ハノイから帰りの便は社畜殺しの短距離レッドアイであるJL752。現地時間00:25(日本時間02:25)出発で成田到着が07:10と飛行時間04:45ですからね。ハノイで退勤して一次会接待までした後に機上の人となり、ちょっと仮眠をとったと思ったら着陸前にネクタイ締めてから出社…なんて激務も辞さないモーレツサラリーマン御用達の便である。
2014年末に完成したハノイ・ノイバイ国際空港第2ターミナルは市内からは車で約40分の距離にあり、タクシーだとVND360,000±20%くらいの運賃が相場となる。
無機質な近代的空港。夜の時間帯は特にアジアへの便が多く飛ぶから比較的混みあっている。パッと電光掲示板を見ただけでも…
23:10 KE ソウル行き
23:15 NX マカオ行き
23:35 VN ソウル行き
23:40 OZ ソウル行き
23:55 LJ ソウル行き
23:55 BL 広州行き
02:20 JL 名古屋行き
00:25 JL 成田行き
00:35 VN 成田行き
00:40 VN 大阪行き
00:50 VN プサン行き
01:10 ZE ソウル行き
01:20 7C ソウル行き
01:40 VN 福岡行き
01:50 VJC ソウル行き
23:00~02:00の3時間の間にソウル行き7発というね。ベトナム人の大卒を数万人単位で囲い込んでたS社がこけてどうなるか、これからが見物だけど。
さて、我らがJLのチェックインカウンターはアイランドG。深夜便で日付が変わってからの出発となるので、出発日は本当に要注意。この日も隣のカウンターで受付してたオジサンが「ごめんなさい!昨夜の出発便で予約してました!今夜の便に振り替えてくれないでしょうか」と汗ダラダラでお願いし倒してた。こういった際は温情措置で助けてくれるものだろうか。顛末は分からんが、搭乗ゲートでこのオジサンの姿を見ることはなかった。
JL752はプレエコ搭載機材なので、プレエコに空席があればUS$100にてエコノミーからプレエコにアップグレード可能。マイルを使ってのアップグレードとは異なり予約クラスは関係ないのが助かるところ。
出国検査はアイランドのA側とH側の2箇所。出国検査後に保安検査されるんだけど、普通に考えると順序が逆だよなぁ。
【税関検査の注意】
・アンティークは持ち出せません。
・ビデオテープは事前にチェックを受けた証明書がなければ持ち出せません。
・USD5,000ドル相当以上を持ち出す際には証明書が必要です。
以上、JAL公式サイトから引用。
ビデオテープってwww。
ベルトまで取らされ靴まで脱がされる面倒くさい保安検査を抜けると、直ぐ左に進んだ先にラウンジフロアへと進むエスカレーターがある。ノイバイ空港のラウンジはスタアラ専用のベトナム航空ラウンジとNIAビジネスクラスラウンジの二つがあるが、残念ながらいずれもプライオリティパスは使えない。
エレベーター・エスカレーター脇にある各航空会社のCAパネル。
惚れ惚れする美男美女が並ぶ中、我らが日本航空のパネルに目をやると錦織が。いくら等身大ではないとはいえ、隣の可愛らしいベトジェット娘が錦織より一回り大きいのも違和感ある。
エスカレーターを上ると入口が見える。
ラウンジ:
清潔感溢れるラウンジ。各エアラインの共通ラウンジだけあって広々しており、プリンタ・コピー機・FAX・パソコンを完備したビジネスセンターやマッサージチェア・ロッカーも用意されている。
座席数も多く、緑も多くて南国風。天井が高くて解放感があるし、大きな窓の外には飛行機も見える。流石にベトナム航空の本丸だけあって、ハード面は悪くはない。
シャワーが無いとの口コミもあったがトイレの中に2室あり、バスタオル・シャンプー・ボディソープ・歯ブラシ・クシも用意されている。深夜便なのでシャワーがあるのは助かるところ。
