さー、飛んできますよ、中国南方航空で上海まで。
南方航空の「年度評価」で去年と今年の飛行実績の比較を見ると、今年は全然飛べてないのは一目瞭然。去年は中国地方都市への週末弾丸旅行を実績を稼いだこともあり15の都市へと飛んだのに、今年の南方航空での渡航先は3都市のみ。散々たる状況である。
年次評価を突き付けられた後は何度か乗ったんだけど、それでも対昨年度比では大きく搭乗数を落としている。まぁ去年は中国駐在最終年ということもあり、記念(ネタ)の為に南方航空金会員にまで上り詰めてしまったからな。昨年と比べられると酷というのもあるんだけど。
「ゴールド会員更新まで未だこれだけ飛ばんといけんぞ!」的な追い込みSMSも頻繁に送り付け修行心を炊き付けてくるCZ。今年はゴールド会員の更新が難しいどころか、シルバー会員にもなれずに平民への都落ちする運命となりそうなくらいなんだが。
この日の広州⇒上海は2018年6発目のCZ。
搭乗開始時刻となったのでゲートへと向かうと、搭乗開始が遅れているようで、苛立った中国人モブの一部が騒ぎ立てていた。
一方ワイの方は、遅延がどれくらいになるのか内心ワクワクしていた。遅延1分ごとにお詫びマイルが得られるキャンペーン中だったっすからね。銭闘士・福留外野手の金言「誠意は言葉ではなく金」ならぬ「誠意はお詫びではなくマイル」という面白いキャンペーン。
遅延1分につき1マイルだから、2時間の遅延で120マイル。冷静に考えるとと大したことないんだけど、試みとしては面白いですよね。ちょっとした遅延で目くじら立てて荒れ狂う輩の精神を鎮めるには良いアイディアかと思うけど。
結局、この日は116分の遅れで116マイルを獲得。本来獲得できるわけのなマイルが特別に付与されたので喜ぶべきところなのだが、これだけ遅れると、マイルが獲得できた喜びより上海到着が遅れた怒りが上回りますわ、やっぱり。
え、何?南方航空スカイパールクラブの会員レベルってシルバーとゴールドの二段階じゃないの?プラチナ会員とかいう裏の存在がいてるわけ? pic.twitter.com/f6ALoQyPFB
— ポンズ (@Worldtravelog) 2018年7月29日
優先搭乗案内の看板にスカイパールプラチナなるステータスが記載されていたんだけど、JALのメタルやCXのダイアモンドプラスみたいな裏ステータスみたいなもの?
本日の機材はB777-300ERでファーストクラス。ファーストクラスまで付いてる大型機。明日の仕事の一切を放棄してこのまま北米まで飛んでいきたい気分。
CZアプリを見たら、機齢4年で、この前はニューヨークから広州に飛んできたらしい。機長の飛行時間や客室乗務員数なども開示されていたりと、CZアプリはなかなか楽しめる。
私の席はこちら。相変わらず短距離国内路線でも長距離専用機材を惜し気もなくバンバン飛ばす南方航空さんありがとうっす。
ただ、搭乗したはいいものの、搭乗後も何らかの期待トラブルで出発が遅れる事態に。
仕方なく機内誌チェックで時間潰し。
最新のお洒落系リカーの広告が面白い。「火爆」に「董事長」…僅か2~3文字でこれだけはっきりとブランドコンセプトを伝えられる漢字はやっぱり神。
腸内環境を改善するスマートトイレ。トイレで収集できる生体情報をクラウド基盤に送り込んで分析するらしい。IoT化もここまできたか。
機内誌に広告ページが増えた印象だが、ちゃんと自社情報の案内もある。三亜(海南島)-ロンドン線のサービスが始まるらしい。
このカオスなルートマップに新たなる青線が追加されることになるのか…
機内誌チェック後は、毎月のお勧めにあったインド映画を鑑賞。そうしているうちに漸く離陸してくれた。
機内食は「牛」「魚」「豚」「広東」の四種類。四つ足は机と足以外、二本足は人間以外何でも食材に使うとされる広東料理だけあって少し躊躇われたものの「広東」を選択。無難に腊肠煲仔飯が運ばれてきて安堵する。
ただ、結局途中で寝落ちして完食することはできず。
気付いたらすっかり真っ暗な上海へとアプローチしてた。
この記事を書いてる時点で今年も残りあと1か月。ゴールド更新はならずとも、せめてCZシルバーの座くらいは死守したいといころなのだが…
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