宿泊記 インターコンチネンタル ベイルート フェニキアホテル

ベイルートに着き、タクシーにて宿泊先のInterContinental Phoenicia Beirut(インターコンチネンタル ベイルート フェニキアホテル)へと移動する。

ホテルは迷ったんですよね。SPG/マリオットが弱かったのでIHGに絞って検討していましたが、僅か300mの距離にInterContinental Phoenicia BeirutとInterContinental Le Vendome Beirutと2か所のインターコンチネンタルがありまして。価格帯も同じくらいだし、どちらにするべきかと。


迷った挙句、クラシックで町のランドマーク的存在と評判のフェニキアホテルに泊まってみることにした。たぶん、新しくて快適なのはLe Vendomeの方だけど、ホテルの格としてはPhoniciaが上っぽい。ポイントで泊まると共にポイント消費数は30,000P、快適さを取るかホテルの格を取るかという選択で、今回は一泊で寝るだけだしホテルの部屋の快適さよりも格を取ることにした。


空港からの移動は白タクで。ミスタービーン顔の誠実そうな人にお願いしたんだけど、これがとんだ外れクジ。ホテルまでUS$25で合意していたのに、ホテルに着く直前になって「やっぱり遠かったのでUS$25払え!」と迫真顔でゴネだすクズっぷり。後出しの値上げを要求してくるとか不誠実極まりないっす。

結局、拉致があかないままビーンと二人きりの車内で時間を無為に過ごすのは嫌だったので、US$25に加えてしわくちゃなジョージワシントン2枚を無理やり握らせ強引に下車。合計でもUS$27とか足りないだろ!と怒られるかと思ったけど、笑顔でサンキュー!とか言いやがったからなミスタービーンw


出だしから最悪な滑り出しとなってしまったが、ホテル自体は立派で良さげ。
1961年の開業当初に建てられたフェニキアタワー、1968年に建てられたローマタワー、2003年に建てられたレジデンスタワーの三棟構成で、1975-76年のレバノン内戦時に戦地となって廃れてから完全に放置されていたが、2000年になり漸く営業を再開…という歴史あるホテルだそうだ。古いけど、周囲の建物と比べてオーラが違う。

ひだり みぎ
ひだり みぎ
これは名門ですわ。従業員も育ちの良さが対応に滲み出る美男美女・紳士淑女揃いですし、館内に入って直ぐに格式の高さが感じられます。バックパックなんか担いで館内をうろうろするのが居場所違いな感じで恥ずかしかったくらいっすw


館内には著名アーティストのファインアートがこれでもかとちりばめられている。


目玉の一つであるRonald Cameronの彫刻はプールの受付デスクに発見。フルヌードのセクシーポーズで誘ってきます。

部屋:Premium Sea View Room King Bed



今回はポイントを使って最安値カテゴリーのSuperior Queen Roomを予約していたが、Premium Sea View Roomにアップグレード頂けた。どうせタウンビューがシービューに変わっただけだろと思ったが、部屋面積も22㎡⇒37㎡と大幅に広くなっている。

ひだり みぎ
ただ、やっぱり部屋の古さは否めない。クラシカルな歴史あるホテルが好きな方には良いですが、ホテルの部屋には最新機能を求めるような方にはお勧めできないかも。



まぁクラシカルなテイストで決して不快に感じる古さではありません。寧ろ最新のホテルのようにギラギラしてなくて落ちつけたりもします。

ひだり みぎ
海側の部屋にアップグレードしてもらって開放感もありますし。


夜はしっとり。古さも隠れて良い感じです。

ひだり みぎ
ひだり みぎ
こだわりのインテリアの数々。

ひだり みぎ

ひだり みぎ

ilaのバスアメニティは初めて見たけど、インターコンチネンタルのデフォルトアメニティ“アグラリア”よりさっぱりしてて良いっすね。

アンバサダーギフト


ひだり みぎ
色々と頂きましたが、地元で作られたオーガニックソープのプレゼントが嬉しかった。フロントデスクの皆様はお堅すぎることもなく良かったです。タクシーの運転手はとんでもないババを引いちゃいましたが、様々な文化や人種が古くから混ざり合ってきたレバノンの人って陽気で社交的で外国人に対して親切な人が多いんだと思う。たぶん。

良いホテルだっただけに、寝るだけの利用となって残念。

【InterContinental Phoenicia Beirut(インターコンチネンタル ベイルート フェニキアホテル)】

所在地:Po Box 11, Beirut, 846 Lebanon
電話:961-1-369100

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