本日はロケットマイルがプロモをバンバンと打ち出してた頃にマイル目的で一泊したアナンタラ・バンコク・サトーン(Anantara Sathorn Bangkok Hotel)の宿泊記。1年以上も前のことなのでうる覚えだが、2泊2万円弱の宿泊費で4,000マイル近くを荒稼ぎできたと記憶する。
そのアナンタラであるが、タイでバーガーキング等の外食店やJWマリオット等のホテル運営を手がける米系企業マイナーインターナショナルなる組織が運営してるのだと。アナンタラと言えばバリ・モルディブ・スリランカ・ホアヒン・プーケットといったリゾート地を中心に展開するホテルチェーン。自分の中ではドゥシタニのリゾートホテル版みたいなザックリとした勝手なイメージを持っていたんだけど、実は米系企業の運営ホテルだったんだな。白人目線から見て楽しめるアジアンリゾートホテルといったところか。何がマイナーインターナショナルやねん、怪し過ぎるわ!と思ったら、楽天でも株の取り扱いがあって株価が不況知らずで凄い伸びててワロタ。
参考サイト:楽天証券アセアン株式MINT nマイナーインターナショナル
30あるアナンタラホテルの中の1つ、アナンタラバンコクサトーンは自分の中のリゾートホテルというアナンタラのイメージとは異なり、どちらかと言えばショッピングやビジネス街的要素の強いシーロム地区にある。BTSの最寄り駅はチョンノンシー駅で、そこから徒歩約10分。日中のバンコクを歩くには厳しい距離である。BRTのバスなら停車場が目の前だけど。あと、ホテル前の大通りは中心部へ向かう方向にしか曲がれない為、必然的に渋滞に飛び込む格好となるので通勤ラッシュ時の移動が必要な場合は考え物。
建物はツインタワー仕様となっていて、そのうちホテルの宿泊棟は37階建てで全310室。その割にロビーは小ぶりでフロントスタッフも少ないので、チェックインには10分弱程待たされた。まぁ14:00というチェックイン・チェックアウトで一番込み合う時間帯だったので、仕方がないところか。
フロントから奥まったところにあるロビーバーはバンコクのホテルバーらしくチャラエロい雰囲気。築年数10年ということだったが、ロビーは改修を経ているのかデザインに古臭さは感じなかった。
部屋のカテゴリーは全8タイプ。
カサラと名の付く部屋だと所謂クラブラウンジ的なカサララウンジにアクセスできるらしい。マイル単価重視の自分はもちろん最安値部屋の予約…だったのだが、何故か知らんがチェックインを担当してくれた方と波長があったからか、アップグレードしますわいということで、何故だか39㎡の最安値プレミアから高層階の121㎡スカイラインツーベッドスイートに6段階アップグレードされたw。ホテル直予約でもないのに本当に恐縮だ。(ツーベッドスイートよりラウンジアクセス付きシングルルームの方が良かったけど)
もうすぐ部屋を用意するのでロビーバーで待っててねと言われ、パソコン広げて待ってたら随分と凝ったウェルカムドリンクと御絞りがやって来た。なんなんだこの厚遇は!
部屋:2ベッドルーム・スイート(121㎡)
ドアを開けるとまずはリビングとダイニングが一つになった広い部屋がある。リゾートのイメージが強いアナンタラにあって、都会のオアシス的デザインなのかとも予想していたが、どうやらサービスアパートメント仕様のようだ。実際、ツインタワーのもう一方はレジデンスとしても貸し出しているようだし。
老朽化が気になるかなーとも懸念していたけど、全然全然。高級5つ星ホテルでも1諭吉で泊まれるバンコクにあってシングルユースの場合でのコスパは特に優れてるとも思わんが、ファミリーユースで泊まるサービスアパートメントとしては非常に優秀な部類に入ると思う。
キッチンや家庭用サイズの冷蔵庫もあり、ダイニングスペースも広く取ってある。食器に調理器具なんかも一通り揃っているので、外で買ってきた料理を部屋の中で食べるのも没問題。
棚の左には扉の付いたウォークインクローゼット的な荷物置き場も。
リビングに設置されたバルコニーも広々。ホテルロビーフロアの指定喫煙スポットまで降りて煙草を吸う必要もなく、バンコクの町を見下ろしながら堂々とプカプカできるようだ。自分は吸わんけど。
第二のベッドルームはキングベッド仕様で、窓に面してデスクとテレビ、小さめのソファーも用意されている。
やっぱりホテルというよりもサービスアパートメント的な位置づけなんだろうな。バスアメニティも備え付けのものだし、歯ブラシや髭剃りといったホテル生活には必要となってくるアメニティも準備されていない。ホテル敷地内にファミマが入ってるので、仕方なくデンタルキットはそちらで買いそろえた。
館内施設
このホテルでの滞在のハイライトは40階の屋上にオープンしたルーフトップバー・Zoom Sky Barでの一杯になるだろうな。マリオットのルーフトップバーよりも空いてるし、音響と360℃に広がるバンコクの迫力ある夜景がマッチして中々エキサイティングな雰囲気の中で飲むことができる。
営業時間:17:30-01:00
朝食はサービスアパートメントにしては十分な内容だし、プールサイドで陽に当たりながら食べられるのもポイント高い。また、二日目に頼んだ朝食のオムレツがスクランブルエッグみたいで独創的だったw
所感
高級ホテルお高めなベトナムやミャンマーでこの価格・このランクならコスパ良し!と書けるけれど、同価格帯で5つ星ホテルに泊まれるバンコクでは特に優れたコスパでもないかと。ファミリーユースのサービスアカウントとして使うか、他のところに泊まって夜はアナンタラのルーフトップバーに顔出してみる的な使い方が正解だと思う。
【アナンタラ バンコク サトーン(Anantara Bangkok Sathorn)】
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公式ウェブサイト:https://bangkok-sathorn.anantara.jp/
住所:36 Narathiwat-Ratchanakarin Road, Bangkok 10120
電話:+66 2 210 9000
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