【閉業】宿泊記 ホリデイイン マカオ コタイセントラル

【閉業済】

残念。ホリデイインマカオコタイセントラル(澳門金沙城中心假日酒店/Holiday Inn Macao Cotai Central)は閉業となり、ブリティッシュスタイルのLondoner Hotel Macauなるホテルとして生まれ変わることとなりました。これで、パリジャンの対面に英国系ホテルができるという構図になるのか…英仏戦争マカオラウンド開幕っすな。

IHG系系列ホテルの消滅は残念ではあるけれど、マカオ随一の一大リゾート地区として世界中の主要なラグジュアリーホテルが立ち並ぶコタイエリアの中にあって、大衆的なホリデイインだけやけに場違いで浮いてましたからね。ホリデイインの閉業は止む無しといったところでしょうか。
IHG的には同じくコタイのパリジャンとベネチアンとも提携できたので、ホリデイインはお役御免になったのかもしれません。代わりにHoliday Inn Express Macau City Centerも2020年8月に開業しますしね!


ということで、閉業しちゃったんでホリデイインマカオコタイセントラルの宿泊記はパパパっといつも以上に雑に行かせて頂きます。


コタイセントラルに並ぶ高級ホテル群。左からセントレジス、シェラトン、そしてコンラッドとホリデイイン(同じ建物をシェア)。このホリデイインの違和感ねw コンラッドも格が下がるんでホリデイインとの同居は嫌だったろうにw


ひだり みぎ
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周囲にもフォーシーズンズ、パリジャン、ベネチアン、グランドハイアットなど各チェーンのエース級ホテルが立ち並ぶ中、一泊1万円程度のホリデイインがぽつんと存在してたわけですから。


この建物がコンラッド兼ホリデイイン。真ん中のエレベータホールから右側がコンラッド。ヒルトン系列の最高級ブランドとIHGの庶民派ブランドが同居するというなんとも不釣り合いな状態でした。


ホリデイイン単体の建物じゃないこともあってか、ロビー周りもホリデイインらしからぬ高級感に溢れてます。


ロビーバーの雰囲気も中々。スパイア会員の特典として、このバーで使えるドリンクバウチャーを2枚貰えました。

部屋

ひだり みぎ

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ウェルカムフルーツがオレンジ×3というところだけやたらと印象に残ってますw


レシート上に記載されたパトロン番号の欄も強烈だったw

以上、今は無きホリデイインマカオコタイセントラルについて。

あ、因みにマカオ半島側の下町にあるHoliday Inn Macauの方は健在ですよ!

【ホリデイインマカオ コタイセントラル】

所在地:澳門金沙城中心假日酒店

宿泊記 食べ歩きには便利なホリデイイン広州シーフー(広州十甫仮日酒店)

広州での一泊。今回は広州新市街地に建つ最新鋭ホテルでの快適ステイというよりも、体がワチャワチャしたオールドカントン風情を欲していたので、旧市街地側のホテルでオールドカントン成分の補充を図ることに。
ただ、残念ながら前に泊まったチャイナホテルがマリオットを脱退してしまったようで予約ができず、プランBとして上下九路歩行街にあるIHG系のホリデイイン広州シーフーに泊まってみることにしました。

先ず、シーフーとは何かってとこですよね。いきなりシーフーなんて言われても、9割9分9厘の日本人は「???」となるわけで。“シーフー”とは“シースー”とか“シーメー”とかいった類いの業界用語…なんてことはなく、ホテルが位置する第十甫路(Di Shi Pu Lu)という路地名のことなんですと。うむ。ドヤ顔で説明してみましたが、わざわざ説明する程のことでもなかったですね、すみません。シーフー=広州内の地域名です。

シーフーこと十甫路は上下九歩行街という広州でも有名な歩行者天国のショッピング街に繋がる賑やかな通りです。広州酒家・陶陶居・蓮香楼といった広東料理の老舗が集まっていて、食の都・広州での食べ歩き紀行には最適と評しても過言ではないロケーションなのかと思います。

