中国LCC市場の新参者~春秋航空~

8月28日から出張に出ていた関係でぺタやコメントなど返せず申し訳御座いませんでした。客先周りに加えて日本からの出張者アテンドがあった為に体力的に厳しかったですが、無事に生還を果たしております。

今回の国内出張では、LCC市場の新参者である春秋航空を利用することになりました。春秋航空は2005年に上海紅橋空港⇔山東省煙台で運行を開始し、今や日本(茨城・香川・佐賀)の発着便も飛ばすほどに事業拡大している上海を拠点にしたLCC航空会社です。とにかくコストを切り詰める徹底的なコストカット経営手法で名を馳せ、過去には飛行機ではご法度とされている立ち乗り枠の構築を検討するなど、ひたすら安く安くのローコスト路線を邁進しています。

さて、中国の国内線の定時発着率の醜さは以前にも触れさせて頂きましたが、案の定、春秋航空利用日の当日朝に『機体調整の為に離陸が1時間遅れる』と携帯にショートメッセージが入りました。事前連絡が入って有難いですが、朝の段階で定時発着を諦める潔さからは『絶対に提示通り出発させるぞ!』という強い決意が伝わってきません。

市内にて商談を済ませ、空港にはフライト1時間前に到着しました。空港のチェックインカウンターは自社のものではなく、他社のスペースを間借りしていた。

IMG_0285
チェックインカウンター。荷物の無料預入枠は15Kgと若干低く設定されています。チェックインがフライト1時間前を切っていた為に既に通路側席も窓側席も無く、真ん中の席になってしまった。

IMG_0286
機体前方の席と優先搭乗の権利=30元也。また、経費精算用に領収書を頼んだところ、領収書発行代金として10元取られました。何でも金を取る姿勢が徹底されています。

航空券の半券にも節約心が滲み出ています。
IMG_0659
*大きさ比較と詳細隠しの為にペンを乗せています。

チェックインを済ませ、搭乗口へ。ボーディングブリッジは無く、搭乗口から離れたところまでバスで移動してから搭乗します。
IMG_0309
漢字表記は春秋航空なのに英語だとSpring Airline。春だけかよ!

IMG_1539
流石に上海紅橋空港をベースにしているだけあって、エプロンは春明航空の機体だらけでした。

IMG_1538
機体自体は意外に綺麗です。3人×3人で50列。300人が搭乗可能らしい。

席はレザーですが、幅を限界まで小さくしています。他のLCCの座席もこんなに小さいのだろうか。
IMG_0308
両隣の中国人の男たちが容赦なく足を広げて私のスペースを侵略してきたので辛かった。

安全のしおり。
IMG_0301
どこからの使い回しものかは知らないが、キャラ設定がアフリカ系の人になってますww

予定通り(?)60分遅れで離陸。水平飛行になったら直ぐに飲み物や軽食が運ばれてきます。
IMG_0303
有料ですがね!!すぐ右隣の乗客がコーヒー頼んでから『有料なんて聞いてない!』とか言ってゴネていました。10分くらいあーだこーだ言った挙句、CAのお姉さんが御馳走することになって結局代金支払いを踏み倒したこの乗客。中国人との商談の厳しさ、売掛金回収の難しさを改めて実感。ちなみに航空券には水一杯分の料金も含まれていません。

機内販売カタログ。
IMG_0296
軽食や飲料の他に、寝袋やら水筒やらがお求め頂けます。

ひだり みぎ
機内食メニューはこんな感じ。主食=40元(≒600円)・和風マフィン=12元・ネスカフェコーヒー=8元・各種ジュース=6元~。

IMG_1529
また、機内食の他、前方のシートも有料だったりしますwww最前列1列目は70元、2~11列目は40元。ネットで申し込むとそれぞれ55元と20元でお求め可能。

機内販売が終わると今度はCAさんの音頭の下でストレッチ運動がwww
ひだり みぎ
一、二、三、四、五、六、七、八…首をぐりぐり手首をぐりぐり背筋をのびのび。両隣の人達も小さい座席でも目一杯体を伸ばすので真ん中の私は居場所が…

フライト自体はスムーズで大きな揺れや問題も無かったですが、如何せん座席が小さすぎるので非常に肩が凝り、移動中に体力の回復を図るという私の目論見が外れてしまいました。春秋航空を利用される方、特に長距離フライトの場合は是が非でも真ん中の席は避けた方が宜しいかと思います。

IMG_0664
Yay~~

Related posts(関連記事):

中国珠海の革命博物館でみる中国の愛国教育
買い物を楽しもうと『百貨公司駅』にやって来ました。予想通り、駅前にはジャスコやその他ショッピングセンターが密集しており、モール間の小道には路上売りのお店が所狭しと並んでいます。 メインのショッピングモールは相当の賑わいを見せています。 そんな百貨公司駅周辺を歩き回っていると、中国の雑踏を忘れさせてくれるような風情のある公園を見つけました。 随分と広々とした造りの公園。開放感があっ...
CZ374 中国南方航空A321 ビジネスクラス ホーチミンシティ―広州
帰りももちろん南方航空。南方航空では珍しい直前のシップチェンジで、機材は往路のB737-800ではなくA321になりましたと。関西⇔広州や名古屋⇔広州でも飛んでるやつだ。まぁ同じナローボディー機で大差はないだろうが、念のために南方航空の公式サイトで拾った情報で両機材の比較をしてこう。 航空機型式: B737-800 現在の保有機数 53 予定保有機数 48 ...
大理の代名詞的存在・崇聖寺三塔 雲南省旅行18
大理古城を満喫した後は、大理のアイコン的観光地として世界中の観光客を惹き付ける大理崇聖寺三塔へと移動する。 三塔は古城からも歩いて行ける範囲にあるけれど、ヘタレな自分は古城西門から三塔専線という公共バスにて移動。着くなり駐車場に停まるミニバンや観光バスの多さに早くも驚かされた。なんたって国家AAAAA級の景区ですからね。実際のところA*5の格付がどれくらい凄いか分かりませんが、権威主義的社会...
インターコンチネンタル麗江 宿泊記 雲南省旅行13
麗江での最終宿泊日はホテルインディゴからお隣のインターコンチネンタル麗江エインシエントタウン(麗江和府洲際酒店)へとお引越し。インディゴとオーナーが同じだからかホッピングすることは予約システムからお見通しだったようで、インタコへの移動の際にはバギーカーにて送迎頂いた。ほんとインディゴのスタッフはおもてなし度が高かったし、常にゲストが望んでいる以上のサービスを提供しようという心意気が感じられて素晴ら...

「中国LCC市場の新参者~春秋航空~」への10件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。