北京首都国際空港から広州へと移動します。
今回のキャリアは、古いながらも大型機(A330-200)で飛行予定となっていたエアチャイナ(中国国際航空)を選択してみました。
フライトだけでなく、中国のナショナルフラッグキャリアであるエアチャイナによる首都空港ラウンジがどんなもんなのかも楽しみです。
クッソでかい北京首都空港の中でも最大規模のターミナル3から出発。世界最大級の人工建築物という触れ込みで開港したモンスター級ターミナルだけあって、空港内に入っても移動が多いこと多いこと。なんたって、サッカー場が170個も入ってしまう広さなのだと。
これだけでもだいぶ規模感がバグってるんですけど、さらにおかしいのは同じ都市にもう一個世界最大規模の空港を作っちゃってるんだよなぁ北京さん。
歩きに歩いてたどり着いたエアチャイナのチェックインカウンター。新しい大興国際に対して首都空港は旧空港と揶揄されがちな通り、設備なんかは全体的に古めかしい。レッドカーペットもどことなく解放前チャイナのノスタルジーを誘うようなレトロなデザインだし。
飛行機と滑走路で首都の“首”を描いたロゴは独創的で評価したいw
北京首都空港 エアチャイナ ラウンジ
いよいよ、国の威信をかけた首都空港のエアチャイナラウンジに潜入します。
アホみたいに席があってアホみたいく人がいたのでラウンジの全体像の写真撮影は控えたのですが、とにかく世界最大級の空港に相応しいアホみたいに巨大なラウンジです。
国内線のラウンジですが、かなりしっかりめの睡眠室まで備わっています。プライバシー完全確保の個室で最大4時間まで休憩可能。当たり前のように先客がいて使えませんでしたが。
こんなんあったら住み着いちゃう人とかもいそうですよ。前に1枚のFチケットの日付変更を繰り返して1年間ほぼ毎日ラウンジに入り浸っていたという男もいたくらいの国ですしw
フード類も種類・量ともに十分すぎるので、味にこだわらず胃袋さえ満たせればイイという場合には最高のラウンジかと思います。肝心のお味はアレですがw
炒め物は赤点落第レベルですが、蒸し物はまぁまぁ。特に餃子は中国華北地方だけあって皮がプリプリして日本の焼き餃子とは違った旨さを堪能できます。これがビールに合うんだぁ。常温なのが残念だけど。
ヨーグルトはスプーンで“食べる“派のワイ、ヨーグルトをストローで飲むという暴挙を強いられ中の果肉が吸い上げられず憤死 pic.twitter.com/zvB9jyG91I
— ポンズ (@Worldtravelog) July 30, 2019
フライト チャイナエア A330-200
シートマップはこんな感じ。2-2-2が5列でビジネスクラスは30席と多めの配置。主に欧州便に運用されている機材だそうです。
広々スペースがウリ。座席をフルでリクライニングさせたらオットマンと接続してフルフラットのベッドになるという構造のシートです。驚異の窓4つ分のシートピッチなので、椅子を倒さない限りはよほどの足長おじさんじゃなければオットマンまで足が届かないくらいのスペース感。
北京空港名物、飛行機の大渋滞。現在出発順番待ち48番手 pic.twitter.com/qjLtvDhPEd
— ポンズ (@Worldtravelog) July 30, 2019
出発は搭乗自体は定刻通りでスムーズだったものの、首都空港名物の飛行機の大渋滞にはまってしまう。こればっかりは仕方のないことであるが、機内蒸し風呂状態というのには参りました。
結局1時間遅れでの出発となったエアチャイナ便。遅れを取り戻すべく順調に飛行高度まで上昇をして、腹ペコの乗客のため速やかに機内食のサービスが始まりました。
国内線にしては珍しくワンプレートでの提供ではなくブレッドからのコースでやってきたのですが…ただやっぱりキャセイのガーリックブレッドには遠く及ばない残念なクオリティで、ほぼただのフランスパン。
メインの魚は臭みをごまかす為か逆に超絶濃厚な味付けで、野菜も全て醤油で煮込んだ同じ味付けだし…とりあえず全部具材ぶっこんで醤油で煮れば良いという調理思想なんだろうなw
うーん、なんだか消化不良な感じで広州着。北京旧空港から広州に物理的距離を移動しただけじゃなく、時間軸も100年くらい先に進んじゃったような感じの近未来感でビックリです。
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