアイスケースが撤去されてたのがちょっと残念だけど。


冷蔵庫の中はノンアルコールのソフトドリンクやデザート類のみ。アルコールは先述の友人バーカウンターでオーダーする必要がある。メニューはビール(タイガー・ハイネケン)に簡単なカクテル、ワイン、シャンパンなど。勿論全て無料で供される。

香港行きの便がサテライトのゲートだったので、リージョナルラウンジでは適当に観察だけしてエアロトレインでサテライトビルへと移動することに。
ひだり みぎ
サテライトのゴールデンラウンジは床面積4,000m²と、世界でも最大級の広さを誇るマレーシア航空の国際線旗艦ラウンジとなっていて、こっちは完全なる本気仕様。レセプションの床や壁もピッカピカしてて、マレー航空の気合が感じられる。


受付の右手がファーストクラス・左手がビジネスクラスのラウンジと分かれており、今回は丸子ダイヤパワーで右側に入れてもらう。


広くないラウンジの中を5人ものスタッフが巡回しているが、利用客は小生のみという状況。手持無沙汰にしていたマレー系男子スタッフ曰く、ラウンジ内はシガールームやバー・ダイニングエリアがある他、ベッド付きの仮眠室もあるんだとか。24時間営業でシャワーまであるし、ここなら夜越しのトランジットでも全くもって苦にならないな。普通にトランジットホテルとして利用できてしまう。

色々と内部監察させてもらいたかったが、この日は時間が無かったので、ダイニングエリアのみ利用させてもらうことに。

通されたダイニングスペースは完全なる高級レストラン仕様。30席程の広さの店内に着席すると、非常に礼儀正しくマナーのある給仕が注文を取りに来た。


メニューはランチ仕様だけど、アペタイザー・スープ・メイン・デザートと揃えられている。とりあえずシャンパンだけ頼み給仕さんに時間が無い旨を伝えると、「それでは宜しければブッフェコーナーの食事をどうぞ。」とセルフサービスのブッフェコーナーへと案内された。

ひだり みぎ

ひだり みぎ
こんだけ利用客が少ないのにようやるわ。ビジネスクラスラウンジの方にも更に多くのブッフェメニューが用意されているとのことだが、ここではフルーツだけ美味しくいただいて、慌ただしく出発ゲートへとダッシュする。無駄にアウトレットパークなんか行かなければもう少しマレーシア航空の本気を堪能できたのになぁ。

最後に…関連情報としてマレーシア航空のアップセル価格表を載っけておく。

価格行先
420CMB
460PNH・HKT・BWN・SIN・REP・KTM・DAC
590TPE・XMN・PVG・CAN・PEK・HKG
710KNO・CGK・DPS・SGN・HAN・RGN・BKK・MNL・MLE・MAA・HYD・BLR・BOM・COK・DEL
770DRW
840ICN・KIX
1250NRT
1950ADL・BNE
2080JED・DXB
2290SYD・MEL
2460AKL
2540IST
3810AMS
5510LHR

*KULからの片道価格。往復の場合は2倍。
*通貨はリンギット。