宿泊記 シェラトン・ドゥブロヴニク・リヴィエラホテル

ボスニアヘルツェゴビナのモスタルからクロアチアのドゥブロヴニクに移動してきました。連日の観光で疲れていて朝晩はがっつりと休みたかったということもあり、宿泊先は観光エリアから離れた閑静なビーチ沿いに建つシェラトン・ドゥブロヴニク・リヴィエラホテルにしてみました。

観光名所であるドゥブロヴニクの旧市街からは車で15分(10km)ほど離れていて街歩きの拠点としての便利さには欠けますが、郊外にあるだけあって人口密度は低め。静かな環境でゆったりするには丁度良いホテルです。

アドリア海に面したビーチフロントというのがウリのリゾートホテルで、ホテルの目の前はすぐビーチ。Beach Sheraton Rivieraと書かれていたのでプライベートビーチのようですが、ビーチ周りの環境がだいぶ岩々しいというか荒々しいというか。アドリア海と言えばヌーディストビーチだし、もっと華やかなヌーディストビーチみたいなのを想像していたので、ちょっとイメージとは違いましたw

まぁ夏に来るとビーチ周りの遊歩道も賑やかになるだろうし、もう少し違った雰囲気になるのでしょうか。

部屋:エグゼクティブスイート

一方、スタッフのホスピタリティや部屋のクオリティは想像以上。
アンバサダーステータスの効果でVIP客のリマークが付いていたらしく、最上級の部屋へのアップグレードやフルボトルのローカルワインのウェルカムギフトなど、こちらが申し訳なくなってしまうくらいのおもてなしで迎え入れて頂きました。

最上級の部屋で、アドリア海を臨むバルコニー付き。

朝も晩も抜群の雰囲気でした。ホテルとビーチの間に建物や木があるので低層階だと視界が悪そうなので、アドリア海側の部屋を予約する場合は高層階もセットで指定してみた方が吉かも。

朝食

クラブラウンジはなく、イブニングカクテルのサービスなども提供はされていませんでしたが、会員特典で朝食は無料で頂けました。

朝食もバラエティ・クオリティ共に平均的なシェラトンをゆうに上回る内容で大満足でした。 クロアチアに入って食材のバラエティが増してきたおかげで、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナでの肉一辺倒の食生活から卒業できそうです。

イチ押しは日替わりリゾットと、Slatka Rizaというクリームとお米のデザート。リンゴのシュトルーデルも良かったな。最安値の部屋だと閑散期で一泊120ユーロ程のホテルですし、正直なところ全然期待してなかったのですが、良い意味で期待を裏切ってくれました。

リミッター外してワイの胃袋の実力を見せつけてやったぜと一人悦に入ってたところ、隣に座ってきたスラブ人女性がワイより食ってる姿を見せつけてきて涙目。魔人ブウに負けるのなら納得いきますが、人造人間18号みたいな華奢な女性でしたからね…スラブ人女性の食欲に脱帽です。

旧市街地へのアクセス

このホテルのデメリットでもありメリットでもあるのですが、賑やかな観光地からは離れた郊外のビーチフロントに位置していて、ドゥブロヴニクの旧市街地からは10kmの距離があります。
ホテルからバスで向かう場合はホテル前のロータリーから出る16Aのバスもしくはホテルから徒歩数分の国道を走る10番のバスで移動することになります。

16Aのバスはデイリー10本のみの運行ですが、シェラトン前のロータリーが始発なので時間はきっちり守られますし、使い勝手としては悪くありません。
タイミングが悪ければホテルから5分ほど歩きますが国道まで出て10番or16番(16Aじゃない)のバスに乗り込みましょう。こちらは毎時2-3本走ってます。

バス停とホテルの位置関係は↑のマップの通り。ホテルから徒歩5分程の国道沿いにK Centar Sub Cityというショッピングモールがあり、クロアチア最大のスーパーマーケット“KONZUM”も入っていますので、ちょこちょこっとした買い物にも困りません。

ビールも鬼のような品揃えで500ml缶が100円ちょい~と鬼安い!
※クロアチアは2023年1月から通貨がユーロになりましたが、当時はクーナという通貨で、1クーナ19円でした。

所感

ホテルと旧市街を頻繁に往復したいと思える距離感ではないので、ちょくちょくホテルに帰って休み休み観光するような使い方にはおススメできません。ただ、本数が少ないとはいえホテル前から始発のバスが出ているので、朝にホテルを出て日中は旧市街の観光に全力投球⇒夜は閑静な環境でまったりと休憩という使い方であれば全然アリかと。自分は08:15のバスで市内に行って18:30のバスで帰ってきましたが、中途半端な場所にあり中途半端に歩かされるホテルよりは移動も楽で良かったです。帰りに最悪タクシーを使ったとしても3000円くらいで致命傷にはならない料金ですし。

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