宿泊記 クラウンプラザ青島

真夏の祭典・青島国際ビール祭りに緊急参戦するために青島にやってきました。
普段は青島ビールなぞ飲まない異教徒のワイですが、今回はビール道を極めし男としてのジハードだ!くらいの覚悟で爆飲してきますw

ただ問題はホテルで、ビール祭り開催中の青島は特に会場近くのホテルの予約が取りずらく、今回も五四広場近くで空室があったのはウェスティンとクラウンプラザのみ…。前者はスイートのラックレートのみで1泊5,000元と論外だったので、今回は消去法でクラウンプラザ青島(青島頤中皇冠假日酒店)に泊まることにしました。
安定安心のクラウンプラザブランドですが、2000年創業と完全なる老舗で、最後の改装も2008年と古めかしそうなところだけが心配です。

空港からはタクシーでホテルへと移動。ホテルに入るなり、4階までぶち抜かれた巨大な吹き抜け空間のスケールに圧倒されます。
懸念されていた古めかしさは否めないものの、ベージュ系の大理石は照明の反射がまぶしいくらいに磨き上げられていますし、むしろクラシカルな味わいが出ていて好印象を受けました。

ロビーを入って正面には、風水目的で設置されたという縁起物の水槽も。
アーバン山水詩をテーマとして、プロ風水師がデザインしたアート作品だそうです。岩や川の中を自由自在に泳ぎ回って人生ならぬ魚生を謳歌する魚のように、自然豊かな青島でのゲストの時間がイキイキと充実したものになるようにとの願掛けなのでしょう。
洋館風の箱に中国の伝統が融合されていて中々面白いっすね。

部屋:エグゼクティブビジネススイート

部屋はオーシャンビュー エグゼクティブビジネススイートにアップグレード頂きました。エグゼクティブスイートかビジネススイートでも良さそうなところ、敢えてのエグゼクティブビジネススイート。実際、名前負けしない立派な部屋になっています。

最後の改装から相当の年月が経っていますが、すぐ劣化するようなチープな建材は使われていないので、デザイン自体は古いですけど不快感はあまりありません。

椅子とか、もうここまでくると骨董品レベルw むしろ貴重なアンティーク品としての風格すら漂わせてて素敵です。

アンティークの椅子に座って優雅にオーシャンビューの景色を…思ってレースを開けたのですが、残念ながら窓の外は昭和のAVのモザイクより濃い霧に覆われていて何も見えませんでした。

クラブラウンジ イブニングカクテル

クラブラウンジも、ザ・クラシカル。ドイツ租界地として発展した街ということで、ドイツ風のお城を意識したデザインになっているのかもしれません。

モエシャンはバケツだけで泡は無し。

トッポギのような見た目のトマトパスタが見た目以上に美味しかった。フルーツからホットミール、デザートとそれなりに揃っていて充実した内容でした。

朝食

朝食会場も独特。ドイツはドイツでも中世のドイツのお城あたりをイメージしたかのようなユニークな世界観で、夜はドラキュラとか出てきそう。

ビール祭りの期間中限定?朝から青島ビール飲み放題という嬉しいサプライズがあり感激。朝はホテルで青島ビール、昼はビール博物館で青島ビール、夜はビール祭りで青島ビールと文字通りビール漬けの一日となりました。

古いホテルなので元々期待値が低かったというのもあるのでしょうが、全然アリでした。ビジネスフロアには青島日本人会をはじめ日系の企業・団体が複数入っているみたいですし、一等地の名門ホテルとしてそれなりの評価を受けてるホテルのようなので、古くはありますが安心して泊まることのできるホテルです。

【クラウンプラザ青島】

報告する

関連記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。