搭乗記 ラマダン初日でガラガラ エアアラビア モロッコ カサブランカ⇒チュニス

本日は、モロッコのカサブランカからチュニジアのチュニスへと移動します。
本当はモロッコ→アルジェリア→チュニスとラクダにでも乗ってゆっくりと横断したかったのですが、モロッコとアルジェリアって領土問題を抱えてて国境が事実上封鎖されてるらしいんですよね…


なので、この区間は飛行機での移動とすることに。

利用するのはエア・アラビア(Air Arabia)。いかにも俺らはアラブ世界を背負ってるぜ!的な感じでアラビア諸国を代表する大手キャリアっぽい名前ですが、LCCなんですね。

エア・アラビア (アラビア語: العربية للطيران‎、Air Arabia)は、アラブ首長国連邦(UAE)、シャールジャを本拠地とする格安航空会社。アラブ航空会社機構加盟航空会社の一つであり、エジプトとモロッコにも子会社を置く。

参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/エア・アラビア

UAEベースのエア・アラビア。カサブランカーチュニスの区間は、カサブランカ拠点のエアアラビア・モロッコ(Air Arabia Maroc)という子会社による運行便になるらしいです。

チュニスまでのフライトタイムは2時間半超で、航空券代は鬼安くてサンドイッチ付きプランで驚きの2.91ドル。 そのぶんサーチャージで儲けようという魂胆なのか、燃油費がちょい高いけど、前方座席の指定や保険代、20kgまでの預け入れ荷物料込みでもUS$127.49なら文句は無いっす。

搭乗手続き


空港に着き、余った手持ちのモロッコディナールをチュニジアディナールに両替してからエア・アラビアのチェックインカウンターへ。
両脇のエアカナダとイベリア航空にのカウンターには行列ができているのに、エア・アラビアのカウンターはワイ以外に乗客いるんですか?ってくらい閑散としてました。

ワイ:いつもこんなに空いてるんですか?
係員:はい!まぁいつもこんなもんすかね(陽キャオーラ全開)。隣席も空いてるので、スペースをゆったりと使うことができますよ!

くっそ陽気な感じで即答してくるのワロたw ほんとモロッコの人って良くも悪くも超絶明るくてフレンドリーな人が多いっす。出会って3秒でブラザー呼ばわりして肩組んできたりと、フレンドリーすぎる裏返しで時にウザかったりもするのですが…

搭乗


チェックインカウンターも閑散としてましたが、搭乗ゲートに並ぶ列を見てもガッラガラ。運賃3ドルでスカスカとか、もうこの区間飛ばす意味あるんですかね…。

座席は追加料金を支払って指定した前方窓側席の5A。
ひだり みぎ
せっかく前方座席を指定したのに、前方に座ってるのは見事にワイだけで、皆さん見事に機体の後方へ。地上スタッフがもっとバランスよく座席を割り当てればいいのに、体重が後ろに偏り過ぎて機首が上がっちゃうんじゃないか心配になるくらい偏ってました。中ほど~後方に10名、前方にポツンとワイ1名みたいな。完全にハブられっ子ですわ。

機内食


機内食は有料でのオーダー制。この日は早朝出発の為にホテルで朝食を食べれなかったので、発券時にチキンサンドイッチを注文しておきました。バゲットがくっそ硬いフランスパンで、美味しいだけじゃなく噛み応えがあって顎が鍛えられました。



事前にオーダーしてない場合でも、搭乗してから注文もできるみたい。サンドイッチやサラダといった軽食からガッツリ系のアラブ弁当まで、やる気なさそーな客室乗務員が物資を満載したカートで売りに来ます。

機内誌

機内誌はアラビア語と英語に対応。エア・アラビアに関する情報や、最新のアラビア世界のファッションシーンに関する記事なんかが載ってました。

エアアラビアの就航ルートマップ。
モロッコのカサブランカ、エジプトのアレクサンドリア、UAEのラアス・アルハイマとシャールジャをハブとして、中東・南欧・南アジアに充実したネットワークを持っているようです。さながらエアアジアの中東版といったところでしょうか。

LCCというのことでやはり若者の利用が多いのか、機内誌は若者向けファッションに関する記事ばかり。

Redefining Fashion(ファッションの再定義)と銘打ってのこの奇抜なファッション…攻めますね。こんなんでサウジアラビアあたりの町を歩いたらお縄になりそうなもがしますが、規律緩めの北アフリカでは大丈夫なんでしょう。だからってこんな格好の人は見ませんでしたが。

