東京マリオットホテル Tokyo Marriott Hotel クラブフロア宿泊記

この日は品川の東京マリオットホテルに泊まることに。同じく品川を最寄り駅とするストリングスホテル東京インターコンチネンタルやプリンスさくらタワーオートグラフコレクションも有力候補として検討していたけれど、ラウンジ廚の自分は2017年12月にリニューアルオープンしたマリオットのエグゼクティブラウンジが気になってしまい…最後はラウンジの差が決め手となって東京マリオットホテルを選ぶことにした。

因みにこちらの東京マリオットは、前に泊まった新大阪のコートヤードと同様にラフォーレからのリブランド組になる。東京でのリブランドで外国人利用客の取り込みに成功したこともあり、2015年に新大阪のラフォーレをコートヤードへ、2016年には軽井沢のラフォーレをマリオットへと相次いでブランド変更。2017年には修善寺、山中湖、南紀白浜、琵琶湖のラフォーレも続々とマリオットに改称される流れとなった。リゾートホテルのラフォーレからのリブランドだけあって東京・大阪以外はなかなかビジネスユースで頻繁に泊まるような場所にはないけれど、それでもマリオットのステータスが発揮できる場所が増えるのは歓迎すべきことである。

アクセス

森トラストが運営する御殿山トラストシティ内にあり、JR品川駅からは徒歩15分。インターコンチネンタルやプリンスさくらタワーと比べると駅からちょい遠目ではあるが、アクセスの不便を解消する為に品川駅高輪口から無料送迎バスが運行されている。
ひだり みぎ
乗り場はJR品川駅高輪口の都営バス6番乗り場で、車両もマリオットのラッピング車両ではなく外観は普通の都営バス。ホテルのシャトルバスというより近隣住民やトラストシティの利用客の為の足といった感じで、この日は明らかにホテル利用客ではない方々で満席だった。乗車に際してルームキーやホテルの予約表を見せる必要もありません。

乗り場の場所とバスの時刻表はこちら


最終は品川駅発が21:55(土日祝は21:15)。10分~20分間隔で出ているので特に不便は感じない。
参考サイト:御殿山トラストシティ公式サイト

バスに乗ってしまえばホテルまではものの数分、トラストタワーのエントランス前で降ろされる。案の定、殆どの乗客は降りるなりトラストタワーへと吸い込まれて行って、隣接するマリオットへと向かうのは私一人だった。

ホテル側のエントランスから館内へと入ると、すぐ目の前にはアトリウムが印象的な光あふれる開放的なスペースが。こちらはカフェ&ダイニングスペースになっていて、朝食もこちらで頂くことになるようだ。ホテルの朝食会場らしからぬお洒落で開放的な空間で、早くも翌朝の朝食に思いを巡らせ胃袋が鳴り涎が出てきてしまいそうになる。


フロントはそんなダイニングスペースやベーカリーの奥、建物に入って右手の奥まったところにある。温かい光が燦燦と降り注ぎ明るく開放的なエントランス周りと違い、フロント周りは随分と落ち着いた雰囲気である。

この日に予約した部屋は最安値のスーペリアで、ご用意頂いたのはエグゼクティブスーペリアキング。最安値部屋であるスーペリアにプラチナ特典でラウンジが付いただけ。ラウンジアクセスはプラチナ特典で付帯するものだから、実質アップグレード無し。プラチナプレミア+アンバサダーでもマリオット系列のホテルではアップグレードが無いことが殆どっすよ、実際。ゴネればまた違うのでしょうが、何も言わなければ上位カテゴリーの部屋に空きがあっても殆どアップグレードはされません。特に渋ちんな日本のマリオット系列ホテルでは。そんなもんすよ、実際。ゴールドになってもマリオット系列のホテルではスイートバンバンなんてことはないかと思います。
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御殿山庭園の水面を流れる桜をイメージしてデザインされた絨毯が設えられた廊下を歩き客室へ。公共交通機関の最寄り駅から離れていて確かに利便性は低いけど、緑豊かな庭園に囲まれ落ち着きが感じられるホテルに泊まるのもたまには悪くない。静けさが保たれた廊下からしてそう思わせてくれる、なんともゆったりとしたホテルである。

部屋:エグゼクティブスーペリアキング


紫やグレージュの和の色彩がふんだんに取り入れられ、カーペットには桜の花びらを描くなど、御殿山の優雅な歴史が表現された味のある室内。ただ、最安値の部屋とはいえ、やっぱり3諭吉のホテルにしては手狭感は否めない。


