中国高速鉄道(復興号) ビジネスクラスで天津から北京へ

今日は天津から北の都・お北京へと上京。普段は車でパパっと移動しちゃうところなのですが、今日は気分転換に復興号で移動してみることにしました。

地味にお初となる天津駅。今回は携帯電話で乗車券を事前購入し、駅の入口でパスポートを提示するだけであっさり駅へと入場できました。少し前まではアホみたいな長蛇の列に並んで乗車券を買い求めてましたからね。便利になったものです。

駅舎に入るなり、ド派手な天井にたじろぎますw とても中国共産党の趣味とは思えないんですが、これも租界時代の名残なのでしょうかw

駅に入ってすぐに乗車開始となったのでプラットフォームへと移動。すると程なくして世界最速の商業鉄道である復興号がやってきました。

ちな、復興号という名はもちろん偉大なる指導者習キンペー様の政治スローガン・“中華民族の偉大なる復興”に由来するもの。単なる高速鉄道ではなく、多様な民族が暮らすバカでかい大陸全体をつなぎ、「国威発揚」の役割をも担う社会インフラなのです。

今回乗るのはCR400BF形復興号、いわゆる金風凰。
ボロボロに色の禿げた緑の車体で常に人がいっぱいという中国鉄道のイメージは過去のもの。鼻高のスラっとしたフォルムがスマートでイカしてます。

8両編成の車輛のうち、ビジネスクラスの割り当ては両端1号車と8号車の5席×2で計10席。1号車・8号車ともに1-1と1-2配列の革張り調シートで、これでもかというくらい広々と座席周りのスペースが確保されています。

コンセントも肘掛け下にちゃんと備わってるし、下手な飛行機のビジネスクラスより全然良い。それなりの料金設定で大音量でドラマを見だすような輩も排除できており、移動時間を快適に過ごすことができます。

座席もワンタッチの簡単操作でフルフラットになりますしね!

シートポケットは窓際のサイドラックにあるんですが、足元スペースが広々しすぎててポケットまで手が届かないw よく日本のグランクラス相当という表現も見かけますが、スペース周りのゆとりでいえば全然グランクラスよりこちらの商務席の方が上。

天津→北京南なんて30分ほどで着いちゃうのにドリンクと軽食サービスも提供されますし。

お試し体験的な極めて短い乗車時間でしたが、復興号商務席での移動は全然アリだと再確認できました。次は天津→上海くらいの距離でも乗ってみたいと思います。やっぱ移動中にネットも電話もつながるのは大きすぎるメリットっすから。

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