ベトナムでの炎上案件の鎮火活動を無事に終え、ホーチミンシティから広州へと帰還します。
2時間45分のショートフライトですが、がっかりナローボディ機のA320だった往路とは違って、戻りは新しめのB787がアサインされているようで期待大。
ラウンジ:ロータスラウンジ
国内線ターミナルのロータスラウンジとほぼほぼ変わらない造りのエントランスですが、やっぱりアオザイ姉さんのパネルが無いぶんだけ華やかさに欠ける。なんか味気ないオフィスビルの中のイケてない学習塾みたいな感じで、これから国際線を飛ぶぞ!ってのにまったくもってワクワクしてこない。
中に入ってみる。箱の作り自体は白壁白床でザ・共産圏のオフィス的で質素なものですが、トロピカルな植物のデコレーションを配置したりと最低限の工夫は感じられます。
ミールはベトナム3.5つ星ホテルの朝食相当ですが、プリンとヨーグルトの美味さだけはガチ。写真には写っていませんがパパイヤも新鮮で美味しかったです。
フライト
戻り便の機材はダークブルーの機体に黒いサングラスでチョイ悪的コーディネートがガンギマりのB787。デビューからまだ数年というピカピカな状態で、妙に凛々しさを感じます。
どうも既視感あるなと思ったら、この広告だw
B787さんは外見だけじゃなく中身もイケてます。シートシェルがパーティションになっているので見た目以上に個室感が強く、座っていて他の人の視線が気にならない。
座席クラス | 座席数 |
---|---|
ビジネスクラス | 28 |
プレミアムエコノミークラス | 35 |
エコノミークラス | 211 |
公式サイトに載っていたシートマップ。ビジネスクラスのシートは28も積まれているみたいですが、この日のC客はワイ含めて3人のみ。そりゃあ視線が気にならないわけですよねw 乗客がいないんですからw
パーソナルモニターも安心の日本語対応。他に観客のいないプライベートシアターくらいの雰囲気の中、ベトナムミュージックをガンガンにプレイしてテンションを高めますw
映画の方もだいぶ香ばしいローカルムービー満載で、たかだか二時間のフライトでは楽しみ尽くすことが出来なそうです。ドイモイ政策で民間の映画製作会社が許可されたことから、ここにきてベトナム国産映画が空前の盛り上がりを見せてるらしい。
ジョジョの実写化をベトナム航空の機内エンタメで知る私。スタンドバトルが如何に描写されてるか気にはなるけれど、時間を割いて観たいとは思わなんだ。
結局、HANOI – THE BIRD NESTING SEASON(ハノイ鳥の巣作りの季節)なる短編モノクロ映画をベトナム語音声ノートランスレーションで鑑賞w 往路と同じく輪ゴム麺を食べながらまったりとプライベートシアター気分で寛ぎます。
乗客3人・CA三人というマンツー対応でスピーディーな機内サービスが展開され、バンメトートからダラットあたりの山岳地帯を越えたあたりのタイミングで早くも〆め。
その後も至れり尽くせりの対応で、短時間ながらもプライベートジェット並みのフライトを堪能させて頂きました。
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