テイクオフ


一通り機内誌を漁り終わったあたりで信心深そうな機長からの祈りにも似たアナウンスが入る。「شكرا جزيلا للسيدات والسادة على الرحلة مع العربية للطيران………Ramadan!」あっ、今ラマダンって言った!そういえば今日はラマダン初日じゃないっすか。地上スタッフは適当な感じで「いつもこんな感じでガラガラだYO」なんて言ってたけど、やっぱこの日は特別だったんでしょうね。なんだかラマダン初日の朝っぱらから掟破りにサンドイッチをがっついちゃって申し訳ないw


郷に入っても郷に従わないスタイルで懺悔しながらもフットロング級のサンドイッチを平らげた後は、モニターに映し出されたお祈り用動画を見てテンションアップ。2時間ほどお祈り動画を見させられ飽き始めたところで、白い家屋がびっしりと密集するチュニスへのアプローチが始まりました。


ひだり みぎ
町の東に広がる爽やかな地中海。アフリカ大陸最北端の地だけあって、もうここはアフリカというよりも地中海リゾートですね。

ひだり みぎ
青い海と白い街並みが眩しいチュニスの町にランディング。ヨーロッパ各国ご用達のリゾート地なんで、ラマダン期間中といってもちゃんと食事処は開いてますよね!頼みますよチュニジアさん!

搭乗記 中東発の民間航空会社 ジャジーラ航空 ビジネスクラスラウンジは?

酒ダメ娯楽ダメ観光ダメと無いもの尽くしのクウェートからの脱出フライト。中東初の民間航空会社として設立されたクウェートベースのJazeera Airwaysで260マイル南の島国バーレーンへ。


クウェートからバーレーンは羽田-伊丹程度の距離。オイル業界の需要に支えられているのか複数の航空会社がフライトを飛ばしてる。


意外なのは以遠権を使ってクウェート⇒バーレーン区間を飛ばすKLMオランダ航空。バーレーンからアムステルダムに飛ぶ前にクウェートで乗客を拾っていくらしい。ロイヤルダッチシェル関係?

クウェート国際空港


ジャジーラ航空はクウェート国際空港の第5ターミナルを利用。

ひだり みぎ
第5ターミナルはジャジーラ航空専用として2018年5月に完成したばかりらしい。


怒涛のジャジーラジャジーラジャジーラ。A320/A320Neoのみを保有するLCCらしく、就航地は中東メイン。LCCとは知らずに発見した自分涙目w

ひだり みぎ

JAZEERA。JAZEERA。この専用ターミナルは一年弱という短期間での突貫工事で仕上げ、2018年5月に完成したらしい。ありえないスピード…印パ系出稼ぎ労働者オツっす。


ひだり みぎ
チェックイン完了。荷物検査後の制限エリアに進むと、一応カフェや免税店なんかも並んでた。新しい空港だけあって無料wifiも飛んでます。


さて、ビジネスクラスラウンジへ…って、ラウンジはどこ?ビジネスクラス発券時にラウンジの案内があったので楽しみにしてたのに、どのスタッフに聞いてもラウンジなど無いという。Business Class Loungeって標識まで作っておいて…


ジャジーラ専用のターミナルが完成してから半年以上も経つのにラウンジは未完成とかやる気ないにも程があるし、ラウンジが無いのにラウンジの案内を出してくるとかどういうこと?ジャジーラの職員に問い合わせても、「ラウンジはありません。」の一点張り。


いやいや、おたくのホームページに

Lounge at Jazeera Terminal 5, Kuwait International Airport. Lounge access is available complimentary to all Jazeera Business Class passengers.

