本日は中国南方航空便で広州から上海へと移動する。
いつもの南方航空プライオリティチェックインカウンターに向かったところ、すっかり廃墟になり果てていた。そういや広州白雲空港第2ターミナルのオープンに伴って南方航空も新ターミナルの方に移転したんだった。国際線だけじゃなく国内線も移ったんすね。
南方航空以外も、重慶航空、厦門航空、四川航空、河北航空、中華航空、エアーフランス、大韓航空、ガルーダインドネシア航空、アエロフロート航空、ベトナム航空、シンガポール航空、タイ国際航空、日本航空、サウジアラビア航空、ケニア航空が第2ターミナルへと移っている。
ターミナル間の移動は無料の循環バスもしくは地下鉄で。バスの発着場所は第1ターミナルが10番出入り口で、第2ターミナルの方は45番出入り口。地下鉄の乗り場は地下一階の地下鉄駅。
今回は地下鉄で第二ターミナルのある机機北駅へと移動。ターミナル間の移動者専用レーンがあり、ターミナルを移動するだけであれば乗車券を購入する必要も無いのでご安心を。
因みに駅名は…
机機南駅⇒第一ターミナル
机機北駅⇒第二ターミナル
となる。普通に第一ターミナル駅・第二ターミナル駅で良いじゃんか。
第一ターミナルから地下鉄に乗り、5分足らずで第二ターミナルに到着。第一ターミナル同様にくっそデカい第二ターミナルの延べ床面積は65万8700㎡。ボーディングブリッジを58基設けた中国本土で最大のターミナルビルとなり、年間の旅客受入数は4500万人にも上る。一つのターミナルだけでこんなとか、相変わらずスケール感がやばいわ中国。
チェックインした流れで保安検査を受け、そのまま真っ直ぐ歩けばラウンジに入れるように動線がすっきりと改善されている。第一ターミナルはごっちゃごっちゃしてたからな。バンコクのタイ国際航空のSmooth as Silkな動線を見習ったんだろうか。
中国南方航空国内線ビジネスクラスラウンジ
広州白雲空港第2ターミナルの南方航空国内線ラウンジ、結婚式場かのような白を基調とした爽やか清潔な空間になっててびっくりこいた。利用者を陰鬱な気持ちにさせる閉塞感たっぷりな1タミラウンジから大胆なイメージチェンジを図ってきたな pic.twitter.com/OX3stVvMLf
— ポンズ (@Worldtravelog) 2018年7月29日
第1ターミナルの閉そく感たっぷりなラウンジとは大胆なイメージチェンジを図ってきたな。白を基調とした爽やかな空間で、中庭まで設けて開放的な雰囲気。生花まで飾っちゃってるし。
国内線ラウンジでここまでするか!?と思うが完全個室と思われる仮眠室や本格的なお茶の試飲アンド販売コーナーも完備。
ヌードルバーのにっこにこシェフハットおじさんが作る紅焼牛肉麺も普通に食べれるレベルだし、課題だったホットミールも改善された。
ドリンクも誰がセレクトしたのかグレンフィディックなんかも置かれてるし、JLのDPラウンジを考えると国内線でこれだけやれれば十分すぎるという内容。寧ろ国際線ラウンジを凌駕する勢いで、南方航空の中国国内市場への熱の入れようが感じられる。
ただね…せっかくこれだけ中国らしからぬラウンジへと変貌を遂げたのに、大声を張り上げラウンジを歩き回るスタッフが中国クオリティ丸出し…
利用者の邪魔にならぬよう搭乗案内のアナウンスは流しておりませんとのことだが、「○○行き○○便ファイナルコール!○○行きいませんか?いませんかー?」と職員が大声張り上げながらラウンジ内を隈無く歩き回る方が邪魔っすわw
コメント