中国南方航空マイレージクラブ スカイパールクラブのゴールドって修行する価値あるの?

どうも!南方航空飛行協会会長のポンズですw

2017年に飛行協会会長と称されるまでに飛びまくり得た南方会員金資格。お情けでステータスの有効期限を延命頂いたこともあり、結局2020年2月末まで3年半も維持することができました。


会員カードやバゲージタグだけ見ると上品で格好良さげな南航明珠倶楽部ですが、実際のところどうなのか。

需要有るか疑問ですが、南方航空ゴールドになってみての所感やステータス修行について書き綴ってみようと思います。
大雑把に、「南方航空マイレージクラブのステータスの基礎知識」「修行ルートや費用概算」「ゴールドになってみての所感」といった流れで書かせてもらいます。

先ずは、そもそも南方航空のマイレージクラブって会員基準どうなってるの?何、ゴールド会員って?って?ゴールドゴールド言ってるけど、ぶっちゃけ凄くないんじゃね?ってところからおさらい。

南方航空 スカイパールクラブの会員基準


参照:https://skypearl.csair.com/en/about/member2.html
青:平会員
銀:20セクター or 40,000km(=24,855マイル)
金:40セクター or 80,000km(=49,710マイル)

そう、マイルじゃなくてkm表示なんす。80,000!!って見るとキツそうですが、マイル換算すると大してハードルは高くないと思います。

ちな、マイルとセクターの加算率はこんな感じ。

ざっくりとしたイメージ、ビジネスクラス10搭乗で銀、20搭乗で金という感じっすね。ビジネスクラスといっても後述の通り中国国内線では1万円以下の激安修行区間もあるので、財政的ダメージはでかくありません。

南方航空 スカイパールクラブ上級会員の特典

ハードルが高くない分、会員特典もショボいんでしょ?そう考えのモニターの向こうのあなた…正解です!特典内容はちょい弱いっす。

加算マイルのボーナス、マイルの有効期限免除、優先チェックイン、ラウンジなどなど。最低限必要な特典は一通り揃っているんですが、総合力は低い。
正直、規約上の特典だけみると、わざわざゴールドを目指したい!という意欲に駆られるようなほどでもないっすね。

隠れステータス!?

は!?最上級のゴールドでもこんなショボいんか!というそこのあなたに朗報。
上記の南方航空公式サイトの紹介には載ってないんですが、実はゴールドの上に隠れステータス(?)があるみたいなんです。その名も、ゴールドPro。2019年に導入されました。

参照:https://skypearl.csair.com/en/newsletter/2019/0220.html
達成条件はゴールドの倍で、80セクターor160,000km。且つ、50%以上のフライトがビジネスクラス/ファーストクラス。

隠れステータスの特典内容

ただ、達成条件はゴールドの倍でも特典内容はゴールドの倍じゃありません。寧ろあんま変わらない。

1.Finest access to hotline through 400895539
2.Quick effective qualification of nominee(s)
3.Exclusive premier service provided by Premium Customer Service Manager
4.Check-in counter for First/Business class with two companions
5.First/Business security channel at designated airports(check Note 1)
6.Access to lounge with two companions who take China Southern Airline flights on the same day(the second companion can only enter lounges at designated airports,check Note 2)
7.Access to shuttle bus service with two companions,only provided Gold Pro members fly with First/Business class and departure at designated airports,check Note 2)

まぁこれだけ公表されてるんで、隠れステータスってわけでもないか。

ステータス修行の聖地ルート

JALにもANAでのステータス修行を行う人がいるように、南方航空にも修行僧と呼ばれる方たちがいますし、聖地と呼ばれるルートがあります。例えば、ちょっと前まで有名だったのが徐州ー連雲港という超マイナー区間。

いやいや、どこ?って方が殆どですよねw こんな区間、他のローカル零細キャリアに任せとけよってところにも南方航空が顔出してたりするので、ルート検索が面白いという魅力はありますね、南方航空。

飛行距離はたかだか100マイル、中国版のJL伊丹-但馬ルートみたいな。


徐州観音空港⇒連雲港白塔埠空港が2セクター加算のCクラスで580元(≒8,700円)。これで20回飛べば、めでたく南方航空ゴールド達成です。航空券の実費だけで考えると174,000円でゴールドになれるということですね。
昔は安いベトナム航空のC席×4区間を5発券したりといった手法もあったのですが、南方航空がスカイチームを脱退した今、鬼安ドメフライトを探してセクターを稼ぐ正攻法しか修行の道は残されてないかと思います。