って記載されてるじゃん!ってジャジーラ航空のホームページを指し示してみせても「でも、ラウンジはありません。」の一点張り。「新しいターミナルだから、まだラウンジが完成してないんですか?」って聞いても、「ラウンジはありません。」……
謎の湾岸クオリティ、ほんと意味分からない。

フライト クウェート⇒バーレーン


ラウンジは諦め、出発ゲート前で時間を潰す。こんな柔らかくて可愛らしいアラビア語のフォント初めて見た。


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黒装束の人々に紛れてバスでご搭乗。石油富豪の奥様方なのか、乗客はアラブ人女性が殆どでした。これは意外。



ビジネスクラスは欧州域内の短距離便で見られるような、3列席の真ん中を強制ブロックする仕様でした。ちなこの日のC席はワイの貸し切りでした。


お見合い席ならぬ、アクリル板越しの刑務所面会席。非フレンドリーな客室乗務員が真正面に座り、かなーり気まずいので1A席はお勧めできませんw


ひだり みぎ
LCCなので機内食は有料。ラップがKD1.0(≒JPY360)~、サンドイッチがKD1.5(≒JPY540)~。


機内サービスは機体していませんでしたが、出発前にはコーヒーが出てきました。使い捨てのミニカップで出てくるあたりLCCですが。

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空気霞みきったクウェートを脱出。開放的な中東の楽園バーレーンへ!


お腹減ったので、シートベルトサインが消えるなり速攻でサラダをオーダー!…すると、ビジネスクラスは食事が付いてるとの嬉しいお知らせが。しかもちゃんとメニューまで用意されている。やるやんジャジーラ!


選択したのはチーズ&マッシュルームサンドイッチ。クウェート人ホワイトワーカーのオフィスランチみたいというか、そこらへんのスーパーで買ってきたようなサンドイッチとスターバックスのコーヒーという内容でした。


1時間程のフライトなので、まぁ確かに機内食を出せるとしてもサンドイッチくらいですよね。サンドイッチをかっ喰らってる間に速攻でバーレーンに着きました。


駐機場からターミナルへのバスはビジネスクラス専用のがあった。逆に、アウェーで用意できるC席専用バスを本拠地クウェート用意できないんだ…

搭乗記 S7航空 A320 ビジネスクラス ウラジオストク⇒成田

ロシア・中央アジア旅行もこれで最後。極東ウラジオストクから更に東の成田へとS7航空で飛んできます。

TAS-OVB S7 3298 16:20-21:10(2.5h、1,128mile)
OVB-VVO S7 3279 23:10-0750(5.4h、2,316mile)
VVO-NRT S7 565 13:25-14:40 (2.15h、685mile)☚いまココ


ウラジオストクでの国内線⇒国際線乗り継ぎは受付に人がおらず対応してもらえず、面倒だけど制限エリアの外に出てから搭乗手続きを羽目に。

ひだり みぎ

近代的なウラジオストク国際空港。


有名人の手型・足型のプレートは日本でもよく見かけるけど、流石はロシア。熊の足跡の記念プレートなんかが展示されてました。余ったルーブルを使い切りたかったけどこれは要らんw


搭乗手続きの開始は出発時刻3時間前から。訪日観光客風の若いロシア人男女と出稼ぎ労働者風の中央アジア系の男の姿が目立つ。

ウラジオストク空港 ビジネスクラスラウンジ


S7航空の指定ラウンジは3番ゲート前のPrimorye Lounge。

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中に入ってみると思いっきりリノベ中で、それを隠そうともせず営業する潔さに敬服する。ただ、今はまだ空いていていいけれど、JALとANAが直行便飛ばすようになったらSFC・JGC・プライオリティパス会員で溢れ返ってパンクしちゃうんだろうなー。


ミールは軽食がある程度で「何もないよりマシ」程度でドリンクもコンプで飲めるのはジュース、コーヒー、紅茶、水オンリー。アルコール類は有料のオーダー制ということでアウトローな雰囲気の赤毛ロシア人がカウンターに常駐。誰が朝っぱら飲むんだ?と思いきや、私が入室した際に受付でプライオリティパスを持ってあーだこーだと揉めてたスーツ姿の日本人の団体が朝から宴を挙げていた。

フライト S7航空 ウラジオストク⇒成田


ウラジオストク⇒成田は先に乗った2区間の機体より一回り小さなA320がアサインされている。


シートもA321Neoと比べるとスペースこそ同等程度の広さが確保されているものの、レザーが草臥れてしまっている印象。


ミールは昼食仕様でAlgerian Style Beef with couscousとGarden Saladがワンプレートで。ウラジオストク発成田行きシベリア航空機でアルジェリアスタイルビーフとクスクスを食べるという謎シチュエーションとなったが、肉は臭みが強いし硬いしで良いとこ無し。

