オマーン一の高層ビル・シェラトンオマーンホテル(Sheraton Oman)宿泊記

イスラム暦を採用するオマーンでは年の瀬・新年感は全くないのだが、この日は12月31日で大晦日。2017年の泊まり納めということで、2017年12月時点でオマーンに於ける唯一のSPGホテルであるシェラトンオマーンに泊まることに。
もう名前からしてね、シェラトンマスカットじゃなくシェラトンオマーン。国を代表するような素晴らしいホテルなのか、SPGが今後オマーンで他のシェラトンを運営していかないと決めてるのかどちらかか。

場所はマスカットの商業地区であるルイの中心地に位置しており、ビーチフロントにあるインターコンチネンタルからはタクシー・シェアタクシー・ルートタクシーいずれかでの移動が必要となる。
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インターコンチネンタルのコンシェルジュは相変わらず無能で価格交渉をしてもらえないどころか相場とかけ離れた価格提示をしてくるので却下。自分で大通りまで出てタクシーを拾うことに。

道路脇で待ってタクシーに乗りたそうな顔をしていると自然と車両が止まって声がかかるので、幹線道路脇で待機。


直ぐに一台のタクシーが真横につけてきて、半開きになった窓から「Hey Taxi!」と声をかけられる。車体は普通のタクシーだが、後部座席に二人の男が乗っていたのでシェアータクシーだろう。聞くと、ちょうどルイのシェラトン方面行きとのことだったので運賃を確認の上で乗車する。運賃OR0.5。オマーンのシェアタクシーではぼったくられることは一度もなかった。他の乗客のいる手前で一人の乗客に対してふっかけるのは難しいからだろうと思ったけど、シェアタクシー以外でも嫌な思いをすることはなかったので、オマーン人は全般的に正直誠実な方達なんでしょう。オマーンでぼったくられるとすればそれはインド人(もしくはインターコンチネンタルのコンシェルジュ)の悪行である可能性が高いかと。

ひだり みぎ
タクシー運転手はオマーン人のみが就ける職業とのことで基本的には皆さん素晴らしくフレンドリーなんだけど、この運転手もまた良い人でね。ワイが観光客と知るなり拙い英語で延々とオマーンの魅力を語りだし…20分程ノンストップでオマーンの魅力を語って頂いたところで、前方にルイの白い町並みの中心に立つ時計塔が見えてきた。ルイ地区は整然とした区画に真新しい建物が立ち並ぶ言わば新興ビジネス区域的なエリア。いくつかの小さな博物館やスークがある以外は観光的に取り立てて面白いところでは無いという印象だ。

他の湾岸諸国と違って近代的高層ビルとは一切無縁のこじんまりとしたオマーン。そんな中、ルイ地区のどこにいても目に入る高い建物が唯一ポツンと建っているのだが、それが今回泊まるシェラトンホテルである。

ルイ地区のど真ん中に位置するランドマーク的存在で、高さ53メートルとオマーンでは断トツの一番で高い建物となっている。二位が36メートルのAl Bustan Palace Hotelなのだから、オマーンに如何に高い建物が無いかお分かり頂けるでしょう。36メートルの建物が一国の二番目に高い建物って…

ひだり みぎ
2016年末にリニューアルオープンされたばかりでピカピカのロビー。モスクらしい美しいドーム屋根が目を引くものの、全体としてはクリスマスツリーが飾られたりしてて中東感はあまりなく、ビジネスエリアの最新外資系ビジネスホテルという印象。スタッフも温かみのある対応というよりはビジネスライクで効率重視、ぱっぱぱっぱ作業しまっせといった方が揃っていた。

部屋:ジュニアスイート

今回は余っていたスイートナイトアワードをぶっこんでおり、無事に申請が通ったようでジュニアスイートにアップグレード頂けた。
ひだり みぎ
テレビの位置が微妙過ぎるリビングルーム。


ベッドルームへ。

ひだり みぎ
ベッドルーム。


ひだり みぎ
ネスプレッソも完備。

ひだり みぎ
ひだり みぎ
バスルームもテレビが付いてて最新仕様だが、こちらも設置個所が微妙というか…。浴槽の真上にあって角度的に浴槽からはどう頑張っても殆ど見れん。

リニューアルされたばかりの真新しい部屋で快適快適。まぁビジネスホテルとして出張で泊まるぶんには文句ないでしょうね。でも、やっぱり年末年始の旅行でオマーンをマンキツしに来たからにはもう少しリゾート感を味わえるホテルを選べば良かったと少し後悔した。

