カトマンズ トリブバン国際空港でネパール入国 ビザ・両替・SIMカード・タクシー

香港からキャセイドラゴン便でネパールはカトマンズへと飛んできた。


駐機場からターミナルビルへは各自徒歩で移動。首都の空港でありネパール唯一の国際空港にしては古くて小さな建物なんで、ターミナルビルというか地方の公民館といった感じだけど。地震大国ネパールで唯一の国際空港がこんだけ脆そうな煉瓦造りの平屋建てって…。

ツーリストビザ

ネパール入国に必要なビザは、事前にネパール大使館で取得することも出来るし、カトマンズ空港まで来てから申請をすることもできる。

【事前取得パターン】
・世界各国にあるネパール大使館で取得

【空港でアライバルビザを取得パターン】
・空港で申請
・オンラインで申請

アライバルビザはオンラインで事前申請できるようだったので、自分は出発前に申請だけ済ませておくことにした。夜遅くに空港に着いた後、スムーズにホテルに移動したいんで。

申請はこちらのネパール入国管理局のウェブサイトで必要事項を入力するだけの簡単作業なんだけど、どうもエラーばっかりで手間がかかるというか。


特にネパールでの滞在先住所が問題で、「House Number」「Street Name」「Word Number」「VDC/Municipality」「District」という5つの記入欄があるのだが、正確に入力しようとすると文字数制限等のエラーで弾かれる。

色々と試行錯誤すること20分、ようやく手続きが完了した。ホテル名も正式名称を登録しようとすると文字数制限でエラーになったりするので、日本みたくカッチカチに正確な情報をインプットしようとしたらダメ。ネパール相手には、あまり堅苦しく考えない方が良いようです。

*参考までに、滞在先住所の部分は「House Number=1」「Street Name=Thamel」「Word Number=29」「VDC/Municipality=Kathmandu」「District=Kathmandu」でクリアしました。堅苦しく考えないこと…、堅苦しく考えないことが重要なんです…


あとは出力されたバーコード付きのデータをプリントアウトして持参すれば良いということになる。このバーコードの生成手続きを空港でしようと思うと、状況によっては何時間も待たされる場合もあるらしいので、ネパール入管局のサイトで悪戦苦闘しながらでも事前に申請を済ませておいた方が良いでしょう。

事前申請しない場合は、空港に置かれたこちらの端末機器でビザの申請資料を作成することになる。10台ほど用意されていたが、4台は故障しているのかモニターが真っ暗のままだった。時間帯によってはビザ申請用紙の作成で並び、ビザ代金の支払いに並び、入国手続きに並び…と、入国に数時間も要することもなるそうだ。

この日も何組かの方が端末機と悪戦苦闘を繰り広げていたが、事前に申請書類を作成していた自分は端末機器をスルー。15日間有効のビザ料金(US$25)を支払ってから入国審査場へと向かい、やたらとフレンドリーな係員によって拍子抜けするほどあっさりと入国を許された。タラップで飛行機を降りてから入国までに要した時間はものの7分というスムーズな入国でした。

【入国に必要な物・条件纏め】
・ビザ申請用紙(オンラインもしくは空港の端末で作成)
・イミグレカード
・ビザ料金
・パスポート

【ビザ料金】
・15日間有効:US$25
・30日間有効:US$40
・90日間有効:US$100
*いずれもマルチエントリー

両替

入国して直ぐ必要になるのは現地通貨。
空港の出口へと向かう道中の左手にあるYeti Money Exchangeが深夜でも営業してる。基本的にどの国でも為替レートは銀行>街中の両替商>空港の両替商の順にレートが悪くなっていくのが一般的だが、ここカトマンズはどうであろうか。
ひだり みぎ

6月15日(金)のレートが10円=9.7ルピーで、これに2%の手数料が差し引かれ、10円=9.5ルピーという交換レートになる。イエティの野郎なんやねんコミッション2%ってと思ったら、ボードに手書きでさりげなくRates are Exclusive of Commision 2%と記載されていた。

続いて、こちらが翌朝早朝にタメルで見かけた両替商のレート。早朝の為か、6月15日のレートが書き残されていた。

10円=9.6ルピー。空港のイエティよりレートで劣るものの、コミッションが引かれないので結果として空港での両替よりお得になる。

銀行では写真が撮れなかったが、レートは10円=9.7ルピーと、正直あまり大差無い。もう少し現実的な数字で比較してみても…
銀行:10,000円⇒9,700ルピー
市内両替商:10,000円⇒9,600ルピー
空港両替商:10,000円⇒9,500ルピー
空港の両替商と銀行とでも2%の差しかないので、うん十万円を両替するような場合以外は空港で両替しちゃっても良いかと個人的には思う。

SIMカード

1諭吉を9,500ネパールルピーに変え、両替商の奥にある通信事業社の店舗へ。
ひだり みぎ
「NCell」と「NEPAL TELECOM」という2社が横並びで鎬を削っている中で、スタッフの対応がより優れていたネパールテレコムの世話になることに。SIMカード自体が無料提供されていることもあり、1か月有効2.2GBのデータ量で600ルピー(≒630円)という良心的価格だった。

タクシー

トリブバン国際空港は規模こそ小さけれど旅人が必要とする機能は一通り揃っていて、プリペイドのチケット制エアポートタクシーも走ってる。ターミナル出口の手前にある窓口での事前支払い制で、タメル地区まで一律800ルピー。きちんと領収書も出るので、降車時に払った払ってないのトラブルになる恐れもない。

外に屯するドライバーと交渉する場合、700~800ルピーが相場っぽかった。

ひだり みぎ
雨降りしきるトリブバン国際空港からカトマンズの中心・タメルまで約20分。タメルの外れの小路にあるフェアフィールドホテルへと真っ暗闇の中を廃車寸前のマルチスズキで突き進む。



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