ドリンクは…
各種ソフトドリンク
バドワイザー
ワイン(Merlot Canti, Red dry, pinor grigio canti, white dry, canti prosecco, sparkling) ウィスキー(シーバスリーガル12年)
ブランデー(courvouisier VSOP)
ウォッカ(ロシアンスタンダード)

ブランデーが国産じゃなくフランスのクルボアジェだったのが意外。せめてアルメニアとか旧ソ連圏製でしょー。

最後のラウンジは改装途中、最後の機内食がイケてないアルジェリアビーフと何とも締まらない旅行になってしまいました…

今回の旅行で獲得できたポーチはフィンエア×1、S7航空×3。旅行から1年たった今でも使われずに実家の物置を温め続けてくれております。

では!


カタール航空QR1142 A320ビジネスクラス搭乗記~オマーン入国

ドーハ名物のアルサファファーストクラスラウンジでの短すぎる滞在を終え、いよいよオマーンへのフライトへと乗り込んでいく。

カタール出発が1:45でサラーラ着が5:25のカタール航空1142便。今日は深夜便で夜が明ける前にサラーサまで移動し、休むことなく朝一で謎の失われた古代都市ウバールを攻める計画を立てている。荒涼としたルブアルハリ砂漠に埋もれた砂漠のアトランティス・ウバール。数千年前の古文書に言及があるものの長らく伝説の存在として考えられていたのだが、近年になってNASAの人工衛星により存在が確認されたというまさにロマンの塊のような遺跡なのである。
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搭乗ゲートはコンコースCのC26で、ボーディングブリッジではなくバスでの搭乗となる。どこぞやの航空会社と違ってきちんとビジネスクラス専用車も用意されていて、年末年始休暇の為にオマーンを訪れるというフランス人家族と共に機体へと運ばれる。



オマーン第二の都市・サラーラまでは2時間40分の短い空の旅ということで、小型機のA320が待機。


ガラガラなんだろうなーと思いきや、先に乗り込んでいた白人ファミリーの乗客でビジネスクラスはびっしり。皆さんおフランスから来られた休暇満喫組のようなのだが…独りで行動するワイに向けられる好奇の目が痛いが少し隣のマダムに話しかけてみると、なんでもヨーロッパの方々にとってオマーンって気軽に楽しめるエキゾチックなビーチリゾート的扱いなんだって。自分の中ではルブアルハリ砂漠のイメージなんだけど、確かにインド洋に面して長い海岸線を有していて、シンドバッドの国なんて呼ばれ方もしてるくらいだからな。オマーン航空のマイルプログラムもシンドバッドクラブというくらいだし。


A320でもリージョナルファーストクラスの設定機材だとフルフラットのシートが積まれてるみたいが、オマーン行き便にそんな華やかなエース機材があてがわれるはずも無く。また、改装後の席で採用されたシェル型ライフラットでもなく、恐らくカタール航空A320のなかでも最古のものだと思われるひび割れたレザー席だった。これなら搭乗ゲートから乗ったバスのシートの方がマシw


通路側席に座る隣の豊満マダムの膝の上を失礼して狭い座席に着くなり、中東風マリオといったベテランCAが眠そうな笑顔でおしぼりとウェルカムドリンクを運んでくれた。シャンパンも選べたけど、アルサファラウンジでお酒は十分すぎる程頂いていたので、ここではサッパリ系モクテルで。

ひだり みぎ
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ブランケットはプリセットで、ヘッドフォンと機内エンタメ用タブレットはウェルカムドリンク後に希望者に対してのみ配られる。CZのエンタメデバイスみたく画質が荒くて乗り物酔いするといったことは流石になかった。流石5つ星エアライン!