ただ、三つある周辺の最寄り駅からはそれぞれ約徒歩10分と地下鉄でのアクセスは微妙。ならばタクシーで!ということで今回はタクシーで移動しましたが、タクシーの運ちゃん的にはあまり入り込みたくない地域らしい。「歩行者天国の規制による車輛進入禁止」「一方通行が多い」「人が多く、ごみごみして車輛の流れが悪い」「工事による通行止め」などなど、口を開けば出てくる出てくる文句の数々…表情も露骨に嫌そうで、後部座席に座っててなんだか気まずい雰囲気になりました。

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案の定、「ここからは自力で歩いて行け」と近くの通りで降ろされたので、最後はコロコロを引きながら歩行者天国を歩いて目指す羽目に。流しのタクシーだとたまーに感じの悪い出稼ぎ系運転手にあたってしまう可能性があるので、やっぱり中国でのタクシーは滴滴の利用に限ります。滴滴だと短距離でも快く乗せてくれますからね。で、降車時に「高評価宜しく!」がお決まりのパターン。

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細い路地も多く、下町風情ある通りにさりげなく建つ陶陶居や蓮香楼。



ほんとにこんなわちゃわちゃした通りにホリデイインがあるのか!?と心配になりましたが、ローカル感満載な路地に埋もれるように建つホリデイインを発見。足元には広州美食街なるローカル屋台ストリートがあり、夜遅くまで大変賑わってます。



煙と熱気でムンムンの屋台街。広州飯だけでなく、中国全土の有名B級グルメが集結していて、夕方以降は常に座席が空かないくらいの賑わいでした。


そんな旧市街地のド真ん中に建つホリデイイン。一階にはロビーフロアへと繋がるエレベーターがあるだけなんですが、これが汚いのなんの。「工作進行中」と書かれていて工事をしているようでしたが、ゲストが近くにいようがお構いなしに全開でドリル作業。火花がゲストに当たろうが、爆音で電話の妨げになろうが没問題!周りに目もくれず一心不乱に私服の作業員が工作業務を遂行してました。う~ん、中国!

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こりゃあ先が思いやられるわ…とガックリしましたが、4階のロビーはホリデイインらしいしっかりとした造りで、チェックインを担当してくださったフロントスタッフの対応も非常に丁寧で好感が持てました。結構な数の日本人が泊まっているそうで、日本人ゲストの扱いにも慣れているようです。



便数こそ少ないものの、広州空港や香港各地とを結ぶ直行バスの停車場にもなってるみたい。これは便利っすね。香港まで片道95元なら全然安いし、ワイもこれで来ればよかったわ。

IHG スパイア会員特典


フルーツ盛り、ドリンクバウチャー×2、60元分の飲食バウチャー。


こちらの規約に定められている通り、中国のIHG系ホテルはレートが安いので特典モリモリでホテル修行が捗ります。

部屋:デラックスルーム

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高層階のデラックスルームの部屋にアップグレード頂けたらしい。スーペリアからの1ランクアップ。

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無難なホリデイインクオリティ。

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足元に見える広州酒家。高層階の部屋をご用意頂いたこともあり、外の喧騒が嘘のように客室内は静けさが保たれています。

上下九歩行街


荷物を降ろし、上下九歩行街を歩いてみます。バリバリのハイエンドなショッピングストリートというよりも、ローカル感満載の雑多な店舗やパチモン商品を扱うB級メーカーの実店舗、屋台系飯屋、飲茶の老舗などなどが入り乱れる実に味わい深い通りです。新市街地のホテルで外籠りも良いですが、たまーにこういった旧市街地成分を体が求めるんですよね~。

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無数にある選択肢の中から好みの図柄を指定、選んだ図柄が入ったTシャツその場で作ってくれるプリントTシャツ屋。一枚48元〜。

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NAIKE UNITE、WANIKE RUNNING。

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New Nuobailun。21世紀、経済大国になってもこういった店はバリバリ健在です。ただ、クオリティはSQNYみたいな偽家電品の時代に比べると追いついてきてる印象。それなりのクオリティをそれなりの安さでという人達には良いのかもしれん。