他にも、ウルムチ-カラマイとかアツいっすねw
なんたって中国国内の就航都市マップは南方航空だけでこんなにカオスなんで、ルートを見つけるという点は滅茶苦茶面白いし、ハマる人はハマると思います。南方航空=広州ハブとイメージされてる方も多いかと思いますが、広州以外にも重慶・北京・ウルムチを広州に準ずる地域本社的な扱いのハブ空港にして、更に上海・瀋陽・厦門・長春・深圳・武漢・鄭州・大連を準ハブ空港として使ってるので、言ったら中国全土に幅広いネットワークを持ってるんです。南方航空だから南方だけって感じがしますが。

誰も知らないようなルート探して、実際に旅行まで行ってきて。その結果、ステータスが付いてくる。面白い大人の遊びじゃないっすか。

南方航空ゴールドステータスを持ってみての所感

結論から言うと、かなり微妙。先ず、シルバーでもラウンジに入れるし、マイルボーナスもシルバーと15%しか変わらない。公式サイトの特典紹介に書かれてるゴールド会員専用のExclusive Giftsってのも一度も来ず。

空港や機上の扱いについても、特にシルバーとゴールドで変化ないっすね。エコノミークラスにも5-6回ほどは乗ったかと思いますが、インボラも一切無し。安かろう悪かろうじゃないですが、ハードルが低いだけあって特別凄い特典や厚遇を受けれるってわけではありませんでした。
南方航空の利用の殆どが社用で、ラウンジでも機上でも気分的に楽しめなかったっていうこともあるのでしょうが、ほんと、これだけ3年半で乗って、「THE BEST FLIGHT!」みたいな抜きんでた経験というのも一切無かったですし。
なんか、今までの反動で従業員の作業を急いで標準化しようとしてるのか、どっかのタイミングでグランドスタッフもフライトアテンダントも変にロボットのようになっていった印象なんすよ。国際的大企業として成長していきたいみたいな意識が凄く強く感じられるし、色んな意味で過渡期を迎えているのでしょうが、昔のCZを知ってる身としたら、なんか最近の南方航空にはしっくりこなかったというのもあるかもしれません。

まぁ今後どうなるか分からないですけどね。ワンワールドに加盟するのか、はたまた独自の航空連合をぶち上げてきたりするのか。今後の展開が楽しみではあるのですが、修行の楽しみでいったら東方航空の方が上なんじゃ…と浮気心も出てきてます。

そんな感じ。ここまで紹介しといてまさかの結論ですが、まぁ南方金会員に過度の期待は禁物ということでw 旅行を楽しみながら第二義的にステータスを追っていくというのならまだしも、ステータスだけを追い求めて修行する価値はありません。

Related posts(関連記事):

上海虹橋ー広州 南方航空777-300ER ビジネスクラス 搭乗記
この日もいつもの中国南方航空国内線で上海虹橋から広州へ。今年になってこの路線を何往復したのかってくらい飛んで飛んで飛んで飛んで回って回って回って回ってる気がする。 タクシーで空港へと移動し、いつもの通りスカイプライオリティレーンでサクッとチェックイン。ほんと、そろそろ顔パスでオッケーでしょってくらいの頻度で虹橋空港CZカウンターを利用してる。 たまーに混雑ぶりがメディアでもとりだたされ...
中国南方航空 CZ367 広州ーホーチミン B738ビジネスクラス
本日は広州市内での打合せ後、20:05発ホーチミンシティ行きのCZ367で移動する。 打合せが長引いてしまった為に時間ギリギリのチェックイン。チェックインカウンターに着いた時はフライト1時間前。こっちは冷や汗もんに焦っていたが、受付は全然慌てる様子も動じる様子も無く、普通に「ゲートは○○番なんで。では行ってらっしゃい。」的な事務処理で終了。そうだよな、この国ではフライト1時間前のギリギリ...
広州ー洛陽 南方航空CZ ERJ190 ビジネスクラス搭乗記 洛陽 鄭州 開封旅行1
2017年の端午節は4連休を取って洛陽・鄭州・開封という中国4000年の歴史の舞台として繁栄した河南省の古都を巡る小旅行をして参りました。洛陽は東周・後漢・西晋の、鄭州は商の、開封は北宋のそれぞれ首都として栄えた中原の歴史ある町で、三都市とも中国八大古都(洛陽・鄭州・開封・西安・北京・南京・杭州・安陽)に名を連ねる有名な観光地である。今回は中でも特に中国史を学習したことがある方なら誰でも知ってる洛...
バンコクのミラクルラウンジで安らいでからの中国南方航空
この日も中国南方航空のフライトで、バンコクから広州までの1,056マイルをサクッと飛んできます。 スカイプライオリティサービスを受けれる対象者についての案内があるが、一方は「ファーストクラス・ビジネスクラス・スカイパール金・スカイチームエリートプラス」との案内で、もう一方は「ファーストクラス・ビジネスクラス・スカイパール金・スカイパール銀・スカイチームエリートプラス」と内容が違う…。スカ...