宿泊記 バブルの名残 シェラトンバーレーン

娯楽もダメお酒もダメ観光もダメなクウェートから、中東の楽園ことバーレーンへとやって来た。


空港からバスに乗り市内へと移動。今宵の宿が見えてきたのだが、背中に超巨大対空ミサイルみたいなの装備してて草w

後ろの巨大なミサイルのように見えたのはバーレーンのアイコン的存在のワールドトレードセンターのツインタワービル。2棟のタワー間に3基の風力タービンが設置されていて、ペルシャ湾からの風力電気エネルギーに変換する役割を果たしているのだと。風力タービンが設置された高層ビルとか斬新すぎる。
ひだり みぎ
産油国だけど原油埋蔵量・産油量共に少なかったので、バーレーンでは早くから石油依存型経済の多角化を目指してクリーンエネルギーに着目したり、国際金融センターとしての地位を目指してインフラを整備したりと努力してきたらしい。

本日泊まるシェラトンも、1970年代にレバノン内戦勃発によりベイルートから金融センターが移ってきた際に建てられたものでしょう。1981年オープンと歴史のあるホテルで、なんとなくバブルの名残を感じさせるような造りになっています。

ひだり みぎ
うわー、エントランスからしてレトロな中東感が強いなー。


…と思ったらいきなりロビーのド真ん中に巨大なクリスマスツリーがw

ひだり みぎ
そしてサンタ及やスノータウンまでwww


1981年開業で、最近の全面改装は2008年。館内の至る所で古さを感じるので、そろそろ大規模なリノベが必要になってくる時期かもしれません。

さすがアラブ世界の中の遊び場バーレーンといったところか、酒厳禁のクウェートとは打って変わってバーもあればクラブもあるし、娼婦っぽい女性までいるのには驚いた。そりゃあ週末になるとお隣サウジから野郎どもがヒャッハーと押し寄せるわけだ。
…ということでワイもホテルのバーラウンジでカリビアンガールズバンドのソウルフルなライブ演奏を聴きながら一杯。

ひだり みぎ
町には洋風のバーも多いし、確かにアラブ世界らしからぬ開放感がある。町全体が砂っぽく、野郎だらけでむさ苦しい場所から来たから余計にそう感じるのかもしれないですが。


館内は確かに中東っぽくないわと思いきや、フロントにはお約束の王家主要メンバーのポートフォリオがきっちりあり、ここが中東の地にあることを思い出させてくれます。


そしてアラビア語のカードホルダー。

部屋:エグゼクティブスイート

ひだり みぎ
部屋は、エグゼクティブスイートにアップグレード頂きました。閑散期ということもあるのでしょうが、中東のホテルはマリオットにしてもIHGにしてもスイートへのアップグレード率が凄い。夢の4割バッターどころか、8-9割はスイートを用意してもらえてるような気がします。

ひだり みぎ
ひだり みぎ
家具を詰め込み過ぎて窮屈さを感じるし、やっぱりちょっと古いよなー。クローゼットは新しいのを入れ替えたっぽいですが、カーペットや椅子のガーメントあたりは傷みが隠しきれてないっす。ほんと、椅子に座るのが躊躇われるくらい。


これなら、カテゴリーを下げてでもフローリング仕様のプリファードに泊まった方が良かったかもしれん。

ひだり みぎ
水周りも、シャワーの水圧・水温共に問題あり。これはもうそろそろ改装すべき頃合いなのでは?

…と思っていたら、やっぱり2019年10月から全面改装されることになったそうです。


改装工事は2021年いっぱいまでとなるで、見込まれる改装コストはUS$40,000,000(≒43.4億円)って…。2021年いっぱいまで完全開業になるのでその間の機会損失も含めたら大変な金額になりそう。どのようなホテルに生まれ変わって戻ってくるか、期待したいところです。

クラブラウンジ


営業時間:06:00-22:00
Breakfast:06:30-09:30
Tea And Cookie:09:30-13:30
Snacks: 13:30-15:30
Pastries: 15:30-18:30
Happy Hour: 18:30-20:30
ガチ禁酒国のクウェートのホテルと違って、アルコールもサーブされるようです。

Happy Hour:
ひだり みぎ
確かにアルコールもあった。ビールはバドワイザーがタップで飲ませてもらえます。


ミールはショボいけど、3日ぶりのアルコールに大満足。

Snacks:
ひだり みぎ
チェックアウト前にもラウンジに寄ってみましたが、Snacksはショボかった。というか殆ど品切れで補充も無しという状態。

朝食

ひだり みぎ
朝食はロビーフロアのレストランで。町中でインド人の姿がやたらと目立つようになったと薄々感じてはいたが、シェラトンの朝食会場のウェイターも皆様インドご出身。料理もインド料理が目立ってました。ソーセージ・トマト・ハッシュブラウン・野菜炒め・炒飯といった基本メニュー+インド料理。

ひだり みぎ

すまんのシェフ。レストランにある食べ物の中で、この赤青緑の乳製品トリオ(市販品)が一番美味いということに気づいてしまった。


全自動オレンジ絞り機を発見。アンティーク的な見た目から展示目的に置かれてるだけかとも思ったが、問題なく稼働する模様。これは嬉しかった。構造的にはあまり複雑そうではないので、家でmy圧搾機械を自作できないかなーと思ってみたり。

ということで、すみません。改装されることになってしまったので、この宿泊記はお蔵入りにしようかなと思いましたが、一応アップして残しておくようにします。

【シェラトンバーレーン(Sheraton Bahrain)】

HP:https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/bahsi-sheraton-bahrain-hotel/
所在地: 6 Palace Ave, Manama, Bahrain
電話: +973 1753 3533

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