オマーンらしさを味わえるマトラスークとオマーン湾 

そういやマスカットに来てから観光らしい観光は殆どしてなかったな…ということで、マスカットで最もツーリスティックな場所であろうマトラスーク(Mutrah Souq)でも冷やかしにいくことに。

ルイからマトラまでタクシーをエンゲージして10分ちょい、運賃はOM1.5だった。ルートタクシーを拾えればOR0.2で行けるようだったが時間が無かったので仕方ない。
ひだり みぎ
真っ白いルイの街並みを抜け、ゴツゴツした岩山が見えてきたらもうそこはオマーン湾沿いのマトラ地区。海岸道路沿いのメインストリートを中心に観光スポットが並ぶマスカット一のツーリストエリアである。


マトラで先ず立ち寄るべきがマトラスーク。日本でいうところのアーケード街のような感じで、屋根付きの通路の両側に土産店や雑貨店など細々とした店舗が所狭しと並んでいる。


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細い路地が幾筋にも分かれ迷路のように入り組んだスーク内部。スパイスや乳香の香りが充満し、何ともアラブな世界観が広がっている。

アラブな香水や色鮮やかなアラビアンランプ、ペルシャ絨毯、金銀製品といったエキゾチックな土産が所狭しと並ぶ。ただ、メイドインオマーン率は案外低く、中東っぽいもの、ペルシャっぽいもの、トルコっぽいもの、インドっぽいもの等々、各店舗がとにもかくにもエスニックな物をかき集めて押し並べているといった印象だ。
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物売りの人達もメイドインオマーンは少なそうで、ここでも印パ系の男がマイフレンドマイフレンドと絡んで雑多なものを売りつけようと活躍してる。首都マスカットに住む裕福なオマーン人はこんなところで観光客に媚こびへつらって怪しい雑貨を売って小銭を稼いだりしないのだろう。

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これぞエキゾチックの祭典!とばかりに異国情緒溢れる商品が並ぶ中でも、やっぱりカラフルな中東風ランプ、ハンジャール(半月刀)、ティーポットの金銀製品がゴージャスで目を引くな。チープな製品も多い中で、これらは結構本格的な作りのものも多く見受けられた。


やっぱり男は国旗・国章・コイン・切手などあらゆるものに描かれるオマーンのシンボル的存在のハンジャールだな。チープな土産用から、日本で持ち歩いていたら銃刀法違反で取り調べを受けてしまうようなでっかくしっかりした純銀製の刀まで多く売られていて、男心を擽ってくれる。

そんなエキゾチックなスークの反対側まで歩いてみると、潮の匂いが香ばしいオマーン湾(残念ながらオマーン湖ではない)のカブース港に出た。 海岸に沿って遊歩道が整備されており、通りに沿って白い壁の住居やモスクなどが整然と立ち並ぶ。青い海と白い家…切り立った岩山を背景にした純白のオマーン建築とインディゴブルーの海と空とのコントラストが非常に美しい。
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真っ白な建築群と砦付きの岩山が絶壁かのように港湾をぐるりと取り囲む。インド洋の覇者・海洋帝国オマーンが誇る要塞都市ですわ。

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ドバイやアブダビの様な派手さはないけれど、道路や公園は整備されていて白い街はどこも清潔で綺麗。程よい具合で緑も配されているし、人口密度も低いのでインド人やパキスタン人と肩をぶつけながら街を歩く必要もなし。非常に開放的で海風を受けながら散歩するのが本当に心地良い。

こんなにゆったりしたところなんて知らなかったわ、オマーン。怪しげな名前から名前だけは知っているが実情は何も知らないという国の代表格的な国だけど、治安も良いし中東デビューには最高の国だと思う。
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海岸の直ぐ近くまで迫る岩肌を活かし、マスカット港の入口にはオマーン湾の輝く青い海を見下ろすように幾つかの砦が言わばの高台に設けられている。
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これらの砦はポルトガル植民地時代の名残である。15世紀前半までは小さな漁村に過ぎなかったマスカットだが、アラビア半島の玄関口として16世紀初頭に重要な貿易の中心地へと発展。この流れを見たポルトガル人はオマーンに攻め入り植民地化し、要塞を築いてインド洋での海上交易を150年に渡り支配したのである。


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こちらはマトラフォートと呼ばれる砦であるが、残念ながら一般公開はされていないので外から眺めるだけとなる。

今宵の酒のあてにとスークでピスタチオを買ったくらいで特に何をしたってわけでもないんだけど、最後にマトラスークとオマーン湾でマスカットらしい空気触れることが出来て良かったわ。しょっぱいオマーン湾の風を受けながら、オマーンを思いっきりマンキツさせて頂きましたw サンキューオマーン、フォーエバーオマーン!

【マトラスーク(Mutrah Souq)】



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