食事は炭水化物系を中心にズラリと並ぶ。炒飯・麺・パン類を始め、フォー・お粥・フルーツ等等も用意されている。
ベトナムの空港ラウンジって、どこもかしこも同じような料理ばっかだよな。特にこの手抜きミートソーススパゲティは何度見たことか。
搭乗:
今回も個室感に優れる窓際席を選択。時間帯的なこともあり往路便と違いC席は8割方埋まってた。一世代前のシェルフラットならまだしも、スカイスイートだと深夜便での疲労度が全然違いますからね。アップグレードディスカウントキャンペーンでハノイ-成田間のC席への片道アップグレードが17,000マイル、恐らくマイルでアップグレードされた方も多いのだろう。
フルリクライニング+隣席とのパーティション全閉にして個室感MAXにした状態がコチラ。自分だけの秘密基地感があるので、出発前に巣作りする時とかもドキドキワクワクしますw。
[table id=73 /]
機内食の選択を聞かれてからドアクローズ⇒プッシュバック。深夜便だと和食・洋食以外に「食事不要。寝たいので起こすべからず。」という選択肢がある。食事を必要とした場合、基本的には着陸2時間前にサーブされるが、小生は起きれたら食べさせて下さい程度でお願いする。こんな時間帯の便で2時間前に叩き起こされるとかたまったもんじゃない。
離陸前から西部劇仕立ての密室ミステリー映画・ヘイトフルエイトを見てたら刺激的過ぎて眠れなくなり、気付いたら外は南寧。賞金首の女囚人・絞首刑執行人・連邦軍兵士上がりの曲者賞金稼ぎなどなど…登場人物全員がいわくつき・鬼畜・贋者な密室殺人劇というR18+指定の強烈な内容ですからね。腕がちょん切られたり銃弾で顔面がぶっとんだりの残虐描写も盛り沢山だし…JALがタランティーノ作品を取扱うとか新鮮な驚きだ。
ホント癖になる。この機材なら社畜が如く飛び回されても問題無いわ。
Related posts(関連記事):
ハノイ出張中、IHGから一部アンバサダー会員向けのターゲットプロモに関するDMが来た。インタコに1泊してくれれば2,500ボーナスポイントを差し上げますよ、と。何故にこのようなオファーを頂けたのか理由は定かではないが、会員規約で定められた特典以外にも不意にこういった類のオファーが舞い込んでくるのもアンバサダー会員の魅力だろう。 これは一部アンバサダー会員向けのターゲットプロモかな。インタコ宿...
シンガポールから香港への戻りもマレーシア航空を利用してクアラルンプール経由で。 往路の搭乗記はこちら。 地味にありがたいプレミアチェックインカウンターからスムーズに出国。 この日は大衆ラウンジに行く気が起きなかったので、ガーデンで蝶や鯉と戯れる。 こちらは何かと思ったら懐かしのガリ版。 TWGでのお茶の調達も忘れずに。 香...
ベトナム料理とい言えば生春巻きに揚げ春巻き、バインセオ、バインミーにチェー、そしてフォー…せっかくベトナムに来たからにはこれら定番どころのベトナムローカルフードを屋台で味わいたい!でもローカル屋台に突っ込んでいくには勇気がいるし、衛生的にちょっと不安、というかそもそも言葉も通じないしぼったくられるかも…と思っている方のニーズに応えてくれるのがホーチミン市内にあるニャーハンゴン(Nha Hang N...
フエの観光初日を終え、夜の新市街地を歩く。 途中、町を探索中に雨に降られたので、ホテル近くのB級食堂で雨宿りを兼ねベトナム料理を大人食いすることに。 ローカル家族連れで賑わうHanh Restaurant。空調は効いてないけれど、雨が打ち水になって暑さは感じない。寧ろしっとりして良い感じだ。 セットメニューがVND110,000。 このセットメニュー、一人用?なんか続...