ひだり みぎ
テレビ下の収納スペース。ここだけ妙に白いというか。芸能人は歯が命!の時の東幹久の歯より不自然に白くて部屋の中でここだけ浮いている。




バスアメニティはマリオットの標準品のTHANN。ベッド周りは手狭に感じるけど、バスルームは都心のホテルの最安値部屋にしてはゆったりとした造り。

プラチナ特典

プラチナプレミアエリート+アンバサダー会員でも特別な特典は無い。正直、マリオットの会員プログラムは年50泊のプラチナ会員で十分だと思う。75泊のプラチナプレミアも100泊+US$20,000のアンバサダーサービスも、敢えて目指すべきものではないというのが正直な感想。2017年に続き2018年もマリオット/SPGで100泊超え(見込み)だけど、2019年は50泊、最大でも75泊で打ち止めにして、その分をアコーなりヒルトンに回そうと思う。SPGとの会員プログラム統合後の不誠実なマリオットの対応にもうんざりだし。
ひだり みぎ

【主な特典】
・ラウンジアクセス
・16:00までのレイトチェックアウト
・ウェルカムドリンク
・レストランのアラカルトメニュー20%オフ
・シャツの無料プレス×2、各種ラウンドリーサービス20%オフ
・プリントアウト、コピーサービスが各10枚まで無料
・フィットネス無料

【ラウンジサービス】
・オールデイスナック:06:30-23:30(クッキー、キャンディ、フルーツ、ソフトドリンク)
・イブニングカクテル:17:30-19:30(オードブル、ホットミール、スイーツ等)
・イブニングバイト:19:30-21:30(スナック、チップス、フルーツ、スイーツ等)
・イブニングバー:17:30-21:30(アルコール飲料)

ラウンジでの朝食サービスはなく、朝食は1階のラウンジ&ダイニングGで頂くことになる。
・朝食ブッフェ:06:30-10:00
・朝食アラカルト:06:30-11:00

エグゼクティブラウンジ

以前はロビーフロアのフロント近くにしょぼいラウンジが設けられていただけだったが、2017年12月3日に開業4周年を記念してエグゼクティブラウンジが最上階に新設された。

ひだり みぎ
新ラウンジの収容キャパは240㎡に57席ということで、旧ラウンジと同等程度のスペースにより多くの座席が詰め込まれたイメージ。若干窮屈な印象を受けるかな。また、アフタヌーンティーのサービスが省かれ、日中はオールデイスナックとしてナッツ、SOYJOY、プレッチェル、チョコ、グミ、チョコ、クッキー、フルーツが置かれる程度の簡素なものになっていた。

で、ビビるのは夜ですよ、夜。18:00ちょい過ぎに乗り込んだら、一席も空いてないときた。入室できない客に対して代替サービスを提供するといったことは当然なく、順番待ちというね。まさかのラウンジ入室順番待ちw 結局、諦めてこの日は品川に繰り出しました。他の人をわざわざラウンジに誘った自分、入室できずかっこ悪すぎて超涙目w

朝食

朝食は中々。メニューも豊富で美味かったし、何より開放的なアトリウムで食べれるというね。朝から気持ちの良い光のシャワーを浴びながらカロリーチャージできる幸せを感じながら、思いっきりがっつかせて頂きましたよ。

ひだり みぎ
その場でミキサーにかけられ作られたフレッシュ感たっぷりのフルーツスムージーも堪らんっす。

所感

楽しみにしていたイブニングカクテルに参戦できず、ラウンジ視察の目的を果たせぬままホテルを後にせざるを得なかったのが残念極まりない。ここ数年、あのカードのお蔭でラウンジ入室有資格者が格段に増えたわ。サファイヤのサクララウンジとエメラルドのファーストクラスラウンジのようにプラチナとプラチナプレミアで入室できるラウンジが変われば良いんですけどね。プラチナプレミアアンバサダーだからといって部屋のアップグレード面でも然程の優遇があるわけではないし…東京マリオットに対する所感ではないけれど、プラチナプレミアのメリットの薄さを改めて実感した滞在となりました。

東京マリオットホテル/Tokyo Marriott Hotel


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住所:東京都品川区北品川4丁目7番36号
電話:03-5488-3911
ウェブサイト:www.tokyo-marriott.com/index.html

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