ひだり みぎ
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【ビジネスクラスドリンクメニュー】
Lanson Black Label
Lanson Rose
Jean-Mark Brocard, Chablis Premier Cru 2015
Attems, Venezia Giulia 2016
Leone D’ Almerita, Terre Siciliane 2016
Chateau Branaire-Ducru, St. Julien 2011
Hollick, Wrattonbully 2015
Luigi Bosca de Sangre, Bodega Luigi Bosca 2013
Royal Takagi, 5 Puttonyos 2013
Gran Cruz, Porto 1992
その他カクテルやスピリッツ、ビール等はバンコク⇒ドーハのファーストクラスと同じメニューだった。この便でカクテル頼んでも無いって言われそうな気がしないでもないんで頼んでみたところ、普通にシャンパンカクテルがサーブされてきた。マリオがギャレーで作ってるんだろうが、こんな深夜の短距離便なのに優秀だわ。


ミールも深夜便なのにしっかりしてて、メインはチキン・ラム・ベジビリヤニの3種類から選ぶことができる。


デザートやナッツと共に運ばれてきた前菜のメゼからしてガッツリしすぎw



メインのラムシャンクもめっちゃガッツリw。肝心のお味の方も、葡萄の葉に包まれた中身の何もかもが強烈な中東スパイスで煮込まれていて、香辛料の塊を食べてる感じというか…少なくとも満腹に近い状態で深夜に食べる物ではなかった。オマーン時間02:45発ー05:25着の深夜短距離便でこんなガッツリと食わされると思ってなかったし、量が多くて激マズという最悪のパターンだわ。冒険して中東系メニューを頼んだ自分が悪いんで悶絶しながらもなんとか食べたけど、何でもおいしく食べれる雑食系な自分でもだいぶきつかった。


ひだり みぎ
食後の口直しとしてゴディバを食べながら中東ミュージックを聞きテンションを高めていると降下開始となり、窓の外には街の灯りが見えてきた。早朝5時にもかかわらず街灯が非常明るいし、街の規模も思ったよりデカい。

ひだり みぎ
前日14:20に香港を発ち、バンコク・ドーハ経由で20時間かけて遂に辿り着いたぞオマーン。

空港では入国審査場脇にある両替商でオンアライバルビザを要取得。やっぱりRO5(≒1,500円)で取れるシングル10日間のビザは廃止されていて、OMR20(≒6,000円)もする30日のビザしかなかった。そんな1か月もかけてガッツリオマーンだけを観光する人はあまりいないだろ。

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こちらのビザはUS$57・EUR52でも支払い可能。自分はUS$100払ったらOMR15.9(≒JPY4,770)の釣銭が戻ってきたので両替レートはどこかのインドネシアと違って良心的。

*2018年3月14日以降はe-Visaの事前申請が必要になった模様。
在オマーン日本国大使館HP:http://www.oman.emb-japan.go.jp/japanese/3stay_j.htm

日本人がオマーンに入国・滞在するためには,査証(ビザ)が必要です。2018年3月21日以降,オマーンを訪れる日本人は原則,e-Visa(オンライン査証)を事前に取得する必要があります。従来のオンアライバル査証の取得は当面可能なようですが,事前に査証を取得しなかった場合には,入国手続に相当な時間を要する可能性も排除できませんのでご注意ください。

ひだり みぎ
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ビザ取得後はレシートを持ってイミグレに向かうだけ。近代的だし看板等も多くて分かり易いし、砂漠の中にポツリと建つ風と日除けの為の小屋くらいのしょっぱい空港を想像してたので、良い意味でビックリしたわサラーラ国際空港。空港スタッフも砂漠の民というより陽気な船乗りシンドバッドのような感じで皆さん朝からすっごいヒャッハーしててフレンドリーだし。


ひだり みぎ
国王の爽やかスマイルが眩しいSIMカード屋各社は営業時間外。カフェなんかはオープンしてるけど、パブリックスペースも椅子が多くて快適なので、適当に座って運転手との待ち合わせ時間まで空港の無料Wi-Fiを使って時間を潰すことに。

しかし、約束時刻になっても一向に現れない運転手。心配になって運転手の手配を頼んだツアー会社に連絡するも営業時間外で繋がらないし…

結局、約束時刻から遅れること30分、遅れてきた運転手のSuhail氏と無事に合流…。その第一声が「ミスターポンズですよね?早く着きましたね!」。早く着きましたねって…あなたが遅いんですよねw もしかして集合時間を間違えてるのかと思ったけど、「はっはっは、外が暗くて出発を遅らせたんだよ~」とサラッと言いのけるし、終始あたかも時間通りに着いたお前が悪いんだよくらいの論調で見事な被害者ポジションから話してくる氏に驚きつつも、ホテルに寄って休憩する時間も惜しんでウバールへと直行する。