夜になっても縁日のような賑やかさが続きます。

サイゼリヤ

ホテルの近くで見つけたサイゼリヤで就寝前のおやつを大人食い。グラスワイン約80円、ディアボラ風ハンバーグ約280円と、日本のサイゼより更に安い。


真実の口もある。こりゃあ胸を張って「今日の晩御飯はイタリアン!」って言えますねw


中学生の時に散々お世話になったミラノ風ドリアとドリンクバーは、それぞれ12元(200円)と7元(120円)。ワイン1杯6元、ライス2元…


晩食を済ませた後だったのですが、怖くなるほどの安さに定番メニューを大人食い。これだけ食べて39元(≒590円)でしたw ライス2元ってw

広州酒家

夜の間に食べた物はきっちり朝を迎えるまでに消化し、翌朝はホテルから徒歩1分のところにある飲茶の名店・広州酒家へ。

安定のクオリティ。胃袋が一つしかないことを恨みましたね。

所感

なんかもうサイゼリヤと広州酒家の印象が強すぎて、正直ホテルに関してはあんまり覚えて無いっすw
とりあえず言えるのは広州飲茶食べ歩き紀行の拠点にはお勧めであることと、クラブアクセスや朝食は付けずに外で食べた方が良いということでしょうか。

【ホリデイイン広州シーフー(広州十甫仮日酒店)】

公式サイト:https://www.ihg.com/holidayinn/hotels/jp/ja/guangzhou/guhsf/hoteldetail
所在地:中国広東省広州 茘灣区第十甫路188号

【スパイア特典充実】ホリデイイン ダウンタウン上海 Holiday Inn Downtown Shanghai宿泊記

この日の宿は高速鉄道の上海駅近くのホリデイイン上海ダウンタウン(Holiday Inn Shanghai Downtown/上海広場長城仮日酒店)。5,000ポイントプランが出ていたので、IHGのスパイアステータス防衛の為に久しぶりにホリデイインを利用してやろうと乗り込んでやった。



このホテル、5,000ポイントプランを出したり出さなかったりなんですよね。上海のもう一つのホリデイインであるホリデイイン上海ビスタの方も、5,000ポイントプランが出たり出なかったり。税サ込650元(日本円にして1万円)で5,000ポイントプランが出てくることもあるので、このプランが出てきた時はお勧めなんすけどね。


夜の上海駅。いつもは上海虹橋を利用する為、上海駅は久しぶり。飛行機で飛んできてから上海近郊都市行きの高速鉄道へと乗り継ぐ場合、上海虹橋空港⇒上海虹橋駅の乗継が一番っすからね。ほんと最後に利用したのはいつなのか思い出せないぐらい久しぶりに上海駅に来たけど、この駅周辺のなんともいえない下町感はやっぱり好きだわ。


ホリデイイン上海ダウンタウンは駅から見えるくらい近く、徒歩5分弱程の距離。ファミリーマートやセブンイレブン、安価なチェーン系の飲食店も周りに多く揃っているので、他都市からの出張帰りに泊まるには悪くないな。ココイチもあるし。ただ、ホテルの名称の上海ダウンタウンというのはどうなんだろうな。決して繁華街ど真ん中、ダウンタウンのド中心!という訳ではないので騙されぬよう。


あと、せっかくなんだから上海駅に面した方にも出入り口を設けてくれればとは思う。駅とは反対側の天目西路に面したエントランスにぐるりと回っていかねばならないのが無駄だし分かりずらいので。


道中、セブンイレブンでおにぎりとお茶を調達してから館内へ。かなり古いホテルかと思ってたけど、改装したばかりなのかな。パルテノン宮殿の柱ばりのごっつい柱が特徴的なロビーは意外と綺麗。

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フロントはロビーに入って右手奥。やっぱりホリデイインクラスになると客層があれなんで、列に並ぶという概念が無い。ワイが列に並んでいても、人民の皆様はフロントの最前列にどんどんと割り込んでいってしまう。


