リッツカールトン天津 クラブルーム宿泊記 Ritz Carlton Tianjin

本日の宿泊先はリッツカールトン天津。トリップアドバイザーで1009ある天津のホテルの内、栄えある1位になっている。因みに昨日泊まったシャングリラは3位で、2位はサービスアパート麺とのSomerset。シャングリラもアパート部屋を出してたし、天津はやっぱりビジネス需要が高いのだろう。

チェックイン2日前、リッツのAssistant Director of Food and Beverageのフィービー女史からウェルカムメールが来る。何時くらいにホテルにお着きか、ピックアップは必要か、北京空港からはRMB2,000天津空港からはRMB600でピックアップしてあげますよ、と。なんでこんなことをFood and Beverageのアシスタントディレクターがやってるのかは謎だが、当日はタクシーでワンメーターの距離から移動しますので、とお断り。

当日、シャングリラで手配してもらったタクシーで海河の東側へと渡ると、ネオクラシックスタイルの重厚な欧風建築が建ち並ぶ落ち着いた官庁街風の街並みに入りこんだ。
ひだり みぎ
リッツもそんな欧州風な街並みに溶け込むようなレンガ造りのレトロな洋館風で、建物に窓が整然と並ぶ様は中世ヨーロッパの宮殿のよう。

ひだり みぎ

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中も豪華宮殿風というか、豪華なシャンデリアが飾られた館内は質感のよい調度品が揃えられていて、エレガントな内装となっている。ローズティーを飲みながら優雅にチェックインを済ませ、お上品なお姉さんにエスコートされてクラブフロアの部屋へと向かう。


部屋。ドア開けたらカーテンが自動でウィーンて開くのには驚いた。ただ、開けないようにする設定が分からず、開けなくていい時も開いてしまうというオチ。


ライティングデスクにはフィービー女史からの直筆ウェルカムレターにスイーツが。書いてる内容は先に頂いたメールの冒頭の文章そのまんまだったけど、事前にやり取りさせてもらった人にこういった演出してもらうと心が和む。にくい演出だ。

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客室は青とアイボリーの上品なファブリックでまとめられたエレガントな王室スタイル。広州リッツのクラブフロアも良かったけど、天津の豪華さは更に上を行く。

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猫脚のバスタブに浸かりながらシェラトン外高橋で見たようなミラーテレビを楽しむことができる。

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トイレなんかも当然のようにウォシュレット完備だし、センサーがあるようで、トイレに入った瞬間に便フタがウィーンて勝手に開くんだわ、自動で。シャワーも水圧が半端無く、2m超の高さから降り注ぐレインシャワーが気持ち良いのなんのって。


本棚にはダーウィンの人間の由来などの洋物の名著が並ぶが、流石に全部フェイク。

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カプセル式ネスプレッソもあるし、ミニバーのお酒の種類も豊富。枕も特殊ピローが6種類も用意されているし、宿泊客一人一人のニーズに合させようとするリッツの気合を感じる。

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窓からの展望。東京駅っぽい赤レンガの建物もあるし、落ち着いた佇まいがなんとなく丸の内っぽいんだよな。なんとなくね。


楽しみにしていたクラブラウンジへと向かう。 受付では部屋番号を伝える前から「ようこそMr.○○」と声をかけられる。何で名前分かったんだろう。スタッフもラウンジ利用客私一人に対して可愛い女性が4人もいるし、とにかく滞在客一人一人に応じた臨機応変なサービスや配慮をするというスタッフのおもてなしの姿勢が感じられる。そこは流石にリッツカールトンで、ラウンジは外れが無い。今回も気持ちの良い滞在となりそうだ。

朝食    06:30~11:00
軽めランチ 12:00~14:00
アフタヌーンティー 14:30~16:30
オードブルとカクテル 17:00~20:00
デザートとコーディアル 20:00~22:00
クッキーとソフトドリンク 23:00~06:00

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ラウンジの中も豪華過ぎてため息が出る。

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色々なタイプの部屋やシートが用意されているので、ムードによって使い分けることができる。


さっそくミントティーと一緒にアフタヌーンティーを平らげる。

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夜はキャンドルが焚かれたりとムード満点。

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他にサラダバーやチョコレートなどのスイーツ、炒麺、湯麺のヌードルバーがあるが、オードブルは種類も少なくガッツリ食べるには向いていない。カクテルに関してはメニューなどはなく、頼まれたものは何でも作れるよう努力しますよ、と。なんともリッツらしい回答である。

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朝食。コンチネンタルブレックファーストの会場は一階のZestだが、クラブルームでも有料になるとのことだったので、ラウンジで食べることに。

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他にシャキシャキサラダバー、ベーコン&ソーセージ、ポテトとマッシュルームのソテー、炒飯などがあり、卵料理もオーダー可能。

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座る位置によって景色が変わってくるが、一番気に入ったのはバーカウンター横にある一人席から眺める海河&シャングリラビュー。中国っぽくない景色で現実逃避にはぴったり。

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続いてジムとプール。広々とした清潔なロッカーにはシャワーだけじゃなくヒノキのサウナやスチームルームもありさっぱりできる。ジムの温度設定はちょっと高すぎるけど、冷蔵庫に入った冷たい水とギンギンに冷えたおしぼりが用意されている心遣いが嬉しい。

●各ファシリティの営業時間
プール 6:00~22:00
ジム  6:00~22:00
スパ  10:00~23:00

ホテル周辺の様子。
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夜の川辺。

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もう中国じゃない。天津駅から車で10分という距離にもかかわらず閑静だし、素晴らしい環境。


部屋に戻るとターンダウンされていて、ピローメニューや明日の天気が書かれた手書きレターなどがベッドに置かれていた。備え付けのスリッパも今まで泊まったホテルの中で一番フカフカモチモチしていて履き心地が良く、思わず持ち返ってしまった。これで一泊税込RMB1637なら悪くない。病みつきになるレベル。

リッツカールトン天津(天津麗思卡爾頓酒店)


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・住所:No. 167 Dagubei Road, Heping District(住所:天津市和平区大沽北路167号)
・電話:+86-2258578888



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