きったなくて臭くて煩くて、それでいて何故か人を引き付ける魅力を醸し出す中華街。普段、青汁の『不味い!もう一杯!』的な魔力なのか、中国の喧噪は大嫌いな私も、中国国外滞在時には無性にチャイナタウンを歩きたくなります。てことで、今回も日曜日にローカル乗り合いバスにてチャイナタウンへ。
チャイナタウンに入るなり中秋節の月餅の大規模街頭販売店を発見。こんなにも不味い縁起物ケーキがベトナムでもこんなに大々的に売られているとは。
売り子は中華系と思いきや、まさかの土着系ベトナム人。Buy four get one freeだったらしいが、5個もいらんわ!こんなに大々的に売っているのにも関わらず客は数える程。やっぱり本場中国のように爆売れという訳ではなさそうです。
汚ったね~~!!曲りなりにも食品市場なのに、衛生管理の『え』も出来ていない。
まるで台風が通過した直後のような荒れ具合。
葉物野菜。もう少し見栄えよく置き並べればいいのに。周囲の乱雑さもあって、そこらで適当に刈ってきた雑草にしか見えません。
おっとこれは…
天日干し中のお米??路上に直接乗っけるとか、不衛生の極みです。ゲ●に見えてしょうがありませんし、カラスの餌だと信じたい(涙)
中秋節の関係か、縁起物らしきグッズが大々的に店外に垂れ売りされています。
どの店舗も1階を商店とし、2~4階は居住スペースとしているみたいです。それにしてもホーチミン中どこにいってもバイクの数とけたたましいバイクの爆音には圧倒されてしまう。
この御兄さんはデリバリー係か?無理くり来料の荷物をバイク後部に括り付けています。こんなんでバランスとれるのかと心配していましたが…
暫く小道を歩き回っていると、ティエンハウ寺(天后宮)に行きつきました。
中国人観光客が押し寄せています。
建立は1760年、元々は広東省からの華僑が集う同郷会館として建てられたそうです。
本堂には航海の神様である天后聖母が祭られています。中国の方々は皆、本当に熱心にお祈りをされます。
こちらは関羽。猛将として名をはせる関羽ですが、現代では商売繁盛の神として崇め奉られています。その謂れは彼の信義を重んじる性格が『義』『信用』を第一とする商人の鏡とされたこととされていますが、昨今の商人達は利益に目を眩ませ、商人としての原点を忘れてしまっているようです。
有名な尖がり線香。非常に喧々としたチャイナタウンの中にあって、ここだけが時が止まっているような神秘的な雰囲気です。
静かなお寺で癒されたところで本日のチョロン探索は終了。天后宮近くから市内に戻るバスが出ていたので、それに乗ってホテルに帰還しました。やっぱりチャイナタウンは独特な雰囲気があって病みつきになってしまう。
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