ハムロンの丘ではなくハムロンの山だろう!!!!

カットカット村でのトレッキングを終え、ハノイ行き寝台バスの発車時間までは時間的に余裕があったので、サパの町を一望できる展望台が設置されているハムロンの丘へと向かう。カットカットのトレッキングが意外にしょぼかったので、体力的にもハイキングの為の余力が残っている。


開放時間:06:00-18:00(夏季は~18:30まで)
入園料:VND40,000(≒160円)


ハムロンの丘への入り口では各少数民族により作られた民芸品を買い求めることができるが、昨日今日とモン族・ザオ族の女性陣による営業攻撃に屈して多くの土産物を購入している為、ここはスルー。

ひだり みぎ
入園してみていきなりビックリ。誰だよ『丘』って言ったのは。これは『丘』ではなく『山』かと思いますが!!入園してから予想以上の急勾配が続き、残りライフがどんどんと減っていきます。

ひだり みぎ
くそでかい靴を履いたビッグフットなミッキーに、お乳の弾力性が見事に表現された猪八戒がお出迎えしてくるも、全然嬉しくない。


見通しの良い地点まで到達して前方を見上げると、ハムロンの丘の全容が明らかに。そして、心が折れた

!!!????????Oh…なにこれ??丘と山の定義はあいまいかと思うけど、丘って言ったらもっと低くて傾斜が緩やかな高台を指すのではないのかな?ベトナム人よ、これは丘ではなくて、割と険し目の山なんじゃないかな?この角度と高さに対して丘という単語を用いるのはミスリーディングだよ。今すぐハムロンの山に改名すべき。

ひだり みぎ


ハムロンの山の中腹は自然公園になっていて、色とりどりの花々が美しく咲き誇っている。これだけ綺麗に整備された公園があるということは、更に進んでいけばきっと素敵な光景が見れるはず!ここは折れた心を繋ぎ合わせて頂上を目指すことに。


ニョキニョキと突き出た石灰石。この形が龍の顎に見えることからハムロン(ベトナム語で龍の顎の意味)と名付けられたそうだが、どこがどう龍の顎なんだかさっぱり分からない。というか龍の顎と言われてもどんな形をしているのか余りイメージできないし。マジマジとみても、男○器にしか見えてこないのだが…

ひだり みぎ
奇岩の間の狭いスペースを通って更に上を目指す。サパは、一日の中の寒暖の差が激しく、朝は春、昼は夏、夕方は秋、夜は冬と、1日の天気に四季が表れるとも言われている。今は正に夏の真夏であり、猛烈に暑い。高原避暑地と呼ばれているだけあって朝晩は確かに過ごしやすくなるが、日中はハノイと変わらない暑さであり、この中で登山をしていると、着ているTシャツの汗を絞れるくらいになってしまう。いけない。このままでは脱水症状を起こしてしまうので、休憩所に避難して水分補給をすることに。

ひだり みぎ
山の中腹にあるこちらの休憩所では、伝統舞踊ショーが定期開催されているらしいが、残念ながら本日は既に開催を終了してしまっていた。
【時刻表】
4月16日~10月15日(月~木):08:30-09:15・09:45-10:30・14:30-15:15・15:45-16:30
4月16日~10月15日(金~日):08:30-09:00・09:30-10:00・10:30-11:00・14:30-15:00・15:30-16:00・16:30-17:00
10月16日~4月15日(月~木):09:00-09:45・10:15-11:00・14:30-15:15・15:45-16:30
10月16日~4月15日(金~日):08:30-09:00・09:30-10:00・10:30-11:00・14:30-15:00・15:30-16:00・16:30-17:00


オレンジジュース350mlを2缶買って、見晴らしの良いベンチで一休み。遠くファン・シー・パン山脈や山の裾野に広がる棚田と村々を望みながら体力回復を図る。オレンジジュース2缶は30秒で飲み干し、飲んだ直後に700mlの汗が湧いて出た。堪らん暑さで服もパンツも髪ももうベショベショという異常事態。

10分後、もう1本のオレンジジュースを注入したところで体内バッテリーの充電が完了。奇岩の間を通って上へ上へと進む。看板が少ないので迷いに迷ったが、20分後、頂上の展望台が見えてきた。
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い、意外としょぼい…こんなに苦労してきたのに…

ひだり みぎ
うひゃー。展望台はしょぼいが、景色は本物だ。この絶景を見るだけで生き返る。感無量だ。やはり相当な高所にあるらしく風も強く吹いているので、ちょっと怖いがヒンヤリとして気持ちが良い。


絵のように美しく、詩のようにロマンチックな高原都市。ベトナム南部の高原都市・ダラットも同じくフランス人に開拓された保養地としてサパと似た雰囲気が感じられたが、ここサパは更に秘境度、神秘度が高くて魅力的だ。

ベトナム北端の山あいにひっそりと佇む山岳秘境リゾート・サパ。美しく緑溢れる山々、山の裾野に無限に広がる棚田や滝などの大自然、そして、その中で伝統を守りながらひっそりと暮らす山岳少数民族たち。彼らの村々は質素ながら幻想的で美しい自然に囲まれていて、まるで異次元の世界のように感じられた。今回は一泊二日しか時間がとれなかったが、次回は纏った時間を捻出して、少数民族の村にホームステイをさせてもらいたい。

30分くらい展望台で目の保養をし、そろそろハノイ行きバスの出発時間が迫ってきたので下山を開始。

今回は、サパ教会前の広場から18:30発に出発するハノイ行きの寝台バスのチケットをGeckoレストランのお姉さんにVND350,000(≒1,400円)で買ってもらいました。このバスに乗れば、途中、ラオカイを経由し、翌朝05:00前後にハノイに到着するので、次の日もハノイで丸1日使うことができます。

ひだり みぎ
こんな感じの車内。何故だか青と赤の派手なランプがついたり消えたりしてあまり寝ることはできなかったが、時間は予定通り到着しました。ハノイの中心部からは離れたミーディン・バスターミナル行きでしたが、途中、市内中心部の旧市街でも下りることができたので助かった。


こちらは本日購入した赤ザオ族と黒モン族の首掛けバッグ。誰が作ったか分からない物を買うよりは、誰が作って誰から買ったか分かる工芸品なので、自分の中では貴重なお宝だ。サパはここ数年の旅行で一番のヒットだった。今度は秋口に来て黄金に輝く山々を見てみたいものです。

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