ウェスティン クアラルンプール クラブフロア宿泊記

金曜日の業務を終え、旧プリンスホテルのプルマンから近所のウェスティン・クアラルンプールへと御引越。数々の高級ホテルに安く泊まれるホテラー天国のクアラルンプールにあって、ここウェスティンも御多分に漏れずにお手頃価格を出している。この日も1万円台中盤くらいとウェスティン東京の半額くらいだったかな。

予約はもちろんSPGの公式サイトで、いつものようにあざとくホットエスケープの最安値を狙い撃ち。
予約後暫くすると、驚くことにウェスティンクアラルンプールの日本人担当者様から御用聞きのメールが入って来た。チェックイン前に現地コンシェルジェから連絡を頂くことはあるが、国外のホテルで日本人からメール連絡が入るのは初めてだ。旧プリンスホテルへの対抗策だか知らんが、ウェスティンKLでは日本人に対するキメの細かいサービスが行われているようだ。

ウェスティンまでの移動は…パビリオンの反対側に行くだけなんで、もちろん徒歩で。KL中心地の高層ビル群の中を5分も歩くと見えてくる楕円形の高層ビルがウェスティン・クアラルンプール。なんだろうな、ちょっとモコモコとした感じがミシュランマンの胴体を連想させる。

ひだり みぎ
比較的交通量の多い通りに面した高層ホテルだけど、ロビーはホテル規模にしたら非常に小ぶり。ホテルの外観的にもグランド感のあるロビーかと思いきや、どちらかといえばメリディアンぽいデザイン性の高い造りになっている。

チェックインでは少し待たされた。ロビーが小さく座席もロビー階の奥まで行かないと殆ど無いので、立ったままの順番待ち。5分程待って漸くチェックイン。ルームキーが渡される段になったところで、日本人の女性スタッフが挨拶へとやって来てくれた。ほぼ常駐で勤務されているようなので、これなら海外に不慣れな日本人でも安心して泊まることができるだろう。
ひだり みぎ
今回ご用意頂いた部屋は31階エグゼクティブフロアのクラブルーム。部屋の間取りはプレミアルームと同じだが、クラブルームだと31-35階の高層階でクラブベネフィットも楽しめる。SPGプラチナだと基本的にはこの部屋がアサインされるようだ。


窓際にはソファと大理石のコーヒーテーブルが配置され、ほぼフルハイトの窓の外に広がるダイナミックなクアラルンプールの街並を眺めながら寛げる。ウェスティンKLに泊まるなら絶対に高層階がお勧めだ。

ひだり みぎ
足元にはパビリオン。ホテル周辺のブキッ・ビンタン地区は銀座さながらに多くの大型モールやデパートが集結しているので、あちこち覗いていたら何日有っても足りない程。ショッパホリックには堪りません。

ひだり みぎ
ツインタワーは完全に高層ビルに妨げられてしまっているが、KLは辛うじて頭だけ見えるしまぁ満足かな。

続いて、部屋の中をもう少し見てみよう。

デスク周りはシンプルながらもダンディーなセンスが光る。


安定のヘブンリーベッド。

ひだり みぎ

ひだり みぎ

ひだり みぎ
水回り。シャワーブースの排水悪いなぁと思ったら、思いっきり自分の爪先で排水溝を塞いじゃってたというオチ。ちょっとこの排水溝の位置は思慮不足。

ひだり みぎ


クラブルームの特典。最安値部屋の予約なのにクラブ特典をほぼフルに楽しめるSPGプラチナは本当に中毒になる。

【クラブルームの主な特典】
・ラウンジか1階朝食会場での朝食(平日06:00-10:30、週末00:30-11:00)
・イブニングカクテル&オードブル(17:30〜19:30)
・ラウンジ内会議室の無料利用1時間
・1滞在につき3ピースの無料プレスサービス


