シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ホイアン初日の夜 幻想的な世界遺産の町並みに癒される


ハノイで無事にVN175に接続できたお蔭で早めにホイアンに着いたので、ホテルの受付嬢イチオシのバーに足を運んでみることに。外は心地よい夜風が吹いており、夜のホイアンの町を快適に散歩できそうだ。シャツ一枚では肌寒いホイアンの夜、薄手のジャケットを羽織り部屋を出る。受付の前を通ると、バーを紹介してくれたホイアン出身の姉さんが残念そうな笑顔を見せる。「私も行きたいのに夜勤って嫌ねぇ」と。


ホテルを出て川沿いに向かって歩き、ものの4-5分もすると目の前はライトアップされた幻想的な歴史町だ。チャンパ王国の時代に栄えた歴史ある港町は、「ホイアンの古い町並み」としてユネスコの世界文化遺産にも登録されている。16~17世紀には大規模な朱印船貿易が行われていたようで、日本橋や日本人の墓といった日本とも縁のある遺構があるのも何んとなく哀愁の念を駆り立てる。直線距離でも江戸から4,000キロ弱離れたこの地に、最盛期には1,000を超える日本人が住まわっていたんだと。

ひだり みぎ
ランタンのぼんやりとした明かりの中、歩行者天国となったレロイ通りまで進むと、道端の露店や土産物屋が増えてくる。たくさんのキッシュな雑貨が並んでいて、それを吟味する外国人、ベトナム人観光客の姿がちらほらと。けたたましいバイクの爆音はもちろん、ベトナムの他都市のような値段交渉の飛び交う喧騒や罵声なども皆無で、皆ひそやかに夜の時間を楽しんでいる様子。ホイアンの町が醸し出す神秘的な雰囲気がそうさせるのだろうか、騒ぎ立てるような輩がいないのには驚かされる。


雑貨店の他、テイラーも目立つ。民族衣装からスーツやシャツ、小物雑貨まで何でもやります、と。急ぎであればスーツなんかも1日で仕立ててくれると言いよるが、スーツ1日は流石に地雷だよなー。ホイアン記念に、とも思ったが、結局、目ぼしい生地が見つからず退却。やっぱりオーダーメイドはタイに限る。

ひだり みぎ


皮の鞄や靴のオーダーメードショップも多く見かける。靴のオーダーメイドはかなり前にホーチミンで失敗してるので、ここでは遠慮することに。クリーム塗ってケアしながら履いてたのに、1か月ともたずに皮がボロボロになってしまったのだ。これぞ、安物買いの銭失い、と思い知らされたものだ。

ひだり みぎ
暗い夜に包まれた中、淡い光を放つ土産屋が異質な空気を漂わせている。


通りにはこんな観光人向けカフェが多くあり、どこもかしこも「Best Pizaa in Town!」とアピール。ホイアンでのナンバーワンピザを巡る熾烈な競争が繰り広げられているようだ。飲食店無いも落ち着いていて、あの乱痴気騒ぎ大好きな欧米人でさえビールを片手にほろ酔いになりながらも、厳かな時間を満喫するかのようにひっそりと談笑しているのが印象的。やっぱり、町の雰囲気がそうさせるのだろうな。C国の方々がこの地でどのように振る舞うのか実験してみたくなる。


即席似顔絵なんかもやってくれるアート展も多い。聞いたら、歴史街の中の店舗の外装は事細かに規制することで、町の雰囲気が統制されているそうだ。道理で似たような店が多い事。

ホテルのお姉さんが地図に示してくれた矢印に従い、レロイ通り×チャンフー通りを右に折れ、日本橋方面に進む。
ひだり みぎ
チャンフー通りでは彩色豊かな雪洞や提灯を並べた土産物屋が良い味を出している。


ランタンの明かりに包まれた歴史保存地区の中心街・チャンフー通り。静まり返った通りにはランタンが明かりをぼんやりと落とし、幻想的な光景に思わず息を呑む。まるで切り絵の世界に入り込んでしまったようだ。

ひだり みぎ

ひだり みぎ
月が綺麗。

ひだり みぎ
着いた着いた。こちらが、ゆっくりと一杯やるには丁度良いと紹介頂いたカフェ&バー。
【Cafe Treat】
158 Tran Phu,St, Hoi An city, Quang Nam province.
+84 510 3861 125

ひだり みぎ

ひだり みぎ
レインフォレストカフェにベトナムテイストを加えたようなこ洒落た雰囲気。

ひだり みぎ
メニュー。ドリンクの他、ホイアン名物のカオラウや揚げワンタンなんかも供される。


お勧めドリンクをお任せで頼んだところ、スペシャルカクテルというのがやって来た。カップル用なのか?オッサン一人に対して赤と白のストロー二本ぶっ刺してくるとか…察してくれよ。

続いて、トゥボン川沿いに向かう。
WP_2015_287
いやー、美しい(コナミ感)。水面に反射する対岸の光と川に浮かぶ灯篭により幻想的な空間が演出されている。

ひだり みぎ
アンホイ橋もばっちりライトアップオン。

WP_2015_299
こちらは2万ドン札にも印刷された日本橋。16世紀末に朱印船貿易で訪越した日本人により設計・建造されたとされている。この橋を渡ろうと近づくも、渡るのに観光チケットが必要とのことで、橋の守衛によりストップされてしまう。そう、ここホイアンは観光名所に入るのに、観光チケットなるものが必要なのだ。チケットセンターの営業時間は18:00迄だと…それでもここは腐敗蔓延る社会主義国、袖の下を通せば突破できないこともなさそうだが…まぁでも別に明日でも明後日でも来ることができるしな。そんなこんなでこれにて初日終了。明日はホイアン市内を一日ブラブラする予定。



Booking.com

【2014年ホイアン・ダナン旅行記】




















Related posts (関連記事):

場末感溢れる田舎町・ビエンホア
前回からの続き。突如の思いつきでベトナム南北統一鉄道に乗り込み、サイゴンの次の停車駅・ビエンホアに辿り着いた。地図も事前情報も無い、文字通りの未知の世界だ。サイゴン都市部から列車で僅か40分、日本で言...
ホイアンヒストリックホテル宿泊記(Hoian Historic Hotel)
ダナン空港に到着し、駆け足でメータータクシー乗り場へ一直線で向かう。ターミナルを出て、道路を1本渡ると3~4のタクシーや客引きが待機しているのが見える。あーだこーだ言って進行方向に立って邪魔をしてくる...
チャンパ王国の聖地跡・ミーソン遺跡
今日は、シンツアリストで申し込んだミーソン遺跡ツアーに参加する。遺跡で朝日を見る洒落たツアーなんかもあるようだが、私のようなおっさんには早起きは億劫だし、ここは無難に通常のツアーを選択。07:40にホ...
スタイリッシュなメリディアンサイゴン宿泊記
もうかれこれ7滞在しているメリディアンサイゴン。シェラトンサイゴンは規定によりSPGプラチナの力を持ってしてもタワールームにはアップグレードされないけど、ここメリディアンの上級会員レコグニションは凄ま...

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする