シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

何もない野郎だけの町 クウェートシティを歩く


なーんにも無いクウェートシティを歩く。

ひだり みぎ
先ずはクウェートタワーからクウェート湾の海岸に沿ってアラビアンガルフストリートを西へ。

スーク・シャルク(Souq Shark)


クウェートタワーから1.5kmほど歩くと、海辺に広がるスーク・シャルクというオシャレモールが見えてきた。


これがまぁバカでかい。娯楽ダメ、酒ダメ、女ダメと息抜きが難しいクウェート。溜まったストレスをショッピングで発散するのが世界でも屈指の産油国にいるクウェート人富裕層スタイルらしい。でも、純粋なクウェート人ってそもそも人口が少ないんで、でっかいモールを作ったは良いけど中はすっからかん。いくつかのモールに入ってみましたが、どこも閑古鳥が鳴いてました。


ひだり みぎ
寧ろ賑わっていたのは高級モール併設の生臭い香りぷんぷんの魚市場。クウェートの築地的存在らしく、魚市場横の漁港で荷降ろしされた獲れたての魚介類がこれでもかと並んでいた。


魚市場だけじゃなく観光客に求めやすいデーツなんかも売られてる。
一口にデーツといっても千を超える品種があってだね…そう熱心に語り始めてなかなか開放してくれないデーツ市場の店主の情熱に負け、デーツ5種類各50gづつお買い上げ。


伝統的な魚市場と背景の高層ビル群のコントラストが印象的。クウェートシティの街中には近代ビル郡が立ち並んでいて、少なくとも遠目には湾岸戦争の傷跡は一切感じられません。

ひだり みぎ
スークシャークから更に南西へと歩いていくと、クウェート中央銀行本店や証券取引所などがある金融街にぶちあたる。


クウェート湾岸銀行本店。それぞれの金融機関の本店ビルは近代的ながらもイスラム要素満載で、建物ウォッチングしてるだけで意外と楽しめる。


ここら辺はドーハっぽいかな。でもドーハよりは閉鎖的というか、なんとなく閉塞感を感じるのはなんだろう。ちょっと雰囲気が重苦しいというか。


金融街真っ只中でも人が殆どいないゴーストファイナンシャルタウン。たまーに人を見かけたと思ったら、ほぼ間違いなく印パあたりから流入してきた肉体労働者。清掃員や建築作業員、警備員、タクシー運転手などなど、日中から屋外で仕事する労働者たちはみな外からやってきた働き盛りの野郎ども。ちょっとむさ苦しさを感じますw

グランドモスク


こちらはクウェートタワーと並ぶクウェート観光の二大巨頭・グランドモスク。ただでさえ観光地が無いというのに閉まってて敢え無くエントランスで撃沈した。

中に入るには09:30~、17:00~のガイド付きツアーに参加するしかないんだと。それぞれ1時間半に渡ってガッツリとモスクツアーをしてくれるらしい。17:00~の部で時間が取れそうだったら戻ってこよう。

スーク


グランドモスクの南側は地元民御用達のスークになっている。


お洒落シーシャ屋。


そしてスパイシーな香りを放つ香水や沈香屋が多いこと多いこと。アラブ人って女性だけでなく男性も普通にパフューム使ってますからね。世界のマーケット的にみても人口一人当たりの香水消費量は湾岸諸国がトップだそうです。

クウェート国立博物館(サドゥハウス)

モスクを抜けると、クウェート国立博物館が見えてきた。国立と言うからさざ素晴らしい博物館なのだと思いきや思いっきりショボい。
ひだり みぎ
一部工事中っぽいけど入れました。入場無料。受付で名前とか記帳するんだけど、全然訪問客がいなくて可哀想になりました。そうだよな、観光地が無い上にホテルや物価も無駄に高いし、こんなとこ普通の旅行者は来ませんわ。

でも、館内を歩いてみて納得。見た目だけでなく中身もショボい。国立博物館で一人も観光客も見かけなかったのはクウェートが初めてだ。
ひだり みぎ
人形のリアルさだけは高レベルw

サルヒア・コンプレックス

利用者数0の国立博物館に衝撃を受け、これはもうこれ以上観光を楽しもうとしても仕方がないと諦めホテルへと向かう。

宿泊先であるJWマリオットもサルヒア・コンプレックスというモールに直結。これまた高級で凄いのなんの。


Dolce and Gabbanaもゴールデン。


何気ないニューイヤーセールの棚に900ディナール(≒32万円)の香水の小瓶が置かれてて目を疑ったわ。希少性のある材料を用いてると店員が言ってたけど、ちょっとかがせてもらったら、そこらへんのアラブのおっさんの匂いとの違いが自分には分からず…

聞いていた通り、やっぱりクウェートは観光で来るところじゃなかったです。禁酒もガチでホテルのクラブラウンジでも飲めなかったし、現地富裕層の皆様みたいに買い物でストレスを発散するような財力も無いですし…
そもそも国自体がアブダビやドバイと違って観光客に別に来てもらわなくて結構という姿勢ですからね。ワイが超大口の石油の買い付け業者だったりしたら超ド派手な接待を受けるようなことになるのでしょうが…

ならばわざわざ行かなきゃよかっただろ!…ええ、これも至極全うなご意見でございます。ワイみたいに怖いもの見たさでネタの為とか、もしくは渡航国数稼ぎの為といった目的でなければわざわざ来る必要のない場所であるかと思います。

Related posts (関連記事):

宿泊記 繁華街ド真ん中で便利なクラウンプラザベイルート
レバノン二泊目は、ベイルート西部の繁華街ド真ん中という立地にあるクラウンプラザベイルートに泊まることに。 ベイルート随一の繁華街といわれるハムラ通り(Hamra Street)。最先端のファッシ...
搭乗記 バーレーン⇒ドバイ キャセイ以遠権便とガルフエアラウンジ
本日は、バーレーンからUAEのドバイへと移動します。 飛行距離303マイル、ペルシャ湾を飛び越えるだけのウルトラショート区間。航空券自体はCXでバーレーン⇒ドバイ⇒香港と通しで買ってますが、...
ディルムン文明から現代まで続くバーレーン史を学ぶ バーレーン国立博物館
バーレーンに来るまで全くもってバーレーンに関する知識が無かった自分。 バーレーンと聞いても、10年くらい前までサッカーのワールドカップアジア最終予選やアジア杯でゴリゴリのカウンター戦略を貫く嫌な相手...
ドバイからアブダビへとバスで移動 イブンバトゥータモールの世界一美しいスタバ
本日は、ドバイからアブダビへと移動します。 ドバイ⇒アブダビ間の移動方法は主に3種類。 1.バス: 時間はかかるが、片道AED25(約750円)と最安値オプション。 2.タクシー:...

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする