ドバイからアブダビへとバスで移動 イブンバトゥータモールの世界一美しいスタバ

本日は、ドバイからアブダビへと移動します。

ドバイ⇒アブダビ間の移動方法は主に3種類。

1.バス:
時間はかかるが、片道AED25(約750円)と最安値オプション。

2.タクシー:
片道AED250(約7,500円)程。複数人で割り勘できれば選択肢として考慮できるだろうが、ドアドアで移動でき楽とはいえ一人旅にはちょい高いので却下。

3.ツアー:
US$60。利点はあるけど、やっぱり自由が利かないので却下。

4.その他:
バーレーンやオマーンのマスカットを経由すれば、飛行機で移動することも可能です。ただ、自分は、そんな変態フライヤーじゃないので却下。

ということで、今回のドバイ⇒アブダビ間の移動はバスを利用することに。

ドバイからアブダビに向かうバスの乗り場はオールドドバイにあるアル・グバイバ・バスステーション(Al Ghubaiba Bus Station)と、イブン・バトゥータ・バスステーション(Ibn Battuta Bus Station)の2カ所で、運賃は共にAED25(≒JPY750)。所要時間はアル・グバイバからが2時間、イブン・バトゥータから1時間半となっています。日帰りでも全然行けちゃう距離ですね。



両バスステーションともメトロ駅隣接です。

アル・グバイバ(Al Ghubaiba):E100線
オールドドバイと呼ばれるデイラ地区やバール・ドバイからの移動であれば便利ですが、通勤時間帯に被ったら悲惨。時間帯によってはメトロでイブン・バトゥータまで移動した方がトータルの移動時間を抑えられるかも。

イブン・バトゥータ(Ibn Batutta):E101線
ドバイ中心地を通らない為、交通渋滞に巻き込まれる心配がなく時間が読みやすい。
また、バスターミナル隣接のイブン・バトゥータ・モールに“世界でもっとも美しいスタバ”が入ってるのもポイント高い。

ワイはドバイモールからの移動だったので、イブン・バトゥータからのバスに乗ることに。

先ずはメトロでイブン・バトゥータ駅まで、といきたいところでしたが、2020年に開催されるドバイEXPOに向けた大規模工事が行われているようで、2019年2月時点でのメトロの終点はイブン・バトゥータから2駅手前のジュメイラ・レイク・タワー(Jumeirah lake tower)駅。ここからイブン・バトゥータ駅までは無料のシャトルバスに乗り換える必要があるらしい。

ひだり みぎ

メトロからの景色も圧巻。高層ビル群の間をすり抜けるように走っていきます。


ジュメイラ・レイク・タワー駅にて下車。ここから右下に見える無料シャトルバスに乗り換えてイブン・バトゥータへ。


イブンバトゥータでバスを降りた先のターミナルで待ち構えるE101のバスがアブダビ行き。始発は5時台、最終は10時台。時間帯によって10-30分間隔で運行してるようなので、特に時刻表を事前確認しておく必要もないかと思いますが、どうしても事前にタイムテーブルを確認をしておきたい場合、RTA(ドバイ交通局)のHPで確認ができるようです。

RTA(ドバイ交通局)のホームページ:
https://www.rta.ae/wps/portal/rta/ae/home?lang=en

あと、ムービット(moovit)のホームページにもタイムテーブルとマップが掲載されてました。アラビア語オンリーですが…
https://moovitapp.com/index/en/public_transit-line-E101-Dubai_Abu_Dhabi-3824-864212-428302-0

今回は出発まで20分ほどの時間があったので、バスターミナルに隣接されたショッピングモールを軽くブラついてみることにします。

イブン・バトゥータ・モール(Ibn Battuta Mall)

ひだり みぎ
このモールがまた凄い。広大なイスラム世界を生涯かけて遍歴した中世アラブ世界を代表する探検者イブン・バトゥータの名を冠するモールだけあって、イブン・バトゥータが旅をしてきた国々がテーマ。モール内はアンダルシア・チュニジア・エジプト・ペルシア・インド・中国の6エリアで構成されています。ドバイモールのような華やかさはありませんが、エキゾチックな雰囲気でフォトジェニックさでは引けを取りません。

ひだり みぎ
ドバイの手にかかればスタバもこんな。


鮮やかな青と黄色モザイクタイルとドーム屋根…まるでモスクの中にいるような奇妙な居心地です。ムスリムの方々はやっぱりモスクちっくな雰囲気の建物にいると落ち着くんすかね。



フレンチベーカリー「PAUL」もこの通り。

イブン・バトゥータさんの大冒険

ちな、このイブン・バトゥータさん、21歳の時にメッカを目指して始して旅したのをきっかけに、うっかり30年間も長旅を続けてしまったらしい。

総移動距離は120,000km強。あれ?ワイ社畜、毎年それくらい移動してるんですが!と突っ込みたくなりましたが、今みたいにフルフラットのシートで寝てたら一夜にして数千kmも飛べる時代じゃないっすからね。ちゃっかりモルディブまで行ってんじゃんこの御仁!とも突っ込みたくなるところですが、今のように快適なリゾートホテルもなければ、海賊に襲われ、山賊に襲われと、大変な苦難の連続だったようです。
彼が残した「大旅行記(全8巻)」は2020年の課題図書として読んでみたいと思います。

E101ドバイ⇒アブダビ

ぼちぼち時間がやってきたので、アブダビ行きのバスに乗車する。
ここで気を付けないといけないのは、乗車するにあたって日本で行くSuicaとかPasmo的なnolシルバーカードというものが必要となる点でしょう。一乗車または一日使い切りでチャージができないnolのレッドカードでは乗車できないのでお気をつけください。

ただ、シルバーカードを持ち合わせてなければバスターミナルでも購入可能なので特に大きな問題にはならないかと思います。料金はAED25ですが、そのうちAED19は運賃の支払いクレジットとして利用可能なので、実質AED6の出費となります。

社内は全席自由席…かと思いきや、前方席は女性専用席だったようで、座ろうとしたら注意されました。お気をつけあれ。

ひだり みぎ
ドバイを離れると、砂にまみれた発電所やモスク、小さな村落がポツンポツンと点在するといったアラビアンな世界が広がります。最初は「おぉ!」ってなりましたが、代わり映えしない景色の連続にいつのまにか寝落ち。

ひだり みぎ
気づけばAl Whada Mall (アルワダモール)隣接のアブダビセントラルバスステーションに着いてました。イブンバトゥータを出てからぴったし90分後!今回はアブダビで泊まりたいホテルがあったのでこちらに一泊していきますが、これなら全然ドバイからの日帰りもアリでしたね。


ここからはタクシーでエティハドタワーへと向かいます。

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