中国東方航空A320のレトロ機材で寧波からハルビンへ

えー。この夏は避暑を兼ねて中国の東北三省を旅行してきました。

ハルピンから入り、長春⇒長白山⇒延辺朝鮮族自治州⇒瀋陽⇒丹東と巡り、最後は時間が余ったので青島のビールフェスティバル参戦という旅程。

先ずは滞在先の寧波からハルピンへの国内線。
国内線といっても沖縄⇔千歳くらいの距離があり、フライトタイムは3時間20分。寧波からハルピンまでこの日唯一の直行便を出していた中国東方航空で飛んできます。

寧波空港MUラウンジ

搭乗開始まで東方航空直営の貴賓休息室で休息させて頂きます。

コロナ禍ということもあり、ドリンクもソーシャルディスタンスが保たれています。ただ、肝心の人様の座席は公民館の待合室くらいの感じで詰め込まれていて、なんだったらラウンジの外より人口密度が高くなるんじゃね?ってくらい。英語でVIP LOUNGEと書かれていますが、たぶんVIPはVeryイケてないPlaceの略っすね。

巨大な容器に雑に盛り付けられたホットミールが食欲をそそりませんw
これはもう料理というよりも餌w 餌なんて食べれれば良いわけですからね。一度に大量に作って大量に置いておくのが効率的。胃袋を満たせれば餌としての機能を果たせるわけなので、冷めたって関係ないですし見た目にこだわる必要もない。実に効率的で合理的な考え方ですw

フライト:A320

現役のA320だけで270機を有するメガキャリアの中国東方航空。270機の平均機齢は8.3年で、比較的新しいA320も数多く飛ばしているんですが、今日はA320の中でも長老クラスの古めかしい機体がアサインされたようです。下手したらワイの年齢より上じゃないかってくらい、外装も内装もレトロ感というか哀愁が漂っておりましたw

まだ飛行機内でタバコが吸えた時代から現役バリバリで飛んでいたレジェンド機。…って、汚いwww 機体が古いのはまだ分かるのですが、汚いというのはちょっとw
飛行機内で喫煙してた時代から掃除してないんじゃないのってくらいの衝撃的な汚れで、このことを乗務員さんに伝えてみたところ、「蓋を閉めておいておいてください」とw 掃除をしていないMUが悪いのではなく、掃除をしていないことをみつけてしまった乗客側が悪いような物言いw なんだか逆にこっちがごめんなさいw

他にもトラップがありまして。2列目のすぐ後ろにエコノミークラスとのパーティションが設置されてて物理的にリクライニングできないようになってるんすよねw まぁ一列目も大してリクライニングしないんですけどw

そんなネタ満載のレトロ号での空の旅。エコノミークラスは比較的多くの人が乗っていたようですが、ビジネスクラスはワイ一人という状態での寂しいテイクオフとなりました。

この日は気流の影響で多少の遠回りを強いられたのか、飛行予定時間は3時間40分とのアナウンスが入りました。そこそこの距離を飛ぶフライトではありますが、コロナ禍という事情もあって機内食は簡易的なお弁当。でもまぁラウンジの餌よりは見栄えが良くて文明的な感じがしますw

これだけの古い機体でエンタメも中国語の時代劇一択だし、空の上ではやることもなく熟睡。着陸の衝撃により目を覚ますというくらいの爆睡っぷりでした。

降機後は地上乗務員に促されてビジネスクラス専用のバスに乗車。ここでも貸し切りだったのですが、なぜかバスは一向に発車しない。何を待っているのかと尋ねても「等一下(待っててください)」の一点張りで、そうこうしている内に全乗客の降機が完了。エコ民たちを満載したバスの方が先に出発していくという謎の罰ゲームを食らいました。

おかげで空港の出口は鬼混み。確かに優先降機ではありましたけど、優先的にターミナルに運んでくれないと優先降機の意味ないですやん。

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