シェラトンウルムチ クラブフロア宿泊記

ハミからトルファン経由でウルムチまで鉄道で移動した前回エントリーからの流れで、新疆時間03:30にシェラトンウルムチに到着した。場末感満載のB級ホテルしかないような辺鄙な田舎町を巡り歩いた末に辿り着くシェラトン…ロビーに入った時に感じる温もり・安心感は筆舌に尽くし難いものがある。

32階建てで372の客室を誇る大型ホテル。世界で一番海から離れた都市と言われていて、シルクロード上の辺境の町というイメージのあるウルムチだが、市の中心部にはシェラトンの様な高層ビルや大型ショッピングモールが林立する内陸の大都市だ。

ひだり みぎ
この画像は新疆時間09:00に撮ったものであるが、マイナス20度の寒さが伝わるであろうか。ウルムチはタクラマカン砂漠の北方に聳える天山山脈の更に北方に位置するため、カシュガルやクチャよりまた一段と寒い。皮膚が痛くなるレベルで寒いんだ。

ひだり みぎ

このシェラトンもロビーとショッピングモールが連結しているのだが、驚くことにゼニア・オメガ・ヒューゴボス・バーバリー等の高級店ばかりで、買い物客は殆どが漢族というね。え?ここウルムチですよね?と思わず疑ってしまう。


まさか自分もウルムチでゼニア製品を買うなどとは夢にも思って無かったが、セール品のシルクネクタイが安かったので購入した。

さて、新疆時間03:30に到着したところまで話を戻そう。金属探知機での荷物検査を経てロビーに入り、同情を誘うような疲れきった表情でフロントスタッフへと歩み寄り一言「チェックインプリ~~~ズ」。すると、ちょっと参った様な表情で、「いやいや、今まだ新疆時間4時でして、今チェックインすると、システム上の問題でもう一泊分の料金がかかることになります…。正規のチェックイン時間は新疆時間12:00、すなわち北京時間14:00となります。」うん、ごもっとも。そうだよね。知ってたよ。でも、「そこを頼むわー。どんな部屋でも良いんで空きがあれば何とかならんかなー。」と粘り腰で相談を持ち掛けると、スタッフ氏はパソコンをピコピコ弄りだし、ちょっと頑張って部屋を用意してみるから、ロビーで暫く待つようにと一言告げた。果たして…20分後にルームキーを持ってロビーまで来てくれた。Your24申請時以外でこの時間にチェックインできたことは初めてだ。神対応をありがとう。


これだからSPGライフは止められない。ウキウキ気分で部屋のある28階へと向かう。

部屋:エグゼグティブデラックス

ひだり みぎ
部屋に入ると、正面がベッドルームになっている。何人での利用を想定してるのか知らんが、中々広く、オフィスチェア×3・一人掛けソファ×2・パーソナルチェア×2と各種椅子がやたらと豊富w

ひだり みぎ
外にはウルムチの高層ビル群の合間から天山山脈までハッキリと見渡せる。

ひだり みぎ

ひだり みぎ


外出先から部屋に戻ると、ウェルカムフルーツに加えて新疆名物のナッツも運ばれていた。



外は極寒氷点下なのにちょろちょろとした水量の微温湯しかでないような安ホテルを転々としてきたので、アッツアツのシャワーを浴びて体の芯まで温まれただけで感極まって泣きそうになるw。今回の旅行を通じて小さく些細なことにも幸せとか生きる喜びを感じられるようになった気がしてくる。

エグゼグティブラウンジ

ひだり みぎ
ラウンジは27階。上海や深センといった沿海部の大都市にあるシェラトンと比べると、随分とシーティングスペースが随分とゆったりと設けられている。ラウンジの利用客が多くないからなのだろう、今回に関しても他に利用客がおらず、ラウンジ独り占め状態だった。

ひだり みぎ
それにしても、窓の外に広がるウルムチの都会っぷりには改めて驚かされる。道路両脇に建ち並ぶ高層ビルと果てしなく続く車輛の行列がどことなくジャカルタを彷彿とさせるんだ。幾ら新疆省の首府とはいえシルクロード交易で一時的に栄えた辺境の古都程度だろって先入観持ってたんだが…。やるじゃん西部大開発。

外はマイナス20度と極寒なので、晩食はイブニングカクテルで済ますことに。
ひだり みぎ
お酒はヒトコブラクダのロゴが可愛らしいご当地のシルクロードワインとビールのみだが、ビールは烏蘇と新疆ビールというローカル銘柄2つを含む全5種類と充実。


ミールはどれもこれもすっごく美味しくなくて、外から買ってきた冷凍の物を蒸したのであろう饅頭が一番マシという為体。こりゃあ明日の朝食も期待ができそうにないな。気の利くウイグル系の美人女性スタッフが居てくれるのが唯一の救い。

朝食も27階で。

ひだり みぎ
利用客が少なく静かなのは良いが、やはりここでも食欲がそそられない系のメニューばかりが揃ってしまっている。


食事については中の下レベルかな。余り日本人のお口には合わない内容かと。

館内施設:

ひだり みぎ
今回は利用できなかったが、新疆料理レストラン・巨大コンフェレンスルーム・プール・ジムを完備。

所感:

うーん。新疆唯一のSPGプロパティにして新疆省都ウルムチ最大級の巨大ホテルがシェラトンウルムチ。この日は殆ど利用客がいなかった気がするのだが、一体どういった客層が利用してるんだろうな。ウルムチに進出している外資チェーンで言えばヒルトンとグランドメルキュールもあるけれど、内資資源関連企業の出張者用?ウルムチは新疆各都市へのハブになっているとはいえ、旅行客が長期滞在するだけの観光資源がある場所ではないし…。

ラウンジは飯がしょぼく、わざわざ追加料金でエグゼルームを利用するのであれば、そのお金で外のモールで食事をした方が良いレベル。中国内陸の非観光都市のホテルに余り多くを求め過ぎてはいけないということでしょう。

シェラトンウルムチ(Sheraton Urumqi)


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住所:669 Northern Youhao Road, Urumqi/ 友好北路669号
電話:86-991-6999999
SPGカテゴリー:3


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