セルフサービスのウェルカムドリンクを飲んで人民様のチェックアウトが終わるのを待つ。それにしても、このチープなプラスチックカップがなんともホリデイインっぽい。

スパイア特典

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IHG会員用レーンが機能しておらず、チェックインの列のさばき方は残念だったけど、スパイア会員特典は素晴らしいの一言。これだけ会員特典が充実したIHGホテルは初めてかもしれん。IHG系列ホテルはロイヤルアンバサダー会員以外は人に非ずくらいの対応で、ホテルで受けられる特典もしょっぱいからな。

【主な会員特典】
・ラウンジアクセス
・部屋のアップグレード
・14:00までのレイトチェックアウト
・ダイニング15%オフ
・ウェルカムフルーツ
・ドリンククーポン
・60元分の飲食バウチャー
・朝食
・ミニバーのソフトドリンクが毎日4本まで無料
・ランドリー、ドライクリーニングが毎日65元まで無料

ランドリーサービスがドライクリーニングまで適用されるのがありがたいし、毎日65元分とかどんだけ気前良いんすか。


フルーツ盛りもホリデイインにしてはすっごい頑張ってるし、ちゃんとフォークとナイフも用意されてるし。え?このウェルカムフルーツのドラゴンフルーツを手で食べろって言うんですか?みたいな場合も少なくないからな、中国のホリデイインクラスだと。

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ということで11階のお部屋へと移動。エレベーターホールの窓からは眩しく光る上海駅が見下ろせます。もうすぐ裏側が駅という利便性の高さも素晴らしい。

部屋:スクエアビルデラックス

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外観は古臭くて心配していたが、客室はリニューアルされていてそれなりに清潔で快適。全然悪くないっす。

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窓際のデスクとソファ。肝心の窓は二重になっていて景色は殆ど楽しめないけれど、そのぶん外の道路の音がシャットダウンされていて静かに休むことができる。

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スリッパがペラいとか、ハンガーが少ないと言ったあたりは仕方がない。


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ミニバー。無料といっても無料なのはコーラ2缶とボトル水2本だけだったw


ルームサービス。ちょうど60元分のクーポンを使い切れる値段なのも嬉しい。

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バスルームも狭いけれど清潔は清潔で不快感は無い。

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ただ、このバスタブの浅さはどうしたものかw


バスタブは無いに等しい。

朝食

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IHG会員用スペースを設けるあたりにも、会員を重用視する姿勢が表れている。但し、会員用スペースを見張るスタッフはいないし、一般スペースとの間に仕切りがあるわけでもないので、誰でもフリーパス状態となってしまっていた。


朝食も特に美味しいというわけではなく…

クラブラウンジ


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レストランでの朝食がしょぼかったのでクラブラウンジに顔を出してみたけれど、もっと酷かった。17:30から19:30にはカクテルアワーのサービスもありますが、期待できるような内容ではないかと思います。

フィットネスセンター

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ジムも「あるだけマシ」レベル。

ロビーバー

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チェックアウト前にはきっちり60元分のクーポンを消費すべくロビーバーへ。ハーゲンダッツのクランチーが食べたかったけど、残念ながらこいつはクーポン対象外。人間不思議なもので、クーポン対象外と知ると、一気にハーゲンダッツの食欲が消え去りましたw


代わりに頼んだコーヒーとチーズケーキ。これでちょうど60元使い切ってノルマ達成、心置きなくホテルをチェックアウトすることができましたw

所感

ポイント付きプランを利用した場合の費用対効果は抜群。近くにプルマンとインターコンチネンタルもあるけれど、1万円ちょいで5,000ポイント付きプランなら断然こっち。モリモリの会員特典も嬉しいですし。これなら、上海駅を利用する時以外でも、修行用途で使えるわ。

ホリデイイン ダウンタウン上海 Holiday Inn Downtown Shanghai


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住所:上海市閘北区天目西路285号(広場楼)

