カトマンズでの宿は、マリオット系列のフェアフィールドホテルの世話になることに。SPG系列のアロフト、IHG系列のクラウンプラザ、シャングリラといった他の選択肢とも迷ったんですけどね。
先ずアロフトはオープンが間に合わず、アウト。2018年3月にオープン予定だったのが、3月過ぎに確認したところ、しれっと2019年3月オープンに延期されていた。
2018年3月1日オープン予定だったアロフトカトマンズがしれーっと2019年3月1日オープン予定に延期されてて涙でそう。これ、単純に2019を2018とタイプミスしたんちゃうんけ pic.twitter.com/RBzzn1GoCd
— ポンズ (@Worldtravelog) 2018年3月15日
2019年3月になった段階で改めて2020年3月に後ろ倒しされなければ良いですけどね。
シャングリラは…
アロフトに泊まれなくなった今、カトマンズでの宿をどうするか…。シャングリラがあったんで予約したろ!と思ってシャングリラ公式サイトを確認したところ、シャングリラカトマンズなるホテルは公式サイトに存在せず…。このShangri-la Kathmanduってパチもんなんけ??https://t.co/KBTtc7Wcog pic.twitter.com/1rfd2xAAII
— ポンズ (@Worldtravelog) 2018年3月15日
偽物なのでアウト。思いっきり“Shangri-la”って書いてるやんけ!との突っ込みに対し、いや、当ホテルは波ダッシュを使った“Shangri~la”ですって、そういうこと?
最後はCasino Mahjong(カジノマージャン)”なる24時間営業の賭博場を有するクラウンプラザとフェアフィールドの一騎打ちになったけど、立地の差でフェアフィールドにすることにした。クラウンプラザは街の中心から少し離れすぎていたので。
ということでフェアフィールド バイ マリオット カトマンズへ。
場所は、タメルの中心街からは少し離れた細い路地の奥。え?本当にこんな寂れた路地の奥にマリオット系列のホテルがあるの?と不安を覚えるような場所へと入っていく。
路地の奥の奥にひっそりと建つフェアフィールドホテル。少し離れているとはいってもカトマンズの見所や繁華街は徒歩圏内だし、路地裏立地で静かなのも逆にプラスに作用する。カトマンズの中心街ど真ん中の喧騒は大層なものなので…
フェアフィールドはセレクトサービスホテルで個性の無いビジネスホテルというイメージだったんだけど、フロントで仏像が輝きを放ってたり、ヒンドゥーの神様っぽい女性の生首が晒されていたりと、カトマンズのフェアフィールドはネパール文化を全面に押し出してきてる。どちらが良いかは別として、シンプルさをとことんまで突き詰めたコスパ追求型の中国のフェアフィールドとは大違いである。
プラチナ特典
200ポイントってw もちろんポイントなんか選ぶはずもなく、ノンベジケバブと赤ワインを選択。
その他、高層フロアへのアップグレードと朝食もプラチナ特典として付いてた。スタッフも親切かつフレンドリーですし、チェックイン時の印象はすこぶる良いっす。
*2018年8月以降、ウェルカムポイントは500ポイントに改善されている筈。
こちらがチェックイン翌日に運ばれてきたノンベジケバブと赤ワイン。まんま肉の塊みたいなケバブの見た目が悪すぎて排泄物のようにも見えるけど、ザ・インド!的なワイルドな味付けで旨かった。
部屋:スーペリアデラックス
最上階のコーナールームということだが、作り自体は他の部屋と変わらない。アメニティの差で「Fairfield Room」と「Superior Deluxe Room」の二種類に分けられるようだが、部屋の作り自体は全室同じ。
窓の外の景色も味気ないし、最上階のメリットは静けさくらいのものかな。ただでさえ静寂の保たれた奥まった立地にあるのに、更に高層フロアということで外の喧騒は一切気にならなかった。
窓際に設置されたワークデスクとチェア。スペース的にはゆったりしているし、居心地としては決して悪くない。
オニオンリング的なご当地スイーツと合わせてご丁寧にも手書きのメッセージが添えられていたのだが、メッセージの宛名がMr. Agarwal。ミスターアガーワルw。
