見所の少ないカタールでの観光は早々に切り上げ、お次はレバノンの首都・ベイルートへ。ゴーン逮捕への報復措置として難癖つけて別室送り⇒長期拘束とかされないことを祈る。
07:45ドーハ発の早朝フライトだったので、ホテルでの朝食を楽しむ間もなく朝一で空港へと移動。
PCエンジンのレトロなレーシングゲームのビーチサイドコースを思い出すような美しい景色の中を空港へ。カタールはゴミ一つ落ちていない綺麗なユートピアといった感じで、確かに退屈ではあるけれど、ゆるーくまったりするには良い場所だとは思います。ホテルもドバイに比べたらだいぶ安いですし。
今回はアラビア海側から地中海側へとアラビア半島を横断するフライトになるのだが、残念ながらC席が取れなかったのでY席での移動。朝一ということもありテンションが上がらぬままチェックインしようとすると、レバノン入国の為のビザがどうのこうのとイチャモンを付けられ更に悲しい気持ちに。
自分の知識があやふやなのに、「あなたはレバノンの入国ビザを持っていなければならない」とか、よう主張できるよ。分からないなら「お調べしますから少々お待ち下さい。」って一旦逃げれば良いのにと思うんだけど、なんなんすかね。プライドが「分からない」と言うことを許さないんすかね。
結局、アライバルビザの申請ができるのでフライトの搭乗手続き時にはビザが不要という当方の言い分が認められて搭乗券が発行されてきた。搭乗手続き時にビザが必要になるならアライバルビザの意味無いじゃんか。
ご自慢の近代的空港のど真ん中に、よくもまぁこんな趣味の悪い巨大な黄色いテディベアを置き続けるよなぁ…と思いつつラウンジへ。それこそ、まだ首長さんの大好きな真珠のモニュメントを置いた方が格好がつくだろうに。
カタール航空 ファーストクラスラウンジ
ファーストクラスラウンジといえど、今回の搭乗クラスはエコノミー。アルサファFラウンジへの入室権利が無いので、仕方なく非Fパッセンジャーのワンエメ同志が集うレギュラーFラウンジへ。
ファーストクラスラウンジといえど、アルサファと比べると天と地ほどの差があります。
一応シャンパンはあったりするが、ミールはコールドもホットもショボショボ。
特にホットミールは「スクランブルエッグ」「ソーセージ」「麺」「カレー」の4種類のみというビジネスホテル以下の質素な内容。全予算をアルサファの方に振ってしまってこちらのラウンジはかっつかつの予算で回しているのでしょうか…
フライト:カタール航空 ドーハ⇒ベイルート
この日の機体はA330。恐らくレバノン人であろう陽気な方々と共にボーディングの開始時刻を待ちます。彼ら、アラブ人とは全然気質が違うっすね。あと、男はガチでカルロス・ゴーンみたいな顔した人が多くてビビる。
C席が取れなかったのに搭乗率半分以下のガラガラってどういうこと?と思ったら、このフライトはC席・F席の2クラス運用の為にC席が無かったというカラクリだったんすね…。ぐぬぬ。
さらばアラビア海。レバノン・ヨルダンと周ってからまた年明け早々に戻ってきます。
エメラルドグリーンのペルシャ湾を抜けると、直ぐにからっからで茶色一色のイランの大地が現れた。
こんな感じの飛行ルートらしい。ドーハからベイルートまでたかだか1,130マイルの距離だけど、諸々の事情でサウジとシリアを迂回する羽目に。
機内食は無難にソーセージとオムレツの朝食コースを選択したところ、味つけが香辛料がっつりでめちゃめちゃアラビック。ソーセージなんてラムケバブだったし。懐かしのBabybelのチーズが食べれたのは嬉しかったけど、やっぱりカタール航空の機内食とは相性が良くないなー。フライト自体はエキゾチックな雰囲気むんむんで好きなんですけど。
ドリンクは赤白ワイン・各種スピリッツ・コニャック・ビール(ハイネケン)と揃っていました。
結局、4時間以上かけ地中海側のアラビア半島へと飛び、海にダイブするかのような勢いでベイルートにランディング。
西は地中海
南はイスラエル
東と北はシリア
とガードが堅い国で観光情報も少ないのですが、一体どのような国なのでしょうかレバノン。
アライバルビザについては入国カード以外の書類は提出不要だし完全無料。入国手続き書で入国スタンプを押されるだけなので、実質ビザ不要と何ら変わりくあっさり入国することができました。イスラエルへの渡航歴がばれたらやばいらしいっすけどね。
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