広州ーホーチミンー広州 中国南方航空A321ビジネスクラス搭乗記

さぁやってきました。中国南方航空のゴールドステータスを目指してCZで飛ぶ誰得な週末旅行シリーズ。この週末はホーチミンの往復がビジネスクラスで3,000元(50,000円)ちょいと安かったので、訳もなくホーチミンへのぶらり週末旅行を観光することに。まぁ南方航空修行というより、オッサンの週末暇潰し旅行みたいなもんだな。

ということで、手荷物は着替一日分と書籍1冊だけという身軽な格好で広州空港へ。

CAN⇒SGN CZ373

ひだり みぎ
広州⇒ホーチミンへの南方航空直行便は09:00-11:00(CZ3069、B737)・12:25-14:25(CZ373、A321)・20:15-22:00(CZ367。A320)・23:30-01:25(CZ6089、A321)の4本。無理すれば金曜日仕事終わりや土曜日朝一でにホーチミンに行くこともできたが、夜遅くも朝早くも嫌なヘタレな自分は土曜日昼発のCZ737を利用することに。

ひだり みぎ
ラウンジ飯の定点観測の為、いつものCZラウンジへ。

ひだり みぎ
ひだり みぎ
相変わらず料理ともいえないような食欲をそそらない手抜きミールが並ぶ。これで機内食の有んないとかにもデカデカと「食在広州(食は広州にあり)」と謳ってるんだから失礼ながら笑ってしまう。CZラウンジシェフ一同はこのミールを並べてドヤってるのだろうか。


赤ワインがコートデュローヌ ルージュの2013年に代わってた。


ホテルで朝食を摂ってきた自分はラウンジでの食事はパス。落ち着いた環境で読書を楽しんでいたら、目の前で女性がリンゴ・洋ナシ・各種スナック・ウエットティッシュ・つまようじ等々をこれでもかとリュックにしまい込んでてビックリした。最後にはナッツまで丁寧にティッシュに包んで鞄に詰め込んでたし。あんなどこにでも売ってる物を持ってかえるとか、逆に鞄が重くなって不都合の方が多いと思うのだが。もしかして南方航空ラウンジでの収穫物として市場にでも卸すのかな…

そんなこんなでぼちぼちゲートに向かうか~と思って搭乗券を見たらA117と見慣れないゲート番号だった。ラウンジ嬢に訊いたところ、今まではイミグレを抜けて右手側にしか国際線ゲートがなかったのだが、どうやら国内線用ゲートだったイミグレ左手のA07-A12・A113-A123が国際線用に変更となったようだ。

今まではA区下の部分(青色の箇所)のみが国際線ゲートとして使われていたが、A区真ん中の部分も国際線用として使われることとなったんだと。今までが少なすぎたわ、国際線ゲート。


ひだり みぎ

ゲートへと続く道もちょっとフォトジェニックにキメていてウケる。全体的に無機質没個性な空港にあってこの一角だけ不自然にキメているもんだから違和感を覚えるというか。設計を外注に出さずに公務員的な空港職員が慣れないデザインを頑張って担当したんじゃなかろうか…


そんな新しく国際線用としてリニューアルオープンしたばかりのゲートで搭乗客を待つ南方航空A321。

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そういやこの便、今年二回目だわ。前回もガラガラだったけど、今回も悲しくなるくらいの搭乗率。こんなんでデイリー4本もホーチミンに飛ばして大丈夫なんだろうかと要らぬ心配をしてしまう。客室乗務員の方は「まぁいつもこんなものじゃない?」と全くもって悲観視してなかったけど。



この日もビジネスクラスは自分一人で、エコノミーもぱっと見で半分も埋まっていなかった。韓国のTHAAD問題の時もそうだったけど、外交問題ばっかりで航空会社は大変だな。

こんなんだから美人CAさん達も根っからの世話焼きなのか暇すぎて仕方が無かったのか、水平飛行中は付きっきりで構ってくれた。

先ずは離陸後のお茶とナッツから。ただただこれらを運ぶだけでなく、彼女の故郷で摘めるお茶のウンチクやら彼女の茶に対する熱い想いを懇々と語って聞かせてくれたり。茶の行商の方が向いてそうだわ。


メインも私が余程お腹空いてそうに見えたのか、ビーフだけでなくフィッシュもありますよーと持ってきてくれたり。


ここまで良く接してもらって何故だか残すことに罪悪感を覚えてしまい、ナッツからデザートまで残さず完食。ラウンジでも一切飲まず食わずだったしこのくらいは余裕なんだけど、この日のディナープランはキャンセルせざるを得なくなったw。たかだか3時間のフライトで結構ボリューミーな機内食ですよね。

SGN⇒CAN  CZ368

帰りのホーチミン⇒広州の南方航空便も02:25-06:10(CZ6090、A321)・08:00-11:45(CZ368、A321)・11:55-15:50(CZ3070、B737)、15:40-19:30(CZ374、A320)の4発。


復路も往路と同じくA321で飛ぶCZ368便。今回もまた悲惨な搭乗率なんだろうな。出国検査を終え搭乗開始時刻ぴったしにゲートに着いたら既に搭乗手続きが終わりそうだった。

案の定、機内には座席数に対して半分足らずの搭乗客しか埋まっておらず、ちょろちょろっとベトナム人にも中国人にも見えるお爺ちゃん婆ちゃんが乗ってるくらい。パッと見た感じ若い者はほぼほぼ皆無で、機内の平均年齢は60歳以上にもなるんじゃないかという仄々とした雰囲気だった。ちょうどベトナムが南シナ海海底で石油の掘削を始めたことが発表された時期だったので、一時的に需要がしぼんでいたのかな。やけに航空券が安かったし。

機内食はチキンライス。メイン以外にもツナサラダ・フルーツ・タピオカスイーツ・プロセスチーズのプレートもワンプレートにのっかって供された。へぼ画質のせいで不味そうに見えるけど、メインは意外や意外にまぁまぁ食べれた。前は茶色一辺倒だったところ、オレンジや赤など彩を意識した盛りつけをするようにもなってきたし、少しづつではあるが改善はされてきているんだろうな。


さあ食ったぞー。帰ってゆっくりするかーと爽やかな気持ちでイミグレに向かったら第三世界の首都・広州のアツい洗礼が待っていた。アディスアベバ組か?はたまたナイロビ?いや、カイロかも。これら3都市からはデイリーで広州まで飛行機が飛んでますからね。肌の色も皆さん微妙に違ったりするし、どこから来られた方々だろうなーと思って聞いたら、皆さんドバイ経由でアフリカ大陸から入られたらしい。この日のイミグレは匂いも完全にアフリカでした…

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