今日は私が中国で一番思い入れのあるホテル・セントレジス北京 (北京瑞吉酒店) の宿泊記となります。
こちらのホテルは元々1997年に海外の要人や記者向けの国際倶楽部飯店として開業。その後2000年にセントレジスにリブランドされています。
決して新しい現代的なホテルと言うわけではありませんが、北京のホテルの中でも由緒正しきホテルとしてスタッフやサービスの洗練度合いはピカ一だと思います。
場所は外交エリアのど真ん中。これはホテル近辺のランニングコースのマップなんですが、たかだか2-3kmのコースを走るだけで10か国以上の大使館を通り過ぎることになるというw
そんな立地で周囲のセキュリティも万全なので、クリントン、ブッシュ、オバマ、トランプとアメリカの歴代大統領も訪中の際にセントレジスにお泊りになられたみたいです。
部屋:Studio King Bed
スイートタイプの客室が多いことが特徴の一つであるセントレジスですが、今回は比較的長く泊まることもあってスイートへのアップグレードはならず。それでもStudioタイプの部屋で50㎡と十分すぎる広さで快適すぎるくらい快適に過ごすことができました。
ベッド⇔ソファ、デスク⇔テレビなど、家具や調度品がピッタリと対になるように配置されているあたり、美意識の高さとこだわりが感じられます。古典中華風な幾何学模様の絨毯やピローも良い味を出していて落ち着ける。風水とか様々な東洋占星術を駆使して運気が上がるよう設計された感があるんすよねw
大理石張りのバスルームも文句のない豪華な造り。
そしてセントレジスお約束のバトラーサービス。お茶やコーヒーなんかはホットでもアイスでも、基本的にいつでも持ってきてもらえます。
ハッピーアワー
18階にクラブラウンジがあり、18:00-19:00にイブニングカクテルが開催されます。こちらはプラチナ会員以上専用のサービス。
イブニングリチュアル
ほかにもロビーで18時からセントレジスの伝統的イベントとして、シャンパンのイブニングリチュアルが開かれます。こっちはスーツやドレスに身を包んだ紳士淑女のフォーマルな社交の場といった感じで、少し排他的な雰囲気。ウィットに富んだギャグなどを上品に言えるくらいの語学力が求められる感じですw
Press Club Bar
こちらはもともと外国人記者クラブだった場所がバーとして改装されたそうで、ビンビンのアメリカンビンテージスタイル。
セントレジス北京オリジナルのグレートウォールブラッドマリーに代表されるような、ここならではの創作カクテルも多数楽しませてもらえます。
北京最終日の夜を締めくくる真っ赤な“The Great Wall Mary”をオーダー。ウォッカの代わりに青島ビールをベースにしたセントレジス北京オリジナルのカクテルで、血反吐を吐くような苦労をした北京での思い出より苦くて酸っぱい胃と心に染みる一杯。
そのまんまセロリがぶっこまれてて笑ったのですが、ここはウェイターさん会心の笑顔とサムズアップで「生でも食べれます」と。wwwwwwww
もちろん、もっと飲みやすくて可愛らしい創作カクテルも多数取り揃えられています。落ち着いた雰囲気で感傷的な気分wに浸りながら飲むにはうってつけの場所っすね。
温泉、サウナ
隣のレジデンス棟には大浴場とサウナがあって、いつも貸し切り状態で使わせてもらってました。こちらの水は地下1,500mからくみ上げた温泉を特殊フィルターで濾過しているのだと。ここはあまり知られていないのか本当にいつもガラガラで、精神を整えるには絶好の場所。ここのサウナがあったからこそ激務を乗り切れたといっても過言ではないくらい。
営業時間06:00-23:00と業務前と業務後の両方とも利用できるのもありがたい。
朝食
もちろんありますよー、モーニングブラッディ・マリー。朝からキメッキメの状態になることができますw
お料理の数々はもちろん、自家製ヨーグルトとフルーツモクテルが特別に美味くって。モクテルは日替わりメニューが常時5種類も用意されてたので、毎日こればっか飲んでビタミン補給をしてました。
他にもコスパの良いガチ系日本料理屋がテナントとして入ってたり、本当に快適に過ごさせていただくことができました。なかなか魅力を伝えきることができないのですが、北京を代表する素晴らしいホテルであることは間違いないっす。
【St. Regis Beijing】
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