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リッツカールトン クアラルンプール クラブフロア宿泊記…


この日は「世界で一番安く泊まれるリッツカールトン」とも揶揄されるリッツカールトンクアラルンプール(Ritz Carlton Kuala Lumpur)に泊まってみることに。


閑散期にプリペイドで払えば14,861円⁺⁺~で泊まれるので、確かに世界一安く泊まれるリッツカールトンと言っても過言ではないかとは思う。こないだ泊まった東京のコートヤードより安いレートだしw

ただ、確かに安いんだけど、ホテルが供給過多気味のクアラルンプールでは他の中高級ホテルも押し並べて安いので、リッツカールトンだけが特別に安いという訳じゃない。シャングリラやグランドハイアット、インターコンチネンタルだって他都市の同ブランドホテルと比すると非常にお手頃だし、ウェスティンル・メルディアンルネッサンスシェラトンクラスのホテルなら1諭吉でお釣りがくるくらいの日だってある。

コスパ重視のケチで小さな人間である自分にはこれら1万円弱のマリオット系列ホテルの方が身の丈にもあって居心地良く感じられたので、安いとはいえ今までリッツカールトンには泊まろうとも思っていなかった。リッツだとクラブフロアで予約しないとラウンジアクセス付かないし。

それが、試しに調べてみるとこんなキャンペーンが出してましてね。これなら一度試しに泊まってみるかと思い至った訳であります。

Rewards Elite Recognition: We Care, You’ve been upgraded宿泊プラン。マリオットのゴールド・プラチナ会員にはクラブラウンジアクセス・朝食・16:00までのレイトチェックアウトなどのベネフィットが付きますよってな内容のレート。一般的にリッツカールトンの場合はプラチナ会員でもクラブルームを予約しなければラウンジアクセスが付かないので、このラウンジアクセス確約プランは魅力的。この日の最安値レートと同額でクラブベネフィットが付いちゃう訳ですから。

場所はスターヒルギャラリーの直ぐお隣で、スターヒルギャラリーとは渡り廊下で繋がっている。
ということで、自分とは縁の無いハイエンドなショッピングモールであるスターヒルギャラリーを通ってリッツカールトンを目指す。


このスターヒルギャラリーの正面に位置するのは、同じくハイエンドな高級モールであるパビリオン。パビリオンからはペトロナスツインタワーやKLCC公園へと繋がるエアコン付きウォークウェイブリッジが伸びているので、リッツからスターヒルギャラリー経由でパビリオンまで行けば、炎天下でも雨が降っててもペトロナスツインタワーやKLCC公園まで快適に歩いて行くことができる。熱帯気候に属しクアラルンプールの雨季には頻繁に夕立ちが降るので、雨に濡れずに移動できる通路は貴重な存在である。


また、スターヒルギャラリーと直結する形でJWマリオットホテルがあり、その隣にはウェスティンも。もっと言えば、スターヒルギャラリーからは同じくマリオット系列のホテルストライプスオートグラフにも無料シャトルバスが出ているので、マリオット修行でホテル梯子するには最適の立地条件となっている。

スターヒルギャラリーとホテルとを結ぶリンクブリッジはIndulge Floorにある。Indulge Floorとはスターヒルギャラリー用語で2階のこと。ここスターヒルギャラリーでは各階ごとにユニークな名称が付けられているのである。Please go up to “Indulge Floor”!と案内されても“ふぁっ!?”とならぬよう。

1階=Feast
2階=Indulge
3階=Adorn
4階=Explore
5階=Pamper
6階=Relish
7階=Muse
流石はハイエンドショッピングモール、一般庶民にはどうでも良いと思える余計なところまで色々と考えている。

ひだり みぎ

リンクブリッジから見たリッツカールトン。エレガントなヨーロピアン調の外観だが、大通り沿いの歩道に並ぶヤシの木がアジアンな風味を添えてくれている。


エントランスの格式からしても、「世界一安いリッツカールトン」という不名誉な称号はそぐわない立派な造り。くっそ暑い中でもパリっとしたブラックスーツを身にまとった複数のドアマンが困ったゲストがいないか徘徊しているのもリッツカールトンらしい。Tシャツでも汗ばむ気温でスーツとか、もはやサウナスーツ状態だと思うのだが…暑苦しさを微塵も感じさせぬ爽やか笑顔で対応しているのには感心させられる。職務とはいえお疲れ様でございます。

ホテルはクアラルンプール随一の賑やかなショッピングエリアにありながら、一歩館内へと踏み込んだとたんに喧騒から遠く離れた優美な空気に包まれる。

ひだり みぎ
二階の吹き抜け部分では、カルテットによるクラシックの生演奏が披露されている。それにしても、以前からこんなに立派なホテルだったっけか?と思ったら、2016年に改装されたらしい。世界一安いリッツカールトンなのに頑張ってるわ。

そんな音楽隊が奏でる音色により演出されたムーディーな雰囲気のロビーを通ってフロントに赴くと、チェックインはお部屋にて…とのことで、ご用意頂いた部屋までエスコートを受け移動する。
ひだり みぎ
建物はフロントを中心に2棟で構成されていて、私が泊まった棟へ向かうには2階のラウンジスペースの奥にあるエレベーターを利用することになるとのこと。部屋へと戻るのに紳士淑女の皆様がお楽しみになられる重厚なラウンジを毎度毎度突っ切っていかねばならないのは、ちょっと気が引けるというか…。

