現在Design Hotelsに3泊するごとに無料宿泊券が頂けるキャンペーンが行われていることもあり、シンガポールのDesign Hotelsに泊まってみたんですわ。宿泊記は追々書くとして、先ずはそこで気づいたDesing Hotelに関する留意点を少し纏めてみた。
先ずはDesign Hotelsに関し。
Design Hotelsっていうのは独自のホテルを抱えたホテルチェーンだったんですわ。てっきりSPGが幾つかの厳選された独自経営のブティックホテルをDesign HotelsというSPGブランドとして売り込んでるんだと思ってたけど大間違い。単純にDesign Hotelsというホテルチェーンと提携をしてDesign Hotelsの一部ホテル宿泊時にスターポイントやSPG宿泊実績が稼げるようになっただけという話。○○航空とコードシェアしたんで、○○航空でもマイルが貯められるようになりなりましたよってことだ。資本提携してる訳でもないのでSPGはDesign Hotelsに対して経営権を持っている訳でもないし、本当に単純にホテルチェーン同士の提携というだけ。
それで一番困ったのがDesign Hotels宿泊時のSPG特典に関して。
Design HotelsはSPG管理下の他ブランドとは全くの別物の他チェーンのホテルなんで、SPGメンバーに対する特典に関する規定も他のSPGホテルとは大きく異なってくる。
では、Design Hotels宿泊時の特典は如何なるものか、以下テーブルに纏めてみた。
【Design HotelsでのSPG特典に関し】
Design HotelsでのSPG特典 | |
1 | スターPが稼げる。P獲得レートはSPGの他ブランドと同様。 |
2 | SPGの宿泊日数・滞在クレジットが加算される。 |
3 | インターネットと水が無料になる。 |
4 | ゴールドは250P、プラチナは500Pのウェルカムギフトが加算される。 |
ショボすぎる。地域地域の独自性を全面に押し出す文化的ホテルなら猶更ローカルギフトを用意してくれれば良いのにウェルカムギフトは朝食やローカルギフトを選べずポイントが強制加算される仕組みになっているし、アップグレードやレイトチェックアウト等のベネフィットは一切なし。また、Design Hoteslの大多数がブティックホテルという特性故にラウンジアクセスも当然無く、ウェルカムドリンクや朝食のサービス等も一切ない。チェックイン時にドヤ顔でSPGのプラチナカードの印籠を繰り出しても効果無いので、そのような愚かな真似はしない方が良いというか、宿泊先にSPGベネフィットを求めるのなら、始めからDesign Hotelsには泊まらない方が良いだろう。
繰り返しになるが、SPG側が「提携滞在」という言葉を強調している通り、あくまでSPGの提携先としてDesign Hotels宿泊時にSPGのポイントと宿泊実績が稼げるようになりましたよってだけの話なんで。
その他、Design Hotelsに関する留意点。
・スターポイントを使っての特典宿泊は可。
・非宿泊時にDesign Hotels内の飲食施設で消費してもスターポイント加算対象外。飲食施設でのポイント加算は宿泊時のみに限る。
とは言ってもさ、自分が泊まったホテルのレストランは独自経営の飲食施設だったみたいで部屋付けにすらできなかったので不満たらたら。
ホテル自体はユニークなブティックホテルといった感じでデザイン性が高い箱にはなっていたが、宿泊施設としての居住性はハッキリ言ってSPGのバジェットブランドであるアロフトの最安値部屋以下だった。安い部屋を取ったからってのもあるだろうけど、机すら無くネットもドア近くでしか使えないという…。旅行中にユニークなブティックホテルに泊まるって機会には面白い体験になるのだろうが、安い部屋でもラウンジアクセス付けてもらってまったりしたい場合やビジネスユースとしては無し。
前回は2泊のみでプロモでの無料宿泊を仕留める為に、来月には別のDesign Hotelsに一泊することになっているが、果たしてどうなることやら。
コメント