中国南方航空 シンガポールー広州 A319 ビジネスクラス搭乗記 チャンギdnataラウンジ

シンガポール出張を終え、南方航空にて広州へと移動する。
広州-シンガポールは一日平均8便(シンガポール航空=2便・スクート=2便・南方航空=4便)飛んでるんだけど、広州での仕事終わりに飛べる夜便は南方航空しかないので、広州からシンガポールに飛ぶ際にはいつも糞機材(A320・A319・B737)を飛ばす南方航空の利用を余儀なくされている。南方航空は良い機材も多数保有してるんだけど、東南アジア路線はほぼ100%糞機材をあててくる。キャセイのように当日サプライズでの機材変更も殆ど無い。

ひだり みぎ
南方航空が乗り入れるチャンギ航空の第一ターミナルへ。今回の機材もA319と知りテンションの上がらない中、SATS premier Check-inでサクッと搭乗手続きを済ませて制限エリアへと進む。こうなったらラウンジで焼け食いだー。


CZ搭乗の場合、ラウンジはdnataを使うことになる。dnataラウンジは自前ラウンジを持たない弱小スカイチーム系各社の共有ラウンジかと思ってたら、CXのダイヤ修行でお世話になったご高齢のスカイビューラウンジが遂にお逝きになられたので、dnataはJALやキャセイといったワンワールド系も含めた非常に幅広い航空会社に使われているんだな。その上、プライオリティパスやダイナースの所有者まで入れるので、時間帯によっては混雑必至。

【dnata利用対象航空会社・対象カード】
Air Asia Red Carpet
Myanmar Airways International
Cathay Pacific
Air France
KLM Royal Dutch
Air Mauritius
Bangkok Airways
China Southern Airlines
Druk Air
Delta Air Lines
Finn Air
Fiji Airways
Xiamen Airlines
Air Asia Red Carpet Passengers
Japan Airlines
Priority Pass
Lounge Key Credit Card Programme
Lounge Pass
Lounge Club
DINERS Credit card
Priority Pass
Flio
Marhaba
JCB Credit Card
Dragon Pass
Lounge Buddy
No 1 Traveller
*JALも2017年7月27日からSATA⇒dnataに指定ラウンジが変更となっている)
参照:チャンギ空港公式ウェブサイト


場所は出国審査後の免税手続きカウンター脇のエレベーターを上った先。JALの公式ページに載ってた案内画像が参考になる。それにしても、ご老体を圧して頑張ってたスカイビューラウンジがひっそりとこの世を去られてたとはな…。CXとはご無沙汰だし、JL利用時は他のラウンジに入ってたから知らんかった。恩師の訃報を死後暫く経過してから知ったような感じで無性に寂しい思いになる。


3タミのdtanaはお世話になったことがあるが、第1ターミナルのdnataは初めて。こちらは860㎡で収容キャパ200人超とかなりの規模で奥行きの深いラウンジになっている。

ひだり みぎ

雰囲気もシックで良いじゃないですか。ドバイベースのdnataの運営ラウンジなんで、もっと富豪感ある造りかと思ってた。

肝心のミールラインナップを見てみよう。
ひだり みぎ
ひだり みぎ

サテー・ビリヤニ・カレー等々、この日は何故かインド風味で味付け濃い×見た目茶色い系な料理が多かった。パイまでカレー味だったしw。担当シェフがインド人だったのかな。

ひだり みぎ

続いてドリンク。ビールはタイガーとハイネケンの二種類で、他にもワイン・ジン・ウィスキー(シーバス12年)・ウォッカ等々があり、テンションが上がるような上質なものは置かれていないが、基本的なものは抑えてある印象。

ラウンジスペック。今回はホテルを出る前にシャワーを浴びてきたので利用せんかったが、シャワールームを見たところ非常に綺麗清潔に管理されていた。

今回はCZ利用だったのでdtanaに来たけれど、空いてるなら全然アリ。でも、ワンワールド午後~夜便利用時はやっぱりカンタス一択だろうし、プライオリティパスの利用者なら充実したミールラインナップを誇るプラザプレミアムを利用した方が良いだろうな。決してdnataも悪いラウンジではないんだけど、チャンギには優れたラウンジが多いので。


さあて、腹を思いっきり満たしたし、いよいよ御搭乗…という訳にはいかず、いつものゲート前保安検査で長蛇の列に引っかかる。搭乗前検査があるんで、SINではラウンジのビールを大量にくすねるなんてことは止めましょうね。


本日の機材は小さな小さなA319。同じA320ファミリーのA321とほぼ同じの外れシートで広州までの4時間を飛ぶことになる。いつもこの路線のC席はガラガラで今回も隣が空席だったのがせめてもの救いか。


ただ、食事はシンガポール搭載のチキンライスが積まれていて南方航空の機内食にしては珍しく美味。さっきラウンジで思いっきり腹を満たしてきたというのに、ここでも見事完食を果たす。


到着は暴風雨の影響で遅れに遅れ、駐機場に着いた頃には時計の針は23:30を指そうとしていた。


沖停めだった為に到着後はバスでの移動となるのだが、ここでエコ客用のバスを先に出発させるという意味不明な対応を受け、イミグレでの行列に巻き込まれることに。ただでさえこの時間って大量のアフリカンが税関でつっかえてくれ長蛇の列ができるというのに…。中国でのZビザ(就業証)持ちは外国人でも自動化ゲートが使えるようになったらしいので、早急に登録しにいかんとな…。

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