搭乗記 TAPポルトガル航空 国内線E190エコノミー ポルト⇒リスボン

今日はポルトのインターコンチネンタルからリスボンのインターコンチネンタルへと都市を跨いだ引越しday。


ポルト⇔リスボン間は320kmと、東京⇔名古屋間程度の距離。バスや鉄道など陸路の移動手段も充実していますが、変態フライヤーのはしくれとして今回は飛行機で移動することに。

ポルト市内からバスで空港へ

ひだり みぎ

08:00発のフライトへの搭乗に間に合わせるべく、陽の上がらぬうちから出発。霧深い夜明けに飛行機が飛べるか若干心配になりながらも、602番の路線バスで空港を目指します。

602番の始発駅はポルト大学前のバス停“CORDOARIA”。時刻表や具体的な走行ルートはバスの運行会社の公式ウェブサイトで確認できます。
https://www.stcp.pt/en/travel/lines/?linha=602

06:15CORDOARIA発の始発に乗り空港へ。
もう少し早い時間帯のフライトに乗る場合は、深夜・早朝の時間帯(01:00-05:00)専門に走ってる3Mのバスを利用できます。
https://www.stcp.pt/en/travel/lines/?linha=3M

空港到着

ひだり みぎ
出発時刻まで1時間を切ったぎりぎりのタイミングで空港着。ボーディングパスを発行頂き、ラウンジには立ち寄らずに搭乗口へと小走りで直行します。


相変わらず濃霧による視界不良状態が続いてるけどちゃんと飛ぶのかな?という心配をよそに定刻通りのボーディングスタート。ポルト⇒リスボンは1時間に1本の頻度で出てるので、最悪の場合フライトを間引かれるかなーなんて心配もしてましたが、1本たりともキャンセルできないくらいのド満席ぶりでした。

搭乗


機体は小型機のエンブラエル190。機体デザインは親会社のTAPポルトガル航空の機体と変わりませんが、TAPのPのペイント部分にExpressという文字が入って差別化されてます。PGAエクスプレスというTAPが買収した国内線専用LCCの名残もあり、今はTAPエクスプレスというブランド名でリージョ便を運行しているようです。

ひだり みぎ
LCCですが、親会社のA319やA320あたりとシートはデザイン・ピッチとも然程変わりません。が、隣に体育教師感満点のマッチョなタンクトップ姿の中年男性が座ってしまい、こちらのスペースまで侵食されて窮屈でむさ苦しい時間を過ごす羽目に。

しかも、搭乗が完了した段階で機長からは出発遅延のアナウンスが…飛ぶか分からんけどとりあえず乗客を機内にぶっこんどくパワープレー止めてw

仕方ないので機内誌を熟読してTAPポルトガル航空の企業研究をすることに。

保有機材


ふむふむ、と。親会社であるTAPポルトガル航空の保有機材リストを見ると、ボーイングは一機も保有せずエアバスにオールインなんすねw


大型機もそれなりに多く抱えていて、歴史的背景もあり大西洋越えブラジル行きのフライトはかなり多く飛ばしてます。

ひだり みぎ
実際、TAPポルトガルは大西洋越え南米行きフライトのビジネスクラスにこそ発揮されると思ってます。ロンドン⇒リスボン⇒リオデジャネイロのビジネスクラスが込々で616ポンド(82,000円)とかですから。Jクラスなんでエーゲさんにマイルを付ければ200%貯まりますし。

マイレージ制度


メンバーレベルは平・シルバー・ゴールドの3段階。スタアラ系としては一般的な内容っすね。到達基準も妥当なところ。

特異点を挙げるとすれば、マイルを使って不足分のステータスマイルの穴埋めができるところ。10,000マイルを差し出せば、5,000ステータスマイルに換算してもらえるようです。うわっ、不覚にもダイヤモンドまで1FOP足りんわ!急遽追加で大阪⇔但馬を飛んでこないと!なんてことを防げる嬉しい制度です。

Club TAP Miles&Go


また、通常のマイレージ制度とは別の“Club TAP Miles&Go”という有料会員システムがあるらしいのですが、このシステムの最上級会員であるClub Platinumはお得感があります。
年間887米ドル(≒96,000円)を払えばTAPのシルバー会員になれるほか、初年度に年間108,000マイル、二年目以降には毎年120,000マイルのボーナスマイルが得られるらしい。

JALだと年会費34,100円のプラチナカードでも毎年の初回搭乗ボーナスはたかだが2,000マイル。年会費払うだけで年間120,000マイルのボーナスマイルとか、文字通りけた違いっすねw

ひょっとしてTAPマイルがインフレ起こしてて1マイルの価値が極端に低くなってるんじゃね?とも考えたけど、決してそういうわけでもないみたいですし。

ポルトガルのメインランドからスペイン・北アフリカまでの特典航空券が6,000マイル~、北米まで飛んでも29,000マイル~とか。極めればお得なマイル錬金術を編み出せるかもしれない。
参照:https://www.flytap.com/en-rs/miles-and-go/spend-miles/buy-ticket

ふーん、TAPポルトガル航空ね~…なんて調べてたら、40分ほど経ってようやく駐機場を発てることに。

上空は風も強く揺れっぱなしでシートベルトサインも付きっ放しの荒れたフライトでしたが、リスボンに着くと今までの悪天候が嘘のような快晴ぶり。ここでも松岡修造ばりの晴れ男パワーを見せつけてしまいました。

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