中国最北端に位置する黒竜江省の省都・ハルビンにやってきました。もうこの日は遅いので、空港から宿泊先へと直行します。
じめじめした寧波と比べると実に快適なハルビンの夏の夜。北海道最北端の宗谷岬と同じ緯度にあり、夏の期間を過ごすには理想的な避暑地です。
今回は夜寝るだけだったので、立地最優先でホリデイインシティセンター(Holiday Inn Harbin City Center)に泊まることにしました。シティーセンターと自分で言っちゃってるくらいなんで、立地は最強。中央大街の入り口の真ん前という観光の拠点としては申し分のないロケーションにあります。
ただ、外観からして明らかに老朽化が進んでいるのが気になるところ。IHGの公式アプリでは綺麗な画像ばかり載せられていて気づかなかったのですが、開業年は1995年で、直近の改修も2013年とかなり年季が入ったホテルのようです。パネルマジックに騙されてしまいましたねw
恐る恐るホテルの中に入ると、明らかに薄暗くてやる気ないムードが漂ってます。スタッフもやる気なくて頭を垂れた状態でガン寝中。なんだか起こしてしまいこちらが申し訳なくなるくらいの状況で、チェックインの手続きをしてもらいます。
話を聞いてみるとどうやらこちらのホテル、もうすぐホテルオーナーのWandaグループとIHGとのフランチャイズ契約が切れ、リノベーションの為に休業となることが決まっているそう。営業期間中は最後まで職務を全うするといった意識を持つスタッフは皆無で、皆さん完全に気持ちが切れているといった感じでした。
ちなみに2023年9月現在、既に内装のリノベーションも終わっており、Holiday Hotel(笑)として営業を再開しているようです。
Holiday Inn HotelからHoliday Hotelへの華麗なる転身。どうせなら外装もお化粧直しすりゃよかったのに…
部屋
こんな感じの建物とスタッフだったので期待はしていませんでしたが、部屋もやっぱりくたびれきってしまっています。
水回りの設備が古めかしいのは当然のこととして、タオルも雑巾一歩手前みたいな状態。寝るだけだと割り切っていてもしんどいですw
既に夜も遅くてシャワーを浴びてあとは寝るだけという中、ここでドアをノックする音が。まさかの売春宿系?とどっきりしましたが、ウェルカムフルーツを持ってきたホテルのスタッフでした。
で、その直後には電話があり、まさかの売春宿系?と再びどっきりしましたが、ウェルカムドリンクの好みを聞くための電話でした。なんか色々と要領悪いなw
朝食
ウリ系のフルーツくらいしか食べれそうなものがなかったっす。
ハルビンのクラウンプラザは観光の拠点とするにはイマイチな立地だし、3箇所あるホリデイインエクスプレスもパッとしないし。ということで消去法でホリデイインを選んだのですが、これが大失敗でした。ハルビンではIHG系にこだわらずホテルを選んだ方が良いかもしれんっすね。
【Holiday Hotel Harbin】
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