フエ⇒ハノイ ベトナム航空ビジネスクラス搭乗記 フエの世界遺産巡り9

あっという間のフエでの二泊三日の小旅行を終え、帰路へと就く時間がやってきた。先ずはフエからハノイに飛び、そこから成田行きの深夜便に乗り継いで日本へと帰還する。


フエ市街地からタクシーで15分(運賃200,000ドン強)、2013年に改装されたばかりのフバイ国際空港(HUI)に到着した。綺麗だけど小さっ。

ひだり みぎ
当記事執筆時点での就航航空会社はベトナム航空以外だとべトジェットとジェットスターパシフィックの2社のみで、それも国内線オンリー。

空港に早く着き過ぎて暫く待たされたけど、出発時刻の2時間半前になって漸く搭乗手続きが開始される。


今年になり南方航空修行を始めたので、マイルはCZ付け。VNのCクラスは2セクターと130%のマイルが付与される筈なのに、なんとまぁ搭乗から3ヵ月経っても加算されず。南方航空の手強いカスタマーセンターと長期戦を戦って、搭乗後5か月弱かかってやっとこさ搭乗クレジットが付与された。CZ、自社便だと国内線で翌日、国際線だと2-3日で漏れずに加算されるんですけどね。CZの他社便でのマイル登録は要注意。

コンパクトな空港だし空いているので搭乗券を手にしてからは早い。ただ、エレベーターが無いのがね…

土産物を詰めた重たいスーツケースを持って階段を上り下り…。少しは御爺さんの腰を労わってほしい。

ひだり みぎ
出発フロアはこじんまりと綺麗に纏まっていて、お店も土産物屋を中心にそれなりに有る。ただ、空港自体とにかく小さいので、町で顔見知りになった他の観光客と「あー、あなたも今日お帰りなんですねー」なんて会話をすることになりかねん。フエの町もフエの空港もとにかく小さい小さい。

ひだり みぎ

どんなもんかと土産屋を覗いてみると、ホーチミンの空港では売ってないようなこ洒落た陶器なんかも売っていた。冷やかし程度で値段を聞いたら店員の胸三寸で価格が決まるのかよってくらい思いっきり値下げしてくれたので、茶器セットを購入することに。また荷物が増えたけど、フエらしい中越折衷的なデザインの茶器が安く買えて満足なり。

ひだり みぎ
土産物を手にして今度は意気揚々とベトナム航空のビジネスクラスラウンジへ。田舎の国内線ラウンジなんで待合室レベルだけど…。


堪らないジャンク感…。


冷蔵庫にはチェやフルーツも。

ひだり みぎ
携帯弄りで忙しいスタッフを呼びつけてオーダーすることもできる。


メニューに麺料理があったのでてっきりヌードルバーでもあるのかと思ったら、普通にカップヌードルが来たw

いやー、ほんと早く空港に着いちゃった自分を呪いたいね。2時間もの時間を何もないラウンジでカップラーメン食べたりカップラーメン食べたりカップラーメン食べたりしながら無為に過ごす羽目になった。

そして搭乗開始と思ったらカップラーメンで重くなった胃にこの仕打ち!さっきせっかく階段上ったのに今度は下りるのかよ!バリアフリーなんて糞くらえ、ジジイの腰絶対殺すマン空港許すべからず。

ひだり みぎ
地上階まで下りてエコノミーバスでボーディング。ビジネスクラス専用バスなんて気の利いたものはありません。せっかく一番に階段を降りた自分orz


夜空にも良く映えるベトナム航空機A321に御搭乗。

ひだり みぎ
お座席はこちら。2-2が4列で計16席のビジネスクラスだったのだが、何故かこの日はA・C列側が私一人に対して通路を挟んだ向こう側のD・G側は4人と賑やかそう。


ウェルカムドリンクと冷えっ冷えのおしぼりサービスを受けてから即プッシュバック。小さな空港で渋滞もないのでテイクオフまでも早い早い。


飛行機に乗り込んでからあっという間にテイクオフ。さらばフエ。


1時間程度のドメスティックフライトでも餌が出た。空港職員のやる気ないおばちゃんがおしゃべりしながら作ったであろうサンドイッチとヨーグルト程度だけど。


あーやっぱりフエ二泊は短かったかな。是非ホイアンと抱き合わせでまた旅程を組んで来たいですね!ということでフエの旅行記はこれにて完。お付き合いありがとうございました。



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【2017年フエ旅行記】