3階にあるラウンジは贅沢にも1フロアの大部分がラウンジに充てられているので非常に広い。ツインタワービューの高層階だったらベストなんだろうけど、これだけの面積だったら低層階に持ってこざるを得ないわな。

ひだり みぎ
3階のパビリオンに面した側をラウンジとしているので、ブキッ・ビンタン通りに沿った細長い形のラウンジになっている。客層は白人ヤンエグから年配の日本人サラリーマンまで、ビジネス利用客中心。


喫煙はテラス席で。東南アジアの熱気と騒音にまみれて汗ばみながら飲むビールもアリなのかな。

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食べ物はつまみ系オードブルがメイン。ちょこちょこっとしたのが沢山並んでる。


ドリンクはセルフサービメニュー以外にバーカウンターで本格的なカクテル等も楽しめる。ラウンジ内のスタッフの数や質も十分だし、この宿泊費でようここまでやるよと感心するレベル。

ひだり みぎ
デザートも色々あるけど、やっぱりマレーシアでは南国フルーツが一番。マレーシアはメロン(ハニーデュー)まであるのな。

カクテルタイムでほろ酔い気分になり、ジャラン・アローの屋台飯屋を攻めてこの日は終了。
ひだり みぎ
翌朝。朝食はロビーフロアのリビングルームで。1階の大部分をブチ抜きで朝食会場にしていて、和洋中にマレー料理インド料理等、あっちこっちに様々な料理が散らばってる。

ひだり みぎ
一品一品、基本的なメニューも手が込んだ作りで質が高い。

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ご当地料理の代表格・ラクサも米粉を使った押し出し麺以外からも麺を選べるし、具材だって入れ放題でお好み通りにアレンジ可能。

こちらはウェスティンのブランドミッションである「ウェル・ビーング戦略」の一環として用意された健康的なフルーツジュース。

「胡瓜+セロリ+ライム+ココナッツ」「ニンジン・オレンジ・生姜・ターメリック・マンゴー」「ハネデューメロン」「スイカ」の4種類。ヘブンリーベッドで癒された後、健康なフルーツジュースで一日を始める。完全に出張の疲れが吹っ飛びますね。大袈裟に言うと「生きてて良かった」とすら思わせてくれるw

ひだり みぎ
そんな充実した朝食会場の極めつけは奥パンコーナー。普通の街角のベーカリーのような店に焼きたてのペストリーやサンドイッチ、ケーキ等が陳列していて食べ放題。こんな甘いもん食ったらウェルビーングには逆効果になっちゃうけど。


朝はこれだけ食ったら腹一杯。いつもの「少量多品種」で攻めたけど、品数が非常に豊富でとても食べきれる量ではない。

いやはや、宿泊費が宿泊費だけに、どっかで妥協してサービスの質を落としてるのかと思ったけど、全然全然。普通にウェスティンクオリティで、安心して泊まれます。世界のウェスティンの中でもトップクラスのコスパと言っても過言じゃないんじゃないかな。

ウェスティン・クアラルンプール


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住所: 199 Jalan Bukit Bintang, Kuala Lumpur 55100, Malaysia
電話番号: (60)(3) 2731 8333



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コメント

  1. ポンズ ポンズ

    グリーン様
    コメント頂いていたのにご返答が大幅に遅れて大変申し訳ないです!!
    日本人スタッフの方、確かに下のお名前はも○○さんでした!グリーン様、まさかKUL在住とか?(笑)KUL事情に詳し過ぎますよー。
    色々と情報をご提供頂きどうもどうもです。アロフトKUL、気にはなっていましたが、まさかミニバーやスナックまで無料とは!食い意地の汚い自分は、どうしてもこういうベネフィットに釣られてしまいますw

    セントレジスはいよいよ再来月ですね!次回KUL訪問時に泊まれるよう、前々から目を付けておりました。セントレジスもミニバー無料かな(笑)お泊りになられましたら是非是非情報提供をお願いしまーす!

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