2018年4月に開業した広州白雲空港の第二ターミナル。先日ご紹介した国内線の南方航空ラウンジに続き、この日は国際線のプレミアムラウンジを利用する機会に恵まれた。
本日はJALでの移動。チェックインは出発予定時刻の3時間前から、第2ターミナル出発フロア3階のM20~25番カウンターで(2018年11月現在)。
それにしてもこの真新しい第二ターミナル、国際線の方もただただデカくて無機質というか。鉄の塊感が凄い。
チェックインカウンター周辺には特に見所はなく、ただの鉄の要塞といった感じだが、イミグレ先の制限エリアには洒落た土産物屋通りなんかが作られていたりする。
古城をイメージして作られたという雲廣府には中国の伝統的な土産物を取り扱う店が並ぶ。
客はおろか店員すら殆どいないという謎な状況で、土産物屋ではなく博物館のよう。作っただけで満足しているといった感じで、悲しいかな、土産物屋として機能している感じは無い。
チャイナドレス、絵画、陶器、茶器、象牙風の彫刻、祭事用の冠などなど、およそ免税店とは思えない商材の数々が並ぶ。
因みに象牙風の彫刻の価格は88,000元(≒143万円)。もう税込み税抜きとかそんなのどうでも良いレベル。サウジアラビア航空も第二ターミナルに引っ越してきたので、アラブの石油富豪狙いだろうか。
第一ターミナルには正規のリモワショップもあるのに、堂々とリモワ風スーツケースを売るEBEN。ブランド名がRINOWAとかRIMOVAとかじゃないだけマシと思うべきか。
完全にトパーズとクラシックフライトの猿真似w 最近、中国ではリモワのようなリモワじゃないスーツケースをよく見かけるのだが、大体は見た目からしてチープな超廉価版のコピー品。一方のEdenは一丁前に品質を重視する誇り高きコピーメーカーで、偽トパーズも4,000元(≒6万5千円)という強気のお値段だった。
⇒商品情報:http://www.ebenbox.com/index.php/product?id=13
Edenのパクりぶりには驚かされたが、本物のブランド品ももちろん売られてる。
老舗漢方薬専門店の北京同仁堂。こちらでは同仁堂の定番商品である漢方薬や生薬以外にも、東洋医学を応用した自社開発のコスメグッズを多く売っている。
有名なマカ烏龍茶とハーバルティーも、市内店舗と同価格で売られている。くっそ甘ったるくて自分は好きじゃないですが、プラシーボ効果かマカ茶は飲んだら確かに元気になった気にはなりますw
こちらは一本1,980元の“健康白酒”。健康と白酒が自分の中でどうしても結び付かないのだが、ネタ的なお土産に如何でしょうか。
老婆餅やパイナップルケーキが有名。一箱40元程度なので土産にも良し。
プラミアムラウンジ
空港内の探索を終え、JAL指定ラウンジのプレミアムラウンジへ。第二ターミナルには中国南方航空のスカイパールラウンジもあるけれど、JAL、中華航空、ガルーダインドネシア航空、ケニア航空、サウジアラビア航空、シンガポール航空、タイ国際航空の乗客はこちらのラウンジを使うことになる。あとはプライオリティパス組みも使えるのはこちらのラウンジっすね。
第一ターミナルの狭くて薄暗いラウンジと比べると、随分と広くて開放的になった。ただ、JAL便の出発前はこれだけの座席があっても満席近くまで埋まることがある。
ミールは第一ターミナルの内容とほぼ変わらず。3度ほどこちらのラウンジを利用したけれど、三度が三度ともホットミールは魚・カレー・白菜・雑穀米という変わり映えしない内容だった。国内線ラウンジの方が充実してるやんけ!
では!
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