ホリデイイン パリ シャルルドゴールエアポート 宿泊記

年末年始休暇のオマーン旅行を終え、ドーハ経由でオマーンからフランスまでやってきた。

パリにて一泊し、明日にはロンドン経由で香港へと移動する計画となっている。
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さてさてパリでの宿をどうするか。フランスはアコーの本丸だけあってアコーホテルズがやばいくらいに街中に展開してるんだけど、たかだかトランジットで泊まるだけなのに市内に出るのも面倒だしなぁ…。ということで市内には出ずに、エアポートホテルの中で一番良さげなホリデイイン パリ シャルルドゴールエアポート(Holiday Inn Paris – Ch. De Gaulle Airport)に泊まることにした。

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高校二年生の時に来て以来のパリに降り立った。円形状の建物の真ん中に空洞が設けられ、その中を何本もエスカレーターが通るなんとも近未来的な空港だ。

シャトルバス

パリオペラ座に隣接する憧れのインターコンチネンタルルグランにも泊まってみたかったなぁなんて夢の名門ホテルに思ひを馳せつつ、空港と各エアポートホテルとを結ぶ無料の巡回バス乗り場へと向かう。乗り場はターミナル2・ターミナル3にあり、自分の場合はターミナル2の乗車口から乗ることにする。

ターミナル2A中央の電光掲示板から2フロア上がったフロア5に乗車場所がある。5階にあってちょっと分かりずらいけど、”Hotels by Shuttles”のサインに従って進めばまず迷うことはないかと。


ホテル数が多いだけあってバスの路線も何本かに分かれているので、違うバスに乗られぬよう要注意。NovotelだってNovotel Roissy CDG Convention Spa・Novotel Suites Paris Nord 2・Novotel Suites Roissy CDGと3箇所あるし、IbisだってIbis Budget・Ibis Style・Ibisと3つがあるので、しっかりと自分の泊まるホテル名を確認しておく必要がある。


参考までにホリデイインの前を通るブラックバスの運航時刻は05:33~01:03で、ターミナル2⇒ターミナル3⇒DO Air France⇒IBIS STYLES⇒MILLENNIUM⇒HOLIDAY INN⇒Novotel Convention⇒Penta Hotel⇒Residhome⇒ターミナル2と巡回する。

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BlueとPink路線はこちらの画像の通り。


運行間隔は20分に1本。運が悪ければ待つことになるかなーと思ったけど、タイミング良くブラックラインが来て乗車する。

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各ホテルを順々に回るので多少の迂回で時間がかかってくるが、それでもターミナル2からホリデイインまでの乗車時間は僅か15分。13:05降機→13:10イミグレ突破→13:27Aタミ着→13:30ホテル行きバス出発→13:45ホリデイインシャルル・ド・ゴール着というタイムロスない美しい流れでホテルに着くことができた。こりゃあ空港からだと近すぎてタクシーだと乗車拒否に遭うレベルだな。

ホリデイイン パリ シャルルドゴールエアポート

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なんか小綺麗な社宅みたいな外観のホテルだけど、これでも他の近隣ホテルよりはマシな方。まぁ空港近くなんで高い建物が建てられないからどうしてもこういうアパートのような低層ホテルが多くなってしまうのでしょう。


庭にはエッフェル塔まで建っていて、市内観光をする時間無くエアポートに泊まる宿泊客の心を和ませてくれる。

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全123部屋とホリデイインにしては小さな規模で、ウッディな温もりが感じられる隠れ家的ホテル。スタッフも気さくで親切な方揃い。ただ、チェックアウト後に宿泊レビューを書くようお願いされて、旅行後に直ぐ年始の仕事始めとなった為に書くのが遅くなったら鬼の様な催促が来てちょっとウザかったw


エアポートホテルらしく、空港へのシャトルバス運行状況もリアルタイムで分かる。

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スパイア特典はIHGのリワードポイントもしくはドリンククーポン1枚で、もう腹いっぱい食べて飲んできた自分はリワードポイントを選択。チェックインするなり部屋へと直行する。


部屋面積の殆どを占有する大きなキングベッドが特徴的。ピローメニューもありますよ。

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スパイア会員様ようこそということでコンプの水やコーヒー等と一緒にキットカットが置かれてた。小心者の自分は、あとで2ユーロくらい請求されたらどうしようと怯えながら寝る前に美味しく頂きました。

