宿泊記 繁華街ド真ん中で便利なクラウンプラザベイルート

レバノン二泊目は、ベイルート西部の繁華街ド真ん中という立地にあるクラウンプラザベイルートに泊まることに。

ベイルート随一の繁華街といわれるハムラ通り(Hamra Street)。最先端のファッションブランドショップが立ち並ぶ、レバノンの若者文化の発信地となっているそうだ。小洒落たレストランや飲み屋なんかも多いし、日本で言えば渋谷みたいなイメージの場所になるのかな。通りを歩くのもオシャレな感度高い系若者や白人観光客ばかりです。
ひだり みぎ

同じ中東とはいえ地中海側に来るとドーハとは雰囲気が全く異なるのが面白い。街の中心地は西洋的、人々は陽気で開放的。湾岸諸国と比べると印パ系出稼ぎ労働者も少ないし。これは確かに中東のパリですわ。


ワチャワチャした繁華街のド真ん中に建つクラウンプラザ。ショッピングモール的な建物が隣にあるからか、ホテル前のスペースは常に現地の家族連れや感度高い系の若者で賑わっている。

中東にあっても国民の4割がキリスト教徒という宗教的異端児レバノン。クリスマスが過ぎ去った12月27日でもクリスマスツリーがロビーに飾られているのもレバノンらしいというか。
ひだり みぎ
ホテルのスタッフもフランクな対応で垢抜けた感があるし、今まで訪問してきた中東の雰囲気とは文化も人も全っく異なります。

部屋:クラブルーム

ただ、部屋は開放的ではなく寧ろ暗いし天井低いしで圧迫感があるくらい。しかも、禁煙指定だったのに、喫煙部屋なのかタバコのような匂いが充満した部屋をあてがわれるという不運も重なり良い印象は無い。
ひだり みぎ

クラブルームとはいえラウンジアクセスは付かない点を強調された。スパイア会員であれば無料でラウンジアクセスが付く中国のクラウンプラザが恋しいです。

ひだり みぎ

水周りも湿気が籠ってるわ暗いわで、やっぱりインターコンチネンタルから引っ越してくると格下感は否めない。


禁煙部屋リクエストも通ってなかったぽいし、スパイア会員として認識されていないのかもしれない…とも思ったけど、フルーツ盛りが送られてきたので認識はして頂いてたのでしょう。

ひだり みぎ

まぁ部屋に関してはクラウンプラザなんで極々一般的なビジホっすね。

ひだり みぎ
特徴的なのは部屋からの見晴らしくらいでしょうか。内戦時代からの廃墟かのような古めかしいビル群の向こうに広がる地中海まで見渡せます。ビーチ沿いの代表的な観光地であるコルニッシュやハト岩なんかも徒歩圏内と、西ベイルートの観光の拠点としても適してそう。

プール


ホテル最上階にあるプールは営業時間が07:00-19:00と短く利用できず。19:00クローズって…

レストラン

やっぱりこのホテルの魅力は一にも二にも便利な立地。意識高い系のオーガニックフードやビーガンレストランから伝統的レバノン料理や屋台フードまで、飲食店のオプションが多くて助かります。

迷った末、レバノンでの最後の晩餐はコンシェルジュお勧めの近所のレバノン料理屋“t-marbouta”で頂くことに。ここは食材からレバノン産にこだわった地元民の間でも有名な名店らしい。


地元の富裕層御用達レストランということで満員御礼状態、10分程待って賑やかな店内へと案内された。これは期待できるぞ~。

レバノン料理といえば他の中東料理のように香辛料一辺倒の味付けをした品は少なく、魚・野菜に加えてレモン、オリーブオイル、ハーブ類、ヨーグルトを多用したヘルシー料理という印象があるが…メニューを見てもさっぱり何がなんだか分からない。

とりあえずメインは店員お勧めのSojokとKibbehなる郷土料理をオーダー。地中海に面してるだけあって寧ろギリシャやトルコの食文化に近いんすかね。非常にさっぱりした味付けで美味しかったです。


名物のサフランケーキも癖のない上品な味付けで大満足。

クウェートとかバーレーンとか、食事が不味いわ高いわで苦労しましたが、その点、レバノンは良いっすわ。

また、他のイスラム諸国と異なりハムラ通りには良い感じのバーも多く、夜はまだこれからとばかりにオシャンティーな若者達で賑わってきたけれど…ワイは明日朝2時半起き。5時のフライトでベイルートを発つので今日はもう泣く泣くお開きにすることに。

クラウンプラザはベイルートの国際空港までも車で15分。便利な立地にありますので、観光の拠点には良いかと思います。

所在地:Hamra Main Street, P.O.Box 113, Beirut, 7512, Lebanon

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