ホイアンヒストリックホテル宿泊記(Hoian Historic Hotel)

ダナン空港に到着し、駆け足でメータータクシー乗り場へ一直線で向かう。ターミナルを出て、道路を1本渡ると3~4のタクシーや客引きが待機しているのが見える。あーだこーだ言って進行方向に立って邪魔をしてくる怪しい客引きにはガン無視を決め込み、ホーチミンでいつもお世話になっている安心のVinasunタクシーに乗車。筆談で運賃の概算を確認してみると、VND500,000-VND550,000とのこと。ちょいお高い感も否めないが、まぁ距離を考えると許容範囲か。田代まさし似のドライバーは歓喜の絶頂といった満面の笑みでメーターを下げ、アクセルを踏む。ダナン⇔ホイアンは運ちゃんにとってもドル箱路線なんだろう。


ダナン市街地を抜け、五行山の麓を通り、ホアインへと南下。夜道を走ること1時間弱、ホイアンヒストリックホテルへと到着した。道中、ご満悦のマーシーに色々とベトナム語で話しかけられるが、全く何言ってるか分からずやけくそで日本語で返す。途中から面倒になって日本語で返すこともしなくなったのだが、それでも1時間、あれやこれやとずっとニャーニャーとベトナム語で話しかけられるという不思議な体験をした。マーシーが何を伝えたかったのか、さっぱり分からない。明日のツアーのお誘いでもしてたのだろうか。


こちらがホイアン市内最大であろうホイアンヒストリックホテル。今回はここに3泊する予定。38のスーペリアルーム、77のデラックスルーム、30のジュニアスイート、4つのグランドスイート、プレジデントスイート1室で構成されるホイアン有数の大型ホテルらしい。立地条件が素晴らしいだけでなく、値段の割に雰囲気も洒落てて中々良さ気じゃないですか。まるで貴族の大邸宅のようですわ。

ひだり みぎ
敷地、広いわー。緑いっぱい蚊いっぱいの敷地は広大で、レストランやバー、スパは勿論のこと、テニスコートもあったりする。市街地中心部にある割には静けさも保たれていて、チェックインする前から好印象。サービスプログラムも充実していて、お料理や太極拳クラスが開催されたり、クアダイビーチにある同系列のホテルへのシャトルバスなんかも定期運航されているようだ。


別の日の昼間に撮った画像になるが、こちらのアジアンな造りのロビーでチェックイン。フランス人紳士淑女の団体ツアーで利用されているようで、彼らのチェックイン処理の為に10分程待たされるも、その間ウェルカムドリンクやミントの香りのする冷たいおしぼりを頂けたり、ホイアンの穴場レストランの紹介を受けたりと有意義に時間を過ごすことができた。荷解きしてからさっそく紹介を受けたバーに行ってみることによう。

チェックインを済ませ、2階にある部屋へと向かう。
ひだり みぎ
部屋に行く途中にあるプール。予想以上に朝晩は冷え込むので、日中くらいしか泳げそうにないが、ムードは良い。

ひだり みぎ
デラックスルーム。高さ十分の天井に架けられたシーリングファンや黒光りしたアンティーク調の趣ある木枠の窓が南国の雰囲気を演出し、どことなくパークハイアットサイゴンを彷彿とさせる。調度品の色もダークブラウンに纏められていて、レトロでローカルなセンスが感じられる。機能的な真新しいホテルもそれはそれで良いが、最近はこういった趣有る客室に惹かれてしまう。

部屋の設備はとしてはエアコン・室内金庫・ドライヤーなど最低限の物は揃っている。wi-fiスピードも特に問題無く、youtubeなどの動画もストレス無くロード可能。


部屋はバルコニー付き。ただ、鉢植えがあるのみでバルコニーチェアーは無しよ、と。


ガーデンビューの部屋を予約したのでバルコニーからは中庭やプールが見えると思いきや、瓦屋根に思いっきりブロックされててちょっと残念。これは“ルーフビュー”と記載すべし。

ひだり みぎ
水回り。水圧・湯温ともに問題無し。ただ、ガラス板があるのですが短く、シャワーを浴びるとバスルームが水浸しになってしまうのが欠点か。まぁもしかしたら私のシャワーの浴び方に問題があるのかもしれないが。

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ホテルのエントランス。前は大通りでそれなりに交通量も多くガヤガヤしているので、このホテルの空間に戻ると別世界でホッとする。部屋はもちろん、この広大な敷地内の清掃も行き届いているし、スタッフも笑顔で迎えてくれて気持ちよく過ごすことができる。フランス人もフレンドリーで面白いし。

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元市庁舎という重厚なオフホワイトの建物がプールを囲むように建っている。


スパ。

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朝食会場である「インドシナ コーナー」前の広場にはランタンやブランコチェアーが木々にぶらさっがったりしてロマンチック。受付や給仕さんたちも笑顔で接してくれるし、日々の喧騒を忘れ、気持ち良く滞在することができる。

ひだり みぎ
ビュッフェメニューは一般的なビジネスホテルクラスの内容に加え、ホワイトローズなどのホイアンならではの名物料理も供される。エッグステーションやヌードルバーもあるが、メニューは毎日余り代わり映えしないので3日は飽きて外で食べることにした。

ひだり みぎ
でも、はっきりいってホワイトローズは美味いもんではないと思う。個人的には、ホアイン三大名物の中ではダントツの最下位。その分、ベトナムらしくやっぱりパンは美味かった。


フランス人多いなー。朝はまだ冷え込むが、平気でテラス席で飯食ってる。しかも半袖w東洋人の姿はなく、宿泊者の90%以上がフランス人のよう。

朝食レベルは流石に5つ星にはほど遠いが、コストや立地条件を勘案すると十分満足のいくホテル。ホイアンの町同様、昼と夜でホテル敷地内のガーデンの表情が大きく変わるのも面白いし、世界遺産の町ホイアンでゆったりと滞在するにはもってこいの高コスパホテルかと思います。

ホイアンヒストリックホテル/Hoi An Hotel (Hoian Historic Hotel)





10 Tran Hung Dao Street, Hoi An Town, Quang Nam Province
Tel:(84-510)3861-373 or 445
Fax:(84-510)3861-636
www.hoianhotel.com.vn



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【2014年ホイアン・ダナン旅行記】




















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