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水周りも狭いけど清潔。トランジットで泊まる分には何ら問題ない。

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バスアメニティも中国のホリデイインと違ってすっごいお洒落だし。


ジムもあるしな。

ただ、ホテルの周りは他のホテルがあるくらいで本当に何もない。この日は特にやることもなかったし、時差ぼけを解消してから帰りたかったので、フランス時間15:00前にドンディスサイン掲げて寝ることに。
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12時間以上寝て旅の疲れも時差もばっちり解消し、翌朝は06:30にチェックアウトして空港へ向かう。


1泊だけだし殆ど寝てただけなんで真っ当な評価はできないが、フランスで一泊1万円程度のエアポートホテルとしては優秀なホテルかと思います。

【Holiday Inn Paris – Ch. De Gaulle Airport】

住所:4 Allee du Verger,Roissy-en-France 95700
電話:33 1 77802200
チェックイン:2:00 PM
チェックアウト:12:00 PM

ホリデイインエクスプレス洛陽シティセンター宿泊記 洛陽・鄭州・開封旅行3

洛陽博物館の参観を終え、一旦宿泊先に寄って手荷物を下ろしてから本日の観光の目玉・龍門石窟に向かうことに。

洛陽の宿はIHG系列のホリデイインエクスプレス洛陽シティセンター(洛陽開元智選假日酒店)。名称にシティセンターとあるが、実際は繁華街から離れた市内南郊の新市街地という立地にあり、繁華街や旧市街地の街歩きを楽しむには不向き。一方、龍門石窟や少林寺方面に車で向かうには距離も近く市内の渋滞も回避きでるので、このロケーションがプラスに働くことになる。




洛陽博物館から近すぎて乗車拒否に遭うかなーとも思ったけど、タクシーの運ちゃんが思いのほか快く送り届けてくれ難なくホテルに到着した。運賃はちょうど10元で、支払い時に揉めることもなく「じゃ、観光楽しんでくれよ!鄭州にタクシーで行くなら電話くれな!」と爽やかに運転手と分かれてホテルへと入る。なんかネットでは洛陽=反日という情報も見かけたが、小生は滞在期間が短かったからか自分の国籍が原因で嫌な思いをするといったことは一切なかった。


2014年開業の高層ホテルで、バジェットホテルのホリデイインエクスプレスにしては実に立派な造りのエントランスにビックリだわ。

ロビーもこざっぱりしているし、スタッフも外国人の宿泊登録に不慣れなところはあったもののフレンドリーで良い感じ。市街地から離れてるからか大陸各地からの団体客で賑わうこともなかったし、プロパティーのハード面・ソフト面共に総じて良い印象が残っている。
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チェックインの際に「先行者活動」に登録されてますかなんて聞かれてプライオリティチェックアウト的なことを意味してるんかと思ったら、IHGのAccelerate Promotionの中国語訳が先行者活動という意味だったらしい。わざわざプロモに登録してるかまで聞いてくれるスタッフは深センのクラウンプラザ以来じゃないかな。他にもタクシーの手配や食事場所の指南など、ロビースタッフのお姉さんにはとにかくお世話になった。

先行者活動についてはもう少し内容が良ければ積極的にIHGを利用する気にもなるんだけど…



Accelerate Promotionという19文字+1スペースが漢字だと5文字で表現できちゃうんだからやっぱり漢字がナンバーワン!


