シャングリラ チェンマイ宿泊記/Shangri-la Chiang Mai

いつもチェンマイに来る際は利便性重視で市内ど真ん中にそそり立つメリディアンに泊まっているが、今回はシャングリラチェンマイにアタックしてみることに。今年の12月31日に失効となる一部のゴールデンサークルポイントをぶっこみたかったのだが、クラブルームへのアップグレードには数百ポイント足らず、と。ゴールデンサークルもSPGみたいに使い続けてる限りは無期限にしてくれりゃあ使い勝手が良いんだがなぁ。1000ポイントからの交換が可能で25%のボーナスマイルまで付与されちゃうキャンペーンをやっているようだがマイル単価的には余り宜しくないので、結局お食事バウチャーに交換することに。1000ポイント=US$100なら悪くない

さて、空港からシャングリラチェンマイへはトゥクトゥクで向かう。運ちゃんの小便休憩を入れても10分強と空港へのアクセスは抜群。そっこーで着きました。
ひだり みぎ
いかにもシャングリラといった趣に独特のランナー様式が加えられたタイ北部ならではの外観。中心街のチャンクラン通りにあるが、ナイトバザールからは南に徒歩約10分程離れているので比較的閑静な場所にあり、まさに都会の中の桃源郷といった感じ。ただ、市内のド中心というわけではないので、旧市街の狭い路地をたどって小さなアンティークショップを覗いたり、街路樹が並ぶ大通りを抜けて市内に散らばる黄金の仏教寺院を巡るのには若干不便を感じるかな。ロケーションに於いてはメリディアンに分が有り。

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高級感溢れるロビーだが、シャングリラならではのクリスタルのシャンデリアではなく、木の温もりで溢れる優しい雰囲気のランナー様式にモダンな要素をうまく融合させている。随所にチェンマイらしさを感じる工夫をうかがう事が出来、タイ北部で育まれた独自の建築文化を意識した造りで好印象。

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シーティングスペースも広々。


豪華絢爛なレセプション。金ぴかだが、中華のド派手な色使いとは違ってどこか控えめでお上品な印象。

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ロビーラウンジ。

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お食事は朝食会場ともなるKAD Kafeでは毎晩バーベキュービュッフェが688B++、金曜日の夜には888B++でシーフードバーベキューが開かれる。香園は昼の11:30-14:30に888B++の点心ビュッフェをやっているそうだ。

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そんなこんなホテルロビーを見て回っていると、いよいよ部屋の準備が整った。美人で王族のお嬢様のようなレセプショニストにエスコートされ部屋へと向かう。

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デラックスルーム。最安値の部屋でクラブラウンジも無しだが、クリスマスだからか思ったよりも高かった。

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部屋もラーンナー王朝の貴族の館をイメージしたような、タイ北部の伝統様式を基調とした落ちいた空間。やはりシャングリラ、絶妙な色使いの部屋で、初めての訪問ながらどこか安心でき、心からの安らぎと寛ぎが味わえる。心地よい照明にセラドン焼きのティーセット、タイシルクの枕、チーク材の家具、ベッドランナー、アートが配された「ラーンナー・ルネッサンス」のテイストとインテリアでまとめられたラグジュアリーな部屋。古都チェンマイの魅力に包まれてゆったりと流れるまどろみの時間があっという間に過ぎていく。これぞ古都の楽園。やっぱりハードの面ではメリディアンよりは一枚も二枚も上か。

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ただ、景色は最悪で、端っこでコーナースウィート来たかーと期待していたのに、まさかの工事現場ビュー。ホテルを拡張するのだろうか、クリスマスなのに夜の8時まで頑張って工事をしていたよう。で、工事が終わったかと思ったら今度は隣の部屋や廊下からの話し声が気になってくる。防音対策としてはかなり弱いのか、それとも隣人(白人カップル)の声が大きすぎるのか。自分の部屋の音楽の音量を上げて外に出てみたところ、やはり防音に問題がありそうだ。


もう一面の景色。チェンマイの市街地から14キロ離れた標高1080mのステープ山の姿が見える。ただ、4階という低層だけあって展望が良いか悪いか聞かれれば間違いなく悪い部類に入る。

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水回り。バスタブにお湯を張ったけど水の色は気にならなかったが、ドライヤーは音の大きさの割に風力弱し。

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南国リゾート気分を引き立てるドラゴンフルーツやモンキーバナナなどのウェルカムフルーツ。

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アメニティーはお馴染みのシャングリラオリジナル。

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ミニバーは至って凡庸な内容。

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続いて、裏庭の庭園を散歩しているとプールを発見。12月のチェンマイの夜は中々に冷えるので利用客はいなかった。クリスマスのデコレーションをこれでもかとぶら下げた木々が鬱蒼と生い茂る中のプールサイドの雰囲気は中々のもの。仄暗い明かりの中、かすかに波立つ水の音に耳を傾けながらプールバーで就寝前の一杯を楽しむのは乙なもの。


朝。庭園はこんな感じになってるんですね。テニスコートもあるようだ。外観からでは分からない広い敷地内には、レストランやプールはもちろん、Chiスパ、大型コンベンションセンター等が完備され、まさにシティリゾートだ。中心地にいながらも外部から遮断されたプライベートな空間でゆっくりと過ごす事が出来る。シャングリラカテゴリーBの割にはイケてる部類かと。


CHIスパのメニュー。一応ヨガクラスもあるようです。

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ジャグジーもあり。

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カテゴリーBでこれなら十分満足。明日の朝はスーツケースに忍ばせたバックパックを取り出し、チェーンライへと向かい、その後、チェーンセン→ゴールデントライアングル→メーサーイ→ミャンマーのニチレイなどを回ってくる予定。30日にはチェンマイに戻り、バンコクから来る客先と合流。今年の年越しはチェンマイで迎えることになりそうだ。個人的に楽しみにしているのはゴールデントライアングルのラオス側にある中国資本のカジノ。本場マカオを知っているのでガッカリすること必至ではあるが、どんなもんかと今から楽しみで仕方ありません。

*チェックアウト時、30日までスーツケースを預かってもらえるようお願いしたら、あっさり却下されました。まぁゴールデンサークルは平民だし期待はしていなかったけどね。「空港なら一日200バーツで預けられますよー、でも空港まで行くの面倒ですよねー」って。これって暗に1日200Bで俺がなんとかしてやるってほのめかされてるのかなーって思ったり。流石にシャングリラのコンシェルジェがそんなことしないよなぁ。因みに30日から宿泊するメリディアンはチェックイン前だというのにスーツケースの3日キープを満面の笑顔でアッサリ快諾してくれました。それもSPGメンバーと告げる前に。シャングリラには無理申し上げたのは分かるが、別にスーツケース預けたって何か減るもんでもないんで、シャングリラにはもう少し検討してもらいたかったなー。速攻却下、どう願い入れても頭ごなしにNo Noだったんでね。こりゃあ来年も優先順位はSPG>Hyatt>リッツ>シャングリラだな。ハードも重要だけど、結構こういった細かい対応力で優先順位を決める人って結構多いんじゃないですかね。貧民の私が頭下げてお願いしてタイ古代の王朝貴族の衣装を着たコンシェルジェがno、noって言ってる姿、はたから見てたらまるで私が彼の下僕のように見えたかと思います。

シャングリラチェンマイ/ Shangri-la Chiang Mai





住所:89/8 Chang Klan Road, Muang, Chiang Mai, 50100, Thailand
電話:(66 53) 253 888
メール:slcm@shangri-la.com
開業年: 2005年



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