クラブベネフィット


朝食、16:00までのレイトチェックアウト、そしてもちろんラウンジアクセスといった特典が付いてくる。一日中ラウンジに入り浸りたい気持ちにさせてくれるリッツのフードプレゼンテーションはここクアラルンプールでも健在で、他都市のリッツに負けず劣らずのラウンジサービスが提供されている。

【リッツカールトンクアラルンプールのフードプレゼンテーション】
06:00〜11:00 朝食
12:00〜14:00 軽めのランチ
14:30〜16:30 アフタヌーンティー
17:00〜20:00 カクテルサービス
18:00〜20:00 イブニングオードブル
20:00〜22:00 デザートのおもてなし

部屋

1997年オープンと決して新しいホテルではないけれど、ロビーのリニューアルに先駆け客室も2015年に改装されたとのころで、部屋の中もエレガントで快適そのもの。
ひだり みぎ

入って左手に広がるリビングは、モノトーンで落ち着いた装い。



こんなにもエレガントな部屋にいると、ウェルカムフルーツもなんだか気品があるように見えてくるw


エントランスから入って右手がベッドルーム。


思いっきり抽象化しちゃったけど、間取りはこんな感じだったと思う。後述のトラブルの為に部屋には20分程しか滞在せずにホテルを引っ越すことになってしまったので、正直なところ余り詳しくは覚えていない。



ベッドルームに入って左手奥がパウダースペース的な空間になっていて、その右側にウォークインクローゼット、左側が細長いバスルームに繋がるという構造。


細長い間取りのバスルームはリビングとベッドルームの両方からアクセス可能。

ひだり みぎ
総大理石で、見渡す限り純白のウェットエリアはリッツカールトンならではの高級感。とても税サ込1.5万円で泊まれるホテルとは思えない。


バスアメニティも手抜きなくAsprayの物だし。

部屋に大満足したところで、打合せ前の下見としてアフタヌーンティータイムのラウンジへと顔を出すことに。
ところが、ここで問題発生。なんとラウンジアクセスの権利は無いと言われるではないか。元々ラウンジで打合せをする予定だったのに、フロントに訊ねても要領を得ない回答が返ってきたので、打合せの場所を急遽変えてもらいスターヒルギャラリーまで向かうことに。

これはちょっとなぁ。ラウンジアクセスはお願いベースのリクエストではなく、ラウンジアクセス確約ということだから予約をしたのに。
なんかもう気持ちが萎えたので、打合せ後に他の寝床が見つかるか検索し、ルネッサンスが1万円弱で泊まれることが分かったのでリッツはキャンセルさせてもらって引越しすることにした。営業が勝手に立てた宿泊プランが全現場の従業員に周知されていなかったということ?”Rewards Elite Recognition”という宿泊プラン名が皮肉に聞こえますw

後日談:
ホテルからお詫びの連絡があり、無償でクラブルームに招待しますとのオファーを頂きました。そこまでして頂くのも恐れ多いので再訪はしておりませんが、ここらへんのフォローは流石。問題起こした時こそ逆にファンになってもらえるような対応を心掛けていらっしゃるんでしょうね。

【リッツカールトンクアラルンプール(Ritz Carlton Kuala Lumper)】

住所:168, Jalan Imbi, Bukit Bintang, 55100 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
電話: +60 3-2142 8000
ホームページ:http://www.ritzcarlton.com/jp/hotels/malaysia/kuala-lumpur

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コメント

  1. Hiro より:

    始めまして。私も7月に同じようなプランで一泊しました。クラブフロアは使えましたが、ホスピタリテーが全くないホテルでしたね。

    クラブコンシェルジュが常駐せず、声をかけて待たないといけない。
    クラブラウンジのデザートタイムありませんでした。他のフードプレゼンはありましたが、質としてはダブルツリークアラルンプールの朝食にかなり劣ります。品目の数についてはともかくとして。
    全く同じ日にお向かいのウェスティンも取って比べたのですが、笑、
    ソーセージは全く同じ、単価の高そうなのはサーモンだけでした。
    プラチナなのにレイトチェックアウトもダメ、といわれて、プラチナなのに何故ですか?と聞いたら一時間だけいいと言われました。総合的に部屋自体が豪華な点以外はシェラトン インペリアル、ウェスティン、ダブルツリーに劣っていますので、キャンセルは正解かも知れません。

    • ポンズ より:

      HIRO様

      はじめまして。貴重な体験談をお寄せ頂きありがとうございます。

      いくら宿泊レートがお安いとはいえ、リッツカールトンでダブルツリーの朝食より劣るというのは悲しくなってきますね…
      プラチナステータスでレイトチェックアウトを断られるというのもちょっと…繁忙期で予約が詰まっているのであれば仕方がないですが、フル稼働しているようなホテルには見受けらなかったので驚きましました。

      私も宿泊レートの内容が従業員に認識されておらずガッカリしましたし、ちょっと問題ありのホテルなのかもしれませんね。
      いくら安いとはいえリッツカールトンはリッツカールトン。リッツの看板を背負っている以上は、プライドを持ってしっかりと頑張ってもらわないと。せっかくリノベーションをしてハードは他のホテルと差別化ができるくらい立派になったのに…

      ポンズ