クラブラウンジ

クラブラウンジは13階で、スタッフサービスは10:00-22:30の間だけだけどラウンジ自体は24時間開いていて、ソフトドリンクやスナックはオールデイで頂けるようになっている。

朝食:06:00-10:30
カクテルアワー:18:00-20:00



ひだり みぎ
ホテル内のステーキ屋が満席だった為に大晦日なのにいつものラウンジで乞食活動をすることに。予約を入れなかった自分が悪いのだが…SPGカテゴリー4のシェラトンで飲食施設がステーキ屋と朝食会場のオールデイダイニングだけとかショボすぎる。


白亜の建物が立ち並ぶルイ地区に沈み行く太陽が美しい。


ルイはちょうど盆地のように山に囲まれた平野に拓けた町なので、町を取り囲むゴツゴツした岩山も良い味出してるわ。


ちょうど日が暮れたタイミングでカクテルアワーがスタート。イスラムの国オマーンだが、当然ながら高級ホテルやレストランでは何の問題無く酒が供され何の問題も無く酒を飲むことができる。

ひだり みぎ
ひだり みぎ
ミールはサラダやチーズ等のコールドミールが中心。ホットミールは白身魚の串焼きとカボチャの天婦羅の2点のみで、どちらかと言えば物足りない部類に入るかな。2017年度の食べ納めとしては非常に残念な内容である。

ニューイヤーイベント

このまま年越しも味気ないなー、なんかイベント無いかなーと思ったらシェラトンで年越しイベントを開催するとの広告を発見。The Great Big Bollywood Bash Featuring Bollywood Celebrity DJsだって。完全にインド人によるインド人の為のイベントのようなんだが、Vibrant and Funkyな格好をしたインド人が集まる年越しイベントとか楽しそうやんけ!

インド人と言えば…石油で豊かな中東湾岸はどこも出稼ぎ労働者だらけだが、オマーンのマスカットでは印パ系肉体労働者をよく見かける。ビルや道路の建築現場にインド人。町の清掃シーンにインド人…負担の多い底辺の仕事はインド人にやらせとけばオーケー的な社会風土を感じるし、オマーンからインド人がいなくなったらこの国はすぐ崩壊するのではないかと思えてくるほどインド人が多かった。そんなインド人との年越しも面白そうやんけ!ナマステ!

21:00開園ということで21:30にちょこっと覗いてみたけど、まったくもって人が集まっておらず参加者よりバウンサー(もちろんバウンサーもインド人)の方が多いんじゃねといった状況。この時点で日本時間は既に02:30で眠くなってきたし、もう部屋に戻って大人しく就寝とすることに。不完全燃焼だが長く生きてりゃこんな年もあるというものだ。

プール・フィットネス

翌朝は夕方マスカット発の飛行機でオマーンを離れることになっていたので、それまでホテルでまったりすることに。何ら変わり映えのない正常運転の正月である。
ひだり みぎ
フィットネスは男女別々。


プールは室内・室外の両方あるが、いずれもちょい窮屈め。せっかくのオマーン唯一の高層ホテルなんだから高層階に見晴らし抜群のインフィニティプールでも設置してくれれば最高なんだけど。まぁそういうワオ!なプールは近い将来マスカットにオープンする予定となっているWホテルに期待しておけば良いか。


Wマスカット、この記事をアップしてる頃には本当であれば既に開業してるはずだったんだけどな。インド人労働者が足りてないのかオープンが遅れに遅れてしまっているようだ。

朝食

ひだり みぎ
2018年の食べ始めは桃の木が美しいシェラトンオマーンのコートヤードで。

ひだり みぎ
フルーツとインド料理が豊富。

ひだり みぎ
もちろんアラビアンコーヒーも飲み放題。


まぁ基本メニューは揃ってるし、なかなか満足できる内容かな。オムレツに大量のグリーンチリが入ってて口から火を噴くことになったけど。

所感

基本ビジネス向けで、リゾート感を味わいたい旅行者向けではない。周りに観光地も無いし。旅行での利用であればビーチフロントのリゾートホテルか観光地真っ只中のマトラ地区のホテルをお勧めするかな。

シェラトンオマーン(Sheraton Oman)



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所在地:P.O. Box 3260, Ruwi, Sultanate of Oman, Muscat, 112, Oman.
電話: +968 22 377777
ホームページ:http://www.sheratonoman.com/


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