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ホテルの裏手にスーパーや小さなモールがあるので食事には困らんが、ちょっとしたスナックやドリンクはロビーの自販でも購入可能。カップラーメンなんかも売ってます。


スプライト買ったら5元の釣銭が5角硬貨×10で返ってくるというね。ホント久しぶりに見たわ5角とか。

スプライトと5角硬貨10枚を抱えて部屋へ。

いつのまにか支払いに使うと困った顔された挙げ句にあーだこーだ言われて受け取り拒否されるくらいの扱いになったベトナム硬貨の存在を思い出した。どうすんだコレと思いながら未だに山のようなベトナムドン硬貨を家の中で眠らせちゃってるんだけど、5角はまだ田舎町では普通に流通してるようで、洛陽のローカルバス運賃(1.5元)でも問題無く使うことができた。

部屋:スーペリア

すっごい狭い部屋が無数にあるだけで監獄の様だと揶揄されることもあるホリデイインエクスプレスだけど、洛陽のホリデイインエクスプレスには89㎡のバスタブ付きスイート(高級套房)も用意されている。標準大床房は、高級大床房はそれぞれ標準スタンダードキング、スーペリアキングとでも訳せば良いだろう。大床は床が大きいんじゃなくベッドが大きいんだな、中国語的には。同じ原理で双床房は床が対になっているのではなく、ベッドが対になっている。即ちツインルームという訳。

最安値のスタンダードがメンバー用レートで5,117円⁺⁺のところ、スイートは12,138円⁺⁺。HIEXのスイートとかあまり泊まってみたいとも思わんが。

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教科書通りのホリデイインエクスプレスといった無難な部屋。ただ、この“無難”というのが他にドローカルなホテルしかない中国僻地に於いては貴重。ホリデイインエクスプレスなら確実に「この程度」というのが計算できますからね。


ベッドとデスクだけでなく、窓際には一人掛けソファとテーブルも。


スイートは空きが無くてアップグレードできませんが、スーペリアでも高層フロアをご用意しておきましたよーなんてチェックインの時に言われてたので、さぞかし見晴らしが良いんだろうなー。なんて期待してカーテンを開けたらこの無機質で共産国的な団地ビュー。


ウェルカムフルーツはすっごい気合い入ってて、二段プレートにキウィとクランベリーのドライフルーツまで用意されていた。フルーツはガッサリ盛りでトマトまであるし、ホリデイインエクスプレスでこの心遣いは嬉しいね。

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クローゼットや水周りは特筆すべし事項無し。セーフティボックス・クリーニングサービス用プラスチックバッグ・ハンガー・ペラペラスリッパ・水・歯ブラシ・シャワーキャップ・オールインワン的なシャンプー兼コンディショナー兼ボディーソープ・ドライヤーといったホリデイインエクスプレススタンダードな備品等々は全て揃っている。決して豪華さはないけれど、無難。

朝食

朝食は06:30から。

朝7時には少林寺に向け出発したかったので、朝一で誰もいない朝食会場を攻める。

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ウェルカムスイーツで出たドライフルーツだ!あれは朝食の残り物だったのか!

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あれ?サラダやパンは用意されているけど、ホットミールが無いぞ?流石にホリデイインエクスプレスでもパンとサラダだけってことはないだろうと思って遅れて来た服務員のおばさんに聞いてみると、「待ってて。今来るから(怒)!!」と半ギレの回答が返ってきた。

規定時刻に遅れること10分、服務員の言うとおりにシェフが料理を持って現れた。

調理担当であるはずのシェフが床の掃除や料理の運搬まで何でも担うという驚きのブラック企業ぶり。

ひだり みぎ
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どの炒め物も同じ味付けというのが笑えた。


どうせ市販のものだろうけど、サーバーから出てくるヨーグルトが一番美味かったわ。

所感

この日のレートは一泊税サ込みで360元。ドローカルなホテルしかない洛陽にあって、ホリデイインエクスプレスは無難な選択かと。気になるのは街歩きに不便なのと、リワードナイトのポイント数が20,000Pというのが大きすぎるくらいかな。大きく見積もっても15Kが妥当なライン、10Kでも問題無いレベルでしょう。20Kは余りに馬鹿げているので、ここは有償での宿泊をお勧めする。

ホリデイインエクスプレス洛陽シティセンター(洛陽開元智選假日酒店)

住所:河南省洛陽市洛龍区金城寨街28号
電話:⁺86-379-69958888
公式サイト:https://www.ihg.com/holidayinnexpress/hotels/cn/zh/luoyang/lyaex/hoteldetail


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