ストリングスホテル東京インターコンチネンタル 宿泊記

今回はかねてから一度泊まってみたかったストリングスホテル東京インターコンチネンタルへ。

場所は品川駅と連絡通路で直結で、港南口徒歩1分。雨が降っても濡れずに移動できるし、駅のアトレやホテル前のセブンイレブンで簡単に引き籠り準備が整う魅力的な立地にある。
ひだり みぎ
今回は引き籠りステイと決めていたので、品川駅のアトレでオムスビとソーセージというチグハグな夕食を買って籠城戦に必要な食糧の備蓄を確保。


京浜急行線、山手線、京浜東北線、東海道線、横須賀線・総武線、そして新幹線までもが乗り入れる巨大ターミナルの品川駅。それだけに大陸の大都市を思わせるくらいに人がワンサカいるが、通路が大きく歩きやすいのでゴチャゴチャはしない。寧ろ憧れだったホテルへ続く夢の道みたいでテンションが上がる。

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港南口を出て目の前に聳え立つ品川イーストワンタワーの26-32階に位置するのがストリングスホテル東京インターコンチネンタル。地上110mにあるこじんまりとした大人の隠れ家的ホテルである。


ラグジュアリー感は無いけれどシンプルモダンで上品な佇まいの館内。1階・2階には何も無く、エレベーターで一気に26階のロビーまで駆け上がる。ホテル専用エレベーター故に2階から26階まで途中駅はなく、あっという間のワープで26階へ。

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エレベーターを降りると目の前がロビー、駅からこれだけ近くても駅前とは思えないゆっくりとした落ち着いた空間となっていてビックリ。スタッフも育ちが良い系の洗練されたお方で、心遣いや言葉遣いが御上品。渋い笑顔でお疲れ様ですと迎え入れられる。

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ロビーの奥には最上階まで広がる開放的な吹き抜けと水が流れる回廊があり、都会の喧騒からかけ離れた静寂さの中でゆったりと寛げる贅沢な空間が広がっている。吹き抜けの開放感と光や照明のバランスも絶妙で、日中は天窓から燦々と降り注ぐさわやかな陽射しに照らされ、夜になればキャンドルライトとせせらぎのハーモニーが醸し出す神秘的な佇まいのロビーレストラン/バー“ザ ダイニングルーム”となっているようだ。

こちらのホテルにはクラブラウンジは無い代わりに、ダイニングルームでの朝食・ティータイムの小菓子・カクテルタイムのつまみに飲み物が食べ飲み放題となる「ザ・ダイニング ルーム パスポート」のサービスプランが提供されている。1泊1人10,000円、同室ゲスト2人までで、3人目以降は1人5,000の追加料金がかかってくるそうだ。平日だったらハッピーアワー(17:00-20:00の間、ドリンクが半額)か串揚げ5種に純米吟醸酒かビールがついた晩酌コース3,000円で十分かな。
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レストランの脇には日本の石庭のように庭や橋や川が配されたり、クラシックムービーが流れたりしてる。

各部屋への移動はセキュリティドアにガードされた宿泊者専用エレベータを利用する。
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ベルガールに案内された今回の部屋は最上階の3107。部屋に入って先ず目を引くのは窓の広さ。高さ3メートルはあろうかという大きな窓から見渡せる瞬く夜の光に彩どられた東京のビル群の景観の壮大さに目と心を奪われる。これだけ都会のど真ん中にいるというのに防音対策もしっかりで、都会の喧騒との絶対距離は近いのに室内には隔絶された静寂さが保たれている。東京のビジネスの一夜にひと時の休息を与えてくれるまさに都会のオアシスだ。

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部屋自体は上質で品を漂わす重厚な色目の木材がふんだんに取り入れ、温かく落ち着き安らぎあるデザイン。

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シックで和モダンな寛ぎ空間に纏まっていて、部屋にいるだけで日常の緊張感から解放される。ただ一点、テレビ向きが固定なのが若干不便かな。


デスクは大きく使い勝手は良好。甲板の中央を持ち上げれば裏面が鏡になった小さな収納スペースが表れる。このスペースの使い方は上海のインタコでも見たな。

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クローゼットには必要最低限以上の物が収納されているが、他にも絵本/写真集・各種枕・肌掛け羽毛布団・ヒーリングCD・オーディオ機器などがレンタル可。


アンバサダーギフトの品川巻とフルーツ盛り。

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ミニバー等。以前はクラブ特典として冷蔵庫の飲み物がフリーみたいなサービスになっていたらしいけど、今は上記のザ・ダイニング ルーム パスポートで得られるレストランでのダイニング特典だけなのかな。


ワインは有料(3,500円)。おもむろに置かれてるんで、アンバサダーギフトと思って手を出しそうになりましたよw。

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給湯器や衣類脱臭機能のある除湿器はリクエストする前からプリセットされている。部屋によるのかな。

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窓の外に目をやると、正面にプリンスホテル、足元に品川駅が良く見える。

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天下の東海道を往来する全ての鉄道車両をまるで鉄道模型を見るかの如く眺めることができ、鉄道ファンにとっては夢のような場所であろう。

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水回りにはトイレや洗面台と分離させた日本風の洗い場付き独立型浴室があり使い勝手が良いが、シンクはちょい小さ過ぎて不便。

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風呂でさっぱりしてルームサービスを取ろうと思ったが、不覚にも睡魔が襲ってきたので、眠気覚ましに散歩を兼ねて外で食べることに。


グラスダンス品川でチェコにあるノヴァーパカ醸造所のノヴォパツケー トレスクーテー(980円)を一杯引っ掛ける。ローストモルトの心地よい苦みと芳ばしいアロマが特徴のプレミアムダークラガーだ。


他にも珍しめのタップビールが揃っていたが、完全にジャケ買い。ビール樽の上で微笑むヒンドゥーの神みたいなキャラクターが格好良すぎるw


フィッシュアンドチップスは平凡。

胃を満たした後は部屋に籠って一人映画ナイトを。
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浮世絵作品・東海道五拾三次に描かれた品川宿の柄紙が入ったインタコオリジナルのマグカップを買えば宿泊中は無制限にコーヒーが飲めるとのこと。アホみたいにDVDを持ち込んだし、コーヒーをお共に遅くまで一人で映画ナイトを満喫しましたとさ。

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公式ウェブサイト:https://intercontinental-strings.jp/
住所:東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー26-32F
電話:03-5783-1111



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