翌朝、アガーワル氏宛てのオニオンリングとレターをどうすれば良いのかフロントに問い合わせたら、人違いのお詫びにフルーツ盛りが運ばれてきた。担当者のミスでアガーワル氏用のウェルカムスイーツが誤ってこちらの部屋に置かれてしまったらしい。
まぁこんな小さなミスはあったけど、全体的な居住性としてはネパールのホテルにしては悪くないレベルです。
十分な数のハンガー、ペラペラなスリッパ、金庫、アイロンも揃ってるし、クリーニングサービスもある。
クリーニングはシャツが一枚200円。50%アップの300円払えば3時間以内に届けてくれたりと、マリオット系列のホテルにしては安くて早くて重宝する。
ミニバーもあるし、ルームサービスも24時間対応。深夜に腹を空かせてチェックインしても食糧に困ることはない。クラブラウンジが無い分、フロント脇には「ローカルな物をローカルな価格で」をコンセプトにした24時間営業のミニマーケットも設けられているし。
参考リンク:ルームサービスメニュー(2018年11月現在)
水周りは狭いけど、まぁカトマンズの宿なんてどこもこんなものでしょう。
朝食
朝食はロビーフロアのKAVA Restaurantで。ウェイターからシェフまでフレンドリーで気が利くスタッフ揃いで、料理よりもスタッフに感銘を受けた。
料理は簡単なウェスタンとローカルフードが中心。見た目は良くないけど、もちもちしたパラタと食べる豆カレーみたいなのが美味かった。飲み物はスウィートラッシーと生絞りスイカジュースがお勧め。
ライブキッチンもあってオムレツを頼んだら、完全にインド人のそれw いや、美味かったんですけどね。
ライブキッチンメニューが日替わりというのもありがたく、毎日の朝食が楽しみだった。基本的殆どの料理は美味しく頂けたが、細かく刻まれたオニオンとパクチーを大量に含有したウタパム(Uttapam)というインド版パンケーキだけはお勧めできん。ウタパムの文字を見たら要注意。
テラス席もあって、日々何かしらのイベントが催されたれていた。
宿泊先のフェアフィールドカトマンズホテルがスクリーン付きの応援会場を用意してナイスなワールドカップ応援用プロモを開催してた。他に誰もおらず応援会場一人占めという寂しい環境でも頑張って応援するでっせ pic.twitter.com/E9pkmJrIMC
— ポンズ (@Worldtravelog) 2018年6月19日
ちょうどワールドカップのコロンビア戦の日だったので、一人で応援すべくワールドカッププロモーションのバーガーコンボを注文してスタンばってたのだが…
スタッフが色々調整してくれてるけど、周りが明るすぎて応援会場のスクリーン全然見えなくてワロタ pic.twitter.com/xk7xhZ0P1k
— ポンズ (@Worldtravelog) 2018年6月19日
結局、せっかく外に応援会場を設けてるのにバーカウンターの小さなテレビで観賞する羽目にw あと二時間くらしいたら外が暗くなるのでスクリーンも機能しますから安心して下さいってw なんで大会6日目でこんな問題が起こるんだw
しかも外で待たされてる間に点が入ってるし、コロンビアに退場者が出てるしw
こんなトラブルもありましたが、皆さんめっちゃ良い人で。ホテルの朝食会場のスタッフチームから最終日にはまさかのサプライズが用意されてたりと、忘れられない滞在になりました。ダンネバード!
【フェアフィールドカトマンズ(Fairfield by Marriott Kathmandu)】
Booking.com
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住所:Tridevi Marg, KMC-29, Kathmandu
電話:+977 1-4217999
ウェブサイト:https://www.marriott.com/hotels/travel/ktmfi-fairfield-kathmandu/
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